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戦争には勝ち負けがある [日本の独立]

参院特別委員会での安保法制審議、山本太郎議員のがんばりを見れるのが楽しみです。国会審議にこんな関心のもち方をするようになったのははじめてです。この山本議員のがんばりを受けて、TBSがこれまでとはちがう踏み込んだ報道をしました。
http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2578365.html
必見です。あいば達也氏はこの報道をこう見ています。

《TBSが取材を申し込んできた時点で、彼ら勢力には、安倍晋三がアップアップし始めたので、援護射撃をどのように行うか思案していたところ、日本の比較的リベラルなメディアが、インタビューを申し入れてきたので、それを貴貨とした可能性もある。或いは、インタビューを申し込んでくるように誘導したのかもしれない。どのような安倍政権への援護射撃かと言えば、安倍や中谷の答弁が、糞詰まる理由は、アメリカ様のゴリ押しゆえである。いやしくも、独立国を演じている日本政府に恥をかかせるのも得策ではない。この際、日本国民にも、支配国の命令なんだから、安倍の答弁がメチャクチャないのも、理解しろよジャップ!とメッセージを送ったと解釈するのが、一番妥当だ。》

実際日本人はどう反応するか。「これではだめだ、日本のほんとうの独立を本気で考えねば」と思える気概在りや無しやが問われる極めて重要な報道と受けとめました。

ところで、今日もまた飯山さんですが、「戦争には勝ち負けがあるんだよ」という、戦争を考える上でいちばんの基本に気づかせてくれています。日本は「戦争放棄」から始まっているので、「安全保障」にしても「自衛権」にしても、そこからは「戦争は勝負である」という視点は背景に隠れてしまっています。あらためて目からウロコです。政府に、そして自衛隊に、この覚悟はあるかどうか。安倍首相の頭の中は、「覚悟」の問題などは素通りで、「だから防衛力を増強しなければならないいんだよ」という方向に向いてしまいそうな気がしますが。

   *   *   *   *   *

730:飯山一郎 : 2015/09/05 (Sat) 18:56:38 host:*.ocn.ne.jp
>>727 ジンジャーエール
>なぜ中国は尖閣諸島周辺のクルーズを続けているのか?

その理由は…、中国が尖閣諸島と周辺海域を実効支配しているからです。

この「実効支配」を取り戻す底意があるので、安倍戦争内閣は中国との戦争を画策して
います。…が、これは中米が望むところ!

日本(海上自衛隊)が尖閣奪取の軍事行動を開始した途端、中国は得意のミサイル攻撃
で海上自衛隊の全ての軍艦は撃沈されます。

その後、米国の暗黙の承認の下、中国は「戦勝国」として「敗戦国・日本」に様々な要求
を突き付けてきます。

どんな「要求」なのか? それは習近平が「軍帥(ぐんすい)」と崇めるプーチンのハラ
のなかにあります。
以上。

   *   *   *   *   *

新ベンチャー革命さんが、中国の軍事パレードを見て《米戦争屋の極東戦略のひとつは、日中軍事衝突を誘発させることでしょうが、その戦略に協力する勢力がまだ、中国軍部に潜んでいることがわかりました。いくら習氏ががんばっても、中国軍部全体を掌握するのは困難なようです。つまり、中国軍部にも中国戦争屋勢力が存在するということです。この状態は、米国と同じで、アンチ米戦争屋のオバマが国防総省、CIA、NSA、FEMA、FBI、国土安全保障省など米戦争屋の巣窟を完全掌握できないのと同じです、ヤレヤレ。》と言っていますが、習近平首席だけをみて安心してはいられないのです。

放射能拡散の問題も・・・もろもろ逼迫です。


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めい

山本太郎議員を抜きにしても参議院の質疑はおもしろい!という田中良紹さんの指摘です。

   *   *   *   *   *

衆議院より絶対に面白い参議院の安保審議ー(田中良紹氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1snd7q3
5th Sep 2015 

安保法案の審議は参議院の方が衆議院の時より絶対に面白い。
特に安倍総理が出席しない、従ってNHKがテレビ中継しない時の「一般質疑」はめっぽう面白い。もかかわらず新聞もテレビもあまり伝えないのでフーテンが代わりに紹介する。

まず参議院の審議を面白くしたのは安倍総理の「お友達」の礒崎陽輔総理補佐官である。参議院の審議が始まる前日に安保法案について講演し、「法的安定性は関係ない」、「9月中旬に成立させたい」との問題発言を行った。法律に従うのが仕事の行政府から「法的安定性は関係ない」と言われれば、法律を作るのが仕事の立法府は立場がない。国会は存在理由を否定されたに等しい。国会議員であるならば与野党を問わず怒りの声をあげ、行政府に「けじめ」をつけさせなければ、三権分立も民主主義もへったくれもない。

もう一つ「9月中旬に成立させたい」との発言も、国会審議の日程をあたかも官邸がコントロールできるかのような印象を国民に与える。総理大臣が国会審議をコントロールできるのであれば、これも三権分立にも民主主義にも反する。礒崎補佐官を参考人招致した参議院の安保特別委員会で鴻池委員長は、「参議院は貴族院が軍部の独走を止められなかったという先の大戦の反省から生まれた。衆議院の拙速を戒め、衆議院の足らざるところを補完する役割がある。参議院は衆議院の下部組織でも官邸の下請けでもない」と発言して不快感をあらわにした。つまり委員長は「衆議院で強行採決された法案をそのまま成立させるわけにはいかない」と釘を刺したのである。またその後、磯崎補佐官が辞任しないことによって審議日程が進まないことを「あの日に腹切っておきゃよかった。いまだに竹ののこぎりで足切られたり、首切られたりかわいそう」と、辞めさせなかった安倍総理の姿勢を批判した。参議院では審議を取り仕切る委員長が公然と政府・与党のやり方を批判している。

次にフーテンが注目するのは安倍総理の「お友達」である新党改革の荒井広幸参議院議員である。荒井議員は審議の冒頭で安保法案を成立させるために全力で協力することを表明した。しかし一方で国民の反対が日を追って強まっていることから、反対を和らげる方策を模索し、「例外なき国会承認」を歯止めに取り入れるよう修正案を作成した。その荒井議員は鴻池委員長と同じ認識に立っている。参議院の存在理由は貴族院が先の大戦を阻止できなかった反省から生まれたとの認識である。従って衆議院が強行可決した安保法案に何らかの歯止めをかけるのが参議院の役目と考える。
荒井議員は法案成立に賛成の次世代の党や次世代の党から分かれた日本を元気にする会に働きかけ「例外なき国会承認」を盛り込んだ修正案を参議院に提出した。ところが会期内の法案成立を万全にしたい政府・与党は
9月11日までの成立を参議院に求めた。それは修正協議をやらずに原案通り粛々と採決することを意味する。野党は反発するから再び参議院でも強行採決せざるを得なくなる。それは鴻池委員長や荒井議員の面子をつぶし参議院の意向を無視する方針である。さすがに国対レベルではそうしたことを配慮して、一週間遅らせた18日までの採決を模索することになった。国会を知る者なら当たり前の判断だが、それでも修正協議をする余裕はない。「例外なき国会承認」は法案修正ではなく「付帯決議」という
政府を拘束しない希望表明の形で盛り込まれる方針になった。これに荒井議員が怒った。4日の委員会で荒井議員は「お友達」の安倍総理を批判するわけにはいかず、その背後にいる行政府の政治コントロールを口を極めて罵った。特に法案を主導した外務省に対し「自衛隊員の命をもてあそんでいる」と厳しく糾弾、防衛省に対しては「あいまいな答弁なら自衛隊を海外に出すわけにいかない」と声を荒げた。今国会での成立に全面的に協力することを表明していた荒井議員が、今や憤懣やるかたない有様なのである。成立させることが職務の鴻池委員長もおそらく荒井議員と同様に不満がある。

そして荒井議員と共同で修正案を提出した次世代の党や日本を元気にする会も同様のはずだ。4日には衆議院に議席を持たない日本を元気にする会と無所属クラブの代表が、安保法案成立阻止のために開かれた民主、維新、共産、社民、生活の野党党首会談に出席した。ところがその日、安倍総理は大阪のテレビ番組に出演するため関西入りする。分裂状態にある維新の大阪組との連携をアピールする狙いがあったようだが、お膝元の政治の動きを注視せずにローカルな弱小勢力と手を組む意味が理解できない。
追い込まれた権力者が大衆迎合のためにじたばたしているとしか見えず、
これでは荒井議員も安倍総理を支えきれなくなるのではないか。

さらに参議院では共産党が自衛隊の内部文書を次々に暴露した。フーテンは以前から自衛隊を「米軍のパーツ」と表現してきたが、内部文書は自衛隊が国民の命を守る専守防衛の組織より、米軍の一部隊として存在する実態を明らかにしている。自衛隊の内部に「反乱兵」がいるのである。米軍と自衛隊が先行する計画に日本の政治家と官僚機構が動かされる実態を暴露しようとする「反乱兵」が現れたのだ。暴露はまだ始まったばかりだから、時間をかけてじっくり検証する必要がある。

米国に守ってもらわないと日本は生きていけないかのように政府・与党は言うが、フーテンが何度も書いてきたように、米国は日本との戦争に勝利して以来、一度も戦争に勝てない国である。朝鮮戦争で中国と北朝鮮に勝つことができず、ベトナム戦争では北ベトナムと南ベトナムの民衆に敗れ、その後、アフガンでもイラクでも勝利できない。米国は戦争をしないと生きていけない構造を持つが、しかし戦争には勝てない国であることを自覚し始めている。これまで同じアングロ・サクソンの英国が軍事協力してくれたが、イラク戦争での「大量破壊兵器のウソ」以来それが難しくなった。米国にとって英国の代替がオーストラリアと日本である。そうしたことを証明するまで暴露が続けば日本人の目も覚める。

こうして参議院の安保法案審議は衆議院よりも絶対に面白くなった。それほど面白い審議をあと2週間程度で終わらせてしまうのは困る。今国会の会期が終わっても日本がなくなるわけではないから、是非、国会で安保論議をこのまま継続してもらいたい。それがフーテンの切望であり、安倍政権の名が歴史に刻まれる道でもある。

by めい (2015-09-06 11:27) 

めい

国家戦略欠如の日本。バカすぎ。

   *   *   *   *   *

308088 アメリカの戦略家たちが描くアジア政策~「日本はヘッジだ」
 
惻隠之心 ( 59 大阪 会社員 ) 15/09/29 PM01
捨て石、鉄砲玉など色んな言いかえができるでしょうが、アメリカにとって日本なんてこんなもんみたいです。アメリカの戦略家たちが描くアジア政策が一言一句間違えず進められているのが現状

以下健康になるためのブログより引用です
【日本列島を戦場に】米国の戦略家たちが描くアジア政策:日本の核武装を容認も
http://健康法.jp/archives/3734

リンク
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/256172

「真珠湾攻撃の時、日本は1対10の差がある米国に、なぜ勝てると思ったのか、明確な答えがない。同様に今、日中の軍事バランスは、核兵器も含めて1対100の差がある。戦争にはなり得ないのに、(保守派は)それを認めようとしない」

「2005年10月、日本とアメリカは『日米同盟:未来のための変革と再編』に合意しました。米国の戦略のために自衛隊を使う路線が決まった。そのために日本の法整備をする、という内容が含まれています」

「このガイドラインには、自衛隊を海外で使うことも、秘密保護法、機雷除去、後方支援も全部含まれていたが、どの新聞も解説をしなかった。だから、私は『日米同盟の正体』を書いたんです」

「多くの人は、米国が日本の核装備を危惧していると思っているが、ジョン・マケインなどは日本に核装備をさせたがっていますよ。米国は1970年代までは日本を信用せず、核武装に反対だった。ところが、今や日本は完全に米国の奴隷になり下がってしまった。だから、今は日本に核を持たせて、中国や北朝鮮を攻撃させようとしています。

 当然、日本も中国も北朝鮮も戦場になるが、米国だけは無傷です。同じ構図がヨーロッパでもありました。1980年代に、NATOが中距離ミサイル・パーシング2の配備を決めたが、有事の際はソ連と共倒れになることに、ドイツが気づいたんです」

「米国の専門家たち、ミアシャイマー、ケネス・ウォルツ、クリストファー・レインなどは、米国はオフショアバランシングで、日本を核武装させて核戦争をやらせろと言っている。その一方で、日本脅威論も堂々と述べている。つまり、米中で話し合ってうまくやっていけるなら、日本のケーキを分け合って食べちゃおうぜ、と。そうできなければ、米国は日本を鉄砲玉に使って中国を攻撃させる。挙げ句、復興事業で自分たちが儲かるという話でしょう」

「インド系のザカリアという米国人は『日本はヘッジだ』と言っている。基本的に、米国と中国は戦争をしない。金融、貿易で手を取り合う。ただ、中国がおかしな動きをしたら、日本を対峙させてヘッジ(危険回避)しようということです。米国も、昔は警戒して変な発言は控えたが、今は遠慮がない。日本は言いなりだと思っているから」

「ファクラー氏は、ペンタゴンと人民解放軍は西太平洋で(覇権を)分けようと話しているよ、と言っていました。米国は金がないので、アジアから去る時は日本に核武装をさせて、監視下において限定戦争をさせるつもりだ、と」
引用終わり

by めい (2015-09-30 03:35) 

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