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mespesadoさんによる1億人のための経済談義(73)「ブラック企業」 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

「官と民」の問題は、東北一郎会の議論の根底に流れる問題でした。この問題は「知(理屈)と情(自然)」「顕在意識と潜在意識」「アカデミズムと自己納得」「マスコミとネット社会」・・・さらに「オカネと霊性」まで、いろいろ図式化されそうです。その優位性は「前者→後者」で決定的、と私には思えています。

mespesadoさんとkenichi2409 さんのやり取り、mesさんの「本質を知った」経営者出身の政治家》出現待望論に、kenichiさんが《若者系経営者は、自らが率先垂範 出来る会社の在り方を模索し、仲間内で会合をガンガン開催中です。/しかも、最近は、雨上がりの竹の子状態です。》と応えます。《やらされ仕事、上から目線での押し付け仕事、多分いつか離反》するのです。「前者→後者」の所以です。

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mespesadoさんによる1億人のための経済談義(72)講演会DVD完成! [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

mespesadoさん講演会DVD.jpgmespesadoさん講演会のDVDが出来上がりました。なじみのビデオ屋さんが当日他の仕事が入っていて、山形のビデオ屋さんを紹介していただきました。相変わらず「なんとかなる」のバタバタ仕事で、決まったのが前日、ちゃんと「なんとかなって」見事な出来上がりです。シェルターなんようを会場に選んだのが正解でした。最新最高のプロジェクターでホリゾントいっぱいに映された画面が、mesさんの語りにぴったり合って、資料をいちいち見るまでもありません。昨日の私がそうでしたが、仕事をしながら音声を聴くだけでも十分理解でき、mesさん感覚はしっかり伝わります。当日の聴衆は少なかったけれども、このDVDの完成で、小さなちょろちょろが大きな大河になっていく、そんな様子がイメージできました。(youtubeにアップしたいと思いますが、DVD希望者は→>>47

それにしても、あらためてmesさんの底力を思いました。届いたデータにただただ驚嘆して、mesさんの意図を最大限活かすべく資料を作成したのでしたが、すべて「させられている」感覚です。だからなんとかなりました。関わっていただいた多くの方々、ほんとうに感謝です。

以下、mesさんと亀さん、昨夜来のやりとりです。

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【追記 5.30 7:21】


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mespesadoさんによる1億人のための経済談義(71)これからどうする? [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

①今必要なのは、一歩一歩国民の緊縮脳という洗脳を解いていくこと

538:まる :2019/05/24 (Fri) 20:46:43

どなたかご回答のほどよろしくお願いします。
安倍政権についてなのですが、増税、種子法廃止、水道民営化、浪費するであろうオリンピック、などなど・・・
国民として簡便してくれということ目白押しです。
しかもこれは安倍政権が主導でやっているように見えます。
飯山さんが生きてらっしっゃた時は安倍さんは増税は絶対しないと言ってましたが
現在は主導でやってるように見えます。
本当に安倍政権がネオコンから離れプーチンのように国民側に立ったなら
上記のようなネオコンのイベントは絶対やらないと思うし
普通に支持率上げるには(国民を味方につけるには)、
山本太郎が今やってるようなこと(上記と反対のこと)
やれば簡単じゃないですか?山本太郎が実はカラー革命でやらされてるのか分かりませんけどね。
なんせ安倍政権はネオコンと戦ってるようにまるで見えないのですね。
みなさまはどのようにお考えなのでしょうか?

簡単でいいのでご教授のほどよろしくお願いします。

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mespesadoさんによる1億人のための経済談義(70)mes理論応用編2題 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

①リフレ派とMMT論者の違い
リフレ派:「政府が(硬貨以外に)通貨発行権を持っていない」→家計や私企業と同じ
MMT論者: 「中央銀行を政府と会計的に連結した統合政府を考えると、中央銀行が紙幣発行権を持つことと国債を中央銀行に直接または間接に引き受けさせることが可能で あるため、事実上統合政府に通貨発行権があるのと同じことになる」→「(統合)政府はいくら累積赤字が積みあがっても破綻することはない」

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mespesadoさんによる1億人のための経済談義(69)結城豊太郎をどう評価するか(3) [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

結城豊太郎学生当時.jpg書斎の結城豊太郎.jpg

結城豊太郎書.jpg雲井龍雄は自由民権運動の中で賞揚されたことで後世に名を遺すことになった。では、雲井龍雄が生きていたら、自由民権運動に身を投じていただろうか。宮島誠一郎は「自由民権運動を蛇蝎の如く忌み嫌った」という、むしろその思いに近かったかもしれない(「置賜発アジア主義」)。mespesadoさんの前回記事で、その雲井龍雄を思ったのだが、結城豊太郎が今生きているとして、アベノミクスをどう評価し、また今のデフレに対処するどんな処方箋を書いただろうか。白川方明色紙E799BDE5B79DE6B08FE889B2E7B49914325538702-92b39.jpeg少なくとも、白川方明前日銀総裁とは違っていたにちがいない、それがmespesadoさんによってよくわかった。

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mespesadoさんによる1億人のための経済談義(68)結城豊太郎をどう評価するか(2) [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

5/21「放知技」板にこう書きました。>>39 mespesadoさん/結城豊太郎がmesさんの目から見てどういう人なのか知りたい、そういう思いがあっての結城豊太郎記念館の設定でもありました。「なんとなくの偉い人」はわかるけれども、日本の歴史の流れに位置づけるとするとどうなのか、どうもそこがピンとこなかったわけです。まして「放知技」板では人殺し扱いされた白川前日銀総裁から尊敬を受ける人です。館内でお聴きして私なりに理解したmesさんの所見、「多くの人脈を活かしつつ、当時の情勢をしっかり判断し決断できた人。しかしそれをそのまま今に当て嵌めようとするのは誤り。」それだけでもありがたかったのですが、さらにここで結城豊太郎について書いていただけることは、私にとっても、南陽市民にとってもすごい収穫です。よろしくお願いします。》

「結城豊太郎は正しい判断ができた人だった」というのが結城記念館でお聞きしたmesさんの感想だったのですが、いまその内実がよくわかりました。ゾクゾクしながら読みました。目からウロコです。結城と白川前総裁とでは見ている方向が全然違うのです。結城は、国民経済にとって何が大事かをしっかり見ていたのです。実体経済の改善こそが大切で、通貨政策はそれに劣後する》ということがしっかりわかっていたのです。日銀という通貨政策が主業務のはずの日銀で、よくぞあえて本質を主張したものだ》というmesさんの評価です。

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mespesadoさんによる1億人のための経済談義(67)結城豊太郎をどう評価するか [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

南陽市は昭和42年(1967)、宮内町と赤湯町と和郷村が合併してできた山形県ではいちばん新しい市です。宮内は熊野大社を中心にした門前町、赤湯は赤湯温泉とともにある温泉町、和郷村は沖郷と梨郷を併せた農村でした。近代になって宮内は、当時輸出の花形であった生糸を生産し、製糸の町として一世を風靡しました。とりわけこの地は「羽前エキストラ」という優良製糸を生産したことから「娘三人いれば蔵が建つ」といわれ、女工さんも3000人を数えて置賜南部の中心的位置を占めていました。しかし昭和恐慌による生糸価格暴落を機に翳りが出始め、さらに化学繊維の普及で凋落は決定的になります。一方、奥羽本線赤湯駅、国道13号線を擁して赤湯町の台頭が際立ちます。そうした逆転傾向の中での合併で、今でも宮内体質と赤湯体質のちがいははっきりしています。(といっても、そう思っているのは、かつての宮内を知る私たち世代までなのかもしれませんが・・・)そんな空気の中で、赤湯人からたとえば「宮内よもやま歴史絵巻」を見たりして、「宮内からはいろんな人が出ていてすごい」と言われた時のお返しは「赤湯には結城豊太郎さんがいる」でした。宮内町時代から、結城豊太郎は隣町出身の偉人として輝く存在だったのです。その隣町と合併したことで結城豊太郎は「わが市から出た偉人」と言えるようになったわけですが、その理解はというとイマイチ、イマニでした。『銀行ノ生命ハ信用に在リ―結城豊太郎の生涯』(秋田博 1996)も読んだことがありますが、「日銀総裁、大蔵大臣にして郷土のためにも尽くした偉い人」以上ではなかったのです。東北一郎会のメンバーが結城豊太郎についてどう評価するか、その思いあっての結城豊太郎記念館訪問でした。mespesadoさん、その思いに応えて下さっています。

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mespesadoさん講演会/第一回東北一郎会報告(2) [飯山一郎]

会場を替えての懇談会、総勢19名、東北一郎会としての遠来参加13名、地元から私を含めて6名、みんなの顔が見えるようにテーブルをロの字にして自己紹介から始めました。

話題は多岐にわたりました。その場は議論がスムーズに流れるよう交通整理役に必死でした。あらためて録音したのを一通り聴いてみましたが、一回ぐらい聞いただけではとても消化しきれません。貴重な議論が多いので、頭の回転の鈍い私なりに咀嚼してなんとか紹介したいと思っていますが、とりあえずその中から、講演会実行委員長の竹さん(とんかつ竹亭社長)の問題提起に対する「加計呂麻島より」さんの答えをピックアップしてみます。

竹さんは、「新時代『令和』を迎えて〜明るく生きて行くために〜」と銘打った講演を承けて、その趣旨を実現してゆく上で、これからどうすればいいかという問題提起でした。《とりわけ政治家にわかってもらうようにするのには・・・》。それに応えたのが、「東北一郎会をやろう」と最初に言い出した加計呂麻さんでした。

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mespesadoさん講演会/第一回東北一郎会報告(1) [飯山一郎]

mespesadoさんDSC_1347.jpgmespesadoさん講演会と第一回東北一郎会、無事終了しました。ご参加いただいた皆さん、ご協力いただいた皆さん、ほんとうにありがとうございました。出世外人さんの「わかってもらえる人がいると思うとついべらべらしゃべってしまって・・・」との言葉、インターネットによる精神的交流の基盤の上に、普段過している日常世界とは別レベルの現実世界を体験するという、ある意味これからの時代(心のネットワーク)を先取りした人間関係の体験、そんな贅沢な24時間だったのかもしれません。

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今日(18日)午後2時「シェルターなんよう」にお出で下さい! [飯山一郎]

mespesado氏講演会チラシ.jpgお天気は上々です。

講演会にどれだけの方においでいただけるか本当に心配です。「あれも抜けた、これも抜けた」が多くて。なんといってもマスコミの宣伝がなかったのが痛い。お願いしたあるマスコミさんからの返答に次のようにありました。《インターネットの掲示板については、私ども新聞人としては別メディア(=他のマスコミ)的な存在だと解釈しています。また、取材させていただいたとしても、当新聞の記事として載ることは公平性や客観性を保てるか、疑問が残ったところであります。》マスコミにとってのインターネットへの距離感覚になるほどと思い、「了解」ということで後ほど資料をお届けすることにしました。米沢市役所記者クラブからは何の反応もありませんが、昨日資料を加盟社分お届けしてきました。

佐川便で今日ギリギリの到着になるかと営業所止めにしていたのですが、一日早まったので昨日取りに行ってきました。手に取って、すごい資料だとあらためて思わされました。mespesadoさん、ほんとうにありがとうございました。そしておつかれさまでした(と言うのはまだ早い?本番はこれからなので)。「オカネと経済のしくみ」についての当代最高水準の教科書になっています。「読む」のでなくて「見てわかる」図解教科書です。↓ 1p、8p、21p。(クリック拡大)

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