宮内小学習発表会 [教育]
16日(土)、宮内小学校の学習発表会に行ってきました。10日ぐらい前に5年生の先生から「『宮内よもやま歴史絵巻』を参考にさせていただきます」との電話をいただき、「著作権フリーですのでいかようにもお使いください」と言っていたところで、5年生だけでも見に行かねばと思っていました。前もってのプログラムを見たら全部見たかったけれども。3番目の4年生からでした。立って見ている人もいるほど盛況でした。
4年生「うけつぐ〜宮内菊物語〜」。自分たちの菊づくりへの取り組みを劇にしたもの、マイクなしの生音声と早口で言葉が聞き取れなかったのが残念。劇自体にもいろんな工夫が凝らされていたが、なんといってもそのがんばりは菊の花そのものが証明している。玄関で迎えてくれたのがその成果でした。7月の評議員会の授業参観がちょうど南陽菊花会の片平功会長と大津幹雄さんから説明を受けているところで、その時の写真がありました。
2年生の「みんなでレッツミュージック」。みんな生き生きしていて聞いていて楽しかった。
5年生は結城よしをの「父さんの眼鏡」の掘り起こしが大収穫。楽譜を提供した「ふるさと資料館」の鈴木孝一さんと一緒に聞きました。以前YBCにも楽譜を渡したことがあるというので検索したら、《YBCラジオスペシャル『戦場から届いた童謡(仮)』で童謡「ないしょ話」を作詞した山形県南陽市出身の結城よしをの生涯を辿る中で未発表の楽譜(父さんの眼鏡)を発見,本学部音楽芸術コースが依頼を受け,藤野祐一教授の指導のもと,歌を音楽芸術コース4年の松浦恵さんが,ピアノを同コース4年の中嶋達郎さんが担当し収録を行いました。松浦さんは昨年東京国際声楽コンクールで全国第1位を獲得した実力者です。》https://www.e.yamagata-u.ac.jp/topics/130520.htmlとありました。「父さんの眼鏡」合唱と「ナイショ話」合奏、遠くからのスマホ録音ですが、アップしておきます。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら楽譜は他にももっとあるそうで、松倉とし子さんにも協力してもらったりして結城よしを作品発表会なんかできたらすごいね、と孝ちゃんと語ってきたところでした。
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最後の6年生はさすがだった。太鼓演奏に度肝を抜かれた。宮内の太鼓集団錣泰山(しころたいざん)の指導ということで、半端でなかった。一部ですがアップしておきます。
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6年生、太鼓の次が「やってみよう」(auCMソング)に合わせての書道パフォーマンス、できた文字が「挑戦!」でした。《♫ 正しいより 楽しい/正しいより 面白い/やりたかったこと やってみよう・・・》書道指導は赤湯の好漢安孫子実氏とのこと、安孫子くん、思いがけないところでがんばっていました。そのあとは女性軍34名によるダンスパフォーマンス、曲は「宿命」。《♫ 心臓からあふれ出した声で歌うメロディ・・・・・今 宿命ってやつを燃やして暴れ出す・・・》そして「友〜旅立ちの時〜」のコーラス。《♫ 同じ空の下 どこかで僕たちは いつも繋がっている》。あれっ、小学校って制服あったけ、と思ったら、「もうはやく中学生になりたくてみんなそれぞれ先輩から借りて来たようだ」と校長先生言ってました。
こうやってあらためて流れを追ってみると、全体に一つの統一性、テーマがあったことに気づかされました。そういえば、教職員全員登場の「おおきなかぶ」、ひとりひとりが子供の頃の夢を大きな声で披露してくれていました。
何よりも、「しなければならない」感覚でなくて、「おもしゃがってる」感覚が充満していたことがいい。その結果として、「突き抜け」ていた。昨年2月の「めざせ100万円!南陽若者コンペティション」にはなかった「突き抜け」感をこの日は感じました。この子どもたち、これからどう成長してゆくのだろうか。行ってみてよかったいい学習発表会でした。宮内の未来は明るい、そう思えました。
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