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mespesadoさんによる経済談義(101)【シリーズ:検証!消費税⑥⑦】 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

中小業者が苦労して納めた消費税収19兆円から3割以上の約6兆円が大企業の懐へ、消費税の輸出還付金は大企業への補助金 http://editor.fem.jp/blog/?p=2912 より





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長岡南森遺跡、「前方後円墳」認定に大きく前進 [地元のこと]

昨日、長岡南森遺跡現地報告会に行ってきた。この遺跡については、ウィキペディアにも「南森古墳」として詳しく記載されていた。(→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%A3%AE%E5%8F%A4%E5%A2%B3)正式にはまだ「古墳」ではなく「遺跡」なのだが、この度の調査報告、「前方後円墳」としての認定に大きく前進したと言っていいのではないか。ちょうど円形と方形をつなぐ「くびれ」が確認され、さらに左右対称の位置にテラス(段形地形)
(段状地形)(
(段状地形)
の存在も見つかった。そのほか祭祀用の器具も多数発見されたという。出土品は縄文早期のものから中世まで広い時代に亘るという。担当の角田朋行補佐に「前方後円墳との決め手は何が分かった時か?」と尋ねたら、「あくまで状況証拠の積み重ね」との答えだった。ある程度進んだところで調査委員会(委員長 菊地芳朗福島大教授)によって判断されるとのこと。

前方後円墳と認定されれば東北最大級で、4世紀中葉の可能性もある稲荷森古墳に後続し、4世紀後葉の造営と推定されるという。南九州の古墳群についてであるが、「中央から地方(辺境)に波及した」というこれまでの常識が覆りつつあるらしい。(『西都原古墳群』北郷泰道 2005) 下記の飯山史観に深く関わってくる。すなわち《応神天皇の「大隅→河内」と,前方後円墳の「大隅→河内」
この二つの流れが↑並行していることは…
応神天皇の「河内王朝」の淵源が,なんと!「大隅半島」にある!ということ》。では、東北のこの地の古墳群は一体何を意味するのだろうか?

現地で顔を合わせた高橋与一前金山公民館長による報告記事を見つけました。→https://blog.goo.ne.jp/miyakodouso/e/32e584644f3b898c4340d2d09b9afc1e

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mespesadoさんによる1億人のための経済談義(100)(番外編)人間とAIの根本的違い [IT社会]

前回《私のいい加減な頭では追っていくのがしんどい「法律脳」世界》と書きましたが、mespesadoさん、別スレ(しとりごと5)で「数学脳」世界を垣間見せてくれました。私には、「人間とAIの根本的違い」の指摘と読めました。

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mespesadoさんによる経済談義(99)【シリーズ:検証!消費税④⑤】 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

【シリーズ:検証!消費税④⑤】、私のいい加減な頭では追っていくのがしんどい「法律脳」世界を垣間見ました。

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石貨について〜suyapさんからの返信へ③〜 [思想]

mespesadoさん、さらに堺のおっさんのありがたい参入によって課題の方向が、私にとって明確になってきました。

①私とsuyapさんとのやりとりから浮かび上がった課題:「オカネの要らない世の中」をどうイメージするか?

②mespesadoさんとsuyapさんのやりとりのテーマ:そもそも「石貨」とは?

③堺のおっさん提起の「里山」問題から:これから日本の「コミュニティ」の形は?(「べき」論ではなく、「自然の流れ」として)

おカネが介在しない共生社会は、関係性が濃過ぎてしんどくもある社会

「関係性」をしんどく感じるのは、そこに「勝他(=優劣)」感覚が入り込むからです。(→参考:https://oshosina.blog.so-net.ne.jp/2012-10-08)「豊かさ」がその感覚を溶解させます。そうなっているのを、とりわけ若い世代に感じます。「勝他」感覚で生きてきた団塊世代も、すっかりまろやかになっています。

安易な「同類」囲みは危険です。まして規模的数的に優位な側からのそういう見方は、劣位な相手にとっては脅威

私の受け止めは、「鯛:ヤップ人/鰯:日本人」でした。ただ、ヤップ人と日本人は「同類」であっても、男と女は「鯛と鰯(注・どっちがどっちでなく)」か、と家内なんかも浮かべつつふと思ったりしています。

②suyapさんから、↓ この言葉を引き出していただいたのがありがたいです。私にとっての課題解決にいい手がかりになります。

○キャッシュ/おカネは交換した時点で「関係性」が切れるもの
○ヤップの石貨など伝統的お宝は、交換を通して「関係性」を作るもの

学生時代、『資本論」(長谷部文雄訳 大月書店版)を齧ったのを思い出しました。何にも覚えていないけど、「貨幣の物神化」だけは頭にこびりついていました。引っ張り出してみたら、第1部第1章第4節に「商品の物神的性格とその秘密」というのがあり、線がいっぱい引いてありました。「石貨」とどう繋がるかわかりませんが、再読してみたくなりました。

③南陽市吉野地区(荻・小滝)の「わらび園」は今も地区コミュニティで維持管理されています。また、学生時代聞いた小繋事件を思い出したところです。ただ、過去からたどる「コミュニティ」ではなく、これから自ずと発生する「コミュニティ」がありそうな気がしています。(過去のコミュニティのいい部分は、あるいは火種になるかもしれません。)

以上、まだまだ突っ込んでいきたいけれども、時間なのでここまでにします。

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石貨について〜suyapさんからの返信へ②〜 [思想]

打てば響く、気持ちいいsuyapさんからの返信です。

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807 名前:suyap 2019/06/27 (Thu) 22:34:01

>>797 はぐらめいさん

 >①それぞれの「石貨」の所有は定まっているのですか。
    ↑↑
はい。外国に持ち出されたりなどして(日比谷公園の石貨がその例)伝承が
廃れてしまったモノ以外は、それぞれの帰属はハッキリしています。

 >②個人の所有とコミュニティの所有があるのですか。
    ↑↑
はい。「結び」を作る際に、どういう対象に提供されたかによって決まります。

 >③所有の変更を当事者以外はどうやって知るのですか。
    ↑↑
その「結び」に関連する者の規模によります。小規模な家族単位で非常に
個人的な場合もあれば、数ヶ村が集うなかで行われることもあります。
結びの規模が大きくなれば、当然広範囲(島中)に知れ渡ります。
また小規模な場合は、関係者だけが知っていれば良いことです。
どうして関係者以外に告知する必要があるのですか?

 >「自分の日常体験に照らして、どうしたらヤップ人の石貨的ツールが発生
 >するのだろうか」というのが、今私にとっていちばん解きたいところです。
    ↑↑
異文化に「接する」そして「感じる」ためには、まず「自分の日常体験」を
捨てることが必要ではありませんか。でないと、なんでも自分の「常識」の枠
に押し嵌めて理解しようとすることになる...石貨について、多くの学者先生が
頓珍漢な解釈に陥ったように(笑)

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mespesadoさんによる経済談義(98)【シリーズ:検証!消費税③】 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

「消費税」についてのmespesadoさんの議論の、私なりの納得であった、

①消費税に関する納税義務は消費者ではなく事業者にある。(間接税ではなく直接税である。)
②商店における「外税」は法的には税金ではない。単なる便乗値上げである。
③「消費納税額 = ( 年間売上高 × 8% ) - ( 年間仕入高等 × 8% ) 」と考えるのではなく「消費納税額 = ( 利益 × 8% ) + ( 従業員給与 × 8% )」と考えるべきである。
④消費税とは赤字の企業からも税金が取れる仕組みである。
⑤輸出企業に輸出還付金を与えるために考えられた仕組みでもある。
⑥もともと消費税の導入が消費者を騙すアコギな動機に基づく税なので、このまま行くと制度の矛盾が噴き出して、何かが起きる。

このうち、①についての詳しく見てみると、法令や国税庁の考え方で《「消費税」は「間接税」ではない、と主張されているわけではない》ので、必ずしも①とは言えないかもしれない、というのが今回の結論です。それではそもそも消費税とはどんな税なのかということで、次回へとつづきます。

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「石貨」について 〜suyapさんからの返信へ〜 [思想]

suyapさんからの返信にこうあった。

《>>「オカネ」の発生は「物々交換」ではない、そもそもは「心の交流」を
>>物象化したことに発する。
    ↑↑
>だ・か・ら...ヤップ島の『石貨』は元々「おカネ」ではありませんので、「おカネの発生」とは切り離してお考えくださいませ。》

自分自身かなり右脳的と思っているのだが、それでも左脳的に理解しないと気が済まない習性があることに気づかされ、家内とのなんとはなしのズレなど思い起こさせられた次第。ただ、いよいよヤップ人にとっての「石貨」の意味が知りたくなる。suyapさんの現地証言がますます貴重に思える。そこを通して理解するしかない。

と、昨日ここまで書いていて今朝、suyapさんがサイトを立ち上げられ、これまでの内容を整理していただいたのを知った。

日比谷公園にあるヤップ島の石貨についてhttp://www.naturesway.fm/yap_hibiya.html

《ヤップ島は典型的な共生社会で成り立っていました。そういう社会では、人と人の結びつきが何より大切で、その結びつきを作るひとつのツールが石貨なのです。つまり、交換を通して両者(人対人、人対コミュニティ、コミュニティ対コミュニティ)が結ばれる。結ばれているということは、何かあったら お互いに助け合うということです。/そして石貨を含め、こういう結びつきを作るツールをやり取りするとき一番大事なのは、その場面(両者が繋がろうとする場面)で、一方から差し出されたツール(たとえば石貨)が、その目的(相手から提供されることを期待している便宜)と「釣り合う」ということです。両者が「釣り合った」と認めないと、結びは成立しません。つまり、価値が高すぎても低すぎても相手に失礼...という感覚です。/現代でもヤップ島の石貨は上記のように使われますが、「詫び」に使われるケースも多いです。つまり何らかのトラブルで壊れた関係(結び)を修復するためにも使われます。ある村の若者が他の村にドロボーに入ったら、もちろん刑事罰も食らいますが、それだけでは済みません。ドロボーを出した村は、迷惑をかけた村やファミリーへの詫びに、「どの石貨(または貝貨)が『釣り合うか』」、ほんとうに真剣に吟味します。》

「自分の日常的体験に照らして、どうしたらヤップ人の石貨的ツールが発生するのだろうか」というのが今の私の問題なのだが、オカネやモノのやり取りのない「人と人との結びつき」について、ふとfacebookの「友達リクエスト」が思い浮かびつつ、「放知技」板で以下、とりあえずの疑問を呈示してきたところです。

①それぞれの「石貨」の所有は定まっているのですか。
そうだとして、
②個人の所有とコミュニティの所有があるのですか。
③所有の変更を当事者以外はどうやって知るのですか。

以下、一昨日「放知技」板でのsuyapさんからの返信です。

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mespesadoさんによる経済談義(97)【シリーズ:検証!消費税①②】 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

前回、「消費税」についての議論、私なりの納得を、
①消費税に関する納税義務は消費者ではなく事業者にある。(間接税ではなく直接税である。)
②商店における「外税」は法的には税金ではない。単なる便乗値上げである。
③「消費納税額 = ( 年間売上高 × 8% ) - ( 年間仕入高等 × 8% ) 」と考えるのではなく「消費納税額 = ( 利益 × 8% ) + ( 従業員給与 × 8% )」と考えるべきである。
④消費税とは赤字の企業からも税金が取れる仕組みである。
⑤輸出企業に輸出還付金を与えるために考えられた仕組みでもある。
⑥もともと消費税の導入が消費者を騙すアコギな動機に基づく税なので、このまま行くと制度の矛盾が噴き出して、何かが起きる。

と書きましたが、⑤については、「輸出還付金が実は輸出業者への補助金なんかになってない」という反論もあるということで、それをめぐる詳論です。

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mespesadoさんによる1億人のための経済談義(96)「悪性インフレ」、日米の違い [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

mespesado理論のキモです。

日本では、《悪性インフレが起きた場合には、このモノやサービスの供給不足を解消することが先決であり、インフレ率自体の沈静化は二の次》。アメリカでは、通貨ドルの価値を支えているのは日本のような供給力ではなく、基軸通貨》なので、《自国通貨に対して「万一悪性インフレになったら?」という質問自体がタブー》

最後は、日本の「知識人」とやら!少しは自分の頭で考えたらどうよw》 です。

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