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「手をつなぐ育成会」 [地区長]

地区長関連の宛職もだいたい整理がついてきたが、昨日、「南陽市手をつなぐ育成会」の29年度最後の役員会。これがこの会への最後のお務めとなる。知的障害者を持つ親御さんたちによって結成された「手をつなぐ親の会」として始まったこの会、市内全戸に200円の賛助金を各地区を通して募集していることから、地区長連絡協議会長が副会長として年5回の役員会に出席することになる。2年間に10回、だいたい出席した。あらかじめのレクチャーもなくなんとなくその場を与えられて、わけのわからぬまま2年間が過ぎ、問題がようやく見えかけたところでお役御免という感じ。心残りがあるので書いておくことにした。

パラリンピック効果もあって、身体障害者への理解はかなり進んできたのではないだろうか。それに比べて知的障害者はどうだろうか。知的障害者として認定されると、都道府県知事より「療育手帳」が支給されて特別児童扶養手当をはじめとする様々な援助措置を受けることができる。南陽市では約200人。このうち「南陽市手をつなぐ育成会」会員になっているのが60名。(米沢市の場合は500名中50名。ただし、全戸から賛助金を集めているのは南陽市、高畠町、川西町のみ)

昨日、象徴的と思える話を聞いた。

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地域福祉計画策定委員会最終会合 [地区長]

この委員会については第二回の会合のとき書いたことがあるが、このたび5日が最終会合(第4回)。自分自身の今回の発言をふりかえっておきます。

この計画の眼目は、行政・社協による【共助・公助】よりも、住民主体による【自助・互助】への傾斜。いわく《少子高齢化や財政状況から、「共助」「公助」の大幅な拡充を期待することは難しく、「自助」「互助」の果たす役割が大きくなることを意識した地域づくりが必要となります。》(2p)そうして打ち出された〈基本理念〉が、『市民一人ひとりの取り組みと住民相互の支え合いの町 南陽』。このことに関連して第二回会合でこう発言した。「市職員の姿勢が問われる、その視点がなければ市民の共感は得られない。これまでの『公助』『共助』頼みから、ボランティアをあてにする『自助』『互助』に比重をおくと言っても、市民は簡単には納得しない。」この発言が計画の中にどう反映されたかたよりないが、今回は長く民生委員を務めた委員から「福祉人材の育成・確保」の項の〈地域支援推進員(支援員)の育成〉が問題にされた。「そう簡単なことではない」と。「いつもいつもボランティア頼みでなんとかなると思っては困る。」

私としては1時15分からの会合というのはつらい。というのはこの時間だと毎日習慣になっている昼寝の時間(20分ぐらい)がとれない。そんなわけでうすぼんやりの頭で議論を聞いていたのだが、ふとあることに気づいた。86ページの分厚い計画書、この中にAIの視点が一切ないではないか。途端に頭がはっきりし出して以下の発言。

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新春行事一段落 [地区長]

02-DSCN0899.JPGはからずも熊野大社元旦一番祈祷に息子と二組の娘カップルと共に参列で迎えた平成30年、新春一連の公的行事は昨日の出初式で一段落。4日の「南陽51 新春の集い」は万歳三唱、6日の「宮内地区新春懇談会」は実行委員長挨拶、7日の「出初式」は万歳三唱と語る機会が与えられるたびに「世の中は確実に明るくなりつつある!」と叫んできた。今朝読んだ「てげてげ」であらためてそのことを再確認。宮内での実行委員長挨拶では「人間にあって人工知能にないのは夢を画く能力。人工知能に使われるのではなく、夢を実現するのために人工知能を使う、そういう夢を宮内で思い描こう!」と。懇親の席、「27年前に『21世紀、置賜は世界の中心になる!』と言い出したが、どんどんそうなりつつある。今年の日本の元旦が熊野大社の大祓詞で始まったのがその象徴」と語った記憶があるが、その相手が誰だったのか定かでないほど酔いが回っていた。

4日配布の公民館だよりに公民館運営委員長としての新年の挨拶を書いていた。締切ギリギリ、バタバタ書いたのでかえってストレートに思いがこもっている。

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地域福祉計画策定委員会に出席して [地区長]

昨日(111日)、第二回地域福祉計画策定委員会に出席してきました。質疑を経ての感想、私が言いたかったことをまとめておきます。

 

地域福祉に関する市民アンケート(配布2000 回収1291 回収率64.6% 29.8/9〜8/31実施 良好な回収率→課題への意識が高い)の「生活の中での困りごとはどんなことですか。(支援、手伝ってほしいこと)」(の問いへの答えで圧倒的に多いのが「除雪(雪下ろし)」。全回答1291人中289人(複数回答)で22.42位が「家族の健康や介護の支援がほしい」で7.3%)。年齢層別に見ると、2030代でも21.9%でトップ2位が「子育てに関すること」で20.9%)4050代、23.82位が「仕事・雇用に関すること」8.6%)607020.02位が「家族の健康や介護の支援がほしい」6.6%)8090代になると28.32位が「自分のの健康や介護の支援がほしい」)。地域別に見ると、赤湯26.0%、宮内24.7%で高く、梨郷14.3%で低い。その具体的内容としては、多い順に「雪の捨て場がない」、「除雪車が通った後の自宅前除雪/除雪を丁寧にしてほしい」、「高齢で除雪ができない」。 

 さらに「あなたの地域で優先的に解決しなければならない課題はありますか。」の問いの答えも「自力で除雪が困難な世帯への支援」が44.5%でトップ(2位は「高齢者のみ世帯の抱える問題(安否確認等)42.4%) 

 「雪さえなければこんなにいいところはない」はこの地域の常套句。雪が消えれば雪の大変さは薄れてしまうのだが、アンケートの時期が真夏の時期でもこの数字。世の中は何を求めて進むか? 70年生きてきてその答えは、「楽(らく)」。雪の苦労から解放される抜本的対策はないのだろうか。パラダイムシフトを伴うような、これまでだれも考えなかった発想を期待したい。 

 

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地区長会研修 会津行(後) 七日町通り/日新館 [地区長]

③七日町通り

40年ぐらい前、われわれが商工会青年部でがんばっていた頃、会津復古会が華々しく報じられていたものだが今はどうなったのだろうか。その中心になった五十嵐大祐さんは2011年に90歳で亡くなっておられることを今知った。私の親の世代だ。その後を承けたのが七日町通りまちなみ協議会。中心になっているのは私と同年生の渋川恵男氏。会津若松商工会議所の会頭になっておられる。古さを活かした店が多く在り、たしかに魅力的な街並だ。しかし埼玉県幸手市の中学校の修学旅行ということで5人ぐらいずつグループになって行動しているのは目立ったが、そのほか観光客らしい姿に印象はない。買物といっても特に何を買えばいいのか。一度も財布を開くことがなかったのは申し訳ない。立派ないい店で何の店かのぞいたら漆器店で閉店中だった。かなり傷んでいるが味のあるのれんを下げる荒物屋さんがあり、店前に立つおじいちゃん(85歳とか)と話したら、畳づくりが本業で息子さんが継いでいるとのこと。のれんの話をしたら、40年以上前に同宿しいろいろ教えてもらったことのある安藤染店さんの仕事で、新調しようと思ったら全部で10万円ほどかかるというので傷むにまかせているとのこと。「昔の技術が残っているうちに染めてもらった方がいいよ」とすすめてきた。私が知る安藤さんの息子さんが継いでいるようだ。筒引きもしっかり守っている。この通り、たしかに魅力的な通りにはちがいないが、「旬を過ぎた」感がぬぐえない。若い世代からの新たな発想、さらなる異端児の出現が必要と見た。

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地区長会研修 会津行(前) 新宮熊野神社「長床」/神指城 [地区長]

昨年は伊達政宗を追って岩出山に行ったので、今度は上杉ということで会津行。(10月12日)

①喜多方市 新宮熊野神社「長床」

新宮地区重要文化財保存会が管理。宮司はいない。拝観料300円。代表役員中條氏の説明を受ける。長床(27×12m)はじめ国重要文化財複数。県重要文化財多数。平成12年に宝物殿完成。長床の西にある文殊堂に在った仏像等を展示。「木造文殊菩薩騎獅像」総工費7000万円。JR東日本から900万円。4500万円を借金、8年で返済。保存に懸ける地元の熱意が半端でないとみた。ただし宗教的というより観光的。800年の大銀杏がある。幹周り8m。(宮内熊野大社8.4m/北野猛先々代宮司によれば、かつて宮内熊野大社には二十四間40m超四方の長床があったという。http://oshosina.blog.so-net.ne.jp/2014-12-19-1

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「ふるさと南陽のつどい」 [地区長]

129年ふるさと南陽のつどい.jpg8日にホテルニューオータニで開催された「ふるさと南陽のつどい」に、地区長連絡協議会の公務として、昨年に引き続き出席してきた。山形県人東京南陽会総会を兼ねており、約320名ぐらいの参加者。なんといっても宮内出身の参加者の方との出会いが楽しい。今回は、東京に嫁ぐ前にわが家のお客様で、当時つくってもらった着物を今も大事にしているという方(昭和10年生)や、私が子どもの頃粡町にあった醤油屋さんの息子さん(昭和11年生)や、私の一級上で、南陽文化懇話会にとって大事な人だった二瓶精造さん(昭和11年生、68歳で逝去)の弟さん・・・短い時間だったが酒の勢いもあって楽しく語りあうことができた。それにしても宮内地区出身者は2テーブル13名だけは淋しい。吉野、漆山、梨郷、沖郷は30名を超えている。赤湯はたったの5名。ただ「東京宮内会」が別にあって、その席にはまだまだ集まるとのことだった。

 

この集いも今年で31回目、20年ぐらい前にも何回か参加したが、どうもあの頃の熱気が薄れてしまって感じるのはどうしてだろう。セレモニーの挨拶も通りいっぺんになっている。宮内、赤湯出身の参加者が少ないのもその反映か。何かエネルギーを呼び込まないと、単なる消化事業になってしまう。県内各地の集いの中で南陽の集いはいちばん盛大ということなので、このままではもったいないと思ったことでした。これが東京、と言ってしまえばそれまで、また「ニューオータニ」のネームバリューがどれだけのものか知りませんが、会場のサービス体制も、置賜の「おもてなし」感覚からは遠い、心に響かないものに感じたのはどうしてか。 (ないものねだりなのかもしれませんが、「あと一歩」の踏み込みがない、とでも言っておきます。)

 

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財務省による国民洗脳研修会 [地区長]

財務行政懇話会(山形新聞).jpg今年度の「南陽市地区長連絡協議会研修会」が810日開催された。市内8地区長会の理事と公民館長及び館長代理を対象に毎年この時期開催される。終了後懇親会があり、市内全域、それぞれの地区を代表する立場の人たちの貴重な交流の場となる。昨年は市長の話を聴くのが主だったが、今年は財務事務所から講師に来ていただいて、日本の財政について話を聴くことになっていた。講演はオープンで、市内金融関係者、商工関係者にも聴いてもらう形になると当初から聞いていた。前日には総務課から「講演の方は企画財政課で担当する形になります」と言われた。そして当日、会場に入るとなんとなく雰囲気がいつもとちがう。紺のスーツで固めた見慣れぬ女性と背広にネクタイの男性が準備に動き回っている。正面に掲げられた看板には「財務行政懇話会 主催 財務省東北財務局山形財務事務所」とあった。受付で山形新聞南陽支社長に会って、研修会の取材かと思い「よろしく」と言ったのだったが、翌日の山形新聞記事、「地区長連絡協議会研修会」には一切触れてなかった。「よろしく」が見当違いだったのに後で気づいた。講演主旨が明解に記事になっていて、全くその通りの内容のお話でした。

 

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粡町自主防災会避難訓練(6月25日) [地区長]

粡町のみなさんへ290601.jpg1-DSCF6719.JPG6月25日(日)、南陽市水害対応訓練にあわせて粡町自主防災会避難訓練を行いました。40世帯中32世帯80%(昨年75%)、119人中48人40%(〃38%)の参加でした。各家避難するにあたって、昨年配布の黄色い旗を掲示してもらいました。黄色い旗2-DSCF5417.jpg

今年の目玉はAED(心臓疾患緊急救命装置)の使い方について、菅野市郎防災士に講習してもらうこと。消防署からダミー人形を借りて行いました。とにかく心臓から脳への血液が9分間行かなくなったらアウト、倒れた人を見つけたらまず耳元で「大丈夫ですか」と声をかけてすぐ心臓マッサージへ。始めたらやめてはダメ。その間、周りの人は近くからAEDの調達、救急車の手配。到着までマッサージはひたすら続けること。緊迫した説明でみんなシーンとして聞き入りました。この近くでAEDを備えるのは、宮内公民館、黒江歯科医院、佐藤クリニックです。

そのあとは例年通り、消火器による初期消火と消火栓使用の放水訓練を消防団員(第三分団二部五班)の協力で行いました。

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アーモンドの実が育っていました [地区長]

09-DSCF6368.JPG05-DSCF6357.JPG06-DSCF6362.JPG

雨が降ったあとアーモンドの勢いはどうなっているかと思って公園に行ってきました。がっちり根を張って頼もしいのもあれば、この先大丈夫?というのもけっこうありました。根元から台木のあんずが伸び出しているのをむしってきました。07-DSCF6364.JPGアーモンドが枯れてあんずがすくすく伸びているのもありました。それはそのままにしてきました。実をつけたアーモンドが何本かありました。さわってみるとまだもやもやしています。これからどうなってゆくのか楽しみです。


あさって30日、「双松公園景観づくり協議会定期総会」の案内が来ています。現地視察をした上での総会です。アーモンドについての論議もあるはずです。

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