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mespesadoさんによる経済談義(137)国土清祓? [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

639:堺のおっさん:2019/10/14 (Mon) 07:26:39
・・・あのフク一の地獄の釜を止めたのも鬼怒川反乱をもたらしたあの豪雨であったことも忘れてはいけない。
日本と言う国は外圧以外に、「神風」と言われる自然災害で変われる国なのだろう。・・・

ラグビーの勝利もあった。なんとか前向きに考えたい。被災した方々の悲しみ、御苦労を悼みつつ・・・。

これから15日参りに行ってくるところです。

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641:mespesado :2019/10/14 (Mon) 10:05:58
 ◆ ◆ ◆ 利 権 構 造 ◆ ◆ ◆
 ↑これは、日本だけでなく、世界中にある。
 ただ、例えば日本と米国の利権構造を見ると質の違いがあるのを感じる。
 米国のような貧富の差が激しい、特に貧者の生活が際限ないほど悲惨な場合(これは途上国であればなおさらであるが)、一旦金持ちになった者たちは、今の地位を失った場合の悲惨さを恐れて、生存本能総動員で貧者になることを必死で避けたいがために、現在の富に執着する。だから貧者や庶民の生活がどうであれそんなことは二の次になりやすく、傍から見ると「強欲」にしか見えない。
 これに対し、日本の場合、諸外国に比べるとやはり貧富の差は少ない、というか世界標準における「極貧者」も「億万長者」も居ない。だから金持ちの執着が「世界支配」みたいな強欲(その権化がDSによる悪事)を引き起こすようなことも無い。
 そのかわり、日本では、さすがに「手先の器用な日本人」らしいというか、利権構造の「精緻な」網の目が世の中の隅々にまでキレイに張り巡らされていて、ちょっと誰かがその利権構造から「一抜けた」しようとしても、その人と一緒に網が引きずられて隣接した人の利権、というか、要するに個人の、あるいはその家族の生活が脅かされるようになっていて、彼らによる抵抗がすさまじく、たとえそれが国家レベルでのカタストロフィーを引き起こすとわかっていても、この利権網から抜け出すことができない。その結果の一つが第二次世界大戦の敗戦であるし、その敗戦の結果として、それまでの利権網が一旦ご破算になった。実は皆内心ホッとしたところも大きいのではないか。そのような「日本人の誰が主導したわけでもない」利権放棄しか、現実に実行されることが無い、これが日本の特質なのではないか。
 しかし、こんなことをいつまでも続けていれば、それこそ「日本沈没」のようなカタストロフィックな自然災害でも起きない限り、この利権網のせいで実施できない公共事業への積極投資に舵をきる時など永久に来ないのではないか。まあ、日本が沈没した後だと、それこそ「後の祭り」であるが。

642:mespesado :2019/10/14 (Mon) 10:41:24
 私が愛読している(た?)「うずらのブログ」というサイトがある↓
https://ameblo.jp/kobuta1205/

 MMTが有名になるよりはるか前から、MMT以上に管理貨幣の本質を鋭く指摘していただけでなく、MMTの「租税貨幣論」や「貨幣信用論」などの無理筋なところも的確に指摘しているサイトである。
 例えば最新のエントリー↓
https://ameblo.jp/kobuta1205/entry-12531881465.html
税率10%から先の議論は「消費税廃止」のみ

でも、書いてある内容は100%正しいと言ってもいいような完璧な内容なのだが、残念ながらあまり存在が知られていないし、そもそも問題意識を持たなければこういうサイトを読みに行こうというインセンティブも起きるはずがない。
 ただ、皆さんが知人の方々に積極財政について啓蒙活動をするとき、このサイトの内容が全くその通り!とスーっと頭に入ってくれば、現代貨幣のカラクリについては理解できたことの証拠になる、というバロメーターの役割を果たすことができる、という意味で有用なサイトではあると思う。

644:mespesado :2019/10/14 (Mon) 11:14:44
 ほんま、これ↓
https://twitter.com/dr_kusiyaki/status/1183251415516319744

 まあ、それが本当は一番ムツカシイわけで、「馬を水飲み場に連れて行くことはできるが水を飲ませることはできない」どころか「馬を水飲み場に連れてくこと」すらムツカシイのが現実。
 ところで、今まで諸悪の根源は財務省だぁ~、でもいきなり手を付けるのはムリだから、外務省(隷米利権、韓国利権etc)や文科省(日教組利権)や総務省(電波利権)などを潰せ~、ってことで経産省利権を使って毒を以って毒を制すようなことをしてきたわけだけれど、そういった官庁を「敵に回す」という手法だけでなく、特定の省庁を「応援する」方法を積極的に考えて行った方がいいんじゃないか。例えば今回の台風災害の場合、財務省を前にしり込みする国土交通省をもっと応援するとか、「国土強靭化省」を作る(田中秀臣氏)ことを支援するとか。
 人は非難されるより応援される方が張り切るものです。非難されたって、「何だこの野郎!」と敵愾心を持たれるだけで、非難した対象が消えてくれるわけではありません。もうそろそろ作戦を変更する時期に来ているのです。いい省庁を見つけて、あるいは無いなら創設することを提案して、じゃんじゃんそこを応援しましょう。

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