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mespesadoさんによる経済談義(160)「緊縮脳」からの覚醒、もう流れは止まらない [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

今の政界の動きから→《そろそろ流れが変わりつつあると思いたい。》もう「緊縮脳」からの覚醒を止めることはできない、そう思います。

先日、15人ぐらいの会合で、それまでの議論の流れに抗する「緊縮感覚」発言がありました。どう言ったらいいかと思って、小学校の学習発表会での感想からはじめました。「子供たちも先生もおもしゃがってやっているのに感動した。あれこれ規制し合うのでなく、まずおもしゃがってやることが大事。おもしゃいことには金は後からついてくる。いまいちばん大事なのは、まずもっておもしゃいことを考える構想力」→「緊縮感覚」発言の人にも、その場のみんなにもわかってもらえたようです。

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mespesadoさんによる経済談義(158)日本人にとっての「企業」観 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

元来、日本人の「企業」観は西洋人のそれとはまったく違う。《「企業とは、従業員たちが集まってモノやサービスを提供して国民を経済的に豊かにするために存在する、そしてその見返りとして得たオカネは従業員で山分けする」》、これが日本人本来の「企業」観。それに対して西洋人にとって「企業」とは、自分たちが儲けるための道具であり、その必然的な帰結として、「労働者」という存在は、企業の活動を直接担って企業の儲けを出すための単なる「道具」に過ぎない。》。ゼニカネ換算の「儲け」が目的になったとたん、世の中の歯車は狂いはじめる。

《金を先んじ諍(いさか)い世の常と成し人の命軽んじて顧みぬ穢(きたな)き企(たくら)み世にはびこることなく諍ひの源祓(はら)ひ清め世の萬(よろづ)の皆々心ゆるやかに和(なご)み合ひ神の心の人の心なる世に移り行かしめ給へと畏(かしこ)み畏みも乞祈(こひの)み奉(まつ)らくと白す》(「神道天行居御分霊月例祭祝詞」)
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mespesadoさんによる経済談義(157)「安倍外交」評価→「挙国一致」へ [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

落合莞爾著『南北朝こそ日本の機密ー現皇室は南朝の末裔だー』を再読しています。ちょうど昨日読んだところに次の文章があったのを、mespesadoさんの発言で思い起こしました。

《フランス人に開いたところでは,彼等は個性を尊重する余り常に少数乱立していで、国内では侃々諤々の論争をしていても, こと国益にかかわる間題では瞬時にして挙国一致するそうです。 『評経』に 「兄弟牆(かき)に鬩(せめ)ぐとも外に其の侮りを禦(ふせ)ぐ」とあるのは正にこのことで、「家の中で兄弟喧嘩をしていても、外では力を合わせて他人から侮辱を受けないようにせよ」、との教えです。》(84p) 実は、この前にあるのが以下の文章、《二大政党現象は、日本の政治学では「憲政の常道」として美化されてきましたが、その本質は、互いに括抗して対時する二つの勢力を第三の勢力が天秤にかけ、極めて小さい錘(おもり)を操作することによって全体を効率よく支配できる構造です。/そもそもこのシステムは、英米社会に寄生したワンワールド勢力(ヴェネッィア·コスモポリタン)が、国家全体を間接支配するための仕組みとして考案したものですから、両勢力の政治的主張が本質的に大差のない場合にも、些細な違いを設けて二大勢力に仕立て上げます。/二大政党のうち選挙で勝った方が政府を建てるという政権交代制は、近代の英米両国で議会制度と共に定着したため、英米政治史上の特質となりました。そのような「二大政党論」を無条件で称揚していたのが、「戦後文化人」と呼ばれる一派に属する政治学者·法学者でした。/・・・/議会制度の国であっても、少数党が連立するとか小異を残して大連立するとか、国民性と国柄によって様々な形があるべきものです。現に戦前の日本では、政友会と民政党による二大政党制が一且確立されましたが、外交問題山積みの国際環境の中で、二大政党が足の引っ張り合いばかりしているのは日本の国柄に合わず国益を損すると覚った国民が、政党政治を放棄して挙国一致体制に傾きました。/これは蓋し賢明な選択でしょう。》(83-84p)

戦前日本は、コミンテルンによる対日戦略(ゾルゲー尾崎秀美)にまんまと乗せられ、国内改革勢力を背景に統制派(永田鉄山ー東條英機)が主導権を握った「挙国一致体制」でした。その行き着いたところの敗戦です。今の日本も「挙国一致体制」に向かっています。戦前の反省からそれを「危うい」と思う人もあるかもしれませんが、私は好ましく思います。戦前の流れとは違います。以下のkame cafe@milkkoucyaさんも言うように、安倍総理は世界政治レベルで必要とされています。戦前は、真崎甚三郎的存在を排斥した「ムリムリ挙国一致」でした。いま、真崎甚三郎的存在がいるとも思えません。自然な流れとしての「挙国一致」が見えるのではないか。

「放知技」板の底流にある「国家資本主義」という言葉が、私には新鮮に響いています。以前こう書いていました。《「国家社会主義」と言えば岸信介です。それを引き継ぐ「国家資本主義」。その先に見えてきたのが「ベーシックインカム」。「皇神(すめがみ)のみはるかします四方(よも)の国は・・・」(祈年祭祝詞)。まさに「見霽かす」です。》https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2017-07-19

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mespesadoさんによる経済談義(157)「桜を見る会」の件 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

《「桜を見る会」の件は、いくら何でもスジが悪すぎる》。まったく、攻めるに事欠いて、がアリアリ。野党の存在価値が根底から問われている事態なのに石破さん、悪相がますます悪相になっているとも気づかずに、「安倍総理は説明責任を果たすべき」とどこかで語っていました。スジ悪以上にスジ悪》の果て、「陰極まって陽生ず」に期待か。やすえちゃん、頼むよ。

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mespesadoさんによる経済談義(156)「強欲経済」の終焉は近い? [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

①「東西冷戦」とはそもそも、「発展途上国」に犠牲を強いる代理戦争を起こすための理由づくりだった。《「先進国は、第二次大戦直後の一時的特需の味が忘れられないから、この特需を継続させるべく東西代理戦争がわざと引き起こされた」》「冷戦崩壊」とは、代理戦争の「やらせ」がバレだしたのと、高度成長の終焉によって「(強欲経済の目的である)金儲け」の方法が、「実物経済」から「マネーゲーム」に重点移動した結果。その際、日本は「マネーゲーム」の格好の餌食となった。「失われた20年」は東西冷戦」の終焉によってもたらされたとする考え方に対する、mespesadoさんの別の角度からの異論》です。納得。「強欲経済」の終焉も見えてきます。

②「緊縮」vs「反緊縮」のせめぎ合い。二階さん、ガンバレ!》。ダメな立憲民主の中にあって、石垣のりこ議員ガンバレ!→https://www.asahi.com/articles/ASM7C4S5RM7CUTFK00C.html

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mespesadoさんによる経済談義(155)経済=経世済民 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

隣雲文庫前でDSC_1781.jpg社会科学は自然科学と違って「人間社会を守る」という政治的に大きな目的がある》。経済「学」が忘れがちなところかもしれません。専門化して袋小路に迷い込むことになります。

大嘗祭を期して集った遠来のお客さん、安岡正篤先生ファンがおられたので結城豊太郎記念館へご案内。結城豊太郎先生紹介ビデオ、「経済=経世済民」すなわち「経済とは世を経(おさ)め民を済(すく)う」とあって、話題になったところでした。(→武田館長さんと臨雲文庫前で)

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mespesadoさんによる経済談義(154)「供給力」が第一義 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

わけのわからぬ「経済プロ」の世界から抜け出て、「あたりまえの感覚でだれでも納得の経済理解」へと回帰させる、mespesado理論のいちばんだいじなところです。
《たとえ貨幣が本位通貨性の時代であっても、貨幣の価値を決めていたのは国が持つ金の量などではなく、国家の供給能力だったはずで、松下さんも、「企業は儲けるべし。そして利益の大半を税金として納めるから国の財源ができるわけです」などと言わないで「企業は作るべし。そして作った製品を国民が消費できるから国民が豊かになるわけです」と言うべきだった。》
《グローバル企業の強欲さ》とは、《自らが供給したモノやサービスに見合う対価以上に貨幣を得ようとする強欲性》であり、その結果としての自分たちだけがカネの亡者になることに熱中する社会性のない企業》なのです。
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mespesadoさんによる経済談義(153)諸論①〜④ [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

《未来の日本を担う人材が、未来に希望を持ててない》政府に対して、お金を出せ、そして俺達の口座に振り込め!と圧力を掛けるだけで良い》反緊縮の問題は原理的には実際可能なのに、大多数の人が思い違い(錯覚)をしているからできないだけ》という議論の展開

《日本でMMTを広めようとしている人たちは、・・・説得したい対象の一般国民よりも、自分達の方がMMTの権威にそまってしまって、自分で考えることを放棄してしまっている・・・ここは、MMT到来以前の原点に戻るべきでしょう。》

《DSに表面的に隷属するかのような政策を強行採決はするが、中身で逆転させて国益を守る高度な戦略(TPPへのチーム甘利を使っての逆転劇が好例)が今の日本には必要です。こんな能力を持った政治家は今のところ安倍総理しかいない》

④サヨク感覚もウヨク感覚にしても、「自分を一段上に置いて他を見下ろす快感」が原点のような気がしました。だれにもある感覚なので、そこに自覚的かそうでないかが大切なのだと思います。無自覚なままだと、《反対者をシャットアウトする形でそれをアピール》という袋小路に入ってしまいます。自分の中にも審神者(サニワ)が必要のゆえんです。「霊性」「神性」への第一歩かと、ふと思いました。そういえば、私が神道天行居の先師友清歓真(ともきよよしさね)という人に惹かれたのがここでした。その霊統を引き継いでおられたのが、私にとっては熊野秀彦先生でした。

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mespesadoさんによる経済談義(153)「日本の危機」とは何か [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

野党議員の皆さん、↓に気づいてください!

《「韓国や中国が技術の腕を上げてきている」ことに危機感を覚え、真に国を憂えるなら、やることは中国や韓国への迎合ではなく、日本の技術力を上げて世界における日本の優位性を維持するように日本の産業を支援することではないのか?》

そのためにも「緊縮脳(節約脳)」から解放されてください!

やすえちゃん、大丈夫?

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mespesadoさんによる経済談義(152)安藤裕議員の話 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

https://www.youtube.com/watch?v=n5PMaRndREY&feature=youtu.be
三橋TV第160回【安藤裕議員に特別会計、建設業、自民党内のMMT理解、政権交代について聞いてみた】、じっくり聞いてまとめてみました。

①「特別会計の闇」は都市伝説。《特別会計も一般会計と同様、予算の編成に当たっては、各省庁の概算要求を受けて財務省が査定を行うとともに、一般会計とあわせて国会に提出し、審議、議決を経て予算として成立することになります。》財務省HP「予算編成・国会審議等における扱いについて」

②「天下り」批判は変な刷り込み。ルサンチマン?《30年以上勤め上げた農林行政のプロが「食料安定供給」事業のための機関に再就職するのは、何の問題もない。》

③財務省は「特別会計」が大嫌い。《「道路特別会計」で国交省がガソリン税で勝手に道路を作れたのに、2009年に「特別会計」から外されて「一般会計」に組み入れられた。その結果、いちいち財務省にお伺いしなければ道路が作れない。》

④建設業を救え!《公共事業の削減によって建設業は絶滅危惧種。立ちはだかる「予算の壁」。》《建設業の10年先を見据えた長期計画に立った予算編成を。》

《災害予算はPBの外に置かねばならない。》(その議論→https://www.youtube.com/watch?v=tNvPesa0euY

⑥「PB黒字化」の閣議決定破棄を目指す。《あと一踏ん張り、国民世論の盛り上がりを。》

⑦自民党の大多数が「現代貨幣の仕組み」を理解する可能性は?それとも「政権交代」の方がはやい?《多分、自民党議員が理解する方がはやいと思う。自民党議員と野党議員、理解のスピードは同じ。政治家は世論に敏感。財政再建を言う政治家の中にも「本当は財政再建論者だけれども、今は財政出動が必要」と言う政治家が増えてくると思う。理解は確実に広がっている。希望をもって訴え続けましょう。

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