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mespesadoさんによる経済談義(129)「現実」の政治 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

「現実に」国民のためになる政策を実行しなければならない政治家は、まず「実現可能」な方策を目指します。》

「地球の温暖化を子供が騒ぐ」「なんで16歳の女の子の言うことを聞かなきゃならない?」「国連総会の壇上に子供を上がらせる理由は?」「裏に大きな政治勢力がある」「温暖化は『政治』であって『科学』ではない」「これで温暖化は終わり」「正常な時は大人がきちんと説明する」「子供を使うのは断末魔」「『温暖化はウソ』がわかった」「スウェーデン人の偽善的美辞麗句」「環境の大切さを唱える日本人はみんな偽善者」(武田邦彦)

太郎さんがやってるのは、熱量はすごいけど、やり方としてはもう全然古すぎる。》立花N国党首)→れいわ新選組の選挙戦略はサヨクの限界を超えることはない》反緊縮を進めようとしたら、「弱者救済」を主軸に据えるのではなく、「緊縮財政を続けると国家の供給力が毀損する」という方向の訴えを主軸に置く必要があり、これは「不満」というかルサンチマンを原動力にする左派には無理な話で、やはり「積極策」を考える中道右派こそがやらないと効果が無いと思われる。》

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489:mespesado :2019/09/28 (Sat) 11:22:41
三橋さんのブログの最新エントリー↓

「化け物のような税制」が始まる
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/

 途中まで、書かれていることは正しい分析になっています↓

>  本日のポイントは、なぜ経産省が「キャッシュレス決済」を普及した
> いのか、という点です。あるいは、なぜ消費税増税のたびに、法人税減
> 税がバーターされるのか。

>  それはもちろん、経産官僚がキャッシュレス決済導入によるビジネス
> 拡大や、法人税減税による純利益(及び配当金)拡大を望む財界人とし
> か付き合っていないためです。

>  つまりは、経産省の官僚たちは「自分たちの利益最大化」のみを目的
> とする人々の認識共同体に属しているのです。経産官僚が属する認識共
> 同体では、日頃から、
> 「法人税率が高すぎる。このままでは日本でのビジネスができない」
> 「日本はキャッシュレス決済が普及していない、遅れた国だ」
>  といった会話ばかりが交わされ、誰もが「うん、うん」とうなづく。

>  というわけで、日本を「キャッシュレス決済が普及していない遅れた
> 国」と認識した経産省が、消費税増税というショックを利用し、財務省
> とバーターした。これが、真相でしょう。

>  もっとも、人間に何らかの認識共同体に「属するな」というのは無茶
> な話です。そもそも、人間は社会的動物です。

 これは100%そのとおりでしょう。ところがこの次に来る次の部分が問題です↓

>  各官僚が、それぞれの認識共同体に染まった意見を持っている。とは
> いえ、それはそれとして「国家国民のために、どうしたらいいのか?」
> を理解し、異なる視点、異なる「考え方」に基づき官僚をコントロール
> するのが「真の政治家」なのです。

 ここが、はっきり言って「間違い」だと思います(キッパリ!
 異なる視点で「国家国民のために、どうしたらいいのか?」を考える…。一見正論に見えますが、これ、どうでしょう?独断で独りよがりの「理想」を掲げて現実をその理想と比較してあれが足らない、これが足らない、と不満タラタラなサヨク論者と変わりませんね。こんな「異なる視点」で考えた政策を実行すべし…。そんなのハッキリ言って「学者のお遊び」です!
 そうではなくて、「現実に」国民のためになる政策を実行しなければならない政治家は、まず「実現可能」な方策を目指します。つまり、「各官僚が、それぞれの認識共同体に染まった意見を持っている」のなら、有能な政治家であれば、その官僚の特質をうまく「利用」します。
 今の安倍政権は、野党支持者などから「経産省内閣」と「揶揄」されますが、揶揄も何も、実際にそうです。でも、なぜ「経産省に支配された」ような政策を目指すのか?それは「毒を以て毒を制す」じゃないけれど、「官僚を以て官僚を制す」ためです。財務省が「難攻不落」であることは知れたこと。いや、これは官僚の「頂点」であり、そこまでいかないでも従米・隷米だった「外務省」、そして霞が関でのランキングは低いけれど大事な教育を司るはずなのにサヨク思想に毒された「文科省」など、老獪な官僚たちに、ちょっと「異なる視点」を持つだけで対抗できるわけがありません。必ずこれらとライバル関係にあり、しかも同じ官僚族の気心がわかるある省庁を味方に付けなければいくら国民の信任を得ているとはいえ、しがない政権が彼らに「素手」で対抗できるはずがありません。そこで、安倍政権は、日本を外からコントロールしている米国のDSに媚びを売る外務省を手懐けるために、貿易を通じて国益にプラスになっている「経産省」を味方に付けて「外務省」を制しました。そして今回は「文科省」「総務省」を手なづけるつもりなことは、それぞれの大臣の選び方に、その意欲を見ることができます。そして、一番肝心の「財務省」対策。こればかりは一筋縄にはいかない。そこで、今回は消費増税を防ぐことはできなかったが、かわりにその被害を最小限に抑えるために、キャッシュレス化を進めたい経産省を「利用」したわけですね。繰り返しますが、政治の世界でいきなり「理想」を掲げて実行しようとしても敵はバカではないから徹底的に抵抗するのでうまく行くわけがない。このしがらみをどうやったら打開できるか。実施したい政策で官僚と敵対するのは無能の証拠。逆に相手の特質をうまく利用して理想の10分の一でもいいから実施にこぎつけること。そのそのためのアイデア出しと「実行力」こそが政権担当者には必要かつ望まれているものなのです。

491:mespesado :2019/09/28 (Sat) 21:53:25
https://www.youtube.com/watch?v=2ugBVf-tTH0
【武田邦彦】国連で涙の訴えをした16歳少女の後ろにいる黒幕の正体!
      裏で糸を引いていた闇の集団の存在
          ↓ ↓ ↓
     「『地球温暖化』は終わった」
     「断末魔の時は子供を出すもの」

https://www.youtube.com/watch?v=FCKnOp2Jif4
【特別編】N国立花党首がれいわ新選組を斬る!時代遅れ!?金で政治!?
【政党DIY KAZUYA×神谷宗幣×渡瀬裕哉×立花孝志】#21
          ↓ ↓ ↓
     「山本太郎の主張は資本主義の社会に向いていない」
     「山本太郎の主張は高齢の人には響くけど若い人には響かない」

492:猿都瑠 :2019/09/28 (Sat) 22:01:28
>>491
朝日系のハフポでも執拗に出してますね。

https://togetter.com/li/1408685

NW●のビル・ゲイツとネ●コンのボスであるジョージ・ソロス。
サヨクの方々は真に受けておられる事が多いようですw

493:mespesado :2019/09/28 (Sat) 23:26:45
>>491 (12:00頃から)
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━━━ 立花さん、れいわはどうですか?

立花:全くダメやね。いや、ダメっていうのは、その、山本太郎さんっていう人間の努力とか熱量とか、彼の行動しようという思いっていうのは素晴らしいと思うけど、向いてる方向が、やっぱり資本主義の国には向いてない世界の潮流に合ってない。だから、太郎さんの言うようなことをしていたら、どんどん金持ちは外国に逃げてしまうから。お父さんがしっかり稼いでくるから子供たちは居れるわけであって、お父さんがどっかよその家に行ってしもうたら、子供たち、どうしようもできないわけで、税金は金持ちから取るべきだとか、それはちょっとねぇ、日本の場合、そうしないと国際競争に勝てないから。で、もっと貧富の差ってあっていいと思うんですよ、時代的に。太郎さんを応援している人って、簡単に言えば、労働組合とかが盛んだった、結構高齢の人で、山本太郎さんの一番、僕自身がダメというか、勘違いしてるなと思うのは、あの人ね、金で政治をするんですよ。お金で票を取ろうとするっていうか、別に悪い意味じゃないですよ。貴方たちにお金を配ってあげるから票を頂戴なんですよ。あれね、50代、60代くらい、僕らくらいは行けるけど、今の20代、30代ってお金なんかどうでもいいんですよ。「承認欲求」って言うの?もうメシなんか全部、60代や70代は「ごはん」で来るんですよ。「メシ奢るぞ」。50代、60代、45くらいから55までは、ちょっとその、バブルの頃を経験してるから、何かいいもん買ってあげるぞとか、とにかく高級感に人が来る。で、もう今の40歳ぐらいから下の人は、お金とか食べ物ではなびかないですね。そうですよね。認められたい感がすごくあるんでしょ。何か生きてる価値を。だから太郎さんの言うようなことって、高齢の人には響くけど、結構ネットをしてる人たちにはあまり響かないのかなあって。で、結果としてあの人は、あの人って言うと怒られるけど、結局立憲民主党の票とか減らしただけで、共産党と連携されたんで、ああ、なんかもうそれだったら一緒になったらいいのになと思うんですよ。あの、野党がバラバラ過ぎるからもったいない。いわゆるムダ票が出るわけでしょ。結局、あの、れいわ新選組が200、おそらく何十万票か取ってるけど、この何十万票はムダ票になってしまうから、それだったら共産党と組めば、この何十万票と何十万票が引っ付けば100万になって一議席増えるとか、だから、やりたいことが、言ってることとやってることが結構バラバラ。もっと左の勢力を固めなきゃいけない。でも、太郎さんの思いって、世界を見てないから、やっぱり中道右派のポピュリズムが今、アメリカもイギリスもイタリアも政権を取ってるというとこら辺は、多分わからないんでしょうね。

━━━ そういうとこも、かなり分析しての今の状況ですね、N国は。

立花:そうです、そう。だからとにかく太郎さんのところって大丈夫?って思いますね、4億金借りて。だってね、やっぱ公約で、消費税を0にしますとか、奨学金を返さなくていいようにしますとか、最低賃金を1000円を1500円にするとか言ってるけど、絶対できないでしょ?全部嘘になっちゃう。近い将来までにはね。例えば3年、5年とか。そうすると、「山本太郎って嘘つきじゃない?」って思う人が出て来るんですよ。嘘つきじゃなかったとしても、太郎さんは頑張ってる。でも奨学金返さなきゃいけない。消費税は10%になってる。もうお金出しようがなくなるじゃないですか。だから選挙でお金を使うような選挙、いわゆるお金を使う選挙をされてるから、そこから見直さないと。だから太郎さんがやってるのは、熱量はすごいけど、やり方としてはもう全然古すぎる

━━━ ああいう界隈の人って妙にアーティスティックなことに拘ってるよ
   な気がするんですよね。動画とか見てても、オシャレなんだけど何も
   伝わって来ないというか。逆に立花さんってホワイトボード一つじゃ
   ないですか。ホワイトボード一つで、こうで、こうで、って解説の方
   が逆にこう、視聴者に伝わってんじゃないかって気もするんですよね。

立花:やっぱり合理的な理由ですから。宗教はイメージだけど、政治はイメージじゃなくて、ちゃんと合理的な理由を提示をして、これをどういう形で実現していくのか。とすると、ある程度の時間がかかるわけですよね、お勉強と一緒で。だから、そのホワイトボードでやるのが一番いいわけであって、そりゃ音楽とか叩きながら人の話聴いたらおかしくなるって。あれ、何で音楽鳴らしながら、ギター弾いたりとかやってるじゃないですか。おかしいやろって。

━━━ そこに意味があるのかっていう話ですよね。ただやらないと気が済
    まないんでしょうね、あの界隈では。

立花:まあその「界隈」って表現でいいのかわからないけど、少なくとも、安倍さんとやってること変わらないんですよ。お金ください、僕がやったら幸せになりますって。でも誰がやっても権力者なんて必ず腐るんだから。じゃなくて、システムを変えなきゃいけない。政治のやり方を変えなきゃいけないわけで、人が変わったら変わるかっていうと、そうじゃない。そこは僕はもう山本太郎さんとは全く違うところであって。【以下略】
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 徹底的な現実主義者ですね。例え欧米では左派の政策である反緊縮であっても、れいわ新選組の選挙戦略はサヨクの限界を超えることはない、ということがよく見えていますね。

494:mespesado :2019/09/29 (Sun) 00:09:45
>>493
 とは言え、立花さんも、れいわ新選組の主張する「反緊縮」を批判しているわけではない。というか、そもそも立花さんは「反緊縮」そのものには関心がないように見える。
 一方のれいわ新選組は、反緊縮をサヨクのルサンチマンの視点から具体的な政策に落とし込んでしまっているために、立花さんの指摘するような難点が生じてしまっているわけだ。つまりルサンチマンで高所得者の増税とか法人税の引き上げで金持ちをイジめようとしても、金持ちは一枚も二枚も上手だから海外に逃げたり法人増税分を従業員の給与引き下げでカバーしたりするだけで、金持ちは痛くも痒くもなく、かえって庶民に不利な方向に影響が出るに過ぎない。そのことを山本太郎氏のようなサヨク系の人は理解できない、というわけである。
 やはり、反緊縮を進めようとしたら、「弱者救済」を主軸に据えるのではなく、「緊縮財政を続けると国家の供給力が毀損する」という方向の訴えを主軸に置く必要があり、これは「不満」というかルサンチマンを原動力にする左派には無理な話で、やはり「積極策」を考える中道右派こそがやらないと効果が無いと思われる。

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