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地区長会研修 会津行(前) 新宮熊野神社「長床」/神指城 [地区長]

昨年は伊達政宗を追って岩出山に行ったので、今度は上杉ということで会津行。(10月12日)

①喜多方市 新宮熊野神社「長床」

新宮地区重要文化財保存会が管理。宮司はいない。拝観料300円。代表役員中條氏の説明を受ける。長床(27×12m)はじめ国重要文化財複数。県重要文化財多数。平成12年に宝物殿完成。長床の西にある文殊堂に在った仏像等を展示。「木造文殊菩薩騎獅像」総工費7000万円。JR東日本から900万円。4500万円を借金、8年で返済。保存に懸ける地元の熱意が半端でないとみた。ただし宗教的というより観光的。800年の大銀杏がある。幹周り8m。(宮内熊野大社8.4m/北野猛先々代宮司によれば、かつて宮内熊野大社には二十四間40m超四方の長床があったという。http://oshosina.blog.so-net.ne.jp/2014-12-19-1

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②会津若松市 神指城(こうざしじょう)
上杉景勝会津へ国替え(慶長3年 1998 春)、領内整備の中心が築城計画。翌年2月には構想あり。慶長5年2月に築城を命じ、工事は3月から。領内から8〜12万人が動員された。6月になって土用休息を理由に中断、そのまま中止。徳川家康会津征伐の口実となる。その年9月の関ケ原につながる因縁の城。どんな場所なのかぜひ見ておきたかった。
規模は本丸が東西200m、南北235m、外側に幅57mほどの堀がめぐる。二の丸は東西590m、南北670m、周囲に45〜50mの堀。面積50ha。三の丸も想定されていたという壮大な計画。われわれが行ったのは二の丸北東隅の土塁。樹齢600年のケヤキがある。
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めい

NNAC Ltd. (1996–現在)5月21日
「世界3大がっかりスポット」とは逆に、行ってみて初めて迫力を実感できるスポットもしくは芸術作品にはどんなものがありますか?写真付きで教えて頂けると嬉しいです。
https://jp.quora.com/%E4%B8%96%E7%95%8C3%E5%A4%A7%E3%81%8C%E3%81%A3%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88-%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%80%86%E3%81%AB-%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%A6%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6

世界ではなく日本、それも福島県の会津でも良いでしょうか。

福島県は広いので、県内在住者も知らない芸術作品(建築)が残るスポットがあります。

東京在住の恩師が10年近く前に喜多方市の新宮熊野神社を訪ねられ、「それは素晴らしかった」、とお手紙を下さいました。

樹齢800年の銀杏の木があり、紅葉シーズンになるとニュースで話題になるのは私も知っていましたが、先生からのお便り後もなかなか訪ねられなかったのです。

そこは、私にとって「行ってみて初めて迫力を実感できたスポット」、空気が澄んでいて地のエネルギーも感じました。

一の鳥居は普通の神社のようですが

*2020年8月、観光客は私達家族だけでした

樹齢800年の銀杏があります。

天喜3年(1055)源頼朝の勧請とされる古社です。拝殿「長床」は平安時代の寝殿造りの建物、直径1尺5寸の円柱44本が等間隔に5列並んでおり、全部吹き抜けになっています!

*修験者の道場ともなったと推測される長床

作品概要 熊野神社長床(くまのじんじゃながとこ)

鎌倉前期/1185-1274 、桁行九間、梁間四間、一重、寄棟造、茅葺、1棟、福島県喜多方市慶徳町新宮字熊野、重文指定年月日:19630701、熊野神社、重要文化財

長床とは修驗道(山伏)で用いる言葉で用途は拝殿とほゞ同じである。この長床は鎌倉時代のもので、慶長十六年(一六一一)の地震に破損したので大改造が加えられているが、旧材はよく残されている。大きな建物である。[1]

私が撮った写真からはその迫力が伝わらないと思います。会津の旅には是非こちらの新宮熊野神社にもお立ち寄り下さい。紅葉シーズンも素晴らしいです。
新宮熊野神社 長床
天喜3年(1055)源頼朝の勧請とされる古社。拝殿「長床」は平安時代の寝殿造りの建物で、直径1尺5寸の円柱44本が等間隔に5列並んでおり、全部吹き抜けになっている。併設されている熊野神社宝物殿には銅鉢をはじめ、多くの国、県指定文化財が保存されており、拝観することができる。
https://gokujo-aizu.com/areainfo/204

脚注
[1] 熊野神社長床 文化遺産オンライン

by めい (2022-05-29 04:14) 

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