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「宮内小唄」の音源発見! [地元のこと]

「宮内小唄」歌詞.jpg「宮内小唄」です。

一、
春はめでたい大々神楽
ひびく鐘の音 福を呼ぶ
色もときわの妹背の松に
 添えるさくらの
    エイヨイ花模様
二,
夏はみどりの長谷寺詣り
ハイクコースが 君を呼ぶ
あの娘工場で絹肌小肌
 胸でかせ繰る
    エイヨイ恋の糸
三、
秋は招くよ白菊黄菊
菊の人形の振りのよさ
星が流れる織機川に
 昔偲んで
    エイヨイ珍蔵寺
四、         
冬はしろがね虚空蔵山の
峰の小雪に陽がおどる
吉野山から金堀る音は
 町の繁昌に
    エイヨイこだまする

 

宮内音頭歌詞.jpgついでに「宮内音頭」も

 

一、

ハー さす陽(ひ)ナア 入陽(いりひ)の 慶海さくら

  松は相生 みどりを綾(あや)に

  エエ 染めてうららな花がすみソレ

  ミンナ宮内 工場の窓は

  晴れて繁盛(はんじょう)の 糸をとる

   ミンナキテミヤ ヨッテミヤ

ニ、

ハー  逢うてナア うれしや 熊野の祭

  青葉すずしい 銀杏(いちょう)の風に

  エエ どこが人やら参道じややらソレ

  ミンナ宮内 太々神楽(だいだいかぐら)

  祈りゆかしい 鐘の音

    ミンナキテミヤ ヨッツテミヤ

三、

ハー  菊のナア 香りも すがしく暮れて

  月はまどかな 長谷寺あたり

  エエ 誰になさけの 光やらソレ

  ミンナ宮内 掘り出す金は

  景気吉野の たから石

    ミンナキテミヤ ヨッテミヤ 

四、

ハー 愉(たの)しいナア 希望の春来る町は

  鶴の羽(はね)かや 降る淡雪(あわゆき)に

  エエ 君と詣(まい)ろか 珍蔵寺ソレ

  ミンナ宮内 人情の花も

  なびく居ごころ 住みごころ

    ミンナキテミヤ ヨッテミヤ

 

*   *   *   *   *

 

太々神楽百周年パンフ.jpg「発見」というとおおげさなのですが、熊野大社の「太々神楽100周年奉賛記念事業」に関連して、「春はめでたい大々神楽・・・」で始まる「宮内小唄」の音源を探していたのですが、宮内公民館にちゃんとCDで保存してありました。15日の盆踊り大会の宣伝カー用に「宮内音頭」の音源CDを出してもらったら、その中に一緒に納まっていました。聴いたのは60年ぶりぐらいだろうか。当時の宮内がよみがえります。昭和30年(1955)2月1日、宮内町、吉野村、金山村、漆山村が合併して新宮内町誕生を記念してつくられました。「宮内音頭」の方はyoutubeで聴けるので、宮内小145周年記念授業で6年生に見てもらったりもしていました。「宮内小唄」の方もなんとか聴きたくていたところでした。詞も曲も宮内情緒いっぱいのいい歌です。

 


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