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mespesadoさんによる経済談義(158)日本人にとっての「企業」観 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

元来、日本人の「企業」観は西洋人のそれとはまったく違う。《「企業とは、従業員たちが集まってモノやサービスを提供して国民を経済的に豊かにするために存在する、そしてその見返りとして得たオカネは従業員で山分けする」》、これが日本人本来の「企業」観。それに対して西洋人にとって「企業」とは、自分たちが儲けるための道具であり、その必然的な帰結として、「労働者」という存在は、企業の活動を直接担って企業の儲けを出すための単なる「道具」に過ぎない。》。ゼニカネ換算の「儲け」が目的になったとたん、世の中の歯車は狂いはじめる。

《金を先んじ諍(いさか)い世の常と成し人の命軽んじて顧みぬ穢(きたな)き企(たくら)み世にはびこることなく諍ひの源祓(はら)ひ清め世の萬(よろづ)の皆々心ゆるやかに和(なご)み合ひ神の心の人の心なる世に移り行かしめ給へと畏(かしこ)み畏みも乞祈(こひの)み奉(まつ)らくと白す》(「神道天行居御分霊月例祭祝詞」)
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