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日本の根幹が壊れていることが「明らかになった」ことは明るいニュース [政治]

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陰極まって陽となる、私には明るいニュースに思えました。

おかしい、おかしいと思っていたらやっぱりおかしかった。それが誰の目にも一目瞭然となったのです。これが問題にならないわけはありません。飯山一郎氏は「役人の叛乱」とみています。おそらくそうでしょう。不正選挙の事実はどこかから漏れるにちがいないと思っていました。日本の「民主主義」はとりあえず全てご破算。8月15日のあの一瞬に戻ってやり直しです。

【追記28.6.26】
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見逃せないニュース 衛藤晟一参院議員高松市0票問題とロイター記者発言問題 [政治]

衛藤晟一参議院議員の高松市における得票数が0票だったのはおかしいという問題を昨晩9時のNHKニュースがとりあげ、大騒ぎになっています。衛藤議員にはわたしもかつて投票したことがあったかもしれません。憂国の議員です。衛藤議員が本気で日本の将来を憂えて告発に踏み切ったのかと思いました。だとすると、真実を究めるための猪突猛進を期待します。亥年生まれです。

http://cgi2.nhk.or.jp/nw9/pickup/?date=130829_1 


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もうひとつは、次の記事です。安倍総理はどう思われていることでしょうか。

「原爆投下も国際法違反か」シリア化学兵器使用で米国務省に質問飛ぶ

2013.8.29 12:24 

 原爆投下も化学兵器使用と同じ国際法違反か-。米国務省の定例記者会見で28日、ロイター通信の記者がシリアの化学兵器使用疑惑をめぐり、米国による広島、長崎への原爆投下の例を挙げて軍事介入の正当性について追及した。

 米政府はアサド政権による化学兵器使用を断定。この日の会見でハーフ副報道官は国連安全保障理事会による武力行使容認決議なしに軍事介入することを念頭に、多数の市民を無差別に殺害したことが一般的に国際法違反に当たると強調した。

 これに対してロイターの記者は「米国が核兵器を使用し、広島、長崎で大量の市民を無差別に殺害したことは、あなたの言う同じ国際法への違反だったのか」と質問。ハーフ氏はコメントを避けた。(共同)

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1773249.html




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「政治の裸かにされた原理は、敵を殺せ、の一語につきる」(埴谷雄高) [政治]

数日前、庄内5農協、コメ手数料でカルテルか 公取委立ち入り検査の報道に接して「ここまでやるのか」と驚きつつ、埴谷雄高を思い出して本棚の片隅から「幻視のなかの政治」を引っ張り出した。最初のページにその言葉はあった。「政治の裸かにされた原理は、敵を殺せ、の一語につきる・・・」。そしていみじくも、次の節はこうだった。

「目の前に現存しないのに必ずそこに動いている巨大なもの、それは権力である。闇の中から鉤がでてきて一人の男をつりあげ消え去ったとすれば、それは権力が働いたのである。そこには奥の見えぬ闇の恐怖がある。けれども、その遠い闇の奥には自己満足を感じているひとりの愚昧な政治家が坐ってい」る。(「序詞 権力について」)

山形県民は迂闊にも、大沼みずほという平凡な女性を「愚昧な政治家」の列に加えるべく、舟山やすえという人格的にも思想的にも希有な政治家を蹴落とすことに手を貸した。この度の報道によって、山形県選挙民は罪の重さにあらためて深く慚愧させられている。

河北新報と山形新聞は参議院選挙との関連にふれて、かろうじて、報道者としての良心的姿勢を示してくれている。

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ジム・ロジャーズのアイスランド評価 [政治]

ジム・ロジャーズの「冒険投資家ジム・ロジャーズのストリート・スマート」 に、アイスランド評価がさりげなく、しかしラジカル(根源的)に書いてありました。(233p〜236p)

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現在、どんな政治形態であろうが、多くの国は負債を完済できない状態だ。完済はどう考えてもあり得ない。では、それを踏まえた上でヨーロッパはどうするべきなのか?市場が何千年もの間強いてきたことに従うという解決法を私は提案する。債務不履行にさせるのである。ヨーロッパを破産させればいいのだ。資金を貸し付けているにせよ投資しているにせよ、ヨーロッパの債権者は損失を被ることになろう。場合によっては深刻な損失額になると思う。だがそうすれば、たとえばギリシャは再び健全な基盤からスタートできる。そのためにギリシャがユーロ圏を去る必要などない。・・・・・・・

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最近見えてきた二つの『革命的』出来事(1) アイスランドの現在 [政治]

昨朝、南陽倫理法人会で話す機会が与えられた。「行き当たりばったりの人生から見えてきたこと」を一応の題にしたが、「最近見えてきた二つの『革命的』出来事」について語った。

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.一切報道されないアイスランドの現在


アイスランド;北大西洋に浮かぶ北海道と四国を合わせたくらいの小さな島国。人口32万人。


・「金融立国」(国を挙げて金融バブルに踊った国)


 新自由主義者ダヴィード・オッドソン首相は、1991年就任以来、大胆な民営化政策を実行。2004年に首相の座を降りて自ら中央銀行総裁に就任し、こんどは徹底した金融自由化に着手。アイスランドの銀行は、高金利のポンド預金やユーロ預金でヨーロッパの個人や企業からお金を集め、それを南欧や東欧の不動産に投資したり、株式市場で片っ端から株を買ったりして運営。国全体がヘッジファンド(投機的利益追求機関)化。まれに見る国を挙げての金融バブルが発生。

 3大銀行の総資産は、2003年にはGDPとほぼ同じだったが、約3年半でGDP10倍(当時の為替レートで約28兆円)。不動産価格は3倍、株価は9倍、通貨は対ドルで60%上昇。それにともなってアイスランドの平均的世帯の収入は、わずか3年半で3倍。


・リーマンショックによる金融崩壊とその後


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分水嶺としてのイラク戦争支持 [政治]

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小泉純一郎という人物が、日本を決定的におかしな方向に舵を切った元凶のように思えてならないのだが、そう思うようになった原因のひとつが、いまからちょうど10年前のイラク戦争支持決定にあったことを今朝の新聞で思い起こした。

「イラク戦争当時の小泉純一郎は支持決定の過程や悩みを周囲に語らなかったという。」

さもありなん。

記事は「日本の道を変えたあの戦争支持には熟議さえもなかったのかと恐ろしさを感じる。」と締めくくるが、恐ろしい人間を首相に据えてしまったということなのだと思う。

平成4年(1992)、徳田虎雄衆議院議員が所属する衆議院労働委員会を傍聴する機会があった。その時委員会室に疾風のように入って来て疾風のように去っていった男の印象がいまでもはっきり焼き付いている。剃刀(カミソリ)のような存在感だった。


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検証 官邸のイラク戦争――元防衛官僚による批判と自省

《開戦から10年、首相官邸で自衛隊イラク派遣の実務責任者を務めた著者が、アメリカの武力行使を支持した政府判断、自衛隊派遣のプロセスを正面から検証する。深い自省を込めて忌憚なき批判を行い、現在に至るまで安全保障政策の拠り所とされている「日米同盟」を、根幹から問う。》

イラク戦争に至る前哨が、その2年前の9.11だった。私にとって、国レベルの政治に処する上でのターニングポイントとなった。







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戦争したい派 vs 戦争しない派 [政治]

終戦記念日の815日の朝 、産土神社への15日参りに出かける前、山形新聞のコラム「気炎」欄、「足音」と題する天見玲氏の下記の文を読んだ。


《太平洋戦争の敗戦が色濃くなった昭和19年、日本軍は屈強の若者を徴集し、最後の抵抗と巻き返しを図った。体格も立派で、運動選手でもあった母の弟はこの作戦に召集され、山形市の霞城公園内にあった山形第32連隊で訓練を受けた。


面会日に祖母と母は、食料の持ち込みは禁止されていたが、ようやく手に入れたもち米や小豆でぼた餅を作り、会いに行った。見つかれば大変なことになる。持参したマントを叔父にすっぽりかぶせて食わせた。叔父はそのときのぼた餅があんであったか、納豆であったか、全く分からなかったと後で語った。


やがて戦地に赴くことになった。その日時は機密に属することであったが、風の便りで家族たちに伝わった。祖母と母はその夜、最寄りの駅でその汽車を待った。汽車が姿を現す。「ああ、この汽車だ」と思っていると、突然汽車の電灯がすべて消えた。真っ黒な汽車が駅に近づく。その時。汽車から「うおー」という大きな声が上がった。兵士たちの声と汽車は小さくなり、消えた。「あのときの声が今も聞こえる。あれほど速い汽車は今の今までなかった」と母は幾度となく語った。昭和201月、叔父はフィリッピンで戦死する。21歳の若さであった。


祖母は昭和35年、72歳で亡くなった。当時の私の家は、茶の間から道路が近く、道路を歩く人の足音が聞こえた。祖母は軍靴のような足音が聞こえると、「あ、帰ってきた」と声に出した。


戦後何年か過ぎて本国に帰還する兵士がいた。祖母は息子を半ばあきらめながらも、帰還するかもしれないという望みを持っていたのである。祖母の気持ちが今になってよく分かる。現代に生きるわれわれは、再び戦争が忍び寄らないか、その足音に耳を澄まさなければならない。》


その日、隣町在住天見氏の叔父さんも祀られる産土社境内の郡招魂社への参拝は、これまでにない熱のこもったものになった。いつの頃からか、招魂社への参拝の際思い浮かばされる英霊の姿は、決してカッコ好くはない、泥濘の中で苦悶しつつ命を落としてゆくつらい姿に変わっていた。ひたすらその無念を鎮めるべく祷る。終戦後67年を経過したとはいえ、今の日本を見れば、英霊たちの無念はさらに増しているように思えてならない。


今朝、フジテレビ「新報道2001」を見ていた。石破、長島、平井といった面々の顔を見ているうち、「戦争したい派」という言葉が浮かんだ。領土問題をめぐってざわめき出している日本、「戦争したい派 vs 戦争しない派」の括りで色分けするとすっきりする。


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今こそベーシックインカムの導入を [政治]

いったいこれからの暮らしはどうなるのか。地震・津波被災者、原発避難者だけの問題ではない。決まった金が入ってくる人はいい。企業環境は激変している。受注の見通しが全くといっていいほど立たない。それでも借金は返済してゆかねばならない。政治がこれからの方向を示さねばならない時なのに、その姿がさっぱり見えてこない。庶民レベルでは、お互い優しい気持ちになって精一杯助け合って生きようとしているのに、政治はいずこも本来の機能喪失。

先般、旧知のある県議と会って話していたらどうも話が噛み合わない、県議の頭の中にあるのは、対立候補が出ないことを願う、間もなく告示の選挙のことだった。国政レベルではこの期に及んで増税論議。何のために政治家になったのか。こういう時ほど力の発揮しどころなのではないか。その姿を見せて欲しい。田中良紹さんが「小役人的政治家の危機意識」でご指摘の通り、全くそう思う。

 

以前、「置賜地域の合併ビジョン私案」の中で、ベーシックインカム導入の提案をしたことがあった。国として本気で考えるべき絶好の秋(とき)と考える。

 

(転載はじめ)

 

◎「NON-POOR CITY 置賜」構想

 

 北欧の貧困率の低さが際立っている。スウェーデン5.3%、フィンランド6.4%、ノルウエー6.3%、デンマーク4.3%等である。『日本の貧困研究』(橘木俊詔・浦川邦夫)によると強い共同体意識があるからという。参加型経営組織、連帯感と助け合い、民主主義の浸透、非格差社会、福祉国家観の啓蒙、公共機関への信頼、公正・平等を優先する心性などが挙げられていた。それがヒントとなった。その骨子を提示してみよう。

 

≪戦略≫

 

 「棒杭(ぼっくい)の商い」精神による地域づくり


 (1) 豊かな置賜の歴史に根ざす「地域共同体」としての再生。

(2) 農業生産を重視した地域内自給(千人共働き→置賜24万共働き)。

(3) 「助け合い」「譲り合い」をキーワードに損得感情の超克。

 

≪戦術≫

 

地域通貨(藩札)の活用によるベーシックインカム(基礎的所得保障)の導入

 (1) 最低時給保障(時給格差の是正)による農林業等保護。

(2) 最低生活保障(高齢者への一律配布)。自主返納制。

(3) 期限付き地域通貨。使用税徴収による財源の確保などがある。

 

「棒杭の商い」:上杉鷹山公の時代の無人販売所。街道の途中に暮らしや旅の必需品が棒杭に下げてありました。鷹山公の善政は人心をも立て直し、いつも金額はぴったり合ったという。旅の人もこの地に入ればおのずとそれに倣ったとのこと。 

  「千人共働き」:「昔から千人人がいればお互い助け合いながらなんとか生きてゆけたもんだ」という古老のことばが強く心に残っている。

  「ベーシックインカム」:「働くことで所得を得る」のではなく「生きているから所得を得る」という考えに基づく。そのことで、「金にならない仕事はやらない」という考えから解放される。「仕事」とは本来「人のために役に立つこと」だったのではなかったか。目先にこだわらない本来の「仕事」が息を吹き返す。完全な実現には程遠いが、地域通貨の活用でその考えを取り入れることは可能になる。


 (転載おわり)  

マドモアゼル愛さんがいい文章を書いておられた。この発想だ。

 

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