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構成吟
『最上川 置賜を行く』 [詩吟]

62回県南吟詠大会.jpg秋季吟詠大会開会.jpg昨日、秋季県南吟詠大会が米沢市民文化会館で開催されました。特集の構成吟「最上川 置賜を行く」を担当しました。
この機会に西村久左エ門、黒井半四郎について知ることができました。黒滝橋.jpg久左エ門が開削した黒滝の岩盤に立ち、300年前の工事の御苦労に想いを致しました。水量の少ない時期を選んで、岩盤の上で火を焚いて砕けやすくしての手作業でした。
松川を渡る黒井堰.jpg黒井堰揚水機表示.jpg半四郎については、あらためて黒井堰32キロの一部を辿ってみました。糠野目橋の西側に見えるのが松川を横断する黒井堰であることを、迂闊にもこれまで全く意識していませんでした。黒井堰碑.jpg半四郎はその段取りを終えたところで亡くなるのですが、飯豊の山をくり抜いて、新潟村上に流れる水を置賜に流し込むという穴堰の工事もすごい。とにかく重機も何もない時代です。20年の歳月を要したとのことです。
龍師火帝と堰.jpg米沢の会場までの車中、最上川でいちばん上流の集落である李山出身のY氏と一緒で、李山にも山をくり抜いて水を引いたところがあると聞きました。今は減反と高齢化でやっていないが、数年前までその水路の整備を地元の人たちでやっていたとのこと。また近くには直江兼続が今後の治水について思いを巡らしたと伝わる場所もあるとも聞きました。実は先日、猿尾堰と「龍師火帝」碑を探して迷い込んだのがその李山地区でした。昭和25年生まれのY氏、対岸の「龍師火帝」碑のことを知らなかったとのことで、この度自分の無知を痛感したことも思いあわせて、郷土史教育の必要性を考えさせられています。
郷土の歴史は知れば知るほど奥が深いです。郷土史を学ぶということは、先人の御苦労にどこまで想いを致すことができるかということだと、この度つくづく思い知りました。全国一律の受験体制下の歴史教育では、郷土史は全く漏れてしまいます。身につかない知識だけの歴史教育がおそらく今の現状です。郷土史をしっかり組み込んだ歴史教育からこそ、身近な暮らしに通ずる「生きる力」も身につくはずなのです。この度の体験を通して、このことを深く思わされています。
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置賜の詩吟(『置賜の民俗』第25号). [詩吟]

置賜の民俗25.jpg『置賜の民俗』第25号が届きました。昨年、吟道岳鷹会60周年記念誌作成の際にいろいろ調べて書いていたのですが、宮内岳鷹会の動き等を付け加えて「会員の研究レポート」ということで載せていただきました。転載しておきます。

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    置賜の詩吟

 はじめに

 

 置賜民俗学会の江田忠初代会長は、置賜の詩吟団体である吟道岳鷹会(公益社団法人日本詩吟学院認可)の創設者でもありました。その岳鷹会が昨年創立六十周年を迎え、記念の大会を開催(第六十回 山形県南吟詠大会 101日)、「創立六十周年記念誌」が発刊されました。その記念誌編集に関わったことから、置賜に於ける詩吟について考える機会がありましたので報告させていただきます。

 

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平岳謙先生「生きる上で最もたいせつなこと」 [詩吟]

07-DSCF8133.JPG02-DSCF8111.JPG2月4日、「第17回平教場・宮内岳鷹会合同発表会」が熊野大社證誠殿で行われました。宮内岳鷹会は冒頭で「構成吟 南陽八景」を披露しました。10月29日「20周年記念式」初演、1月6日新春懇談会で一部ですが2度めの披露、そして1月19日に割り当てを決め、たった2週間の準備期間、その上各自独吟もということで、宮中校歌も入れるとひとり5番吟ずるという、かなりハードな日程で迎えたこの日で、平先生の講評どおりで反省しきりでした。しかし懇親会の席で平先生に、「自信を持っていろんな場で披露してほしい。郷土に誇りを持ってもらうように若い人に聞かせてほしい。」と言われました。構成吟11番のあと、子どもたちの吟8番(2人インフルエンザで欠席)、一般吟36番で計55番というぎっしりの内容、中でも、昨年暮れ、南陽更生保護婦人会50周年で披露して多くの涙を誘ったという合連吟「母」は圧巻でした。私が勝手に「生きる上で最もたいせつなこと」と題した平先生の講評と共にいくつかをyoutubeにアップしました。

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構成吟「宮内八景」より(宮内地区新春懇談会) [詩吟]

1月6日の宮内新春懇談会オープニングアトラクションで、宮内岳鷹会20周年の構成吟「宮内八景」を1/3に詰めて披露した。4年前(平成26年)に新春宮内歌碑めぐり」をやったばかりで心苦しいところもあったが、「宮内八景」を聞いてほしくて立候補した。会員18名中17名が参加できた。とりわけ「宮中校歌」で会場を盛り上がらせたかった。こっちも歌っているので会場の声が聞き取れなかったが、終わっての拍手からみんな歌ってくれたにちがいないと思えた。8年前に統合なって歌われなくなった校歌だ。宮中の校長も初めて聞いたとのことだった。宮内の人間にとっては「若く純真な心に、宮内の、置賜の誇らしさを植え付けてくれた」ほんとうに大切な歌なのだ。鹿又会長がハーモニカで伴奏した。「よかった」の声を何人からも聞けた。

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12-1始まり.JPG構成吟「宮内八景」より       
 あけましておめでとうございます。 
 宮内岳鷹会は、おかげさまで昨年創立二十周年を迎えることができました。その記念として、宮内の豊かな自然と歴史に思いを馳せ、「宮内八景」と題する構成吟を発表しました。新春を寿ぎ、その中からご披露させていただきます。


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吟道岳鷹会「創立60周年記念誌」完成 [詩吟]

「創立60周年記念誌」表紙カバーver2.jpg吟道岳鷹会「創立60周年記念誌」がようやく完成して会員の手元に配布され始めている。昭和7年1月1日生まれの85歳で自前の歯が31本健在という矍鑠たる編集委員長をトップに、男性3人が主体となって春先から取組んだ仕事だったが、どんどん構想が膨らんで当初のB5判70pがA5判100pフルカラーとなって完成した。表紙カバーをコート135に艶PP加工としたのが正解で、われながら立派なできばえとなった。当初の群青色案は、「60周年だから赤いちゃんちゃんこ、赤い表紙にしよう」という委員長の提案で、これもまたインパクトがある。コート90で100pというとけっこう重い。一箱50冊入りは運ぶにも難儀した。ともかく大きな肩の荷が下りた。

やはり今回の編集委員長が中心になってつくった20年前の見事な「40周年誌」があり、その中に「創立四十周年記念座談会」があって貴重に思え、それを土台に置賜の詩吟史を自分なりにまとめてみた。(いずれ整理して発表したい。)けっこうな分量になったのでそのまま掲載というわけにはいかず、それをもとにA4 2pに詰めて載せさせてもらった。

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サークル紹介「南陽宮内岳鷹会」 [詩吟]

2-DSCF7434.JPGNCV(ケーブルテレビ)で宮内岳鷹会が紹介されました。

youtubeでご覧いただけます。https://youtu.be/n_RTPJLLYxA

会員募集中。毎週月曜日午後6時半から8時まで。月3回です。会費は月2,000円。宮内公民館にお問い合わせ下さい。見学も自由です。電話0238-47-3112です。

3-DSCF7451.JPG6-DSCF7462.JPG5-DSCF7455.JPG



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構成吟「宮内八景」(続) [詩吟]

20-16 吉野川.jpg◎第五景 吉野川 
 山形の広き野を流れゆく最上川、その源流のひとつ吉野川。半世紀の昔、カドミ鉱害の嵐に曝されたこともありました。平成二十五年二十六年、二年続けて恐ろしい一面を見せつけてもくれました。しかしふだんはやさしく、宮内一帯を潤してくれる母なる川です。宮内に生まれ育ち吉野川に近い吉野町に住まいした鈴木茂、息子さんが川辺で遊ぶ様子の歌なのかもしれません。菅野香岳と今野房泉が吟じます。
 
       遊ぶ少年           鈴木 茂
   吉野川の川瀬の響(とよ)む夕暮れに草笛吹きて遊ぶ少年

22-17 吉野川の.jpg21-18 草笛吹きて.jpg 

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構成吟「宮内八景」(正) [詩吟]

2-DSCF7614.JPG3-DSCF7618.JPG宮内岳鷹会が20周年を迎え、今日(10/29)記念吟詠大会と祝賀会でした。現在18名会員の宮内岳鷹会、1年前から準備を始めての大事業でした。平岳謙・岳照両先生、吟道岳鷹会の宍戸会長はじめ役員、各支部会長、宮内岳鷹会元会長等15人の来賓、そのほか2名の元会員にも来ていただきました。総勢からすれば35名ですが、「大会」の名にふさわしい実に中味の濃い会でした。スライド付構成吟「南陽八景」、ぎりぎりまでどうなるか大変でしたが、證誠殿のW君のおかげが大きく、考えていたほぼベスト、みんなに心配していただきながらなんとか無事格好をつけることができました。

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新春宮内歌碑めぐり [詩吟]

1月11日、宮内地区の新春の集いで宮内岳鷹会がオープニングを受け持った。題して「新春宮内歌碑めぐり」。たいへん好評でした。


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01 宮内歌碑めぐり.jpg

 あけましておめでとうございます。 新年にあたり、宮内の歌碑のいくつかを訪ね、宮内新春懇談会の幕開けとさせていただきます。

 

02 宮ばしらの-[更新済み]-[更新済み].jpg

 熊野大社の下安部右馬助の碑の東側に、結城よしをの「ナイショ話」の碑と共に、父結城健三の歌碑があります。健三は、明治三十三年に宮内に生まれ平成七年に亡くなるまで、短歌界に優れた業績を残しました。昭和二十二年に創ったえにしだ短歌会は全国的な短歌結社に育ち、歌誌「えにしだ」は八百号を超えて今に至っています。

03 チゴタゴ1.jpg

宮内に生まれ育つ子どもたちを見守り続けてきたおくまんさま、健三は子どもの頃チゴタゴを舞いました。その思い出からお母さんを偲ぶ歌を残しました。思い合う親子の情愛が伝わってきます。

04 チゴタゴ2.jpg05 チゴタゴ3.jpg

     宮柱の   結城健三

  宮柱のかげよりわれの稚児舞を

  みていたまいひし母が恋しき



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昭和天皇御製「最上川」絶唱 [詩吟]


一昨日の616日、日本詩吟学院吟道岳鷹会の昭和25年度温習会が、われわれ南陽宮内岳鷹会が当番で熊野大社證誠殿で行なわれた。温習会参加148名懇親会参加140名と、近年にない多数の参加だった。

 

懇親会司会を髙橋桐風さんと共に務めることになり、その中でいかに宮内らしさを出すかに腐心した。そもそも酒の席をそうそうコントロールできるのか。最後まで心配だったが、さすが詩吟愛好者の集まりで、最後の「最上川」は、私がこれまで体験した中で最高の絶唱だった。胸が熱くなって涙が出てきた。懇親会を終えて宮内のメンバー全員でお見送りをしたが、ほんとうに喜んでいただいたことが確認できた。何人の方と握手を交わしたことか。

 

以下、実際は必ずしもこのままではありませんでしたが、用意した司会原稿です。

 

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1. 本日は、吟道岳鷹会の温習会そして懇親会にご参加いただきありがとうございます。 

 宮内のしころ泰山の皆さんによる勇壮な太鼓の演奏は、宮内にまつりの季節の到来を告げる響きでした。

 明治以来の太陽暦の導入によって、旧暦と新暦と月遅れとのごちゃまぜになり、日本人の季節感も狂いがちですが、725日熊野の夏祭り例大祭、旧暦の時代は615日でした。

 今日616日、すばらしい吟詠の数々に酔ったあと、これからの楽しい懇親会の司会を務めさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

(しばらく歓談の後)


 

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