吉野川改修現地視察報告 [地元のこと]
花台橋〈市道橋〉
《現在、歩行者用の仮橋への迂回路を施工しており、11月中句から現在の橋の撤去を始めます。自動車用の仮橋は設置しないため、撤去に伴い11月15日(火)午前9時から当該箇所は通行止めとなります。歩行者や自転車以外は他の橋への迂回をお願いいたします。》
架け替えられるすべての橋が橋脚のない橋になります。ここの仮橋は歩行者と自転車のみ。自動車は通行止めです。
湯河原橋〈国道橋〉
《現在、仮橋や迂回路を施工しており、12月下匍から仮植への通行に切替え、管理者である国土交通省で旧橋撤去に取り掛かります。仮橋の前後はカープになっていますので、特に冬期は減速して安全な走行をお願いいたします。》
上流の妹背橋は29年度に撤去されます。護岸工事によって下流左岸の桜並木はなくなります。赤湯中側の桜は残るとのこと。赤湯中の野球部、グラウンドが使われなくなったので、中川中のグラウンドを使用します。そのための費用一切、事業費の中から支出されます。今年の地区大会、赤湯中の野球部優勝したとのことで「よかった」ということでした。また、川底浚渫によって井戸水が出なくなった場合はその補償も事業費に入っています。
吉野橋〈県道橋〉
《右岸側の橋台が完成し、現在は左岸側市道の付替え道路を施工しています。完成後はそちらの道路を通行願います。12月からは左岸の橋台の工事にも取り掛かります。》
被害が特に大きかったところです。被害のあった家は地盛りされた場所に新築されています。仮橋は設けず、新橋完成後現橋が撤去されます。この近辺の道路配置もだいぶ変わるります。
宮内工区その2(花公園上流)
工事用車両の出入り口の前はいつも通っているがその先で何をやっているのかまったくわからなかった。その工事の規模の大きさに驚いた。被害に遭った厨川堰頭首口の復旧とあわせ、花公園北側の河川敷に、川底浚渫の残土等25万立方メートルが運び込まれるという。すでに10万立方メートル分は運ばれた。カドミウム汚染のため吉野川の残土は吉野川の外には出せない。その結果、ここに2ヘクタールの土地ができるとのこと。その土地をどう利用するか。地図で確認すると和泉町若松屋から入った先、遠藤青果の対岸になる。完成したときこの辺の景観はどう変わっているか非常に楽しみ。
第4工区(金山原橋上流左岸)
この12月いっぱいで完成の工区です。対岸に杉木立がありますが、この辺一帯の杉が流木となり、下流の橋脚にあたって大きな被害を齎すことになりました。
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百聞は一見にしかず、現地に行って見て説明を受けてはじめて、資料を見てもなるほどとなります。ありがたい視察だったので、復習のつもりで記事にしました。
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