「教養主義」批判 [青苧]
みち341号(平成23年07月01日) 07 『神宮大麻と国民性』 1
みち340号(平成23年06月15日) 06 大麻の精神変容作用
みち339号(平成23年06月01日) 05 大麻規制史 下
みち338号(平成23年05月15日) 04 大麻規制史 中
みち337号(平成23年05月01日) 03 大麻規制史 上
みち336号(平成23年04月15日) 02 大至急、大麻を復活せよ!
みち335号(平成23年04月01日) 01 「終わりの始まり」
川合ひさ子さん、河北工芸展でJAL賞! [青苧]
きょう開幕した河北工芸展の入賞者の中に、懐かしい人の名前があった。南陽市の染織家川合ひさ子さん(70)。山形県の月山を題材にした「手織り紬衣(つむぎころも) 月山の祈り」でJAL賞に輝いた。
染織だけでなく、川合さんは「青苧織(あおそおり)」復活のキーパーソンとしての顔も持っている。青苧はイラクサ科の植物で江戸時代「越後縮(ちぢみ)」など高級衣料の原料として珍重され、米沢藩が栽培を奨励した。別名「からむし」とも言われる。
戦後、栽培が途絶えていた青苧の存在を知り、地元の農家と一緒に再現に尽力したのが川合さんだ。青苧織を使った製品は、全国伝統工芸品推奨品に認定されるなど高い評価を得た。
製品作りに取り組む川合さんの様子をかつて取材した。生木100キロから1キロも取れない貴重な繊維で織られる作品は、清涼感に富んで美しかった。
自ら立ち上げた「青苧工房」は昨年30周年を迎えた。「最近は小学生の放課後学習で、青苧を使ったミサンガ作りを教えています」と川合さん。文化伝承へ傾ける情熱は、以前と少しも変わらない。(2019年11月06日水曜日)
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菊地和博先生、茂吉文化賞受賞祝賀会 [青苧]
南陽市古代織の伝統を守る会のメンバーでもある菊地和博先生の茂吉文化賞受賞祝賀会に、川合ひさ子さんと共に参列してきました。菊地先生、学者である前に仕掛人としての才能がすごい人です。平成16年9月の第一回を皮切りに何回か開催することになった「青苧フェスティバル」も、もとはと言えば菊地先生の仕掛けでした。うまく乗せられたわけですが、仕掛けてもらわなければ何も始まらなかったわけで、茂吉文化賞も、県内各地でのそうした仕掛けの数々に対する授賞の意味もあるはずです。受賞理由は「1.山形県文化財保護審議会副会長をはじめ、東根市・米沢市・南陽市・上山市の文化財保護審議委員として県内各地の文化財保護を指導・牽引している。/2.専攻は民俗学で、民俗芸能論・地域伝承文化論など多岐にわたり、全国的に活躍している。広いフィールドでの活動により、人々により伝承されてきた技術や芸能、行事や信仰を学術的に裏付け、民俗芸能を幅広く認知させ、保護・普及に貢献している。」南陽市文化財保護審議会委員もしておられます。祝辞の中で授賞決定までの経緯が語られましたが、ずーっと60歳代の授賞はなかったとのことで、67歳ではまだ若すぎるとの議論があったそうですが、祝賀会の300人近い参列者に見られるように、菊地先生のまわりに自ずと形成された人脈の広さ、深さが授賞へと押し上げたのだと思いました。「自ずと」というところが菊地先生の菊地先生たるところで、人柄の良さです。司会の高橋まゆみさんが孫さんから聞き取った話を披露してくれましたが、「じいがこんなにすごい賞をもらう人だとは知らなかった!」とのことでした。菊地先生、ほんとうにおめでとうございます。