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青葉神社、片倉宮司のお話 [神道天行居]

正月飾り 烏帽子 2.jpg6月4日の日曜日、東北神咒奉唱大会。今年で29回目。何回か行けないことはあったが最初の会から参加させていただいてきた。今年は斎主の大役を仰せつかっての参加だった。お正月の飾りものでしかなかった伝来の烏帽子を冠ることになった。頭に載せるだけかと思ったらしっかり頭を嵌め込むものだった。頭の大きさに合わせて広がるようにできている。それにしても先祖の頭はずっと小さかったのだろう、冠っているうち息苦しくなるほど痛くなった。留め具がついているのはどうするのだろうと思っていたが、丁髷につけることに気づいた。中の布が擦れていて何度も使われたものであることがわかる。食い詰めて武士の位を捨てざるを得なくなったとき、せめてもとの思いで残したものにちがいない。まさか300年を経て子孫が使うことになるとは。思いがけなかったのは、祝詞奏上のとき、自分の声が反響していつもになくいい声に聞こえたことだった。竹さんも「いい声だった」と言ってくれたが、外への拡声効果もあるのだろうか。思いがけない自分の声にノリが良くなったこともたしかだ。十数ヶ所にほぼ規則的に並んで一分(3mm)ぐらいの穴が空いているが、何の効果を狙ってのことか。声に関係しているのかもしれない。実際に使用してみて、昔の人々のそれなりの工夫、伝来の重みを実感できた。

 

1-DSCF6457.jpgわれわれの御神事に先立つ青葉神社正式参拝の儀は片倉重信宮司の娘さんのご主人である禰宜さんが務められた。宮司さんはどうしたのかと心配していたのだが、直会の席には元気な御姿を見せていただきお話をおうかがいすることができた。昨年は参加できなかったので2年ぶりだ。今回レコーダーをもって行かなかったし、ペンのインク切れということもあって頭に記録してきただけだが、頭から消えないうちになんとか文字にしておかねばと今朝起きた。

 

宮司は「身の不浄」ということからずっと御神事は遠慮されているのだと言われた。青葉まつりも脇で見守るだけだったとのこと。昭和15年生まれということで76歳、2年ぶりにお会いしてそれなりの年齢は感じさせられるが、生き生きと語られるお顔はさらに輝きを増しているかに思われる。

 

「去年は申(さる)、今年は酉(とり)、来年は戌(いぬ)、さて何を思いうかべますか。」「はい、桃太郎ですね。」「桃太郎と言うと?」「はいそうです、鬼が島の鬼退治。去年、今年、来年で、鬼が成敗されるということなのではないでしょうか。」

 

私がとっさに思いうかべたのが、↓この記事。

《名前:堺のおっさん  2017/06/02 (Fri) 23:23:02 
>>467
御大、質問というか、予測というかこれからの世界を見ていくうえでポイントとなるような考え方に付いてです。/Dロックフェラー、ブレジンスキーに続いてあのソロスも逝ってしまうあるいは逝ってしまったのではないかということです。/米軍の動きはあまりにも腰が引け過ぎており、戦争の勃発を煽れば煽るほど戦争から遠ざかっていくながれ。/ネオコンの動き自体が非組織的で、ゲリラ化しているように感じます。/もともと、世界統一組織でもなかったネオコンが大きな影響力を持った人物を次々と失って、有効な戦術を打ち出せないでいるありがたい展開。/そうなると、世界は行くべき流れに乗っていくしかない。プーチンの自信もこの裏付けがあってのことではないでしょうか。/であるならば、世界的な株価の上昇はバブルとも一味違う流れでしょう。/唯一のバグは、自暴自棄に陥った非組織的なネオコン派の暴発。/ソロスは巨額の損失を抱えたまま、もはや死に体なのでは?》

 

斎主ということで宮司の隣りの席でいろいろお話をうかがったが、宮司にとって桃太郎は、トランプ米大統領であり、もうひとりは小池東京都知事であったようだ。トランプさんには同意するが、小池さんはどうか。↓の記事のように《小池百合子は,化粧で誤魔化してますが,日々,凶相に変わってます.》との指摘もある。

 

《名前:飯山一郎  2017/06/04 (Sun) 01:06:50 
>>526
世の中には,本当に怖ろしい人間が実際に実在しているのは確かなことです./地球の人口を5億人まで減らすことに執念を燃やす人間が,ホワイトハウスやFRBやNSCの中にさえ大勢いるし…日本国内にも,日本人が放射能で大量に死んでいくようにと…たとえば,「食べて応援!福島」といった運動を本気で推進してきた勢力は,いまだに健在なのです./彼らに共通するのは,人間に対する激しくも異常な憎悪心です./異常な憎悪心は,文章にも出ますが,人相にも出ます.必ず悪相・凶相になります./ソロス,ヌーランド,ブレジンスキーの人相は,悪魔のような凶相です./麻生太郎は悪相でしたが,2~3年前から,艶福な福相に変わりました./小池百合子は,化粧で誤魔化してますが,日々,凶相に変わってます./安倍晋三は,千枚以上の写真と動画を鑑定しましたが,凶相は只の1枚もなかったです./とくに,背の高さと背筋の伸ばし方,髪の毛の多さ,話す時の頭の回転の早さは,高貴な人種の特長です./安倍晋三は,大室天皇家(東京皇室)の血統と,百済天皇家(京都皇統)の血統の両統に属する稀有な人財だからでしょう./ですから,大室天皇家(東京皇室)の係累・閨閥だった橋本龍太郎のような「死に方」はしないでしょう./安倍晋三の東北に通った回数が,今上陛下の回数を遥かに上回っていることの意味を,ワシは,熟考し続けております.》

 

宮司のお話のもう一点、桃太郎の鬼退治の話とも関連するが、「貯め込んだものが吐き出させられる時代です。」これもよくわかる。ムダなものはほんとうにいらない。貯め込むことのばからしさ。自分が年とったせいではなく、世の中全体そういう空気が広がっている。その「ムダ」の象徴が「オカネ」。「オカネなんて本来借金証書、そんなものいくらあったっってなんにもならない。当面必要なだけあれば。」は最近読んだ三橋貴明著日本人が本当は知らないお金の話の結論。これはいい本だったのでまもなくレビューします。

 

一通り全員が近況や思いを語った後で、最後に宮司さんが付け加えられたこと。

「いまは季節で言えば秋です。秋ということは物事が熟す、収穫の秋(とき)です。この時期にどれだけいいものを収穫できるかが、やがて来る冬を乗り越えるカギになります。いいかげんでなく、しっかりこの秋(とき)をすごすことができるかどうかで、冬の次に迎える春にいい芽を出すことができるかどうかが決まります。心して今の秋(とき)を過さねばなりません。」

 

まだまだ語りたいことがあるような宮司さんでしたが、帰りを急ぐ方もおられて申し訳なかったです。私もまだ書きたいことはありますが、一応一区切り。(つづく)

 


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