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mespesadoさんによる1億人のための経済講 ブログトップ
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mespesadoさんによる経済談義(132)芸術の「本物」性 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

しベール 井上ひさし 山新.jpg放知技板の反面教師「muku」さんにmespesadoさんが引導を渡された。要するに、「おなか一杯」の話で新鮮味も何もない、ということ。同感です。そしてmesさんの鉾先は、「表現の不自由展」に及ぶ。要するに芸術とやらが「幼稚」であった、それこそが、この展示会の問題の本質》で、ここで思い出したのが、シベール経営破綻に伴う「シベールアリーナ&遅筆堂文庫山形館」問題。その記事が出る前に、「二百三高地」の記事《(井上ひさし氏の)「しみじみ日本・乃木大将」はもう見向かれる事のない舞台だろう。》書いた。それがあってか、その報道記事を切り抜いていた。ここで「井上ひさし感覚」と「表現の不自由展」とがリンクする。そして、井上氏に入れ込んだ熊谷真一氏の労は労として、足立全康の凄さに思いが及んだ。→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-04-08 「岡倉天心→横山大観→足立全康」、あらためてじっくり読んで、本記事の標題を「芸術の『本物』性」とした次第。

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mespesadoさんによる経済談義(131)税金は「通貨を回収して捨てる」ためのもの [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

①要注意!炭素税導入炭素税を導入しても環境がちっともよくなっていない》

山本氏には野党勢力の中での緊縮派から反緊縮派へのオセロの裏返し効果だけを期待》

今回のトウモロコシの話や、米国からポンコツ兵器を買わされる》日本のような供給過多な国では全然問題ない》なぜならば税金は「通貨を回収して捨てる」ためのもの》

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mespesadoさんによる経済談義(130)日米貿易協定最終合意をどう見るか [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

1年前、「安倍首相のしたたかさ」と題してmespesadoさんの議論を紹介したことがありました。https://oshosina.blog.so-net.ne.jp/2018-10-13 mesさん曰く《安倍さんは、「隷米軍産複合体の態度を貫い」ていたんだけど、実は面従腹背で、しかも、反ネオコンのトランプが大統領に決まったら、まだオバマが 在任中にもかかわらずトランプに会いに行った。じゃあ「隷米軍産複合体」じゃなくて「隷米政府」なのかな~と思っていると、軍事とは関係ない例のTPP交 渉で「チーム甘利」なんか作っちゃって、米との交渉で日本が逆転優位に立っちゃって、あげく米の方から白旗上げて降りちゃった。これ、どう見ても、安倍総理って本音は国士じゃね?隷米ってタテマエ上の態度に過ぎないんじゃね?

2年前の「やすえちゃん、読んで下さい!」と題したmesさん議論紹介記事https://oshosina.blog.so-net.ne.jp/2017-12-24には、TPPについてこうありました。《TPPが悪いイメージでしか語られなくなった理由は、ひとえに米国のネオコンの暴走が原因ではないでしょうか。金融の世界では消費者を騙してでも儲かればよい。軍需産業では他国の国民が戦争でいくら虐殺されようが武器の販売で儲かればよい…。・・・その「諸悪の根源」の米国が、トランプ大統領になってTPPから「一抜けた」した今、イニシャティブは日本が取ることになりました。・・・基本的に「やったもん勝ち」の西洋の、そのまた急先鋒であるアングロサクソンの権化の米国ではなく、「人類本来の本能に基づく倫理」を持つ日本がイニシャティブを持つTPPは、ですから良心的な国民の監視の下にきちんと運用されさえすれば、消費者にとってメリットこそあれ、酷い結果を引き起こすことなく運営できるのではないか、と考えられるのです。》

今回の日米貿易協定最終合意を冷静に評価するmespesadoさんの議論です。

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mespesadoさんによる経済談義(129)「現実」の政治 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

「現実に」国民のためになる政策を実行しなければならない政治家は、まず「実現可能」な方策を目指します。》

「地球の温暖化を子供が騒ぐ」「なんで16歳の女の子の言うことを聞かなきゃならない?」「国連総会の壇上に子供を上がらせる理由は?」「裏に大きな政治勢力がある」「温暖化は『政治』であって『科学』ではない」「これで温暖化は終わり」「正常な時は大人がきちんと説明する」「子供を使うのは断末魔」「『温暖化はウソ』がわかった」「スウェーデン人の偽善的美辞麗句」「環境の大切さを唱える日本人はみんな偽善者」(武田邦彦)

太郎さんがやってるのは、熱量はすごいけど、やり方としてはもう全然古すぎる。》立花N国党首)→れいわ新選組の選挙戦略はサヨクの限界を超えることはない》反緊縮を進めようとしたら、「弱者救済」を主軸に据えるのではなく、「緊縮財政を続けると国家の供給力が毀損する」という方向の訴えを主軸に置く必要があり、これは「不満」というかルサンチマンを原動力にする左派には無理な話で、やはり「積極策」を考える中道右派こそがやらないと効果が無いと思われる。》

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mespesadoさんによる経済談義(128)自らに「サヨク体質」を問う [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

前回の議論を受けて、すごい展開、必読です。mespesadoさんの内省力の凄さ《自分への言い聞かせ》)にあらためて感嘆させられます。「サヨク体質」について、とことん極められています。この体質、この感覚から解放された時、未来は一挙に明るく開けてくるはずです。まさに「イハトビラキ」です。

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mespesadoさんによる経済談義(127)「ほんとうにいい構想ならオカネは後からついてくる!」 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

《反緊縮の運動も、「不満」に基づく「文句言い」の「消極的」思考から解き放たれない限り、軌道に乗ることはないだろう。》

「反緊縮」とは、われわれに染み付く「ケチケチ感覚」からの解放です。「ケチケチ感覚」とは、「オカネに囚われる感覚」です。宮内公民館改築をめぐる議論、「こんな風にしたい」と言うと「じゃあオカネはどうするの?」→「ダイジョーブ、ほんとうにいい構想ならオカネは後からついてくる!

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mespesadoさんによる経済談義(126)「反緊縮」、イデオロギー化への警告 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

《やたら反対派を敵認定するんじゃなくて、丁寧に説明する態度を取らないと、今の左派系野党みたいにサヨク・イデオロギーと共に滅びの道を進むようになるよ》という「反緊縮」を主張する人への警告です。頭っからの主張は受け付けてもらえません。案外手応えを感じたのが、「地方債を日銀が買うという提案も出ている。」返ってきたのが、「返せなくなるんじゃあない?」という心配。それに対しては、「大丈夫、日銀は『返せ』なんて絶対言わないから。」「・・・・・。」「国債も同じ。」

「地方債を日銀が買うという提案」というのは放知技板の議論から出てきた提案です。

550:堺のおっさん:2019/05/27 (Mon) 10:27:11
   >>546 メッさん
   昨日はどうも。
   地方債を直接であれ、間接であれ、日銀に買わせるという政策。
   これは何度考えても、すごい政策ではないかと思います。
   国しか日銀に買わせることができないとしたら、
   自治省や総務省のコントロール下でしか地方のイノベーションができない。
   どっかの地方で、「これから20年のプロジェクト」を公約に掲げ、
   財源は日銀に地方債を買わせる!と言い切る政治家が出てきたら面白いですね。》

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mespesadoさんによる経済談義(125)「反緊縮」の空気醸成のために [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

《一見常識に反することの方が正しい」話はなかなか浸透しない》先ずは、気づいた人が深く納得することです。

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mespesadoさんによる経済談義(124)小泉進次郎氏の話術 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

《進次郎氏の間合いの取り方とか、いかにも情緒に訴えるような話術というのは決してバカにできないものがあります。これ、マスコミや電通が最も得意とする視聴者への刷り込み方法と何か共通するものを感じます。》

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mespesadoさんによる経済談義(123)小泉郵政改革は誰のために為されたか [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

小泉郵政改革が誰のために為されたものか》について、mespesadoさんの視点から解明されます。

稲村公望さん(元日本郵便副会長)講演会「あの民営化から12年―郵政民営化の真実」が議論のきっかけです。《「民営化反対の立場になるきっかけは?」との質問に稲村さんは、「一つは郵便の国際会議で民営化推進の説得工作を行なう専従者を知ったからです」と回答。さらに、「日本の郵便事業は明治初めの1871年に前島密(当時の民部省・大蔵省官僚)が米国・西欧列強から日本の利益を守るために篤志家と協力して創設しました。『郵』は『辺地』の意味。4年後に『郵便貯金』、1916年に『簡易保険』が生まれました。この世界最大規模の国民資産を当時の小泉政権は『官から民へ』の題目で有効に使おうとしましたが、これは資産を外国へ投機的に持ち出し、利益を海外移転させる目論見だと私は思ったからです」》《民営化前は約370兆円あった郵貯マネーは今や「毎月1兆円ずつ米国債に消える」との噂もささやかれる。その「被害者」の多くは2005年総選挙で小泉純一郎首相率いる自民党に投票したと思われる。地に墜ちた感の郵便局への信頼を取り戻すにはすべてを白日のもとにさらすしかない。》

mespesadoさんは「民営化」の是非から説き起こします。稲村さんは講演で、「民営化賛成。税金を投じる郵便事業は廃止しヤマト運輸などの民間業者に任せるべきでは」との質問に対し「郵便事業は郵便貯金・簡易保険で補填し、税金は1円も投下していません。民間会社は離島など配達できない地域がある。全国一律料金で郵便を届けるユニバーサル・サービスが他にあるというのか」と答えています。《他の国の例を見るとネパールでは1週間かけてでも、旧ユーゴでは内戦下でも配達する》、「国営事業」だからこそできるサービスです。mesさんは《ちょっと前までは国営事業は殿様商売だからダメとか言われていたけど、本質はそこじゃないような気がする。いかにすればイノベーションが推進出来てサービス内容が進化するのか?個々の企業の一時的な利害衝突とかに影響されずに「収益第一」じゃない方がいい面もあるかもしれない》と言います。

そこから議論は、日本の生命保険業界は「株式会社」以外に「相互会社」があることに及びます。保険業界に身を置くmespesadoさんならではの議論です。「郵政民営化」に際しても、本来「相互会社」化の道も検討されるべきだったのに、その形跡が全くなかったことから小泉郵政改革が誰のために為されたものか、明らか》なわけです。稲村さんが「郵政民営化」のいかがわしさを嗅ぎ取ったのは、国際会議における民営化推進の説得工作を行なう専従者》の存在でした。その手に絡め取られていたのが小泉純一郎という存在だったのです。

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