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mespesadoさんによる経済談義(124)小泉進次郎氏の話術 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

《進次郎氏の間合いの取り方とか、いかにも情緒に訴えるような話術というのは決してバカにできないものがあります。これ、マスコミや電通が最も得意とする視聴者への刷り込み方法と何か共通するものを感じます。》

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460:mespesado :2019/09/23 (Mon) 22:18:49
小泉進次郎の例の国連演説について↓
https://hosyusokuhou.jp/archives/48861411.html

 このコメント欄は進次郎を見限ったというコメントで溢れているが、一方これを保守系の産経は次のように進次郎びいきで報道している↓
https://www.sankei.com/world/news/190923/wor1909230008-n1.html

 つまり、産経は自民党びいきなだけで、別に安倍政権びいきなわけではない、ということか。それとも「産業」「経済」新聞だから、世界の金融マフィアDSの手下であることに変わりがないのか。将来大化けするかもしれないから暖かく見守ろうという善意でないことだけは確かなように思えるが。

461:mespesado :2019/09/23 (Mon) 23:04:00
https://twitter.com/wanpakuten/status/1176085211135631360

但馬問屋@wanpakuten
> 汚染水の海洋放出に関して、韓国が懸念。風評被害を助長することにな
> りかねないと思うが…
> Q.大臣の受け止めは?
> 小泉進次郎氏
> 「小名浜の地元の組合長に、一緒にノドグロを食べましょうと。その時
> の喜んだ顔、うれしかったですね」
> 記者)
> 「ノドグロの話を聞いてるつもりじゃない」
> …だよね

 なんか、「進次郎人気」の理由がわかったような気がする。↑のように、活字にしてしまうと進次郎の受け答えのアホらしさがはっきりわかるけど、動画で見ると、まず進次郎氏がマジメな顔をして、いかにも政治家風な落ち着いた喋り方で「堂々と」答えているので、内容をボーっと聞いてると、いかにも大臣らしいしっかりした対応をしているように見えますよ、これ。
 いわゆるB層に人気がある、ってのは要するにこういうことであって、喋っている内容よりも、見た目の雰囲気、だからこれを仮に日本語でなく、日本人が馴染みのない言語で進次郎が喋っていたとして、その吹替を「まともな内容の答弁」にすり替えたら、だれでも「おお、次期総理らしい風格で堂々とした答弁だな」と思ってしまう。進次郎氏はそういう「能力」を持っている、ということなんだと思います。政治家の人気って、大多数の国民にそれが一番影響を与える、って事なんでしょうね。

463:mespesado :2019/09/23 (Mon) 23:57:11
>>461
 ちなみに但馬問屋さんの文字起こしも要約なのでミスリーディングなところがあります。略さず文字起こしすると、次のとおりです↓
--------------------------------------------------------------------
記者:処理水の海洋放出に関して、まあ国際社会に恐怖感を与えるという懸
   念を示されました。これはまあ、かなりこう被災地に対する風評被害
   を助長することになりかねないなという風に私は思いますけれども、
   そこに対する大臣の受け止めをお願いします。

進次郎:私何度も言ってますけど、福島の皆さんの、この約8年間の、乗り
   越えられてきたことを決して忘れてはいけないと思ってます。【カッ
   ト】この前、私は小名浜で地元の組合長とお会いをしましたが、今試
   験操業で何が取れますかと言ったら「最近ノドクロがとれるんだ」。
   ああ福島でノドクロがとれるんですかと。私ノドクロ大好きなんです
   よね、って言って、じゃ今度一緒に食べようって環境大臣室にぜひお
   越しくださいと。一緒にノドクロ食べましょうよ、って言ったときの、
   あのね、「いいんですか」ってね、喜んだ顔?嬉しかったですねえ。
   なので、決してそういった皆さんが再び傷つけられるようなことがあ
   ってはならないと。その思いで、こういった問題にもしっかりと向き
   合っていきたいと思ってます。

記者:どう取り組んでいくかと伺ったんですけど、ノドクロの話を訊いてい
   るつもりじゃないんですよ。

進次郎:ま、それも絡みますからね。できることはすべてやるという、そう
   いった気持ちで取り組んでいきたいと思ってます。
--------------------------------------------------------------------

 進次郎氏もいきなり「ノドクロが~」という話を切り出したのではなく、いかにも地元民との交流の一エピソードとしてノドクロの話をした、という雰囲気の語り口です。感情移入して聞いていたら、記者の「ノドクロの話を訊いているわけじゃない」というツッコミの方が野暮に感じられるくらいです。なので、進次郎氏の間合いの取り方とか、いかにも情緒に訴えるような話術というのは決してバカにできないものがあります。これ、マスコミや電通が最も得意とする視聴者への刷り込み方法と何か共通するものを感じます。決して侮ったり「進次郎のアホさがこれで国民にも明らかになったろう」などと考えるのは甘い、と言わなければなりません。

464:堺のおっさん :2019/09/24 (Tue) 00:02:56
>>461
汚染水の海洋放出
「汚染水ではなく、処理水の海洋放出のことですか?」
くらいの突っ込みで返したら良かったのにね。
そこを正さないと、アカンわな。

465:堺のおっさん :2019/09/24 (Tue) 00:11:11
>>463
ああ、そのなんとかさんが処理水を汚染水と
わざとかどうかは知りませんが
間違えたんでしたか。
永遠に汚染水と処理水の違いが分からないんでしょうね。

466:mespesado :2019/09/24 (Tue) 00:12:44
>>464
 これ、但馬問屋さんのツイートでは「汚染水」となってますが、記者の発言は「処理水」となってます。これは但馬問屋さんのミスというか、「汚染水」と書いた部分は「記者の質問」であるQ.以下の中には含まれていないので、厳密に言うとミスと言えるのかどうか微妙なところではありますが、誤った印象を与えてしまっていることは確かですよね。このように、人の発言を要約して批判しようとするときは、批判者も細心の注意を払わないと、逆の批判を受けかねないので用心が必要だと思います。まあ、だからと言って、進次郎氏の方がエライということになるわけではありませんがw

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