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直江兼続公400回忌、東源寺で [直江兼続]

10年前に書いた「直江兼続公の実母について」に追記したのですが、あらためて記事にします。

直江兼続公400回忌.jpg12月20日の山形新聞で直江兼続公400回忌が、尾崎家の菩提寺である東源寺で行われたことを知りました。《兼続の実母の本家と関係が深い東源寺》とある。「実母の実家」でなく、なぜ「実母の本家」と書いたのかよくわかりませんが、米沢に於いても、直江兼続公の実母が尾崎家の出であることが広く認められるようになったことに感慨をおぼえます。思い起こせば、直江公など全く考えもせず始まった飯山との関わりでした。平成7年1月、無会派議員3人での「行政視察」と銘打っての飯山訪問。そこから始まった飯山尾崎地区との交流、そして飯山の方から紹介された今は亡き米沢市在住尾崎哲雄先生との出会い。NHK大河ドラマに「天地人」が決まったとき、尾崎先生から「直江兼続公の母親の実家が尾崎家であることを世の中に知って欲しい。そのために協力して!」という切々たる訴え。それまでは通り一遍でしかなかった地元の歴史に関心を持つようになったのはそもそもここから。『宮内よもやま歴史絵巻』の出発点。尾崎先生が遺された大部の『わが家の記録 源流』『信州 泉氏子孫 尾崎家史料 2005.10.19〜』を目の前に引っぱり出してみて、あらためて尾崎先生の執念を思います。

一方、やはり直江会の主催で、9月1日に林泉寺で400回忌墓前祭が、上杉家当主、米沢市長も参列して盛大に行われており、米沢日報デジタルが詳しく報じています。http://www.yonezawa-np.jp/html/newsmovie/2018_2H/20180902mov1.htmlその記事の中で、今福匤氏による記念講演について《元禄16年(1703)に完成した『景勝公御年譜』では、兼続を「秀吉、家康、秀忠に拝謁、恩遇も諸家の臣に超越す」と評価し、米沢藩内で排斥やタブーの対象とはなっていないと述べ、新しい視点を提供しました。》とあり、注目です。今福氏の著『直江兼続』(新人物往来社2008年刊行)を注文したところです。(今見たら最安値3240円ですが、昨日780円+送料で買えました。)

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