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mespesadoさんによる1億人のための経済談義(89)「緊縮財政をやめさせないといけません。」 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

mespesadoさん、昨日の記事3本です。「オカネと経済」の基本に関わる2本と、戦前日本の過ちを思い起こさせての注意喚起です。いずれも重要です。

①家計が「オカネがなければモノやサービスは手に入らない」からといって、国家財政も同じように考えて「オカネを集めなけばならない」と増税に走るのはとんでもない誤り。国家の役割は「モノやサービス」を国民にどう行き渡らせることができるか。あり余る「モノやサービス」に対して「オカネ」が足りないなら、「オカネ」をドンドン刷ればいい。それが出来るのが国家財政。家計とは根本において違う。

②オカネがオカネとして流通することができるのはなぜか。それはだれもが、必要な「モノやサービス」を「オカネ」で手に入れることができると信じているから(「貨幣信仰」)。ただし「宗教信仰」の「信仰」と根本で違うのは、「宗教信仰」の確実性はアイマイ(人によってマチマチ)であるのに対して、「貨幣信仰」の確実性はだれにとっても均しく日々強化されている(「信仰強化の原理」)。

③官僚への信頼が戦前日本の進む道を誤らせた。今また同じことを繰り返そうとしている。「緊縮財政をやめさせないといけません。」

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