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mespesadoさんによる経済談義(127)「ほんとうにいい構想ならオカネは後からついてくる!」 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

《反緊縮の運動も、「不満」に基づく「文句言い」の「消極的」思考から解き放たれない限り、軌道に乗ることはないだろう。》

「反緊縮」とは、われわれに染み付く「ケチケチ感覚」からの解放です。「ケチケチ感覚」とは、「オカネに囚われる感覚」です。宮内公民館改築をめぐる議論、「こんな風にしたい」と言うと「じゃあオカネはどうするの?」→「ダイジョーブ、ほんとうにいい構想ならオカネは後からついてくる!

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476:mespesado :2019/09/26 (Thu) 07:26:29
左派だけでなく右派の支持も 「れいわ新選組」躍進の理由と今後の展望
https://sirabee.com/2019/09/23/20162167234/2/

 れいわ新選組が左派だけでなく右派にも支持されている、という内容。
 確かに「政治的」に言えば左派な人だけでなく、三橋さんのような右派の人にも支持されているし、自民党の安藤議員だって、反緊縮なところは認めているわけで、それは確かなんだが…。
 しかし「左派」とか「右派」の本質はそこじゃないと思う。
 記事にもあるように、れいわ新選組は、40代のロスト・ジェネレイションの支持が多かった。ただし別の情報によれば、本当に経済的に困っている人ではなく、ある程度裕福な人の支持が多かったという。ただしいつ貧困に落ちるかという不安があるのだろう。
 つまり支持者の共通項は、社会への「不満」だ。本質的な意味でのサヨクに共通するのは、この「不満」である。「不満」に伴う「不安」である。政治的にはウヨクな三橋さんも、こと経済に対する意見は実は「不満」の部類に入る。
 対するウヨクに共通するのは「不快」に基づく「不安」である。嫌韓、嫌中など「ウザい近隣国だな」というのがその本音であろう。
 そして、ひろゆき氏らが言っているように、「サヨク」による社会の改善はできない、「ウヨク」方向からしか改善できない、というのは本当だと思う。「不満」に基づく「不安」は社会を進化させる原動力にならない。文句ばかり言って何でも他人のせいにしているからである。
 これに対して「不快」に基づく「不安」は社会を進化させることがある。不快だから何とかしよう、と知恵を絞るからである。つまり、一見「不満」対「不快」という違いに過ぎないように見えて、実は「消極性」と「積極性」の違いがあるからではないか。
 反緊縮の運動も、こういった「不満」に基づく「文句言い」の「消極的」思考から解き放たれない限り、軌道に乗ることはないだろう。

477:堺のおっさん:2019/09/26 (Thu) 08:40:34
>>476
メッさん、お見事です。
フランス革命から今まで、ずーっと
この社会に対する「不満」は左翼の大好物でした。
その結果はと言えば…。ご存じの通りです。
レーニンはその方法を体系化さえしていました。

478:猿都瑠 :2019/09/26 (Thu) 14:27:00
不快は表層の感情。
不満は満たされない感情。
不満の方が根が深い。
全て満たされる事なんて決して無いのだから。
そして何より「欲」に直結している。
更に嫉妬によって不快は余り煽られる事が無いが、不満はまともに影響を受ける。
思い付いた事を書いてみました。

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