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今こそベーシックインカムの導入を [政治]

いったいこれからの暮らしはどうなるのか。地震・津波被災者、原発避難者だけの問題ではない。決まった金が入ってくる人はいい。企業環境は激変している。受注の見通しが全くといっていいほど立たない。それでも借金は返済してゆかねばならない。政治がこれからの方向を示さねばならない時なのに、その姿がさっぱり見えてこない。庶民レベルでは、お互い優しい気持ちになって精一杯助け合って生きようとしているのに、政治はいずこも本来の機能喪失。

先般、旧知のある県議と会って話していたらどうも話が噛み合わない、県議の頭の中にあるのは、対立候補が出ないことを願う、間もなく告示の選挙のことだった。国政レベルではこの期に及んで増税論議。何のために政治家になったのか。こういう時ほど力の発揮しどころなのではないか。その姿を見せて欲しい。田中良紹さんが「小役人的政治家の危機意識」でご指摘の通り、全くそう思う。

 

以前、「置賜地域の合併ビジョン私案」の中で、ベーシックインカム導入の提案をしたことがあった。国として本気で考えるべき絶好の秋(とき)と考える。

 

(転載はじめ)

 

◎「NON-POOR CITY 置賜」構想

 

 北欧の貧困率の低さが際立っている。スウェーデン5.3%、フィンランド6.4%、ノルウエー6.3%、デンマーク4.3%等である。『日本の貧困研究』(橘木俊詔・浦川邦夫)によると強い共同体意識があるからという。参加型経営組織、連帯感と助け合い、民主主義の浸透、非格差社会、福祉国家観の啓蒙、公共機関への信頼、公正・平等を優先する心性などが挙げられていた。それがヒントとなった。その骨子を提示してみよう。

 

≪戦略≫

 

 「棒杭(ぼっくい)の商い」精神による地域づくり


 (1) 豊かな置賜の歴史に根ざす「地域共同体」としての再生。

(2) 農業生産を重視した地域内自給(千人共働き→置賜24万共働き)。

(3) 「助け合い」「譲り合い」をキーワードに損得感情の超克。

 

≪戦術≫

 

地域通貨(藩札)の活用によるベーシックインカム(基礎的所得保障)の導入

 (1) 最低時給保障(時給格差の是正)による農林業等保護。

(2) 最低生活保障(高齢者への一律配布)。自主返納制。

(3) 期限付き地域通貨。使用税徴収による財源の確保などがある。

 

「棒杭の商い」:上杉鷹山公の時代の無人販売所。街道の途中に暮らしや旅の必需品が棒杭に下げてありました。鷹山公の善政は人心をも立て直し、いつも金額はぴったり合ったという。旅の人もこの地に入ればおのずとそれに倣ったとのこと。 

  「千人共働き」:「昔から千人人がいればお互い助け合いながらなんとか生きてゆけたもんだ」という古老のことばが強く心に残っている。

  「ベーシックインカム」:「働くことで所得を得る」のではなく「生きているから所得を得る」という考えに基づく。そのことで、「金にならない仕事はやらない」という考えから解放される。「仕事」とは本来「人のために役に立つこと」だったのではなかったか。目先にこだわらない本来の「仕事」が息を吹き返す。完全な実現には程遠いが、地域通貨の活用でその考えを取り入れることは可能になる。


 (転載おわり)  

マドモアゼル愛さんがいい文章を書いておられた。この発想だ。

 

(転載はじめ)

 

●震災後  20110324日(THU

 

  震災 原発破損 放射能拡散 水がやられ、土がやられる  食糧事情悪化  東日本の経済活動の停止  都心の経済活動の低下もしくは停止  都心の生活の維持の困難化  都心の不動産価格の暴落  金融の破たん    円の暴落 食糧危機  大インフレ 世界経済の崩壊かそれに近い状況  世界のあらゆる経済活動の縮小   戦争の勃発  

という最悪の流れすら考えられるシナリオである。また、そうした流れを意識して作り上げようとする勢力もあるかもしれない。 

しかし一方で、このようなシナリオの可能性もある。


震災 原発破損 放射能拡散 水がやられ 土がやられる  食糧事情悪化  被害が広範囲に及ぶため政府と直結しない国民生き残り方策が出てくる  放射能を除去する見事な発明と速やかな実践  中央と直結しないシンプルな製造と輸送、販売の新たな経済システムの確立  シンプルな生き方の流行  助け合いのノウハウとそこから来る信頼感の醸成  経済大国の考えから生活大国へと脱皮  日常生活の充実と喜びの創出 低コスト生き方から来る精神性が霊的人生観を生じる 先祖、魂、自然 子供優位の命の文化と生活経済による東日本の自立 遺伝子縄文の大復活

 

ご存知のように人間の中にもっとも深く眠る遺伝子は金儲けなどとは違う。金儲けなどの価値意識はつい最近のもので、せいぜい長くみても3000年。私の子供時代でさえ、お金の話しをしたがらないような風潮があったわけで、なんでもお金、という考えは古いようで本当はつい最近のもの。そのシンボルが原発だったわけだが、縄文遺伝子一万年の前ではほこりのようなものでしかない。しかもお金儲けは金信仰であり、幽界の影響が強い。しかし縄文一万年の遺伝子は現実生活を保持した現実のものである。今回の出来事がどうなっていくか、大きくふたつの方向が見てとれる。

 

 後者が勝つことは分かっているが、その流れを見れるというとんでもない時代に私たちは生まれてきた。人類数万年の歴史の中のハイライトにもあたる時代に偶然か必然化はわからないが、あなたも私もここに生まれてきた。見物してもよい、参加してもよい、どちらでもよいが、人の足は引っ張らないようにしたいと思う。

 

(転載おわり)

 
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めい


http://agora-web.jp/archives/1296033.html

12. h_tsuji2011 2011年04月02日 23:06

震災復興も兼ねる唯一の解決策は地域通貨の解禁である。
増税しても国債を日銀が引き受けても日本全体にリスクが及ぶことには変わりない。
地域通貨で流通する紙幣を増やすなら失敗しても一つの地域通貨が消えるだけで終わる。

道州制ぐらいの地域区分で自治体発行の地域通貨をベーシックインカムで流通させる。
地域通貨により地方の遊休資産を活用し被災地域外の経済活動を維持する。
部分的に地域通貨で経済活動が維持されていれば
復興財源として増税で日本円通貨を取り上げてしまっても大きな不都合は生じない。

by めい (2011-04-03 17:44) 

めい

スイスでベーシック・インカム導入を国民投票 成人に月27万円支給
2013年10月08日
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1777007.html

1 名前: ダイビングフットスタンプ(新疆ウイグル自治区):2013/10/08(火) 00:04:18.19 ID:twePMi4oP

タイラー・コーエン 「スイスでベーシックインカム導入?」

この度スイスですべての成人を対象としたベーシックインカムの導入をj巡って 国民投票(レファレンダム)が実施される運びとなった。この動きは、 金融危機以降の所得格差の広がりに抗う積極主義(activism)が スイス国民の間でさらにその勢いを増していることを示す証拠の一つだと言えよう。

今回の提案では、スイスに在住するすべての成人に対して政府が無条件で 毎月2500フラン(2800ドル)1 を支給するよう要求されている。 国民に対して金銭面でのセーフティーネットを提供することがその目的である。

今回の動きを主導した市民団体は昨日の金曜日にレファレンダムの実施に必要な有権者10万人分以上の署名を提出した後、ベルンにある連邦議会議事堂の前で800万枚の5ラッペン硬貨2 をばらまくパフォーマンスを行った。

この提案によると、夫婦揃って毎年およそ6万7千ドル3 のベーシックインカムを受け取る格好になるわけだが、そうなると単に働かなくなってしまうのではないだろうか。
これほどの支給額でのベーシックインカムの導入には無理があるのではないかと思われる。

もっと詳しい情報はこちらを参照のこと。このニュースを教えてくれたエヴァン・ソルタス(Evan Soltas)に感謝。

http://econ101.jp/(URL短縮)A4%E3%83%B3%E3%82%AB/
参照URL:ロイター(英語)
http://www.reuters.com/article/2013/10/04/us-swiss-pay-idUSBRE9930O620131004

by めい (2013-10-08 06:00) 

めい

"ベーシック・インカム"必要最低限の給付をオランダで実験「幸福度が増す」
The Huffington Post Canada | 執筆者: Joshua Ostroff
メール
投稿日: 2015年07月13日 16時02分

生活保護など、経済的に困窮する人への金銭的な支援が本当に効果的かどうかは、賛否が分かれる。

制度に反対する人は、そういった社会保障制度は受給者の勤労意欲をそぐと批判しており、その結果、生活保護が受けにくくなるような政策がとられてきた。たとえば貧困ラインを下回る金額しか支給されなかったり、受給のための手続きが複雑化したりしているケースが少なくない。アメリカでは薬物検査をすることもあるという。

そんな中、近年注目を集めている貧困対策が「ベーシック・インカム」だ。

ベーシック・インカムとは「すべての人に必要最低限の所得を給付する」という社会政策の構想だ。政府は必要最低限の生活費を、給付対象者が仕事をしているか求職中かに関係なく、無条件に提供する。受給資格を審査したり、仕事に関する条件を設けたりすることはない。裕福な人もお金を受け取ることになるが、そのお金は税金として回収される。

このベーシック・インカムを2016年1月から試験的に導入すると、オランダ第4の都市ユトレヒトが発表した。ユトレヒト市でこのプロジェクトの責任者を務めるニエンケ・ホースト氏は、ニュースサイト「クオーツ」の取材に対して、「受給者が仕事を探さなくなるという意見もありますが、どうなるかは実験によって明らかになるでしょう」「私たちは、多くの人たちの幸福度が多少増し、そして最終的に仕事を見つけるようになると考えています」と話している。

ベーシック・インカムを取り入れる理由は色々ある。インディペンデント紙は、現行の社会保障制度の複雑さや官僚主義的な部分を減らして貧困をなくすだけでなく「管理されることの少ない社会で、今より柔軟に労働時間を選択できるようにし、介護やボランティア活動や勉学により多くの時間を費やせるようになる」と伝えている。

ただし、対象者は社会福祉受給者のみに限られるという。対象者の300人はいくつかのグループに分けて比較される。一つのグループには基本所得の約900ユーロ(約12万2500円。所帯がある人には約1200ユーロ=約18万円)を無条件で支給し、その他のグループは、さまざまな規則や条件のもとに支給する。

ベーシックインカムの実験は、これまでにも行われている。その一つが、カナダのマニトバ州ドーフィンで1974年から1979年にかけて行われた「Mincome」と呼ばれる実験だ。

実験では、さまざまな金額の給付金を毎月支給して誰もが最低限の生活ができるようにした。残念ながらMincomeは、その効果が適切に評価される前に政権交代によって頓挫してしまい、実際に政策として取り入れられることはなかった。しかし2011年にマニトバ大学の経済学者エヴェリン・フォゲット氏がMincomeのもたらした効果を調べている。

それによれば、5年で貧困は目に見えて減ったという。フルタイムで働いても貧困から抜け出せないいわゆる「ワーキングプア層」にも経済的な安定がもたらされ、病気にかかっても安定した生活ができるようになった。給付金を受給した後、働く時間が短くなったケースもあったが、それらは、母親が長い育児休暇を取るようになったり、十代の青年が就職ではなく進学を選んだケースだった。

オランダだけではなく、スイスやシリコンバレーでも、ベーシック・インカムに対する支持は広がっている。ユトレヒト市の実験は社会福祉受給者だけが対象となっているため、ワーキングプア層に対する影響を調べることはできないが、それでも世界中の政治家や経済学者、それに公正な社会を求める人たちから、大いに注目される取組みになることは間違いない。

この記事はハフポストカナダ版に掲載されたものを翻訳しました。

[日本語版:佐藤卓、合原弘子/ガリレオ]

by めい (2015-07-14 03:50) 

めい

《オランダの一部の町では、ベーシックインカムが始まりました。実験的なものだそうですが、間違いなくうまくいくでしょう。》
マドモアゼル愛さんです。
http://www.love-ai.com/diary/diary.cgi?date=20150715

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■ 微細な働きと強行採決 New! 2015年07月15日(WED)

 微細な働きにしか、本当の力はありません。もっとも微細な働きが意識なので、意識からしか物は生まれないことになります。

本日、自公民は委員会において戦争法案を強行採決しました。戦争法案といういい方はよくない、、、という人もいますが、海外で武力行使ができるという憲法解釈ですので、明らかに戦争法案だと思います。

日本の憲法は平和憲法と言われて、平和憲法であることを自他共にこれまで認めてきたのですから、大変な変化です。

それを一時の政権の判断でできるとなると、憲法自体の意味がなくなります。憲法が国の最高の法的根拠であるとの約束ですから、行政も立法もそれを守るという立場でなければいけないわけです。

それを一介の政治家が自分の考えで自由に変えていいというのは、誤解も甚だしいことで恥ずべきうぬぼれです。

これで安倍政権は本気で平和を愛する日本人を怒らせたことになります。週末から台風や三連休などで、強行採決から国民の目をそらさせればいいという安易な狙いまで見えるようで、なんだか、本当に恥ずかしい人なのではないか、、、の印象が強化されると思います。

政権は国民の理解が得られない、、、といいますが、そんなことはなく、段々理解されるようになったので、支持率が下がっていったわけです。

わかればわかるほど、反対は多くなりますから、理解される前に強行に決めるしか道はなかったのでしょう。

戦争に加わらない平和国家など幻想であるという人もいますが、私はそうは思いません。原発をあれだけ作っておいたのですから、戦争など始めたら、爆破されたらどうするのでしょう。

もう昔のような戦争などできないし、日本はそうしたものから、卒業したことで、世界での存在感を作っていたのです。

天皇は武力の後の世が文化の世であることを真っ先に思い描き、そうした日本を自ら率先してリードして来た存在でもあります。

極右政権は天皇を戦前のように押し立てて自分らの政権維持に使おうとしているようですが、どうするつもりでしょう。ここにも大きな矛盾を作ったことになります。

さて、微細な働きに話しを戻しますが、本日の強行採決は強制的な数の力に及ぶ、力の理論です。戦争はその中でももっとも力を頼りにする政治であり、一見、もっとも大きな力を持っていると誤解します。

しかし、小学校の一クラスでもわかるように、暴力生徒が本当の意味で上に立てるでしょうか。暴力が怖いからいうことを聞く、、、確かに、最初はそうかもしれませんが、暴力だけで解決できない問題が出てきたとき、乱暴な生徒の存在感はどんどん弱体化するはずです。

小学校でさえそうです。まして、高校、大学になって、暴力生徒が幅を利かすことなど、まずありえません。

天下の一国家のありようとして、それがまかり通る道はなく、現政権が生き延びることは基本的に無理だと思います。そうした事態が今後起きてくることでしょう。

現政権はナチスのやり方をまねる、、、ということを意図的に行っていたことはわかりますが、民意が付いてこなかったというあまりに愚かで幼稚な誤解に立っています。

結局は、たった一人の人が考える、、、何かおかしくない、、、、?  の気持ちに勝てる政治はないのです。

たった一人が考える、、、何かおかしくない、、、? は至極自然な感情ですから、その他大勢の人がそれを共有することになります。微細な力に勝つことなど、できない時代なのです。

微細な力こそが実は現実を変える力になります。いくらまずいことを秘密保護法によって隠しても、隠したこと自体は伝わりますから、おかしなことが多くなってくることで、何かおかしくない、、、? と思う人は増々増える。

政府は強権によって、海岸の砂粒をペンキで色を変えるようなことを始めましたが、どんなに色を変えようとして大量のペンキをまいても、大海原のすべての砂の色を変えることなどできません。

世界の砂浜の砂の色を変えるようにできるのは、砂の一粒一粒が自ら色を変えた時だけ。

これからの時代はそうして動いていくことになると思います。力による押し付け、、、暴力による押し付け、、、それは一時の幻想を一部で生むに過ぎない幻です。

石破さんが昨日、安倍さんとは異なる視点で物を言いましたが、不満のガス抜きでもあるだろうし、さらにいえば、総裁選があるとの読みでもあったことでしょう。

政治家の仕事は憲法を守ることが真っ先ですから、それを逸脱した政治家がいくら騒いでも、内心を読まれるだけ。自民党は私は終わると思います。

ただ自民党のやり方は、他の勢力を作らない、、、という工夫にたけ、小沢が出そうな際にはそれを叩く、、、、鳩山を追い出す、、、

鳩山のことを皆が悪く言っている中、私は一貫して、大変心もとないと思いつつも、とりあえずの評価を通してきた唯一の政治家ですが、こうやって、自民党はライバルの駆逐が上手です。

また、選挙や政治を魅力ないものに思わせるために、政治に関心を持たせない努力を自民党は続けていたと思います。

ダサい選挙カーが選挙に行ってください、、、といえばいうほど、人々が関心を失っていくことが計算されたようなやり方だったのです。

選挙と政治には関心をもってもらいたくない、、、そうすれば、宗教団体などの少数の力で国を自由にできるからです。

ですので、自民党に票を入れた方は、戦争が起きた時は最初に前線に行ってくださいと、美輪明宏氏は述べていますが、本当におっしゃる通りです。

しかし、これで国は本気で日本人を怒らせた可能性があります。三連休で国民の関心が他のところに行ってしまったら、彼らの勝ちかもしれませんが、果たしてどうなることでしょう。

微細な働きにこそ本当の力がある、、、というのは、本当のエネルギー理論なのです。まやかしが少なくなるに従い、こうした物理現象が段々と証明されてくるようになると思います。

意識しか物事を作りません。日本人に今、共通する意識が作られつつある点で、安倍政権は本当によく働いたともいえるでしょう。

平和のありがたさ、、、戦争の嘘、まやかし、、、戦争で儲けたい人がいるだけなんだ、、、という本当の事実が段々と人々の間で理解が進みますと、自然と日本人総体の意識に変化が出てきます。

まずは女性から、、、次に若者、、、、と伝播し、ある日すべてが変わっている、、、

オランダの一部の町では、ベーシックインカムが始まりました。実験的なものだそうですが、間違いなくうまくいくでしょう。うまくいくから、おそらく大きく採用されることにはならないでしょうが、きっとうまくいきます。

ベーシックインカムとは、政府が毎月生活に必要な最低のお金を無料で上げる制度です。一人15万円ほどといいます。

そんな馬鹿な政策があるのか、、、と思われる人もいるでしょうが、すべてはもともとはタダだったのですから、これはありえるのです。というか、そちらの方が自然なのです。

金持ちが財を独り占めするために、社会に回るお金がなくなり、すべての経済が悪化するわけですから、ベーシックインカムにはいろいろな問題があるものの、基本的には、本質に沿っているわけです。

次の時代の一つの企画であり、基本内容としても合致しているはずです。

人類は数百万年も生きてきて、これだけ諸科学が発達したのに、むしろ大変になっているというのは、その発達の恩恵が一部にしか回らないシステムになっているからです。

ベーシックインカムはその最低の保障であり、ごめんね、、、というような内容なのです。本当でしたら、一人50万円程度をタダで配ると、すべての経済がよくなり、常に好景気で、誰も損しない時代が訪れるはず。

その程度のことはできるのです。ただ自分だけが金持ちで、他の人は貧乏でなくてはいやである、、、という大金持ちや権力者の神経症的な欲求によって、現代人は実は疲弊させられているのです。

景気を良くするのも悪くするのも、実は簡単です。せいぜい、5万程度の余裕資金が作れる程度の政策を打てるか、数万円程度の切り詰めを与儀なくさせるか、、、それだけで、大不況も大好況も作れるのです。

金融政策のかじ取り一本で、私たちは富まされ、次に羊狩りに合わされ、そのサイクルを何度も行うことで、段々と収奪されていたのです。

時代の矛盾と悲しみを克服するのは、そうした神経症的な欲求から自由になることにあり、いかに人間を理解するか、、、にかかっているわけです。

by めい (2015-07-16 01:57) 

めい

《若者に言いたいのは、ぜひ、ベーシックインカムを旗印に共闘し、どうか政権を取ってください。》

論議だけしていても始まりません。マドモアゼル愛さんの言葉で一歩足を踏み出しましょう!

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■ ベーシックインカムで世界を変える New! 2015年07月18日(SAT)
http://www.love-ai.com/diary/diary.cgi?date=20150718

オランダの一部で実験的に行われているベーシックインカムは、18万円ほどのお金を無償で与えるシステム実験です。

現在の世の中は、すべてがお金の世になってしまっていますので、お金がないと生きていけません。

しかし世の中には、お金を稼げない人もいますし、事情があって仕事につけないひともいる。

昔のように、自然が豊富でお金がなくても生きていける環境があるのならまだしも、お金時代を築いておきながら、それを得られない人のことが考えられていないところに問題があります。

まず、お金自体は、中央銀行が国に借金させる形で与えるものですから、本当はおかしいものです。

ハンガリーもアイスランドもそのことに気づいて自由になる方向に進んでいますし、ギリシャ問題の最深にもこのことへの理解があります。

お金は作った人のルールにしか過ぎないのに、すべての人がお金ルールに縛られる構造をしているところに問題があるのです。

とはいえ、この制度はわかりやすいし、すぐになくすこともないといえるでしょし、持っている人にとっては、お金なんて不要、、、という政策に逆転したら、納得できないで当然です。

しかし、一部ルールをすべての人民に強要した以上は、ならば生活最低保障は必要です。まさに基本的人権がベーシックインカムであってよいのです。

ベーシックインカムのより、ひとり10万円程度のお金が毎月与えられたら、四人家族は毎月40万円もらいます。

きっと、あと二人くらい産んでもいけるぞ、、、と思うことでしょう。人口問題はアッという間に解決します。

家族6人なら60万円。けっこうリッチです。しかもこのお金はベーシックインカムで最低保障ですから、子育てに使われます。

景気は驚くほどよくなります。色々な仕事ができてきます。やりがいのある仕事が多くなります。好きな仕事で自分を犠牲にする必要はなくなります。

当然、ブラック企業はなくなります。

ベーシックインカムを言うと、そんなことできるわけないと思う人が多いのですが、それは洗脳されているからです。冷静に正確に考えたら、これは実現性がありますし、実現性があるどころか、非常に本質にかなった方法であることがわかるでしょう。

若者に言いたいのは、ぜひ、ベーシックインカムを旗印に共闘し、どうか政権を取ってください。

ベーシックインカムの一点で共闘すればいいのです。通貨発行権を得た人は、他には何もいらない、、、右でも左でも構わない、、、通貨発行権さえあれば何でもいい、、、、と言ったわけですから、逆に言うなら、右でも左でも、いいのです。

ベーシックインカムによって、誰でも最低限は生きられる保障があれば、あとの政策は右でも左でもかまわない。

戦争など起こることはなくなります。なぜなら、基本的人権と生存権に対する温かさがその政策にはあるからです。

金かたきの世来るぞ、、、、とひふみでは語られていますが、まさに金のかたきをベーシックインカムで果たせばいいのです。

若い人は政権を取ってください。それにはベーシックインカムひとつでいいのです。あとの政策はゆっくり話し合えばどうにでもなります。

世界を資本種皮と共産主義に分けても、結局は通貨発行していた人が勝ったのですから、ベーシックインカムさえあれば、私たちは悪に従う必要はなくなります。

主義主張ではダメです。人間が中心で、イノチが中心に来なければいけない。その政治的保障がベーシックインカムなのです。

ドライブメッセージでさらに詳しく語っていますので、関心がある方は聞いてください。

下記をコピーして貼り付けてお聞きください。

ベーシックインカムについて1
https://dl.dropboxusercontent.com/u/80796848/150716_001.MP3

べ―シックインカムについて2
https://dl.dropboxusercontent.com/u/80796848/150717_001.MP3

by めい (2015-07-19 05:51) 

めい

《財源などまったく心配不要なのです。貸し出し同様、ただ出せばよい》!!?
どういうことかよく考えてみます。目からウロコのすごい名案なのかも知れません。

   *   *   *   *   *

■ この夏の予定 New! 2015年07月23日(THU)
http://www.love-ai.com/diary/diary.cgi?date=20150723

年初に今年を占うレポートをご希望された方にお送りしましたが、なんだか星の運行通りの展開になっている気がします。

民意がゆがめられ、政府と対立。民は怒り出して、新たな展開を生み、場合によっては政権の交代が起こる。

まさか年初にそんな事態が訪れるかもしれないなんて、これっぽっちも思いませんでしたが、やはり星は正直です。

早くベーシックインカムの政策がとられ、誰もがお金のことを心配しないで生きていける世の中になってもらいたいものです。

先日、私のベーシックインカムの記事を読まれた方から、財源はどうするの、、、というご批判をいただきましたが、財源など不要なのです。

では、貸し出しとは一体何か、、、貸し出すお金はどこからでてくるのか、、、要するに空から出てきたお金が借金となって与えられるのですから、逆もやらせてもらいたい。

財源などまったく心配不要なのです。貸し出し同様、ただ出せばよい、、、ということになります。同じです。

無から有を生みだす貸し出しをこれまで何十年もやってきたのですから、逆も多少はやってもらいたい。

それがベーシックインカムです。国民一人当たり、毎月10万円程度のベーシックインカムは、これまでの無制限貸し出し額から見てもわずかなもので、罪滅ぼしとして、あまりに小さな額です。

それで体制も維持でき、金持ちから奪い取ることもなく、手打ちとしては上等という気がします。

ベーシックインカムが始まれば、どの企業もあっという間に黒字回復は確実で、景気は青天井で伸びるでしょう。

大企業も政府と結託して戦争特需などで儲ける必要はなくなります。その何倍も感謝されて儲かるのですから、人殺しに加担して儲けるなんて野暮なことをしてはもうダメです。

これまで作った特権階級も残せばいいでしょう。これまでもそうだったんだから。そういうことが好きな人は優越感をいだけばいい。ただ、国民には自由な選択を与え、色々な生き方を応援すること。

自分は特権を行使し、国民は苦しめる、、、ではダメ。自分の特権は守ってもよい、ただし、国民は自由にさせる、、、ひもじい思いをさせないように温かな目で見守る、、、権力者もその程度の偉い人に成長する方が絶対にこれからは得です。

国際関係については、軍事はすべて不要でいいのですが、すぐにそれでは納得できないでしょうから、まず、究極で人を傷つけない防衛兵器を共同で開発する部門を設けるのです。

そうすれば、必ず、究極の防衛兵器が出来上がります。これを全体の共有で持てば、軍事は要らなくなる。戦争する意味もなくなる。経済的理由以外では。

これまでも経済的理由から戦争を起こしていたのですから、反対する権力者はいるでしょうが、段々と実情がバレテくると、自身の命すら守れないかもしれない突発的出来事が起こらないとも限らない。むしろ危険。

ここは、権力維持を許されるのですから、何も失うことなくただ引き下がればいいだけの話しなら、損は無いと思います。

まして、ありあまる資力のほんの一部を民衆に還元して文化的な何等かの布施を施すなら、日本の子供も、世界の子供も、権力者の家の前を通るとき、心からお辞儀をして通るようにすらなるでしょう。

どんなに金や権力を得ても尊敬されなかった昔が嘘のようだと思うはず。すると子供が愛らしくなってくる、、、可愛く思えてくる、、、イノチに気づいて豊かになっていく権力者も多いことでしょう。

権力者は正しく権力を使えばよく、金持ちは正しく金を使うのがよく、貧乏人は上からの温かなベーシックインカムによる愛を知り、感謝するのがよく、そうすればすべてがうまくいき出します。

政府には感謝の貢物がうずたかく積まれ、頼みもしないのに豊かな税金が入ってくる、、、

私がこんなことを言うと、そんな甘い、、、と思われる方が多いでしょうが、どちらかなんです。

崩壊に向かうか、吸引に向かうかしかない。良くなるか悪くなるかしかないのです。ならば、良い方を目指すのが何が悪い、、、といいたいわけです。

by めい (2015-07-25 05:45) 

めい

ベーシックインカムは決して夢物語でない!
マドモアゼル愛さんです。
http://www.love-ai.com/diary/diary.cgi?date=20150831

   *   *   *   *   *

ベーシックインカムは、私の考えですが、控えめに考えて、一人毎月10万円をもらえる。4人家族ですと40万円。5人家族だと50万円です。

すぐに人工が増えることでしょう。景気もあっという間によくなります。良くなるどころか、とんでもなくよくなります。

なぜ、こんな夢のような政策が可能か、、、信じられない人が多いと思いますが、逆に質問すると、私たちがいただいている自給900円とか1000円は、安いかどうか、、、。

答えは安い。しかも不当に安い。というのが答えなんです。確かに自給をはるかに高くして儲かる会社など今はありませんので、無理に聞こえますが、本当は、私たちはもっともっともらえるくらい働いてきたのです。

ただ、働いた分のそのお金が、違ったところにもっていかれたため、私たちはずっと貧しかった、、、、ただそれだけのことなんです。

機会化がすすみ、やがては労働時間が三時間程度になる、、、と言われた昔の予測は、見事にはずれたのですが、オートメ、機械化、コンピュータ化が進むことで、収益は実際には予想以上にアップしたのです。

ただ、その収益をわずかな人のところに行ってしまっただけで、他の予想はあたっていたのです。

子供たちや戸籍がない人たちが、ひどい条件で働かせられている、、、という声はよく聞こえてきます。本当に事実なのです。100円SHOPのあの中身を見るにつけ、これで誰が儲かるのか、、、不思議に思ったことはないでしょうか。

そんなんです。わずかな人が儲けるだけで、その製造にかかわる人すべては、嘘のような賃金で奴隷状態で働かされている、、、だからなんです。

見えないところで子供たちが、、、戸籍のない人達が、、、だまされて連れてこられた人たちが、、、、

今のデフレ経済を支えていると思うと、こんなもの、壊れてしまった方がいいと、短気な私などは思ってしまいます。

要するに今の経済も金融も文明も、その大本に不正があるということなんです。

では、私たちが働いた本当の取り分は一体いくら程度なのでしょうか。

ヨーロッパにでも行けばわかりますが、かつては日本よりもはるかに貧しかった国でさえ、ヒッチハイクで旅した番組などでは、昼飯をおごってもらう、、、、そんな場面で衝撃を覚えました。

ランチ、、、トラック運転手さんが毎日食べる、普通のランチの値段が、2000円くらいだった驚き。

2000円のランチを毎日食べられる日本人は、会社務めでは、一部上場企業の部長以上、、、いや、経営者クラスしかいないのでは、、、、

役員程度になればどうってことないかもしれませんが、本当にそうなら、きっと不正な儲けとつながっている人だけではないか、、、そんな思い。

そのランチが、ヨーロッパのかつては日本よりもはるかに貧しい国のトラック運転手さんが、日々食べている。

いいですか、、、私たち日本人はいつの間にか、本当に貧乏にさせられてしまったのです。上のどこからか、お金が漏れていくためです。

漏れていった先はもちろん、日本を支配されているお偉い国のお偉い人達。

そのお金はどういうルートで流れているのか、、、それを追求しようとした国会議員は、なぜかお亡くなりになってしまう。本当に不思議な国が日本です。

ある試算によれば、特別会計という国見の目をくらます財布があり、それは見せなくてもいいという決まり。

特別会計は国家予算よりも大きい、、、ということ自体が異常なのですが、そこからお金が漏れていったとしか思えないのですが、それを試算すると、他のルートを色々合わせると、3000兆円だと。

試算なので本当かどうかはわかりませんが、3000兆円というと、約国民一人当たり2800万円程度。

極論すれば、みんなの財布に2800万円払い戻しがあってもおかしくない、、、ということになる。

4人家族は、明日から突然、1億円ある家になる。一人暮らしのあなた、、、明日から2800万円の財布を持つようになる。

そしたら、景気はもちろん良くなる、、、結婚もひるまない、、離婚も自由。一人で生きていけるから。いやなブラック企業ともおさらば、、、、当たり前、我慢などする必要もないから。

金でこうやって縛られてしまったんですね。私たち、、、。

ベーシックインカムは、そんな特別会計だかなんだかわからないところで税金を消費するのではなく、その分をただ返せ、、、というシステム。

一人10万円として、一か月で12兆円。一年で144兆円の出費となるが、3000兆円失ったことを思えば、できないわけがない。

奪われてしまった金は何も生みださないから苦しいが、ベーシックインカムで得た144兆円は確実に毎年市場に戻ってくる、、、、これまでに考えられなかった好景気となるに決まっている。それが永遠に続く。

なぜなら、それを上回る税収が国には入ってくるからです。

結局、すべての問題は、富を巧みに奪い取る、ごく一部の存在があり、それに従う心を失った財界と政界がもたらした異常であったということに尽きるのです。

そのことが段々と明確になってくる、、、、解放の時代が始まるのですが、その前に、まだ、おとめ座の木星は、一時的におとめ座政権を守るでしょう。

しかし、それはさらなる確定的な瓦解を求めての一時的温存であり、私たちの我慢ももう少しの辛抱と言えます。

そうなると、生き方も衣食住も変わると思う。洋服が本当は優越をベースにした奴隷服であること、、、食べるものが汚染され、イノチによくないものになっていること、、、ゆがめられた科学や物理が本当のフリーエネルギー理論に置き換わっていくこと、、、など、すべてが一新される時代の到来となるでしょう。

by めい (2015-08-31 18:13) 

めい

《スイスでベーシックインカム導入を巡る国民投票》
歴史的なことです。

   *   *   *   *   *

スイスでベーシックインカム導入を巡る国民投票が開始へ!国民1人あたり30万円/月、未成年に7万円/月を支給!6月5日にも結果判明
http://www.asyura2.com/16/hasan109/msg/431.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 6 月 04 日 00:16:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU      

スイスでベーシックインカム導入を巡る国民投票が開始へ!国民1人あたり30万円、未成年には7万円を支給!6月5日にも結果判明!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-11844.html
2016.06.03 22:00 情報速報ドットコム

全員に30万円!?ベーシックインカム導入是非、スイスで国民投票へ
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2788434.html

働いている・いないにかかわらず、国民1人あたり30万円、未成年には7万円を支給する・・・。スイスで5日、国民全員に一定のお金を支給する「ベーシックインカム」と呼ばれる制度を導入すべきか国民投票が行われます。議論を後押ししたのは「ロボット」技術の進化でした。

現地の世論調査では反対がやや有利という感じになっていますね。やはり、財源の問題や大きな事故などで保険の対応がどうなるのかという心配が多いみたいです。

ベーシックインカムの導入と引き換えに社会保障や年金が無くなることから、従来の生活が変わることを懸念する声もありました。少なくとも、今のところはベーシックインカム賛成派は厳しい情勢だと言えるでしょう。と言っても、このような国民投票は世界でも珍しく、仮にベーシックインカムが導入されれば歴史的なことです。
未だに不明確な部分も多いことから、実験的にベーシックインカムをやってみるのも有りだと私は思います。
*ベーシックインカムは支給する側の国家権限が強くなるのも心配・・・。


by めい (2016-06-04 07:16) 

めい

まだ熟してはいなかった。

  *   *   *   *   *

速報 スイスのベーシックインカム国民投票、否決と現地メディアが報道!7割以上が反対!議論は継続へ
http://www.asyura2.com/16/kokusai14/msg/160.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 6 月 05 日 23:10:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
   
【速報】スイスのベーシックインカム国民投票、否決と現地メディアが報道!7割以上が反対!議論は継続へ
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-11879.html
2016.06.05 22:32 情報速報ドットコム

バラマキ策は否決の見通し、スイスで初の国民投票 全住民に月27万円を支給は…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160605-00000534-san-eurp
 【ベルリン=宮下日出男】スイスで5日、すべての住民に対して無条件に毎月、一定額を支給する「最低所得保障」(ベーシック・インカム)の導入をめぐる国民投票が行われた。現地メディアは同日、出口調査の結果、反対多数で否決される見通しだと報道。だが、欧州では新たな社会福祉のあり方の一つとして議論もされており、一石を投じそうだ。

Switzerland 'rejects basic income', poll projections suggest
http://www.bbc.com/news/world-europe-36454060
Projections from a referendum in Switzerland suggest voters have rejected a plan to introduce a guaranteed basic income for all.
Some 78% of voters opposed the plan, a GFS projection for Swiss TV suggested.
The proposal had called for adults to be paid an unconditional monthly income, whether they worked or not.


思ったよりも反対派が多いですね!まあ、無難な結果だと言え、大半の庶民にとってはベーシックインカムで大増税とか言われても迷惑でした。

スイスのベーシックインカムでは財源として増税も視野に入っていたことから、これが世論の強い反発を誘発したと見られています。他にも色々と要因はありますが、現実的に考えて、即座にベーシックインカムのような制度を導入するのはちょっと非現実的です。
やはり、もう少し議論を深めるべきだったと言え、ベーシックインカムの本格的な導入は10年先の話だと言えます。

by めい (2016-06-05 23:27) 

めい

《スイスの結果は、檻に長年いれらていた人が、鍵がかかっていないことになっても、すぐに出てこれない、、、そんな状況でしょう。》
マドモアゼル愛さんの判断。なるほどです。

   *   *   *   *   *

■ 金に潜む悪魔と愛 New! 2016年06月06日(MON)
http://www.love-ai.com/diary/diary.cgi?date=20160606

あまりに大きな嘘には、人はまさかと思って信じようとしません。

大きな嘘がまかり通っているのにも、そうした原理が働いているからでしょう。

この世のこと、社会のことを考えると、本当に絶望的な気持ちになる人も多いと思います。

しかし、希望は最後まで残るという聖書の話しではありませんが、本当のことだと思います。

このように最後まで存続するものは、信仰と希望と愛とこの三つである、、、という聖書の話し、また、パンドラの箱に最後まで残されたのも、希望。

この希望を安っぽく、自分だけが優位に立つという目的に置き換える働きをしたのが、マスコミ。夢を追いかける、、、というと美しい話しに聞こえるけど、それはあまりに悲惨な現実から目を背けさせる口実として利用しているだけ。

受験、スポーツ、出世、、、叶わぬ夢を追いかけることが良いように言われて、幾多の努力を飲み込んで行ったことか。

例えばスポーツ。

一人のチャンピョンはそれは確かに偉大かもしれないけど、その裏でスポーツを純粋に愛する多くの人達の存在は無視されて来た面があります。

昔、調子の悪い関脇が、自信をつけるために問題にならないほど下の力士を無残に転がして練習する光景を見たとき、なんだかとてもいやな気持ちになりました。

負けん気の強い下の力士ならいざ知らず、関脇の自信をつけることが目的の練習ですから、下の力士がもう体力的にも精神的にもダメだ、、というダメージを植え付けるまで練習は続くわけです。

要するに、下の力士一人の可能性を壊してまで、関脇の自信をつけさせる、、、非常に違和感を覚えました。

同様のことが、甲子園に出場する選手の間で、あらゆるスポーツの練習の裏で行われているのかもしれないと思うと、スポーツが本当に純粋なのかどうかさえわからない気持ちになってくる。

スポーツの祭典といえばオリンピックですが、そこに出てくる一流選手の陰で、泣いた無名の選手がきっと大勢いたのではないでしょうか。

もちろん、努力の末にオリンピック出場を勝ち取った選手を悪く言うわけにはいきませんし、そのこと自体は誉れであるのは当然です。

勝者がはっきりするスポーツには、こうした厳しさがあることは事実です。それ自体は決して悪いことではありませんが、スポーツにはいろいろな取組方が人によってあるわけで、それぞれに喜びや充実を還元できる内容であって欲しいものです。

自信を失った関脇は、下っ端をダメにして自信を取り戻すよりも、下の者を気遣うことでむしろ自信をつけさせた方が、本当は効果もあるし、方法としても上だと思います。

しかし、親方の未熟さから、安易に下っ端をダメにする練習方法で可能性の高い関脇を育てる、、、それによって、壊された下っ端力士はもちろん、関脇も、そして親方も本当は深い傷を負っていくのです。

本当に強い人は、やっぱり絶対に優しいのです。しかし、今の世の中は、下っ端をダメにしてでも、目先の利益と誉れを優先するやり方を取ります。

進学校は成績上位者しか相手にせず、成績が下の方の生徒の存在をうとんじる。きっと、いやな気持ちにさせられ、自分の存在の無価値観を不当に押し付けられた多くの生徒や学生がいたと思うのです。

本当はあってはならないことなのです。そのやり方ではみんなが損するのです。トップの学生はいたずれに優越感のみ育て、自分が特別な存在であるかのような錯覚に陥ります。

その錯覚は、いずれ本当の実力を試される場面で通用しない時を迎えます。反省できる人間性が育っていればそれでも乗り越えることができますが、単に学力のみで、家柄のみで、権力のみでトップに立った人なら、ごまかすか、嘘をつき通すか、挫折するかして終わります。

学校から、先生から顧みられなかった人は、自分なんかどうにもならないダメなんだと、自信とやる気をなくすか、ヤケになるか、、極端な方向に行かないとも限りません。

そして出世主義で目先優秀な学校と言われたい、、優秀な先生として実績を上げたい、、そうした思いで冷たい判断で上の生徒ばかり重視した来た先生や学校も、いずれ厳しい競争に負けていくときを迎えると思います。

東大でさえ、世界の優秀大学番付ではかなり低いものであり、上には上がありますし、上下の価値観や競争感での争いには、みんなが損する構造があるのです。

学業から始まるこうした出世競争の構造は、最終的に権力もしくはお金の蓄積による優位性を争う方向に向かっていきます。

スポーツではオリンピックですが、構造が上記と同じですので、金まみれのオリンピックとなったり、権力の舞台としてそれが使われたりするようになるわけです。

オリンピックを夢の達成としてとらえられた昔ならいざ知らず、このところのゴタゴタはあまりにひどすぎ、問題があり、場合によっては犯罪的ですらあります。

トップ思考がもたらす極地がオリンピックはじめいたるところでほころびが出ており、このままの社会運営はもう続けられない、、、という時代になったと思います。

良い例がお金です。お金を求め、それを持つ人が成功者であるとの時代でしたが、もうジエンドだと思います。

ひがみで言っているのではなく、構造的にジエンドなのです。

みなさんは、ゲームをやったことがあると思いますが、どんなゲームでもチップが一人のところに全部行ってしまったとしたら、もうゲームを続けることはできません。

ゲームを止めるか、もう一度、チップがある人から無くなった人に、再配しなければゲームはできないでしょう。

社会に出回っているお金も、金持ち最高の意識に乗って、ついに、本当の金持ちの所にばかり行ってしまい、一般の人の生活をも苦しくさせる状況に至りました。

ほぼ独り勝ちのゲームで、もう一般にはほとんどまわらない。一般民衆は生活するだけで精一杯だから、不要なものは購入しない、、、当然、不景気になりやすくなります。

努力してお金持ちになった人も多いので悪くは言えませんが、そうした人の多くは、さらなる金持ちを目指して頑張ってしまうので、際限がありません。

ゲームが続けられない状況はこれから段々と深刻になっていくと思います。

そして選挙が来月に行われますが、ここでの争点は、原発のことや軍事化のこと、景気や生計のことなど、色々あると思います。

原発も戦争も、昔と違って、本当のところは、一部の金儲け、利権のためのものと、すでにわかっている人も多くなっており、結局は、お金の問題なのです。

もっともっとお金が欲しいという、貪欲過ぎる人たちのために、すでに国民はひどい状態に置かれています。

このままでは、お金を得るゲームすら続けられなくなりますので、ここいらで、本格的な変化がどうしてもやってくるのを私は感じます。

金持ちはいつまでもこの構造にしがみつくかもしれませんが、物理的に続けられなくなるのですから、やっぱり続けられなくなるのです。

では、どうした変化が必要でしょうか。物事のすべては、有る者から無い者に与えることでしか存在できません。

お金も同じで、あるところからないところに与える以外に現在の危機を救うことはできないと思います。

以前からいっているベーシックインカムです。藤原直哉先生はベーシックインカムは誤解しやすいので、ミディアムインカムとおっしゃっていますが、確かにそうかもしれません。

ともかく、上から下に配ることです。働かないで日本は貧しくなったのではなく、働いて働いて働き続けている人が苦しくなっているのが、今の日本なのです。

上にお金が行き過ぎたのです。独り占めし過ぎたのです。それによって、みんなが傷ついていたのです。

上も本当はそうなのです。どうせ死ぬ人間に、金がすべてという信仰を植え付けられた犠牲者が金持ちでもあります。

金持ちにも悲しみはあり、孤独はあり、愛情もあります。それをありあまる自身の金が災いして、金持ちを不幸にしているのです。

今のシステムはみんなを不幸にするシステムとなってしまいました。

金の集中化から、逆にあるところからないところに配る変化によって、喜びの再構築ができるはずです。

今度の選挙でどう言う人が出てくるかはしりませんが、ぜひ、なんらかの分配を提唱する人が出てくれることを願っています。

党利党略などは口先で何とも言えますが、具体的な政策は党利党略を超えた姿勢を見せてくれます。

ベーシックインカム、ミディアムインカムなどの公平な分配さえしてくれるなら、政党などどこでも本当はいいのです。生きる人への応援がベースにあれば、戦争など考えることにはならないでしょう。

およそ、どの程度のインカムが考えられるでしょうか。試算はいずれ書きたいと思いますが、私は国民一人あたり、公平に10万円のインカムなら可能性はあると思っています。

これをやると、税制もシンプルになり、無駄な事務費が国から要らなくなります。どうせ年金がダメになることは誰もがわかっています。公平なインカムを導入することにならざるを得ないのです。

スイスでは昨日、これを行うかどうかの投票で否決されましたが、そんなうまい話しがあるものか、、、という誤解と逆宣伝で恐怖をあおられた結果でしょう。

マインドコントロールの中でもっとも凄いものが、生きるのが大変という思い込みを作らせることであり、それによって、富の集中を可能にしているのです。スイスの結果は、檻に長年いれらていた人が、鍵がかかっていないことになっても、すぐに出てこれない、、、そんな状況でしょう。

ひとり10万円だと、二人で20万円です。学校を卒業したカップルが、20万円のインカムをもらえてスタートできるなら、二人で働けば、40万円程度の生計となり、子供を生む本当の夢がかなうでしょう。

それも生活の楽しみ、充実を犠牲にすることなく達成できるのです。

5人の家族なら、無条件に50万円のインカムとなり、本当に気持ちが楽になります。そうすれば、家族にやさしくなり、子供の将来にも、本当にその子にあった方向を考えるやさしさが生まれるでしょう。

子供は安心して成長できます。大人も豊かになれます。景気は非常に良くなります。

ブラック企業はなくなります。そんなところに命の危険をおかしてまで行く必要などないからです。

企業は人を集めるために、工夫し、給与もむしろよくするようになります。

豊かになった人々は、喜びを主軸にした色々な消費を無理なく始め、面白いものをつくる、、面白いサービスをほどこす企業は儲かることでしょう。

どんな企業も善意で行えば、工夫すれば、本当に儲かるようになります。

景気は恐ろしいほどよくなり、みんなが豊かになる、、、そうしたことがインカムによってかなり達成できるはずです。

これまでは、人から奪うことで成り立つ経済で、私たちは、本当に苦しんだのですが、今度は与えてくれるところから出発する経済です。

裸で生まれた私たちなのですから、すべては与えてもらうところから始まっていいのです。与えてもらう、、、すなわち、それはお金ではなく、お金の中に愛があるということです。だから良くなるのです。

この政策をぜひ、取り入れる覚悟をもった人が大勢出てきてくれるよう、御縁がある人がいましたら、お伝えください。いずれこの政策が要になると思います。
by めい (2016-06-07 05:09) 

めい

スイスの結果分析を踏まえた将来予測です。

   *   *   *   *   *

ベーシックインカムという優れた制度が日本で実現しない訳(ダイヤモンド・オンライン)
http://www.asyura2.com/16/hasan109/msg/563.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 6 月 08 日 08:23:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
     
予見性の高い安心なセーフティーネットとしてベーシックインカムという制度はじつに優れている

ベーシックインカムという優れた制度が日本で実現しない訳
http://diamond.jp/articles/-/92655
2016年6月8日 山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員] ダイヤモンド・オンライン

■海外での意外な関心の高まり

 スイスで6月5日に行われた国民投票で、ベーシックインカム(最低限所得保障)の導入が反対多数(約78%)で否決されたという。

 今まで何度か本欄のコラムにも書いたように、筆者は、ベーシックインカムという制度に賛成だ。賛成理由は、ベーシックインカムが、予見性の高い安心なセーフティーネットであること、行政の裁量を減らして効率を高めるシンプルな仕組みであること、受給が恥ずかしくない再分配であること、ミスや漏れが起こりにくい公平な仕組みであること、など多数ある(もっとある!)。

 しかし、例えば「日本で今世紀の前半中に、ベーシックインカムは実現するか?」と問われたら、「そうなればいいとは思うが、予想としては、そうならない方に賭ける」と答えるだろう。

 もっとも何十年も先の社会のあり方を予想できる確たる根拠がある訳ではない。先の答えは、筆者が単に悲観的な性格であることを意味するだけなのかもしれない。

 スイスの国民投票以外にも、フィンランド、オランダ、カナダなどで、ベーシックインカムについて、実験を伴う研究が行われるなど、ベーシックインカムに対する関心は、筆者が予想した以上に世界的に高まっている。

 ベーシックインカムを実現する上手いやり方はないか、日本でも研究してみたいところである。

■スイスの反対理由

 そのためには、まず、スイスの反対派の意見が参考になる。

 まず、(1)政府は財源不足を主な反対理由に挙げた。次に、(2)経済界は勤労意欲が失われる懸念を挙げた。そして、(3)労働組合は想定する支給額では収入が減る年金受給者がいることを理由に反対したという。いずれも、なるほどという理由ではある。

 スイスで検討されたベーシックインカムでは、実施の場合、金額は改めて検討されることになっていたが、賛成派は大人に対して毎月2500スイスフラン(日本円で27万5000円)の支給を提案していたという。ちなみに、子どもは大人の4分の1の625スイスフランだという。

 まず、この金額の水準はどうだったのか。

 賛成派は、付加価値税の引き上げか、金融取引税の導入で財源は補えると、十分な実現性があることを主張したようだ。

 ベーシックインカムの背景にある思想の中には、「尊厳ある生活の権利」といった理想が含まれているし、また制度を魅力的なものに見せるためには、ぎりぎり暮らせるという以上の水準を提示することが必要だったのかもしれないが、追加の財源が必要だということは、月2500フランというのは金額として大きすぎたのではないだろうか。参考までに言うと、報道によればスイスでは食品スーパーの初任給が4000フランくらいだという。

 もう一点、スイスの今回の検討の詳細が分からないので確たることは言えないのだが、ベーシックインカムが国民全員に支給されるのだから、個々の国民は概ね現在よりも大きな税金の負担能力を持つことになる。個々の国民の状況によって差し引き計算が異なるが、この辺りの事情が上手く伝わっていなかったのかもしれない。

 ただし、ベーシックインカムには「既存の社会保障のより効率的な置き換え」という建前もあるのだから、追加的な財源を要さない支給水準も問うてみるべきではなかったか。

■損する人の抵抗は必至
 時間をかけた移行計画が必要

 ベーシックインカムが日本で実現しにくいと筆者が思う理由は、既得権者の反対と、官僚の抵抗の2つだ。官僚の抵抗については後で考えるとして、スイスの労働組合が反対したように、制度の変化によって経済的に損をする人の抵抗は、得をする人の推進力を上回ると予想される。

 例えば、現在、「10」のメリットを得ている人のメリットが、制度変化によって、半分の人では「12」に増えて、残り半分の人では「8」に減るとしよう。個人が均質であるとするなら、行動経済学でいうプロスペクト理論(2002年にノーベル経済学賞を取ったダニエル・カーネマンが考案した意思決定のモデル)によると、人は参照点(この場合、現状で得ているメリットの状態でいいだろう)からのプラスの変化に対してよりも、マイナスの変化に対して2倍以上の心理的インパクトを感じるという。トータルではプラスマイナスゼロなのだが、心理的には12と-16でマイナスの変化に対するインパクトのほうが上回り、集団としても、得よりも損に強く反応するはずだ。

 良くも悪くも、「損得半々」では、世の中は動きにくい仕組みになっているのだ。その故に世の中が安定していいのかもしれないし、世の中がいい方向に変わりにくいのかもしれない。

 筆者の思うに、既存の社会保障システムからベーシックインカムに移行するためには、どんなに短くても10年、現実的には20年くらい、移行プロセスに時間をかける必要があるのではないだろうか。

 20年かける場合は、1年目にベーシックインカムを予定額の5%、既存の社会保障給付を95%、2年目にはベーシックインカムを10%で既存の給付を90%、といった調子で徐々に移行する要領だ。

 こうした移行をスムーズにするためには、個人について全ての社会保障関連データが把握できていることが必要だし、社会保障の仕組みも簡素化されている必要がある。

 マイナンバーの活用がもちろん必要だろうし、ベーシックインカム導入以前に、既存の社会保障の仕組みを徹底的に簡素化する段階が必要なのではないだろうか。

 もちろん、スイス人であれ、日本人であれ、ベーシックインカムを導入するとなれば、現実的な移行プロセスを真剣に考えなければならない。個人個人の生活に大きく影響する問題なので、それなりの激変緩和措置が必要だ。

 この場合も、一方で減る給付があっても、他方で増える給付があり、変化はその差し引きによってゆっくり行われることの説明が要る。

 ただし、現実の変化に時間をかけることには、たとえば小泉内閣の郵政民営化が時間をかけたこと(と細部を官僚に任せたこと)で中途半端なものになったように、あるいは民主党政権の子ども手当が官僚に巧みに潰されたように、ベーシックインカムへの制度移行が途中で不完全なものに終わるリスクを伴う。

 また、税制も含めて、各種の再分配を伴う制度は、そこに関わる人々の仕事を作り出す必要性のためか、年を追うごとに複雑化する傾向がある。これに歯止めをかけることがまずは重要なのだが、それを実現することは、政治的にも、行政的にも、大変困難が大きい。

■類似の制度で着々と進める

 さて、スイスの国民投票でも、ベーシックインカムの長所として、行政の効率化が訴えられていたが、問題は効率化される側の抵抗だ。

 例えば、年金がベーシックインカムに置き換わると、年金に関連する役所や役所の外郭団体の人員は、大いに削減可能だ。しかし、そこで不要とされた人が、潔く引退して、ベーシックインカムをもらうことで満足する、というようなことは考えにくい。権限やOBの就職先が減ることに対して、直接・間接両方の方法で陰に陽に抵抗するだろう。 このときの抵抗する側の真剣さと、そもそも日本の社会システムの枢要な部分が政治家やビジネスマンによってではなく、官僚によって動かされていることを思うと、ベーシックインカムが短期間で実現に向けて動き出すとは想像しにくい。

 そのためには、現行の社会保障関連の仕組みと行政システムを徐々に簡素化して、少しずつ「ベーシックインカム的」な仕組みや仕事のやり方を増やしていく方法がいいのではないだろうか。

 ベーシックインカム的とは、(1)行政の裁量ではなくルールに基づいて給付が決まる、(2)基本的に使途が自由な給付金による再分配、(3)制度として簡素・効率的になる、制度の導入または制度変更を指すことにしよう。

 当面期待できるのは、マイナンバーを活用した給付付き税額控除(いわゆる「負の所得税」)だ。この制度は、税率をフラットにして、所得捕捉が完璧であれば、ベーシックインカムとの「類似度」は大変高く、「実質的に同じ」と評価してもいい仕組みだ。

 同時に、生活保護などの制度の簡素化を進め、給付開始年齢の引き上げなどによる公的年金の縮小を組み合わせると、ベーシックインカム的な世界に徐々に近づいていく。

 行政の権限も人員も、減らす方向の変化は容易ではないように思われるが、外国でベーシックインカムへの関心が高まる中、日本にも「ベーシックインカム的価値観」の浸透を期待したい。

by めい (2016-06-08 17:48) 

めい

《絶滅の危機に瀕しているのは「仕事」/ただし、こうした懸念がある一方で、これらは私たちを「潤沢経済」に向かわせているともいえる。私たちには、世界中の人々の生活を向上させる機会が与えられるということだ。》!

   *   *   *   *   *

スイスで否決の「最低生活保障」、各国が導入なら世界を救う?(Forbes JAPAN)
http://www.asyura2.com/16/hasan110/msg/110.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 6 月 19 日 16:25:40: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU

スイスで否決の「最低生活保障」、各国が導入なら世界を救う?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160619-00012548-forbes-bus_all
Forbes JAPAN 6月19日(日)9時0分配信

スイスで6月初め、すべての国民に無条件で一定の金額を毎月支給する「最低生活保障(ベーシック・インカム、UBI)制度」の導入の是非を問う国民投票が行われた。そして、結果は大差での否決だった。

導入については何年も前から検討が重ねられ、支給額は年間一人当たりおよそ3万ドル(約310万円)とされていた。だが、UBIの考え方は「現実不可能、無責任、社会主義的」、さらには「まともではない」のあらゆる同義語や類語で批判されてきた。

UBIがスイス国民の合理的な考えに基づいて否決されたということならば、この案は全面的に否定されたということになる。だが、実際にはこの案は、まだ完全には打ち消されていない。

奇妙な「政治的同士」たち

投票の実施に時期を合わせて、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは同国のシンクタンク、アメリカン・エンタープライズ研究所のチャールズ・マレーの評論を掲載した。マレーは自国のUBI導入に賛成の立場だ。広く評価される保守系シンクタンクの研究員が書いたものでありながら、新自由主義志向といわれる新聞に掲載されたこの論評は、社会通念への大きな挑戦ともいえるだろう。

この論評は同時に、現在のサプライチェーンの構造の下で近い将来、仕事がなくなるという現実への回答でもある。私たちは事業における計画や調達、製造、輸送において追い求める破壊的なテクノロジーに対し、懸念を持っている。マレーはその懸念に対し、行動を起こすよう呼びかけているのだ。私たちが追求するテクノロジーは、新たな雇用形態が人材を受け入れる準備が進められる以上のスピードで、現在ある仕事を排除している。

仕事のない未来

私はこの3か月ほどの間に、サプライチェーンを担当する各業種の幹部ら数十人にデジタル化について話を聞いた。すると、化学品メーカーから小売業者まで、すべてが同じ方向を目指していることが分かった。実現はまだ20年近く先のことだとしながらも、いずれもさらなる自動化と人員削減の実施を考えている。

日常の管理業務を排除するため、さらには調達や予測、生産計画、顧客サービスにおいて従来、管理職の仕事とされてきた問題解決に関わる業務の一部に代えるものとして、人工知能(AI)を取り入れようとしているのだ。私たちは確かに、雇用の創出に関する問題に直面している。

絶滅の危機に瀕しているのは「仕事」

ただし、こうした懸念がある一方で、これらは私たちを「潤沢経済」に向かわせているともいえる。私たちには、世界中の人々の生活を向上させる機会が与えられるということだ。

サプライチェーンに関するラーニング・コミュニティー、SCMワールドは昨年、資源経済に関する調査を行った。その結果、地球は生物学的に、世界人口が100億~110億人を超えても人間を支えることが可能だということが分かった。エネルギー、水、資材の管理に関連した仕事の学習曲線は、私たちが持続可能な地球を維持できるようになるのに十分な上昇曲線を描いている。

結局のところ、絶滅の危機に瀕しているのは「仕事」だ。その仕事とは、賃金が支払われなければ誰も行わないことだ。そこで再度浮上してくるのが、UBIの考え方であり、この問題が今後、どうなっていくかということだ。

テクノロジーが、かつてないスピードで人間の労働力を排除していることは分かっている。ならば私たちは、これまで従事してきたそうした仕事の代わりに、天職を探し始めてはどうだろう?

UBIは、ビジネスが必要とする何かを保証してくれる。それは、消費者の「需要」だ。そして、私たちが自分自身にとって何が最善かを探す自由も与えてくれるのではないだろうか?(UBIに賛成する)マレーも私も、そう考えている。

Kevin O'Marah
   
コメント

1. 2016年6月19日 19:49:14 : 91avpxHHG1 : 26HlK1e07MM[272]
▲△▽▼

 私は 30年前から BIを主張している
 仕事はなくなる => 給料は払われない => 消費は減る => 工場はものを作れない
 ===
 逆に考えれば
 工場では自動的に商品が作られる => 人間は消費したいだけ消費できる ==> 商品は 便宜的には お金で購入される => 人類には お金(ベーシックインカムが必要だ)
 ===
 どう考えても 便宜的に金を媒介に 工場を動かすべきだ

2. 2016年6月19日 23:51:24 : dep4Jxv9rX : @7wRfwuEP9w[6]
▲△▽▼
BIにして一般庶民が吟味してモノを調達するのがベストですね。
貧困にあえぐ中でカネを払って毒入りワクチンを受けたり、調子も悪くないのに健康診断で引っかかり医療というアリ地獄に引き込まれる。

教育だって利権であって嘘の日本史を平気で教えている。いくら汚いことをしようが生き残ったものが平気で歴史を書き換える。

テレビや新聞は9割方嘘ばかり垂れ流すし、紛争地で人間を殺し奴とお涙頂戴で援助を求める人間が同じ奴なのだから人間の知能が悪魔に利用されている。

日本支配層は限りなく黒い。

by めい (2016-06-20 00:36) 

めい

《誰もが月10万円程度をもらえたら、最低保障のワンネスの安心感が出てきます。人と人が争うことが馬鹿らしくなってきます。/あまりに餓えさせられているので、あまりに不信を植え付けられているので、あまりに悲惨を与えられすぎているので、つい私たちは人と争ってしまうだけだったのです。/本当はそんなことは誰もしたくなどないのです。これだけ日本人は苦労してきたのです。月10万円程度の生活保障があれば、すぐにでも、日本に暮す人々はやさしくなることでしょう。そして景気も信じられないほど伸びていきます。》
マドモアゼル愛さんです。
http://www.love-ai.com/diary/diary.cgi?date=20160701

  *   *   *   *   *

■ 次のリーダーに求めるワンネス New! 2016年07月01日(FRI)

平社員、係長、課長、部長、社長、、、どれも人間としての価値と尊厳はもちろん同等です。

それは当たり前のことですが、それぞれの社会的な責任は立場によって異なると思います。

平社員が自分のお給料のことを気にし、果たすべき役割に対しては、面倒だとか、きょうはやる気が出ないなどとつい思ってしまうことは、愛嬌であり、よくあることで、褒められることではありませんが、かといってことさら責められることでもないと思います。

その程度の給料しかもらってない、、、というのも事実だからです。

では、係長ではどうでしょう。係りの長になるわけですから、自分の利益と同等、もしくはそれ以上に係りの職務に対する責任が出てきます。そのことをまず第一に考える立場が係長です。

同様に、課長は課全体の利益を考えて行動しなければいけませんし、部長は部全体の利益を第一に考え、それに沿った活動をするのが仕事です。

社長は社全体の方向や利益はもちろんとして、自分の会社が社会に果たす役割なども考えなければいけない立場にあると思います。

となると、それぞれの立場に応じて、それなりの人間力や人間性が努力とはまた別に必要になってくるわけです。

ひるがえってみますと、日本の大企業のトップ、、、政治家、、、政治家のトップは、こうした人間力がどうなっているのでしょう。

現代は複雑系の時代ですから、単純に右左を分けて、あいつは悪い、こちらが正しいと、二者択一の方法で突き進んでもうまくいかない流れがあると思います。

国家間の関係においても、どちらが正しいでは最終的に戦争になるだけ。そんなことは、国民の誰もが求めていないと思うのです。

戦争をすると儲かる人は別でしょうが、儲けのために多くの犠牲を強いることは、もう時代が許さないと私は思います。

要するに、リーダーに人間力が求められているわけです。リーダーは一部に儲けをもたらす人というやり方ではなく、もっと高い人間力によって選ばれる時代がやってくると思います。

リーダー養成のメッセージを長年にわたってインターネットラジオなどで語っている藤原直哉先生は、リーダーの重要性をよく語られています。

私たちの今の時代は、まさに本物のリーダーを失っており、時代が迷走状態にあると思います。

誰かの儲けを代表するのではなく、地球人としての全体の利益を考え、今後の人類の生き方まで模索するまじめさが必要です。

藤原先生は、色々な人達との交流を得て、無にしかエネルギーがないというところから出発する、新しい時代像を描いています。

藤原先生が何をお考えか、それは私の勝手な印象ですが未来とこれからのリーダー像を語る、これまでになかったものであることは事実です。

一方で、この三年、山本太郎氏が国会での追求に迫力を増し、それに同調する形で、三宅洋平氏が立候補しています。誰を応援する、、、ということではなく、私は洋平氏の話しをYouTubeで聞いて時代の変革を感じました。

堂々と正論を主張し、愛がない政治じゃダメだということを、浮き上がることがない言葉で語っているのを見ました。

今後、藤原直哉先生のような人や、三宅氏の言うような内容が連帯し、大きな力になっていくことにやはり期待せざるを得ません。

ワンネスは理想論ではなくて、本当の現実なのです。理想に立脚することも大事ですが、理想ではなく、ワンネスは現実なのです。

その現実をベースにしてない地球の運営を何千年も続けてきたから、おかしなことになってしまったのです。

事実に立脚しない限り、本当の力は出てこないからです。ワンネスをワンネスでないと思わせる作為と嘘の時代に終止符を打つのが、みずがめ座時代の始まり。

自分自身、何でワンネスに貢献できるかわかりませんが、どんな立場の人に対しても、私は自分の方が偉いと思ったことが、これまでにありませんでした。

子供にも、動物にも、虫にも、植物にも、無意識にそうしてきました。

そうなると、逆にけっこうわがままに人に対して振る舞ってしまうこともありますが、根底に信頼があるからです。

誰もが自分よりも私には優秀に見えるし、偉い存在に見えます。

これまで誰一人にも頭を下げることなく仕事ができたかもしれませんが、逆に誰に対しても頭が下げられるのです。

それは謙虚というのではなく、ワンネスの感性がこれまで自由に生きて来たことで、身に染みているからだと思います。

その立場で、これからも文章を書き続け、色々な発明や発見や感想を示していくのが、仕事かな、、、と思い出しています。

いずれにせよ、選挙が近いこともそうですが、何を行うにしても、それはワンネスを目指すのか、もしくは孤立の方向に向かうのかを、わかりやすい判断の基準におきたいと思っています。

しかし次のリーダーを目指す方には、ぜひとも、ミニマムインカムを主張していただきたいです。

時代を最も早く変化させるカギがそこにあるように思います。

誰もが月10万円程度をもらえたら、最低保障のワンネスの安心感が出てきます。人と人が争うことが馬鹿らしくなってきます。

あまりに餓えさせられているので、あまりに不信を植え付けられているので、あまりに悲惨を与えられすぎているので、つい私たちは人と争ってしまうだけだったのです。

本当はそんなことは誰もしたくなどないのです。これだけ日本人は苦労してきたのです。月10万円程度の生活保障があれば、すぐにでも、日本に暮す人々はやさしくなることでしょう。そして景気も信じられないほど伸びていきます。

ワンネスにならない限り、本当の豊かさも、実際のお金も手に入らないのです。理想と現実が一体となる最も早い方法が月10万円のインカムです。

お金の欠乏によって人間性を踏みにじられたのだから、お金を与えることで、それを元に戻してもらい、次のワンネスの流れが作れると思うのです。

by めい (2016-07-01 17:34) 

めい

BIの目指すのは何よりも、仕事自体にやりがいをもてるようになること。

《BIというコンセプトは社会を歪める。最初の10年くらいは貧困や不平等の是正などのメリットが出てうまくいくように見えるかもしれないが、そのうち必ず人々の労働意欲をそいで生産性が低下し、国のエネルギーは衰える。》という大前研一氏の議論に対するコメント氏による根本的反論。
《まともな社会人は金のために働いているわけではない
社会の役に立っているという使命感、自己効用感、組織への帰属意識
それと仕事自体が面白くて依存症になっていることも大きい》!!

   *   *   *   *   *

AIの発達によって日本でもBIが必要になるのか(週刊ポスト)
http://www.asyura2.com/16/hasan112/msg/359.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 8 月 25 日 07:23:35: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
   
AIの発達によって日本でもBIが必要になるのか
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160825-00000001-pseven-bus_all
週刊ポスト2016年9月2日号

 AI(人口知能)により、われわれの経済、社会のあり方は大きく変質しようとしている。経営コンサルタントの大前研一氏が、AIを取り巻く問題について考察する。

 * * *

「AI」による自動化が多くの職種で進むと「BI」が必要になる、といった議論も最近よく耳にする。BIとは「ベーシック・インカム(最低所得保障)」の略で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るために必要とされている額の現金を無条件で定期的に支給するという制度だ(その代わり社会保障を廃止する)。

 スイスでは6月にBI導入の是非を問う国民投票が行なわれ、反対が8割近くを占めて否決された。一方、フィンランドでは政府がBI導入を宣言し、世論調査では国民の7割が支持している。

 だが、BIというコンセプトは社会を歪める。最初の10年くらいは貧困や不平等の是正などのメリットが出てうまくいくように見えるかもしれないが、そのうち必ず人々の労働意欲をそいで生産性が低下し、国のエネルギーは衰える。実際、海外の事例を見ると、失業保険の期間が長ければ長いほど失業期間も長くなる。

 安倍晋三首相は、正規社員と非正規社員の賃金格差を是正する「同一労働同一賃金」を打ち出したが、世界的に見ると「同一労働同一賃金」はボーダレスに広がりつつある。つまり、海外の安い時給で働く労働者と同様の仕事をしていたら、日本国内では従来より給料が下がらざるを得ないのだ。

 いま求められているのは、仕事を奪われる現実を嘆くことではなく、AIが進化してもなお必要とされる仕事に人材を振り向けていくことであり、その移行を行政が率先垂範していくことだろう。

コメント

1. 2016年8月25日 15:26:26 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[2439]
▲△▽▼

>「BI」 政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るために必要

これは間違い
別にBIでなくても生存権を保障し続けるだけなら、生活保護でも十分だが
BIの方が、労働供給と再分配のシステムとして、より効率的なだけだ
問題は、国内に十分な生産力を維持し続けられなければ、
現実には、旧社会主義国や途上国みたいに制度自体が維持できないということ

>BIというコンセプトは社会を歪める。必ず人々の労働意欲をそいで生産性が低下

これも間違い
それが当てはまるのは生産性の上昇に寄与しない底辺層だけだろう
一般に、常人の100万倍くらい生産性が高い超富裕層やイノベーターに限らず ある程度、まともな社会人は金のために働いているわけではない
社会の役に立っているという使命感、自己効用感、組織への帰属意識
それと仕事自体が面白くて依存症になっていることも大きいw
そしてAIが発達すれば、益々、大衆の生産性上昇への寄与は小さくなるし
BIでなくても生活保護受給者が増えることになれば同じこと

いずれにせよ、大前のBI否定論は、論理的に矛盾しており
AI発展で生産性が上昇しないなら、労働需要は依然として減らないし
上昇するなら別にBIだろうが生活保護だろうが、同じ結果になる

そして繰り返すが、問題は、生産性が上昇せず、国内に十分な生産力を維持し続けられなければ、
少子高齢化の進展に伴い、社会保障制度自体が崩壊していくということだ

by めい (2016-08-26 04:53) 

めい

「放知技」議論メモ。

   *   *   *   *   *
216:ありがとう : 2017/05/23 (Tue) 23:25:35 host:*.access-internet.ne.jp
メスぺサドさん
原田さんは、株が上がるのをしっていて、事前に、本に書いていたということです。

Aベルナーは現実は、実物経済と金融経済は別ものだといってます。しかしながら、意図的に金融経済しか存在しないと、学者が、偽経済学でだましてきた。どんどん通貨量を増やして株を上げれば景気はよくなるとね。

そんなものは、実物経済に金を入れないのだから大衆には関係ない。すべて判って大衆を飢え死にさせ、社会を崩壊させて国を廃止させようとしてる確信犯です。国債は、通貨発行量は増えませんが、日銀引き受けは通貨発行量が増えますから、、、、(おかしいなあ、景気がよくならないなあ)、、、と、とぼけて行ってる。偉いさん全部がグルで、田舎芝居をしてる。またまた、大衆は、低能ユダヤに騙されたのです。消費税でも、景気を悪くするために上げるわけですからね。

217:mespesado : 2017/05/23 (Tue) 23:50:37 host:*.itscom.jp
>>216
> どんどん通貨量を増やして株を上げれば景気はよくなる
> そんなものは、実物経済に金を入れないのだから大衆には関係ない。

 大衆にオカネが行き渡らない、というのは実物経済云々と関係がありません。
 単にトリクルダウンが十分機能しない、というだけのことです。
 で、これを解決する根本的な方法は、いわゆるベーシック・インカムを導入することです。ところがこれをいざ具体的に実行しようとすると難しい。なぜなら他の支出も削らず、ヘリコプターマネーにもせずにベーシックインカムを導入するよい方法が見当たらないからです。

 しかし、希望はあります。AI技術の進歩により、現在人間がやっている仕事の大半が機会に置き換えられ、人間の仕事が失われ、ほとんどの人が(給与をもらえる)職につく事ができなくなる日がそう遠くない将来必ず来ます。そうなると、今のような「働かないとお金(=消費する権利)がもらえない」という経済の抜本的なルールが維持できなくなり、そのとき人類は新たな経済のルールを作って問題を解決せざるを得ないようになるでしょう(お金という概念が無くなるかもしれません)。

 トリクルダウンが不十分であることの不便を解消するのは、もう少しの辛抱です。

219:飯山一郎 : 2017/05/24 (Wed) 00:41:29 host:*.ocn.ne.jp
>>216 >>217
「大衆にオカネが行き渡らない」 なんてことはないです!
野田佳彦の民主党政権時代は…
致命的な『消費税増税頼みの超緊縮財政』を続けたため…
日経平均は8千円割れ,日本経済はドン底の底が抜けて崩壊か?!とまで言われていました.思い出しなさい.
第二次安倍内閣誕生までの内閣は,短命政権続きで,政治は空洞化,
官僚が主導権を持って官邸は官僚の言うがままの状態でした.
主要省庁は多くの総理秘書官を官邸に派遣して,総理を「指導」し…
消費税は何度も引き上げられ,官僚たちは天下りのし放題でした.
官僚主導を政治主導に変えようとした第一次安倍内閣は,官僚たちのマスコミへのリークで大臣の不祥事が次々暴露されて辞任に追い込まれました.
しかし!!
第二次安倍政権成立後は,アベノミクス効果で株価も8千円台から,2015年6月には2万円を突破.
アベノミクスは,社共の反対とマスコミの懐疑論とは逆に,GDPの年率2.2%増の長期間成長を達成しました.これは2006年以来の快挙です.
有効求人倍率は,現在,東京で2倍を超え,大学生アルバイトの時給も千円を突破,新宿も池袋も,街を歩けば,消費は「平成元禄」の様相.
そら,トリクルダウンは完全ではありませんし,まだまだ充分ではありませんが…
民主党政権時代の貧困地獄の状況に比べれば!現在は天国の入り口あたり.
「大衆にオカネが行き渡らない」 とまで言い切るのは…,無知か,金欠ルサンチマンか,怠け者です!!
ただいま現在,仕事は幾らでもあります.時給も非常に高いです.
「大衆にオカネが行き渡らない」 などと泣き言や文句をタレてないで,働きなさい!!

 
by めい (2017-05-25 06:52) 

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