消防出初式 [地元のこと]
光り輝くまち「粡町通りで幸せ気分」 [地元のこと]
粡町通り、イルミネーション点灯! [地元のこと]
吉野川改修現地視察報告 [地元のこと]
菊の季節も終りました [地元のこと]
南陽、その文化の源流 [地元のこと]
昨朝、南陽倫理法人会での講話の機会が与えられた。依頼の時すぐ語ってみたいと思ったのが田島賢亮先生のことだった。「宮内、その文化の源流」としたかったが、「宮内の人だけではないので」と言われて「南陽、その文化の源流」にした。そんなわけで、「南陽市関連、最近のニュース二つ」ということで、佐藤忠宏・広志兄弟を冒頭にもってきた。佐藤兄弟の父佐藤忠三郎氏こそ田島先生が担任した5年甲組の級長であり、とりまとめ役であった。佐藤広志NDソフト社長に「家に田島先生関連の何か残ってない?」と訊ねて「そのうち見ておく」と言われたがそのままになっている。田島先生あればこその社会医療法人公徳会であり、NDソフトウェア株式会社であると思う。
田島先生はじめ、その継承者達の文章がずらり並んだ貴重な本が『宮内小学校百年のあゆみ』だ。編集委員の名前と写真、われわれ世代のもうひとつ前、私の親の世代の懐かしい顔ぶれが揃っている。この本から多くを引用した。
与えられた時間は45分、かなり駆け足になってしまった。わかってもらうより語るだけで精一杯でした。
ほとんどこれまで書いた文章の組み合わせですが、つくった資料を載せておきます。
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獅子冠事務所の今後について(4) 市制50周年記念事業として [地元のこと]
あらためて伊藤氏の文章の要処を抜き出してみる。
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郷土資料館の開設上、郷土文化史上最重要課題として郷土の輝しい記録である生糸産業史をその中心にと提唱、文化懇話会としてその実現に取組んで来た。
我々の多年の願望であった郷土資料館の開設がたまたま前市長当時市の市制二十周年記念事業として取り上げることを明示されたのである。
市の事業として新市庁舎建設まで、永年にわたり使用されてきた現文化センターを内容外装共に充実新装の形態にしていただくことで記念事業にふさわしい地域の文化建造物にと強く要望、吾々文懇としても已にその全面協力のことを約した。
ここに残念乍ら大きく支援を期待してきた地元出身の大事業家、須藤恒雄社長へ懇請してきた寄金要請が打切りのやむなきこととなった最終回答を甚だ遺憾乍ら御報告申上げる。
須藤社長のお断りの理由は凡そ次の事情である。
一、地元の本企画への盛り上りが更にないことが第一、
二、須藤社長からは先づ地元の方々又地元有力者からの協力如何と問われた。
三、文懇幹部が須藤社長を初めてお訪ねした折、地元製糸家、有力者で一億円位の寄金をと、又前市長退陣直前の前村山助役との三者御会合の折地元製糸家で一億円位の拠出が前提と同様のことの言かあった由でその上であれば自分も応分にとのことを話された由。
四、最終の訪問の前に会合の際お断りの理由として「地元某家が反対しているのに自分としては出来ない」と話されたこと芳武氏に聞された。
我々両名(伊藤・芳武)は最終会談には須藤社長と十分胸襟を開いて郷里の事情を話合い、我々としての要請のお願いはこれで終結とした。
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獅子冠事務所の今後について(3) 膨らむ構想 [地元のこと]
日本各地の「お祭り会館」を検索してみた。意外と少ない。たいてい山車が主役。たしかに宮内も南部子ども神輿の山車の保管場所に困っているのでちょうどいい。しかし、宮内のお祭りで常時見世物にするほどのものはない。それで思いついたのが30年前の資料館構想だった。手っ取り早いものとして鈴木孝一氏の宮内郷土資料館「時代(とき)の忘れもの」がある。宮内に縁ある者にはほんとうにありがたい資料館だ。「未来トーク」で話を出す前に了解を得ねばならない。「お祭り会館的施設に資料館を併設してもらうとして、孝ちゃんの資料そっくりそっちに移すように考えてもいい?」孝ちゃん、「いいどごでね」。孝ちゃんも根っから宮内のことを思っている。その気持ちあってのここまでの蒐集だった。奥さんからおいしいお茶を出していただいての立ち話。――
この前の土日の15、16日、熊野大社での「菊花秋月」の催し、あれがものすごくよかった、若い人の発想で菊まつりを考えればまだまだ可能性は開けてくる、という話。町中菊でいっぱいにしようというのはかねてからの孝ちゃんの考えだ。新しい会館を菊まつりの拠点にするのもいい。熊野大社だけでなく宮町通りも菊でいっぱいにする。これまでの菊花にこだわるのではなく、ああいうアレンジメントだっていい。若い人にはその方がずっと魅力的なんだから・・・話題は菊まつりへ。というわけで夜の「未来トーク」、「宮内公民館+獅子冠事務所+山車保管施設+郷土資料館+菊まつりの拠点施設」と構想は大きく膨らんで語らせていただくことになったのでした。
粡町共栄会、玉菊鉢配置作業 [地元のこと]
獅子冠事務所の今後について(2)「お祭り会館」構想 [地元のこと]
8月27日の夏まつり実行委員会反省会の席で、ひとしきり公民館改築が話題になった後、「この際宮内として大きな構想を打ち出してもいいんでね?たとえばお祭り会館みたいな。」とけしかけてきたのは隣りの席の遠藤栄吉前議長だった。おもしろいとは思いつつもすぐには具体的イメージを結べなかった私はその時は頭に留め置く程度だった。それが10月5日、獅子冠事務所役員会の白熱した議論の中で獅子冠事務所の将来とリンクした。人員不足の納所(なっしょ)を補っていつも炊事に関わってきた大友世話役の「これからも獅子冠事務所として続けるのに、あの炊事場ではやってられないよ。」という言葉だった。それまでは、事務所の財政窮状を訴えて今後実行委員会からどれだけ金を引っ張ってくるかが存続の突破口だったのだが、「お祭り会館」にリンクしたことで視界が一挙に開けてきた。
それからして数日前のことだった。頭取の家屋敷まで含めた「お祭り会館」にしてはどうかとふと思った。間もなく会った頭取に話すとなんのためらいもなくOKだった。300坪あると言う。公民館と頭取家の間にIさんの蔵があるがそれは交渉すれば協力してもらえるのではないか。そうすれば現在の公民館をそのまま使用しながらの工事も可能となる。
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