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皇統はなぜ男系なのか(1)「道州制」問題から「國體」の問題へ [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

大阪での選挙結果から、堺のおっさんによる「道州制」についての問題提起に始まり、「國體」の問題から「女性宮家の是非」問題、そして「皇統はなぜ男系なのか」についてのmespesadoさんによる見事な説明へ、重大な議論が展開されてきました。長いのでいくつかに分けることにします。

*   *   *   *   *

346:堺のおっさん:
2019/04/12 (Fri) 18:12:57

ここの所、道州制を盛んに書き込んでいるが、
反応がないので、少々がっかりしている。
日本を取り戻す、と言う日本とは何だろうか?
明治のそれではない。
私は、國體と政体の二重構造には道州制こそふさわしいと思う。
明治以前の日本で中央集権的であった時代はほとんどない。
だからこそ、国家としての統一を保つために國體は必要でもあった。
権威と権力は並立するが、権力もまた、真の意味で一元的ではない。
中央集権国家は、國體の権威の意味合いが薄れてしまうのである。
そして、分権国家は権力を分散することで地方が競い合ってこそ
存在意義を発揮する。
我々現代の日本人は、中央集権国家を当たり前と思っているからこそ、
分権的な国家像が想像できない。
中央政体は国防・経済金融など、統一的に運用しなければならない
課題に集中し、地方政権は産業・生活に注力していく。
こうした棲み分けの中で、國體は本当の意味を持てるだろう。
日本を取り戻す意味を現代に限って考えては、大きな落とし穴に落ちる。
347:猿都瑠 :
2019/04/12 (Fri) 20:22:32

>>346
道州制、恐らくそれが具体的に何なのか、そしてそれでもどう変わるのか。
そこにピンと来ないのかもしれませんね。
都道府県や、地方の枠組み、市町村、そして政令指定都市やら中核市、そのような枠組みなら今まであったので何となく分かると思いますが。
都道府県と国の間の権限を持つ、例えばアメリカの州に近い制度と言えば良いのかとか。
堺のおっさんが見てる俯瞰したヴィジョンを思い描ける方は、まだまだ多くないのかなと。

351:mespesado:
2019/04/12 (Fri) 23:37:24

>>346 >>347
 今の都道府県が江戸時代の藩のような独立性がなく、その県庁所在地の力が弱いことが問題なんでしょうね。
 そもそも、この「県庁所在地」という言葉、何とも情けない。日本の「首都」である東京を「国会所在地」あるいは「省庁所在地」と呼ぶようなもので、全然中心的役割を果たしているという印象がないし、実態としても無い。
  東京一極集中を是正するためには、「地方活性化」などといくら美しいことを言っても、イノベーションを起こす資本が集まらなければ経済活性化には至らな い。一方で政令指定都市というのは、確かに都市としての規模は大きいが、都市同士で比較すると東京の方が資本効率がいいからやはり東京に集約されてしまっ て、やはり経済的に盛り上がらない。
 だから、政令指定都市レベルの都市が、ある領域の「首都」になっているような自治体(これを「州」と呼ぶ こ とにする)を作って、その一つ一つが「独立採算的」に資本を効率よく集めて産業を起こし、その「州都」が各州における「東京」の役割を果たすような仕組み にしないと真の「東京一極集中の是正」はできない、ということなんでしょうね。このようにして日本を複数の半独立な「州」に分割したとき、あまり独立しすぎてバラバラにならないように、「権力」ではなく「権威」的支柱として「國體」である天皇が存在する、というのがよい、ということでしょうかね。

352:mespesado:
2019/04/13 (Sat) 00:46:55

>>351
 そういう意味では、大阪維新のような「大阪市を大阪府と併せて大阪都にする」というだけでは景気向上策としては全然意味が無くて、大阪都を作るなら作るでよいが、それを例えば「関西州」もしくは「近畿州」という州を作って独立経済圏とし、大阪都をその州の州都にする、というところまで行かないと意味が無い、ということなんでしょうね(ただ関西はちょっと複雑で、そんなことをすると京都が文句を言いそうですけどね)。

353:mespesado:
2019/04/13 (Sat) 00:54:57

>>352
 あ、それから堺のおっさんは、互いに「競いあって」ということをおっしゃっておられましたが、「競争」はあまり本質ではなく、「独立採算」ということこそが大事でないかと個人的には思うんですよね。あまり「競争」を強調しすぎると、州同士の人材の取り合いで、日本人ってっすぐ目的と手段をはき違えて真剣になり過ぎるから、最悪「州を跨ぐ移住の禁止」とかやりかねないw。
 それより「他の州の援助に依存しない」ことが大切かと。でないと、援助の仕組みを作った途端にそれが新しい「利権」を生み、是正したくてもできなくなるからです。

354:mespesado:
2019/04/13 (Sat) 01:16:38

>>353
 一つの案ですが、いっそ日本の首都は京都に遷都してしまって、「東京」は「関東州」の州都に、「大阪」は「近畿州」の州都にする、っ ていう手もありかもですね。そもそも法律上は東京は首都と定義されていないらしいですから、首都を京都にさりげなく戻し、天皇陛下にも京都御所に移っても らう。そもそも今の皇居なんか、もともとは江戸城で、天皇の臣下たる「征夷大将軍」の居所に過ぎなかったのですから。
355:亀さん:
2019/04/13 (Sat) 02:56:52

>>354 mespesadoさん
> 首都を京都にさりげなく戻し、天皇陛下にも京都御所

水面下では進んでいるようです。

亀さん@人生は冥土までの暇潰し
357:猿都瑠 :
2019/04/13 (Sat) 09:14:52

>>355
> 首都を京都にさりげなく戻し、天皇陛下にも京都御所

水面下では進んでいるようです。
江戸時代の再来ですね。
明治以降の激動からすると、最も安泰だったと言える時代。
政治と経済の中心を分ける(アメリカ等)事は欧米諸国にあっても、國體と政体がある国は日本だけ。
明治時代以前は天皇の存在が薄かったと言われるが、
所詮歴史の書き換えによる刷り込みに左右される庶民レベルでの話であり、
今でも民主主義に於いて、天皇制に反対と言えば無くす事が出来ると思っている連中が特にそう思い込みたいだけであり、
施政者達だけが肌で感じている国家権力像に考えを馳せると、日本特有の権力構造の置き方は変化して当然とも言えよう。
与党の失策があると言うのに、今の野党間の内ゲバを見ていると、安倍政権はまだまだ続くと思われる。
364:亀さん:
2019/04/14 (Sun) 02:28:56

>>357
猿都瑠さん、明日締め切りの仕事が、なかなか終わらず、尻に火が付いた状態にいますwww

よっ て、後日詳しく本スレがブログに書くとして、件の件は落合莞爾さんをはじめ、まほろば会の主要メンバーから多角的に意見・異見を聞いてきた上で、「水面 下」という表現になりました。いろんな出会いがありました。拙稿「白足袋」との接触があるさる筋との出会いもあったし、一方で皇統奉公衆と深いつながり のある、さる筋とも小生は交流してきました。
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1237.html
京の白足袋

竹田恒泰氏は明治天皇の女系の玄孫ですが、その竹田と交流のあるまほろば会のメンバーの一人、竹田本人を目の前にして、「よぉ、詐欺師」と言い放つ、豪放な人たちが大勢います。
https://blog.goo.ne.jp/sanctuary2005/e/19d0328a87488156adde68db6c528123

大きく分けて…
●京都皇統
●東京皇室
皇統には二つの流れがあり、ツランの観点で簡単に書けば、国体が京都皇統とすれば、政体が東京皇室と いうことになります。このあたりは、飯山さんも放知技 のどこかで書いていたように、落合莞爾シリーズ本や栗原茂シリーズ本に〝余すところなく〟書かれていますし(実際は書いていない、と言うよりは書けなかっ たことも多い)、小生も断片的に数本の記事を旧ブログや新ブログで多角的に書き連ねてきました。そして、これこそが飯山史観の要諦となります。そのあたり の一端は最近の拙ブログ記事にも書きました。
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1666.html
古墳時代 09

でわ、仕事から解放されたら、もう少し詳しくココかブログに書き升。

亀さん@人生は冥土までの暇潰し

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