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よくわかる小沢氏側の主張 『控訴方針決定に対する声明文』 [小沢一郎]

 こんな大事な声明文を山形新聞、一切触れず。 

 

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『 控訴方針決定に対する声明文 』

 

新しい政策研究会(新政研)一同

平成24年 5月10日

 

声  明

 

 4月26日に東京地裁で決定した「無罪」判決を不服として、昨日、3人の指定弁護士が控訴した。

 いたずらに裁判を長引かせ、我が新政研の会長であり、この国の最も重要な政治リーダーである小沢一郎衆議院議員の政治活動を妨害しようとするものであり、到底許されるものではない。強く抗議するものである。

 検察審査会の起訴議決は、法廷での事実確認を要請するものだ。判決は無罪である。裁判で無罪判決が出た以上、「推定無罪」の原則はより強く尊重されなければならない。従って、小沢一郎衆議院議員は現在、その政治活動に何の制約も受けないことをまず確認しておく。

 そもそも、検察が2年間に亘る執拗な捜査にもかかわらず、証拠が無く起訴できなかった事件であり、この裁判の元となった東京第五検察審査会の起訴議決自体が、検察当局の捜査報告書の捏造という犯罪によって提起されたものである。既にインターネット上で広く国民が知るところとなった「捏造捜査報告書」を、指定弁護士も当初から入手していたのであり、指定弁護士は、検察が何故このような重大な組織的犯罪を犯さなければならなかったのかを、まず検証すべきであった。

 また、指定弁護士に対して控訴権が付与されているかについては、明文規定がない。明文規定の無い手続きによって活動の自由を奪い、刑罰を科すことは、基本的人権を保障する日本国憲法第31条に違反する。

 弁護士法第一条は、「弁護士は基本的人権を擁護し、社会的正義を実現することを使命とする」と高らかに宣言している。指定弁護士であっても弁護士としてこの崇高な使命を負っていることに変わりはない。ましてや、政治主導で「国民の生活が第一。」の政治を実現しようとする主権者の代表、とりわけそのリーダーである小沢会長の活動を更に妨害する権利が無いことは明らかであり、その責任は重い。

 小沢裁判とは一体何であったのか。

 政権交代を目前にして代表の座から小沢会長を引き摺り下ろした西松建設事件は、結局、ダミー団体ではないと検察側証人が法廷で証言し、「訴因変更」という姑息な手段で検察は裁判から撤退。事実上裁判自体が無くなった。

 そして、陸山会事件は担当した検事が法廷で「検察の妄想」による壮大な虚構と証言したように、捜査当局による「でっち上げ」である。

 検察のでっち上げだから、証拠が無く、起訴出来なかった。

 だから検察は捜査報告書の捏造という大犯罪を犯してまで、検察審査会を悪用した。

 また秘書裁判において、裁判所は、証拠が無いにもかかわらず、推認に次ぐ推認という到底許されない方法で石川知裕衆議院議員議員らに有罪を言い渡し、裁判が続いている。

 2009年3月3日からこの3年と2ヶ月余り、前述した検察と司法の暴走に、マスコミはメディアスクラムを組んで協力し、それを、改革を阻む政治勢力が利用してきたことも決して忘れてはならない。

 これは、明らかに政治弾圧である。

 世界の歴史を振り返れば、真の改革者は常に不当な弾圧を受けてきた。インド独立の父であるガンジーは、独立運動を理由として度々投獄されたが、決して屈することなく粘り強い運動を続け、賢明なる民衆を率いて、祖国を宗主国からの独立へと導いた。

 我々新政研は、不当な政治弾圧に決して屈することなく、これからも、小沢一郎会長の下に一致結束し、民主党政権が政権交代で国民に約束した「国民の生活が第一。」の政治を実現するために、全力を尽くしていくことをここに宣言する。

 

平成24年5月10日

 

 

新しい政策研究会(新政研)一同

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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めい

転載させていただきます。

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新ベンチャー革命2012年5月10日 No.579
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/29330901.html

タイトル:強制起訴しても無罪になった人間を控訴するとは、日本はリンチ国家に成り下がったのか

1.執念深いアンチ小沢勢力:ヤクザの因縁に等しい

 2012年5月9日、小沢事件の検察審査会の指定弁護人が控訴すると発表しました。ネットではこのニュースを知って怒りがこみ上げてきた人が多いようです。筆者は怒りというより、言いようのないイヤーな気分にとらわれました。

 小沢氏の無力化工作に血道を上げる勢力は、いかなることがあっても、絶対に小沢氏を復権させないと決めているようで、その意思統一も徹底しています。

 よく考えたら、彼らアンチ小沢派の方が国民の主権を握りつぶしているわけで、民主主義社会においては、国民主権を無視する方がはるかに罪深いわけです。

 われら国民は全員、このニュースに接して、上記の強引な控訴が何を意味するのか、再度熟考してみるべきです。

小沢事件は検察が二回も起訴できなかった証拠不十分の案件であり、検察審査会の強制起訴でも無罪となったのに、これ以上、被告を控訴するのは信じられない非常識で、これはもはや公開リンチに等しいのです。

 恥を知れ、指定弁護人たちよ!この人たちは民主主義の根幹がわかっていない野蛮人に等しい。

2.小沢氏封じ込めを画策する勢力の正体とは

 本ブログではアンチ小沢勢力は悪徳ペンタゴン(米国戦争屋ジャパンハンドラーを含む)と断定しています。

 なお、悪徳ペンタゴン日本人勢力およびその黒幕・米国戦争屋の定義は本ブログのNo.576の注記をご覧ください。

上記、異様に執念深い小沢封じ込め謀略に、米戦争屋がどれくらい関与しているのでしょうか。

 本ブログの見方としては、この3年間、ネチネチと続けられた小沢氏無力化工作の手口から、小沢事件に限って、どうも米戦争屋の関与は小さいような気がします。これらのネチネチした陰湿な小沢イジメは米戦争屋の手口ではないと言えます。

 もし小沢氏が米戦争屋の敵と認定されたら、かつての中川昭一氏のように、すでに不審死させられていると思います。

 従って、小沢氏無力化工作の首謀者は現時点では悪徳ペンタゴン・日本人勢力に潜むと思われます。

3.追い詰められているのは小沢氏ではなく、悪徳ペンタゴンの方だ

 昨日、控訴が表明されて以降、小沢氏はまったく動じることなく、冷静です。ある程度、予想していたと思われます。

 卑劣な控訴人のおどおどした態度と堂々とした小沢氏の反応を比較すると、あせっているのはむしろ、控訴弁護士を闇から操る悪徳ペンタゴンの方でしょう。彼らはこれまで、小沢氏を悪人扱いしてきましたが、今では、逆に、悪人はアンチ小沢の悪徳ペンタゴンの方であることが、徐々に国民に見え始めています。

 これまで国民に対してステルス化してきた悪徳ペンタゴンの悪徳性が今回の小沢事件を通して国民の眼前に露わになりつつあります。

 多くの国民は小沢事件を通じて、日本を実質的に動かしているのは官僚(悪徳ペンタゴン勢力の主導者)であり、彼らは既得権益にすがりつく権力亡者だと気付き始めています。

4.われら国民は日本の指導層の真贋識別能力を磨くべき

 上記のようなエンドレスの小沢事件の展開を経験して、われら国民は日本の支配層の正体にウスウス気付いたでしょう。そしてわれら国民は日本の政官財を牛耳る指導層に反国民的な悪徳ペンタゴンが多数、紛れ込んでいることを知り始めました。

 後は、われら国民が日本の指導層の真贋識別能力を磨くのみです。そのためには、大手マスコミの情報のみに依存せず、権力と独立して存在するネット情報に接する習慣を身に付けることです。

 大手マスコミの情報に疑問や不審をもったら、まず、ネット情報をチェックしてみましょう。ネットにはいろんな意見や見方があります。それらをクロスチェックして、最終的には自分のアタマで考える習慣を身に付けるべきです。

 そうすれば、大手マスコミの情報が反国民的な悪徳ペンタゴン指導層に有利なもので固められていることがよく見えてきます。

5.小沢氏を毛嫌いする人は再度、ネット情報にアクセスすべき

 これまで3年間、大手マスコミの執念深い小沢バッシングに感化されて小沢氏を悪人視する国民は少なくありません。

 そういう人は、失礼ながら人を観る目が弱く、外部情報に左右されやすいと思います。

小沢嫌いの人は一度、自問自答してみてください、なぜ、小沢氏ばかり執拗にいじめられるのかと・・・。

 小沢氏をいじめている人、すなわち悪徳ペンタゴン勢力は小沢氏を過度に恐れています、なぜなら、小沢氏が政治権力を握ったら、自分たちが退治されてしまうと信じ込んでいるからです。

 逆に言えば、悪徳ペンタゴン勢力は、それだけ小沢氏を買いかぶっているわけです。つまり、大手マスコミに乗せられて小沢嫌いになった人よりアンチ小沢の悪徳ペンタゴンの方が、皮肉にも、小沢氏の真の実力を認めているということです。小沢嫌いの人はそれに気付きましょう、早く・・・。

 反国民的な悪徳ペンタゴンが恐れる人物である小沢氏は、とりもなおさず、国民に有利なことを実行しようとしているということです。

 たとえば、小沢氏は民主党内でどれほど冷遇されても、民主党の推進する消費税増税に反対姿勢を貫いています。日本のようなムラ八分が横行するムラ社会で、このようなブレない態度を取るには相当の勇気が要ります。

 小沢嫌いの人よ、この1点だけとってみても、野田総理より小沢氏の方が信頼に足りる政治家と思いませんか。

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.elmstadt.com/news/techventure.html
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html


by めい (2012-05-11 11:33) 

めい

転載させていただきます。

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小沢一郎元代表「暗黒人民裁判」はいまや「政治闘争の場」、小沢一郎元表は、「怯まず代表選」に出馬せよ
2012年05月11日 02時17分36秒
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/697d078357922bf1605f3d0d7c4066f5

◆小沢一郎元代表の「暗黒人民裁判」は、検察官役の指定弁護士3人が東京高裁に控訴した結果、「裁判法廷を政治闘争の場」と化した。つまり、指定弁護士3人の政治的背後関係から見て、この裁判が、決して純粋な「刑事裁判」とは程遠く、文字通り「政治裁判」となっているのだ。
 東京高裁の法廷が、「政治闘争の場」と化しているのなら、小沢一郎元代表は9月の代表選挙に何のためらいもなく、立候補すべきである。そして、党員・サポーターを含めて堂々
と選挙戦を行えばよい。そうでなければ、指定弁護士を背後で操っている仙谷由人政調会長代行と役職上、その上にいる前原誠司政調会長、あるいは、江田五月元法相(元参院議長)らの策士の陰謀に嵌められたままとなってしまう。歴史をよく振り返ってみればよい。明治維新の英傑、薩摩の西郷隆盛は、奄美に島流しの刑を受けており、長州の吉田松陰は、
野山の獄につながれ、しかも幕府の老中暗殺を企てたという罪で、幕府によって斬首の刑を受けている。現代の刑法に照らし合わせば、立派な犯罪者である。なのに、維新後は、日本の夜明けに大きな功労があったとして、尊敬されている。
政治家というのは、古今東西を問わず、政敵が仕掛ける陰謀、策謀により、「重大な犯罪」の犯人に仕立てられて、投獄されることがある。これは、世の常である。小沢一郎元代表が、刑事事件の犯人、被告の座に座らせられているのは、政治資金規正法に抵触、違反したからという罪だが、誤解してはならないのは、この犯罪の罰は、「禁固刑と罰金刑」しかない。「禁固刑」は、別名、名誉刑と言われる政治犯に課せられる刑罰である。ところが、マスメディアも一般国民も、いかにも人殺しでもしでかした極悪人でもあるかのように大袈裟な扱いを続けている。政治資金規正法違反は、形式犯、行政犯と言われるように、軽微な交通違反罪などと変わりはないのである。その意味で大変な錯覚、間違いを犯している。
◆指定弁護士を背後で操っている仙谷由人政調会長代行、前原誠司政調会長、あるいは、江田五月元法相らの薄汚い策士は、小沢一郎元代表の「暗黒人民裁判」を高裁に控訴して、あわよくば、政治犯として名誉ある「禁固3年」くらいの有罪判決を得たいところであろうが。そこまではできなくても、「高裁の審理」に1年、さらにここで無罪判決になっても,最高裁に上告して1年、合計最低2年くらいは,小沢一郎元代表に「手枷足枷」を嵌めて政治活動の自由を奪い、ひいては、政治生命を奪ってしまおうという姑息な算段なのだ。左翼政治家というのは、保守政治家と違い、味方でさえ、一旦「敵」と見做せば、殺してしまうまで徹底的に叩きのめそうとする。それが新左翼ともなれば、革マル派や中核派、赤軍派などのように、殺人集団に成り下がったのが、典型である。孔子の言葉にあるように「過ぎたるは、猶お及ばざるが如し」(論語先進篇)である。あまりやり過ぎるのは、かえって、自らに禍を招く。本来、被告人の無罪を求めるのが当たり前の弁護士が、「有罪」を求めるという矛盾が起きているのは、政治家の陰謀、策謀に加担させられているからに他ならない。
◆日本人は古来、「判官贔屓(ひいき)」の民族である。「判官贔屓」とは、弱者に対して「弱いから」と言う理由で、えこひいきしてしまうことを意味する。「判官」とは、九郎判官義経のことである。武勇に優れた源義経が、兄の頼朝に妬まれて滅んだことに、後世の人々が同情を寄せたことが由来だ。小沢一郎元代表は、「剛腕政治家」と言われながら、その政治力を恐れる平凡な政治家に敬遠されているばかりか、いまやその恐怖心がすぎているのか、「抹殺」してしまおうとする政治家が暗躍している。その度合いが過度になり、バランスを欠く事態を招いている。そこに判官贔屓の国民有権者が増える現象が生まれてくるのである。
◆いままさに、小沢一郎元代表が、判官贔屓の対象、言い換えれば、ヒーローになっている。すなわち、小沢一郎元代表は、「人気絶頂」なのだ。小沢一郎元代表の側近のなかには、
「東京高裁への控訴」に過剰反応して、「もうダメだ。代表選挙に出れない」と悲観論に陥っている者もあるけれど、事態はまったく逆なのである。「代表選挙に是非とも出て欲しい」という声が、「控訴」報道にもかかわらず、増え続けているのである。小沢一郎元代表と側近たちに、ただ一言、是非とも言いたい。「怯むな」と。


本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
輿石東幹事長は、間一髪のところで、ドラマチックに小沢一郎元代表の党員資格停止処分の解除を実現した

◆〔特別情報①〕
 民主党の輿石東幹事長は、前原誠司政調会長が「日本の裁判は、3審制だ。裁判が確定するまでは、小沢一郎元代表の党員資格停止処分を解除すべきではない」と終始一貫して主張してきたのを警戒していた。実は、この前原誠司政調会長の主張が意味していた「毒」の部分を、輿石東幹事長は、敏感に読み取っていたのである。まさに、ドラマチックな展開だった。

by めい (2012-05-11 11:37) 

めい

転載させていただきます。
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

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[961]小沢一郎への 新たなる政治弾圧。 無罪判決の後の、違法手続きでもある検察審控訴など許しがたいことだ。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2012-05-12 04:26:05

副島隆彦です。 5月9日に、 私たちの日本国の最も優れた政治指導者(
である小沢一郎に対して、政治弾圧そのものである、暴挙がまたしても行われた。 

私は、私たちの学問道場の 福島現地での4月末の「原発難民キャンプツアー」の成功の報告をする暇もありません。どんどん政治問題が次々と私たちに圧(の)しかかってきます。

「4月26日の 小沢無罪判決 への 反撃」として 控訴する という 恐るべき 違法行為を、検察審査会の指定弁護士=検察官役 という 者たち3人が、控訴期限の10日のぎりぎり前日に行った。

 私は、「日本の腐った法務官僚どもと最高裁の裁判官ども、というのは、ここまで、アメリカの言いなりになって、ヒドイことをするものか」と怒る。ただひたすら怒る。 この日本国民の 重低音での怒りを、アメリカの言いなりになってひたすら売国奴を続ける者たちは、軽く見ない方がいい。

 私たちの我慢にも限度がある、ということを知るべきだ。ここまで、アメリカに屈従して、「オール霞が関」の官僚ども とテレビ・新聞の愚劣な買弁(ばいべん)報道業者たちは、日本国民の悲痛なまでの日本国の正常化と、国家の力の回復、 を アメリカにひたすら日本国民の大切な資金を、さらに貢いでタダで与えることを続ける気か。 

 日本国の疲弊(ひへい)はそろそろ限界に来る。崩壊しつつあるヨーロッパからのジャブジャブの違法すりチラシのユーロ通貨のカラ資金が、アメリカに流れ込むことで、さらにヨーロッパの崩壊が進む。 日本の追い詰めら方も、これと全く同じだ。

 だから、日本の資産家=富裕層が、今や、キャピタル・フライト(資本逃避)どことか、「金持ち難民」(私、副島隆彦が作った言葉)となって、この国を棄てて必死になって、外国に逃げ出している。 これ以上の重税国家、強制的な税金徴収に、金持ちたちが耐えられなくなっている。資産家層が、自分の国に絶望して、「これから先もっとヒドイことになる。自分たちの資産が狙われている」と正しく予感して外国に移住し始めている、という
現実が、いよいよ厳しさを増している。

 私、副島隆彦に対しても またしても税務調査、税金面からの攻撃が掛かろうとしている。「副島隆彦は国税マターだ」と言われているとおりだ。

 アメリカの手先になっているはずの朝日新聞だけでなく、日経新聞の個々の記者たちにさえ、最近、どんどん国税局の調査が入って、「その領収書には、いつ、誰を取材して、飲み食いした経費であるか、書いているか。カラ領収書だったら、厳しく処罰する」という 違法な言論攻撃を、財務省=金融庁=国税庁=税務署 が行っている。 「増税反対」を少しでも言う、書く人間たちに対する、締め付けと弾圧が、どんどん起きている。

全くもって恐れ入る 政治弾圧国家だ。

 小沢一郎を ただただ苛(いじ)め抜いて、動けなくして、さらに座敷牢に入れ続けろ、というのは、明らかに、リチャード・アーミテージとマイケル・グリーンのふたりの指図(さしず)を受けた、日本の政・官・財の裏会議である 「三宝会(さんぽうかい)」が今も、うごめいて実行している
謀略政治である。

 私たち国民は、このあとも団結してしぶとく闘いつづけなくてはならない。 私は、小沢無罪の判決(26日)のあとも、決して甘い考えは持っていなかった。甘い考えをする者たちは、そのあと、さらに悪辣(あくらつ)な政治弾圧が加わってくることに対して防備できない。

 私たちは、深慮遠謀で、目の前に迫っているアメリカ帝国の金融場面での崩壊を、じっと睨みながら、その日に備えて、次の世界を指導してゆく 新興大国(BRICS、ブリックス)と準新興大国であるトルコやインドネシアなどとの連携を模索して、日本国が生き残れる道を見つけなければならない。

 以下の日刊ゲンダイの記事と、私の気持ち、考えは全く同じだ。だから、それを転載します。 私たちは、小沢一郎への更なる弾圧に意気消沈することなく気持ちを奮い起こして、日本国に有るべき正義のために闘い続けましょう。

副島隆彦拝


(転載貼り付け始め)


「控訴決定に驚いた世論 小沢控訴に法曹専門筋から囂々たる非難の声」


2012年5月10日 日刊ゲンダイ 

 小沢一郎にどんな遺恨(いこん)があるのか、証拠が捏造され 1審無罪の判決に控訴した検察を気取る指定弁護士のうす暗い背景

◆そもそも裁判が成り立つのか

 もうウンザリだ。これ以上、不毛な裁判を続けて誰が得をするのか。少なくとも国民にメリットは何もない。未曽有の国難の中、政治の混乱が再び繰り返されるだけだ。

 マトモな国民なら誰もが驚き、アキレたのが、きのう(9日)の指定弁護士の“決断″だ。民主党の小沢一郎元代表(69)への1審無罪判決を不服として控訴した。

 何度でも言うが、この裁判は不当だ。中世の魔女狩りにも等しい暗黒裁判である。
 1審の公判過程では小沢の犯罪を裏付ける証拠はことごとく失われた。検察審査会が「強制起訴」する最大の根拠となった「捜査報告書」も特捜検事が捏造したものだった。指定弁護士が裁判を続ける道理はもはや存在しない。百歩譲って無罪判決を引っくり返すだけの新証拠や証人をつかんだのなら、控訴する意味もあるだろう。しかし、新証拠はゼロ。控訴しても、また「無罪」になるのは目に見えている。

 会見で判決を覆す自信を聞かれると、指定弁護士の3人は「100%とは言えない」(村本道夫弁護士=57)、「5割を超える確度」(大室俊三弁護士=62)、「弁護士として恥ずかしくない程度には判決を破棄する可能性はあるだろう」(山本健一弁護士=48)とか言うのである。

 この程度の覚悟で、引き続き小沢は刑事被告人として裁判に縛られ、政治活動を制限されてしまったのだ。控訴しても公判維持すら疑わしい。それが司法のプロの見立てである。

 「そもそも、この裁判は小沢氏を罪に問える証拠が乏しい。十分な証拠があれば検察が2度も不起訴にしていません。ただ、1審判決では予想以上に指定弁護士の主張が認められた。控訴審で裁判官が代われば、もう少し踏み込んだ評価をしてくれるのではないか。それだけを期待し、指定弁護士は勝負をかけたに過ぎません」(元東京地検検事の落合洋司弁護士)

 最高裁は今年2月、1審の無罪判決について「明らかに不合理でなければ尊重すべきだ」と初判断を示した。よほどのことがない限り、控訴すべきではないということだ。それでも指定弁護士は控訴したのだから、常軌を逸している。

◆1審判決に不服だという指定弁護士の私怨ではないのか

 たいした自信も新たな証拠もなく、有権者に選ばれた国会議員を長く被告人の立場にとどめてしまう。控訴に踏み切った判断に正当性は見当たらない。指定弁護士は有権者を軽く見すぎだ。

 それでも指定弁護士が小沢を暗黒裁判に縛りつけるのはなぜなのか。小沢に特別な遺恨や私怨でもあるのか。元検事の郷原信郎弁護士(関西大特任教授)は言う。
 「指定弁護士は会見で『1審判決には看過しがたい事実誤認がある』と言いながら、その『看過しがたい』中身については何ひとつ答えませんでした。極めて無責任な態度だし、小沢氏を選んだ有権者にも納得してもらえるように控訴の説明を尽くすべきです。しかも、小沢氏が問われているのは収支報告書の“期ズレ″のみ。それも実行犯ではありません。小沢氏を長期間にわたって被告人の立場にとどめる不利益と釣り合うような犯罪なのか。あらゆる点を考慮しても控訴は常識では考えられない。指定弁護士は冷静な判断を失っているとしか思えません」

 無罪判決後、指定弁護士の事務所には「控訴するな」という電話やファックスが相次いだという。それで「逆に指定弁護士たちが反発を強めて控訴の流れになった」という声が、永田町で飛び交っているほどだ。
いずれにしろ、こんなバカバカしい裁判を続けるなんて、正気の沙汰ではない。

◆司法権力の乱用ではないか

 勝算もないのに控訴した指定弁護士には「検察の働きかけがあったのではないか」といった無責任な臆測まで流れている。確かに小沢をハメようとした当時の特捜検事はニンマリだろう。小沢の無罪判決が確定すれば、検察の不名誉が永久に残るからだ。指定弁護士が控訴したことで汚名返上のチャンスが訪れた。

 1審の大善文男裁判長は小沢無罪の判決文で「事実に反する内容の捜査報告書の提出はあってはならない」「検察庁は原因の究明を十分、調査すべきだ」と、厳しく検察を批判した。

 1審無罪判決が確定していれば、検察は「調査を尽くせ」という裁判所の命令に従わざるを得なかった。しかし、2審に審理が移ったことで、検察が断罪された判決は書き換えられようとしているのだ。検察に成り代わって司法権力の乱用を追認する指定弁護士は一体、誰の手先なのか。

 「小沢氏を強制起訴した検察審の判断は妥当だったと言えるのか。その裏で検察はどのように暗躍したのか。控訴審に持ち込まれた以上、小沢弁護団は法廷の場で検察審で行われた“密室謀議″の真相を究明すべきです。控訴審に意義を見いだすとすれば、その1点しかありません」(郷原信郎氏=前出)
いつまでも司法権力の乱用を許してはいけないのだ。

◆小沢一郎は名誉毀損で告訴しないのか

 「小沢氏に対する日本国内の強力かつ長期的な“人物破壊″キャンペーンは、世界的に類を見ない」――。オランダ人ジャーナリストのカレル・ヴァン・ウォルフレン氏の言葉である。控訴により、指定弁護士は再び小沢を「人物破壊」の荒波に放り出したのだ。

 不当な暗黒裁判を通じて、小沢は引き続き狂ったような人格攻撃・人権侵害の憂き目に遭うのである。もし、並の政治家だったら、とっくにノイローゼになっていただろう。「惜しかったから上級審の判断を仰ごうかな」なんて軽いノリで控訴されては、たまらない。小沢一郎は、指定弁護士を相手取り、名誉毀損や賠償訴訟を提訴してもいいくらいだ。
 「検察審の判断に基づいた1審は『職務』という言い逃れも通用しましたが、控訴したのは、あくまで指定弁護士たちの個人の『意思』です。仮に高裁で無罪となれば、小沢氏だって黙っていないでしょう。その時、指定弁護士は自らの“罪″を償えるのか」(司法ジャーナリスト)
指定弁護士たちは、無謀な判断を下したリスクを承知すべきだ。

◆国政がまた混乱する愚行

 指定弁護士が控訴したために、また政治が混乱するのは確実だ。
東京地裁が小沢一郎に「無罪判決」を下したことで、やっと日本の政治が「正常化」すると期待されたのにどうしようもない。
 北大教授の山口二郎氏(政治学)が、「裁判が党内部に無用な対立を招いている状況も考えれば、厄介な影響を引きずることで政治の混迷が一層増してしまう」とコメントしていたが、その通りだ。
 東北の被災者も「小沢さんが政治の舞台に返り咲くのは難しくなるのではないか。政治の混乱が起こらなければいいが」と困惑していた。
「民主党政権が何も決められず、政局が混迷している大きな理由は、党内が『親小沢vs.反小沢』に二分され、最大の実力者である小沢一郎を排除してきたからです。やはり経験不足で未熟な議員ばかりの民主党は、百戦錬磨の小沢の力を借りるしかない。

 1審判決が無罪となったことで、ようやく小沢が復権し、オールキャストで課題に取り組めるはずでした。党員資格停止という処分も解除された矢先だった。なのに、指定弁護士が控訴したために、元の木阿弥。せっかく日本の政治を正常な姿に戻すチャンスがやってきたのに、指定弁護士のせいで日本の政治はメチャクチャですよ」(政治評論家・山口朝雄氏)

 山口二郎氏(前出)は、「(小沢一郎が)本来の政治活動とはいえない問題で労力を使うデメリットは大きく、日本政治にとっての不幸」とも語っている。1審無罪だった小沢一郎を控訴した動機は、売名なのか、私憤私恨なのか、間違った正義感なのか知らないが、指定弁護士3人は、日本の政治を混乱させる責任をどう取るつもりなのか。

◆大マスコミはまた検察情報をタレ流す

 指定弁護士の控訴決定を受けて、案の定、大マスコミは大ハシャギだ。さっそく「陸山会事件、再び法廷へ」「復権戦略へ足かせ」と書き立て、指定弁護士が無罪判決直後に言った「地裁判決、ほぼ有罪」というセリフを大きく見出しにとっていた。
 小沢が再び被告人となったことが、うれしくて仕方がない様子だ。

 何しろこの3年余り、検察のリーク情報をタレ流し、「小沢=悪」のイメージを国民に植え付けてきた張本人が大マスコミである。シロウトの検察審査会を“洗脳”し、まんまと強制起訴させた。その結果が「無罪」では、赤っ恥だから、今回の控訴に大喜びしているのだ。
 「大マスコミは『裁判で白黒つけろ』と“市民感覚”をけしかけ、強制起訴させておきながら、いざ1審で無罪になると判決を尊重せず、『小沢は無罪でも説明責任を果たせ』と難クセをつけてきた。控訴になると、また『裁判でハッキリさせろ』と言う。ムチャクチャです。この調子では、今後も“裏金4億円”など検察のオドロオドロしいストーリーをタレ流すのは目に見えていますよ」(司法ジャーナリスト)

 検察も組織防衛のため「小沢有罪」を勝ち取りたい。またぞろ大マスコミを利用しようとするだろう。今までとナーンにも変わらないのである。ジャーナリストの魚住昭氏はこう言った。
 「検察が違法不当な証拠によって検察審査会の強制起訴を誘導したのは明らかです。少しでも証拠に違法性があれば、その人は無罪であるべきだし、私は控訴しても無罪の結論は変わらないと思っています。

 今は、虚偽の捜査報告書が誰の指示で、どのように作られたのか、その真相を報道するのがメディアの役割ではないでしょうか」
大マスコミはいい加減、頭を冷やすべきだ。

◆指定弁護士側と小沢弁護団のどちらに正義があるか

 「がっかりしている」――。小沢弁護団の弘中惇一郎弁護士は、控訴決定について会見でこう感想を漏らした。
 「弁護士の感覚からすると、1審であれだけ審理して無罪になった人を、さらに被告として控訴して裁判を続けることには大変な違和感がある。被告の人権からしてもそうだ。指定弁護士だから、弁護士の感覚はあるかと期待していたが、ややがっかりしている」

 これが、弁護士として当たり前の考え方だ。でも、指定弁護士3人には期待するだけムダだった。弘中弁護士は、指定弁護士の「(控訴について)政治的な影響は全く考えなかった」という発言にも苦言を呈した。
 「被告人の立場や政治的影響をまったく無視したのであれば、それは問題ではないか。当然、生きた社会の中の事件だから、置かれている立場とか社会的影響は十分考慮して控訴するかどうか決めるのが当たり前だ。単純に判決に納得できないからというのなら、いかがかなと思う」
 本当だ。今回の控訴が政治にどれだけの影響を与えるか、素人にだって分かる。正義は小沢弁護団の方にある。

◆有罪の判決が出るまで裁判は終わらない

 正義もなく、勝ち目もない。それでも指定弁護士は控訴した。その意味するところは、小沢が有罪になるまで徹底的に争うということだ。ここまで騒ぎを大きくしてしまった以上、無罪では引き下がれない。場合によっては、最高裁も視野に入れているはずだ。メンツや意地の問題だけではない。政治評論家の本澤二郎氏がこう言うのだ。
 
 「指定弁護士の控訴決定には、小沢氏が目障りで仕方ない党内の反対勢力やオール霞が関、大マスコミがもろ手を挙げて歓迎しています。さらに、小沢氏が言う“対米自立”を苦々しく思っているアメリカもいる。彼ら旧勢力の目的は、小沢氏を政治的に完全抹殺することです。そのため、控訴審で無罪になったとしても、指定弁護士はすぐに上告するでしょう。

 それで有罪にできなくてもいい。なぜなら、その間、小沢氏をずっと座敷牢に閉じ込めておくことができるからです。控訴を決めた指定弁護士3人に何があったのか、それは歴史の証明を待つしかありません」

◆こんな不法裁判に国税がムダ遣いされていいハズがない

 だが、国民はやってられない。控訴審が始まるのは、少なくとも半年から1年先のことだ。最高裁まで行けば、それこそ、数年がかりの裁判になる。いつまでも政治混乱は続き、不毛な裁判のせいで、税金をムダ遣いされ続けることになるのだ。こんなデタラメが許されていいはずがない。

 「この国はもはや法治国家とはいえません。今回の控訴で『法の下の平等』『疑わしきは罰せず』の基本理念は完全に無視されてしまった。議会もいまだに、無罪となった小沢氏の証人喚問を求めてわめいている。司法も議会も政府も機能していないどころか、狂ってしまっている。

 その上で、不法裁判に税金がムダ遣いされ、増税議論まで持ち上がっているのです。日本はもうハチャメチャです。国民にとって、これほどの不幸がありますか」(本澤二郎氏=前出)

 この国の将来と国民生活を度外視した今回の控訴決定は、あまりにも罪深く、重いのだ。

◆もうアキレて黙殺する国民世論

 指定弁護士が意味のない控訴をしたことに、さすがに国民も呆れ、ウンザリしているはずだ。
 野田首相の周辺さえ、「国民には『まだ裁判がつづくのか』との厭世気分も漂っているのではないか」と漏らしている。
実際、小沢一郎が「強制起訴」された時や、1審「無罪」となった時と比べても、国民世論はシラケ切っている。

 きのう深夜12時からのNHK「NEWS WEB24」でも視聴者からのツイッターは、「これ以上、つづける意味はない」「小沢問題 長引きすぎてグダグダの気がする」「小沢さんに説明を求める人は、なにを説明して欲しいの」というつぶやきが多かった。国民は「控訴」など少しも望んでいない。

 「小沢の疑惑は、検察が組織を挙げても起訴できず、しかも裁判で『無罪』という決着がついた。法廷で白黒ついたのだから、もう十分ではないか、これ以上なにをしたいのか、というのが国民の正直な気持ちでしょう。裁判の過程では事件の真相も次々に明らかになった。

 本来、国会議員は国会会期中の不逮捕特権が認められているように、身分が守られている。国民の代表だからです。これ以上、国民の一票で選ばれた政治家を、意味のない裁判に縛りつけるのは、政治への弾圧になりかねない。指定弁護士は、歴史に汚名を残しますよ」(山口朝雄氏=前出)

 小沢問題はすでに3年以上つづいている。いったい、いつまでつづければ気が済むのか。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝
by めい (2012-05-12 09:02) 

めい

転載です。もう結論が出ています。真実は自ずと拡大してゆき、いずれ常識となります。

   *   *   *

小沢=完全シロだった。検察・テレビがウソと捏造で国民をダマした。 悪魔面の黒幕は誰だ!「検察の罠」に超感激!  
http://www.asyura2.com/12/senkyo130/msg/892.html
投稿者 聾唖盲 日時 2012 年 6 月 05 日 19:34:36: Ifd/e7pDAOXcs

正義を取り戻して日本を良い国にしよう。
法曹界の犯罪は誰が取り締まれば良いのか?

森ゆうこ「検察の罠」から悪魔たちの実態が見えて来ました。
森先生に感謝。皆様と共に拡散しましょう。
朧げながら悪の巣窟~新聞テレビが宣伝洗脳係を分担。
仙石~黒川官房長~最高裁事務総局~指定弁護士~検察第五検審会~検察審査会~同審査員~桜井誠(在特会)
黒川・3指定弁護士らと仙石は昵懇の間柄。
小沢叩きは麻生・漆間~ダボス出席の仙石が始まりと思われる。
仙石を中心に凌雲会・花斉会が庇を借りて母屋を乗っ取るべく悪策を弄した。

小沢が潔白過ぎた故~悪魔達はウソとデッチ上げの壮大なワナを幾重にも仕掛けるしか方法が無かった。
偉大な小沢を陥れる悪魔達は~国政への妨害・国民の逸失利益が甚大~政治犯として厳しく裁かねばならない。

下述はウソとデッチ上げの実態~
①西松建設 正規の献金で自民議員13名も受領。小沢のみ摘発も検察が後日断念。
②水谷建設 1億円の嫌疑は実在しなかった。TBS報道は全くのウソ・捏造だった。
小沢3秘書虚偽記載有罪~登石の判決は違法だ。何人にも利害を与えない期ズレは犯罪でなく3秘書は無罪だ。
③農地取得 虚偽記載は無く期ズレ処理に悪意故意も無く会計専門家が適正と承認。原資も適正と判定された。
④たった一人で桜井誠(在特会)が検察審査会に審査請求した。不思議・違和感有り。
⑤検察審査員選出に疑義~作為不正人選が可能なソフト(6千万円は異常に高い)。
⑥検察官役・指定弁護士(大室村本山本と仙石は共に東京第二弁護士会~全友会)の選出経緯も疑わしい。
⑦複数検事が検察審査会開催時の判断材料になる捜査報告書・調書を「小沢サイドに
不利なデッチ上げ・ウソの内容」に改竄~強制起訴に導いたと思われている。
⑧大室が控訴 官房機密支援の疑い。新証拠の無い~控訴棄却すべきだ。本来、訴人は桜井か審査員の筈だ。
⑨9月14日民主党代表選 目隠しシート無し投票用紙ゆえ小沢票を棄捨、強制起訴議決の情報戦あったとも。
⑩小川前法相の指揮権を制止した野田総理は小沢封じ込めに加担する心算なのか?

日本法曹界全体がテミスの原点に還り、世界に恥じない対応をすべきである。
 
by めい (2012-06-08 06:00) 

めい

祝!! 無罪確定

副島隆彦学問道場「重たい掲示板」より
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

   *   *   *   *   *

[1126]政治情勢が激しく動いています、が、その前に 小沢裁判 の勝利、無罪確定のお祝いをしておきます。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2012-11-17 18:05:39

副島隆彦です。今日は、2012年11月16日です。

 昨日(15日)に急きょ決まった衆議院議院解散・総選挙への動きについては、追って書きます。

 日本と、そして世界の政治が急激な変化を見せています。 この動きに、私たち学問道場は、その分析と近未来予測において遅れをとる訳にはゆかない。

「今日のぼやき」の最新読み物として、アルル君が、緊急で報告文を書きました。御覧ください。

(転載貼り付け始め)

今日のぼやき 「「1243」番 緊急情報:アメリカによって崖から突き落とされた野田政権。解散総選挙はアメリカからの司令で行われた。今回もジェラルド・カーティスが根回しをしている。2012年11月15日

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。上記の文をすぐに読んでください。ここに現下の政治の急激な変化のことが余すこと無く報告されています。
今の日本の政治言論、知識活動、思想研究において私たち学問道場だけが大きな真実を、何恐れることなくはっきりと書いて、日本国民に伝えている。この私たち学問道場を応援して会員になってください。

私は、解散・総選挙への急激な変化の前に、落ち着いて、まず書くべきことをここに書きます。 それは、小沢一郎の裁判の、政治弾圧としてのこの3年間の違法な裁判で、小沢一郎が昨日勝利したことを、皆でお祝いしなければいけない。
冷静な法律上の手続きとしての「小沢勝訴」の裁判の最終判決(11月16日確定)を、国民的な重要事項の確認の作業としてやっておかなければいけない。

小沢一郎をひたすら嫌い、煙たがる者たちによる、小沢無罪の最終決定(15日)に対して、無視と黙殺の さらに打ち続く、謀略としての 政治の馬鹿騒ぎの喧騒にかき消されてはならない。

小沢一郎への 「検察審査会(けんさつしんさかい)による強制起訴の裁判」などと言う邪道の政治弾圧手法での長い裁判で、小沢一郎への無罪が確定した。この報道は、解散・総選挙(12月16日)の騒ぎの中で計画的にかき消されている。

 NHKでさえグルだからきちんと報道しない。 日本国の国民指導者である小沢一郎への許すべからざる 違法極まりない、検察庁・最高裁判所判事ども・法務省“赤レンガ組”官僚たち「法の番人」という重要な役割を投げ捨てて、竹崎博允(たけさきひろのぶ)最高裁判所長官を最高の尖兵として、法律官僚、司法官僚までを総動員で使った、違法な政治弾圧だった。

 そして、彼ら「三宝会(さんぽうかい、アメリカの手先たちの総結集軸。政・官・産業界が合同している)司令本部」側の敗北という結果となった。 この大切な3年を私たち日本国民は空費した、と言うしかない。

(転載貼り付け始め)

● 「 小沢氏無罪、上告断念へ…指定弁護士19日にも 」

読売新聞  2012年11月16日(金) 14時32分配信

 資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われ、1、2審とも無罪となった小沢一郎・「国民の生活が第一」代表(70)について、検察官役の指定弁護士は上告を断念する方針を固めた。19日の協議で最終決定する。

 上告期限は26日だが、上告を断念した場合、指定弁護士は直ちに上訴権放棄を東京高裁に申し立てる方針で、代表の無罪が確定する。高裁判決は「代表には虚偽記入の認識がなかった可能性がある」として、石川知裕衆院議員(39)(1審有罪、控訴)ら元秘書との共謀を否定。東京地裁の無罪判決を支持し、指定弁護士の控訴を棄却した。

 指定弁護士3人は14日、上告するかどうかを協議。主任格の大室俊三(おおむろしゅんぞう)弁護士によると、高裁判決に憲法違反や判例違反がなければ、上告を断念することを決めた。大室弁護士は16日午前、取材に対し、「明確な判例違反などを見いだすのは難しいだろう。高裁の認定には不服だが、事実誤認を上告理由とするのも適切ではない」と話した。


〇 「 小沢代表無罪 検察の“闇”を調べよ」

中日新聞  2012 年 11 月 13 日

http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2012111302000086.html

小沢代表無罪 検察の“闇”を調べよ。 「国民の生活が第一」代表の小沢一郎被告は、二審も「無罪」だった。問題は検察が市民の強制起訴を意図的に導いた疑いが晴れぬことだ。生ぬるい内部検証では足りず、国会が徹底調査すべきだ。

 そもそも、なぜ小沢氏は強制起訴されたのか。一審に続いて、二審も無罪判決が出た今、あらためて市民による検察審査会の判断に立ち戻ってみる必要がある。

 資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、小沢氏を政治資金規正法違反に問うことの是非について、東京地検は二〇一〇年二月に不起訴とした。検察審は同年四月に「起訴相当」と議決し、再捜査を迫られた検察は、また不起訴の判断をした。

 問題はこのときだ。再捜査の過程で、小沢氏の元秘書石川知裕衆院議員を再聴取したが、作成された捜査報告書はでたらめだった。「(石川議員が)検事から『うそをついたら選挙民を裏切ることになる』と言われたのが効いた」など、架空の内容が書かれていた。

 石川議員がICレコーダーで録音していたため、一問一答形式の文書が明白な虚偽であると判明したわけだ。さらに当時の特捜部幹部が小沢氏の供述の不自然性などについて、捜査報告書をつくり、検察審に提出した。「小沢の共謀を推認する積極証拠となりうる」などとも記されていた。

 本来は不起訴にした説明をする検察が、市民を強制起訴するよう誘導したと、受け止められてもやむを得ない内容だといえる。一審判決では「事実に反する捜査報告書で検察審査会の判断を誤らせることは許されない」とまで指摘されたほどだ。検察の恣意(しい)的な手法を断罪したに等しい。

 だが、今年六月に最高検がまとめた報告書では、「(検事の)記憶が混同した」「故意ではなかった」などと結論づけ、市民から告発された検事すべてを不起訴処分にした。かつ、今も報告書をホームページなどで国民に広く知らせていない。あまりに身内に甘すぎる調査結果であり、真相はなお“闇”の中にあるといえよう。

 検察審制度そのものへの冒涜(ぼうとく)に近い問題が露呈している。「記憶の混同」が許されるなら、どんな報告書もまかり通る。もし、検察のシナリオどおりに進んだとしたら、司法の汚点になるどころか、司法改革自体が台無しになる。検察が暴走したら、どう食い止めるのか…。根源的な問いも、この事件は投げかけている。


〇「 「この事件なければ総理大臣に…」 生活議員、捜査を非難 」

産経新聞 2012年11月12日

 小沢一郎代表が控訴審でも無罪となった12日、「国民の生活が第一」の議員からは捜査や裁判に批判の声が上がった。「この3年は一体、何だったのか」。石原洋三郎衆院議員(福島1区)は判決を聞き、憤った。政権交代前の民主党で代表だった小沢氏を「この事件がなければ総理大臣になっていた」と評し「捜査が日本の政治を大きく変えてしまった」と検察側を非難した。

 中野渡詔子衆院議員(比例東北)は「無罪は当然。意味のない控訴で(小沢氏の)悪人イメージを植え付けただけだ」と指定弁護士への不満をぶつけた。「小沢さんはこれまで我慢してきたが、無罪判決で遠慮なく、自信を持って政治活動ができる」と、近づく衆院解散・総選挙に向けて意気込んだ。 

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。以上のとおりの新聞報道をまずしっかりと私たちは確認しなければいけない。

 小沢一郎の政治活動を この3年間、違法裁判で釘付けにして、犯罪者として葬り去る奇策(きさく)で封じ込めることで、小沢の両手を縛ってきた。あの2009年8月の、鳩山由紀夫政権誕生への、真面目な日本国民の熱気と熱い期待の中で始まった“小沢革命”、“国民無血(むけつ)革命“は、無惨に流産(りゅうざん)させられた。 

 アメリカの日本支配を続けるために「オール霞が関」(森ゆう子参議院議員の作った優れたコトバ)の法律官僚どもを手先に使った、恐るべき犯罪でっち上げの裁判攻撃で、小沢一郎が率いる真の日本改革派の若い政治家たちはヒドく追い詰められていった。

 国民の期待を一身に背負って「官僚主導政治から政治家(国民の代表たち)主導へ」の正しい目標を掲げた、私たち日本国民の希望の星だった民主党は、やがて土台を掘り崩されるように、綿密な策略どおりに、アメリカの手先どもに着々と乗っ取られ、2009年8月マニフェスト(国民との約束)を改竄(かいざん)、反故(ほご)にされ、裏切り者の謀略人間ども(菅直人、野田佳彦ら)による、投票操作などの犯罪によって民主党の代表(党首)選挙などで 次々と小沢一郎たちを追い詰めていった。

 私はこの3年間の日本の「退却戦、ジリ貧の戦線」を、我が事として、この苦闘を自分自身の苦しみとして毎日を生きた。

 私、副島隆彦はこの3年間ずっと、検察庁、法務省、最高裁裁判官たちまで使って、穢(きたな)い手口での、日本国民の 官僚政治打破への熱望を押しつぶした、小沢一郎への政治弾圧裁判に、激しく怒ってきた。今も怒っている。

 彼ら警察庁や検察庁トップたちという下っ端だけでなく、法務省のトップどもや、最高裁の判事どもまでを、今からでも、正しく裁判にかけて、法の番人でありながら、違法行為の数々に手を染めた、あるいは手を貸した(共謀共同正犯=きょうぼう・きょうどうせいはん= コンスピラシーの実行犯たち)として、刑務所に入れなければいけない。そうしなければ、この国の正義(せいぎ、ジャスティス justice )が死ぬ。

 小沢一郎は、自己への厳しい試練のこの3年間を、ひたすら我慢し続けた偉大な政治家だ。小沢一郎は、あれほどの検察庁や最高裁判事ども(検察審査会の職員たちは最高裁の事務総局に属する国家公務員たちだ)による極悪非道(ごくあくひどう)極まりない、憲法違反(国民の代表たちへの政治弾圧)と数々の法律違反の裁判攻撃に対して、小沢一郎は、微(かす)かにも違法な手続きや、過剰な発言をしなかった。彼はひたすら耐えた。

 国民の言論の自由(憲法21条)と「裁判制度(司法権)の政治・行政からの独立」を、犯罪検察・犯罪裁判官どもに対して、法廷(公判)の場で、静かに穏やかに説得し続けることで、よくぞ我慢し続けた、と私は、小沢一郎の、終始一貫、まさしく実質の日本国王としての堂々たる態度に、再最大限の賞賛をおくります。

 法律官僚、司法官僚どもまでも使った、悪逆の限りを尽くした者たちからの違法な「法律という刃物」を使った攻撃に対して、小沢一郎は、決して動揺すること無く、ひとつも間違いを犯すこと無く、ひたすら厳正で冷静な裁判手続を自分の弁護士たちと、ひとつひとつ丁寧に、自己防御として出来るすべてのことを、ひたすら自らを自制して行った。 

 日本国憲法体制の三権分立( さんけんぶんりゅう)を立派に守り通したのは、自(みず)から犯罪者攻撃を受けながら耐え続けた、まさしく小沢一郎であった。

 この「小沢無罪の確定」のこの時、小沢一郎の素晴らしい、本当はこの国最高の権力者でありながら、自己抑制すべき国家権力の自己抑制の態度を最もよく知って忍耐を続けて、自分への不当極まりない政治弾圧に対して、昂然と正しい生き方と高潔な態度の取り方を貫いたことの、その凄さを、私たち日本国民が、最後の名誉、威厳を保った小沢一郎という日本国の最高指導者の誇り高い姿だと認定することが大事だ、そのように私、副島隆彦は思う、今、この時、日本の有識者たちが誰も、小沢一郎の苦労を労(ねぎら)わず賞賛しないのはおかしなことだ。

 もう次の選挙のことで慌ただしく事態が動くものだから頭が一杯で、小沢勝訴、無罪確定に対して誰も小沢勝訴を祝う人がいないことを知って私、副島隆彦だけは、歴史の証言者、目撃者として、ここにしっかりと書いておきます。

 本当の知識人、国民言論人は、滔滔(とうとう)たる歴史の流れを見つめ、慌ただしい目の前の現実の中に翻弄される日々であっても、ものごとの真の大局を知り、歴史を見る目の尺度での判定という、大きなものの見方を誤らない。 

 私は、切迫する今の時点だからこそ、これだけは書いて置きたかった。
私が書いて今、書店に並んでいる私の恒例の金融・経済本である『ぶり返す世界恐慌と軍事衝突』(祥伝社=しょうでんしゃ=、2012年11月1日刊)に、日本に、アメリカの手先である、右翼、いや極右政権の大政翼賛会(大連立政権)が出来て、私たち日本国民は、いよいよ、中国との戦争、その前触れとしての 軍事衝突 という悲惨な道に、連れてゆかれようとしいる。

 私たちは本気で身構えなければいけない。そのための指針(ししん)を、この2ヶ月で、私は立て続けに4冊の本を書いて出版した。書店で買って読んでください。

 戦争(軍事衝突 して泥沼の戦争状態)というのは、ただの、国家間の民族主義的な憎しみ合いとか、領土紛争からの「政治の延長」や国民扇動ということではない。戦争とは、思想家の吉本隆明(よしもとりゅうめい)が言ったとおり、「戦争とは、別の新しいやり方をもってする民衆抑圧、国民弾圧のことだ」なのだ。 

 私は目下の緊迫した事態にも、ただ目先の自分の生活を支えることだけで必死の、多くの国民のことを思って、暗澹(あんたん)としながらも、しかし歯を食いしばって、日本国民に大きな真実を、私たち学問道場は、どんな勢力・集団・組織にも依存することなく、伝え続けます。

 取り敢えず 小沢裁判の小沢一郎の勝利、無罪確定を皆で祝い、それからのことに更に対処しましょう。

副島隆彦拝


(最後に追加で、新聞記事を、転載貼り付け始め)

〇 「 検察敗北 小沢 控訴棄却 無罪 5年越し謀略に決着 」

2012年11月12日 日刊ゲンダイ

 この国の権力は極度に腐敗している

<彼を大犯罪人として追及した検察と大マスコミはどう償いをつけるのか見ものだ>

小沢無実を一貫して主張してきた立場から政治の混乱をわざわざ拡大した検察と大マスコミの責任を厳しく追及する

 長い裁判にようやく決着がついた。「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の政治資金収支報告書の虚偽記載をめぐる裁判である。東京高裁の小川正持裁判長は12日、1審の無罪判決を維持し、控訴棄却を言い渡した。

「本件控訴を棄却する」と裁判長が告げると、小沢代表は顔色を変えないまま、ゆっくり一礼した。晴れて小沢の無罪が“決まった”わけだが、歴史家はこの日のことを特記すべきだ。

 これは紛れもない国家犯罪だからだ。“加害者”は司法検察、マスコミ、そして、その裏でいつもチラついていたのが民主党執行部だ。3つの権力が寄ってたかって、小沢一郎という政治家を葬り去ろうとしたのである。

「小沢さんがなぜ、やられなかったか。自分がこの闘いに負けるわけにはいかない、という岩のごとき信念があったからですよ。国家というのは、国民の生活を守る責任がある。政治家には品性が求められ、政治が果たすべきは正義です。小沢事件は、すべてをひっくり返してしまった。しかも、権力の側がこれほどおかしなことをやっているのに、メディアは批判するどころかお先棒を担ぎ、他の政治家も知らん顔です。こんなデタラメを許していいのか。そういう気持ちが小沢さんを支えていたわけで、無罪判決が出た以上、今後はきっちり、落とし前をつけてもらう。小沢事件の徹底検証が必要になってくると思います」(ジャーナリスト・渡辺乾介氏)

 2008年11月の西松事件をスタートにすると、小沢の闘いは4年に及んだことになる。この国の権力がどれだけ腐敗しているのか。それを明らかにしなければならない。

<狙いは魔女狩りプラス増税強行>

 今度の控訴審だって、ヒドイものだ。日刊ゲンダイ本紙は一貫して小沢無罪を主張してきたが、捜査、裁判は日刊ゲンダイ本紙の予想通りの展開をたどってきた。

 つまり、検察は小沢の秘書をとっ捕まえて、ギュウギュウ締め上げたものの、裏金の証拠とか何も出てこなくて、2度も不起訴にせざるを得なかった。それでも検察審査会が感情論で強制起訴したが、その裁判も1審は無罪になった。当たり前の話で、証拠は何もないからだ。

 この時点で小沢は3度、無罪になったようなものだ。ところが、検察官役の指定弁護士は控訴を決めて、無理やり、裁判を長引かせた。その結果、12日まで無罪確定が延びたのである。

 ふつう、無罪判決を受けた人間を控訴して、再度、被告人にするのであれば、それなりの証拠、隠し玉があるべきだが、何もなかった。しかも、控訴の記者会見で指定弁護士は有罪への自信を見せて、小沢=有罪の印象を強調していた。明らかな人権侵害、名誉毀損が白昼堂々行われたのだが、メディアはそれを垂れ流した。

「それだけじゃありませんよ。最初から勝ち目がない控訴審をなぜ、やったのか。結局、この間、小沢氏の政治活動を封じ込めるためではなかったのか。当然、そういう疑惑が出てくるのです」(永田町関係者)

 1審の決着は今年4月。しかし、控訴されたため、小沢の無罪が確定せず、小沢は離党に追い込まれ、この間、消費税増税法案が可決した。

 魔女狩り裁判プラス増税謀略ではないか。何という連中なのか、とゾッとするが、とりあえず、12日の控訴審決着は、ギリギリだ。まだ選挙前。第三極の行方もこれから。今後はフリーハンドを得た小沢にフル回転で暴れてもらうしかない。

(転載貼り付終わり)

副島隆彦拝
by めい (2012-11-17 21:52) 

めい

なぜ小沢一郎か。非常にわかりやすくまとめてありました。
「独りファシズム」より
http://alisonn003.blog56.fc2.com/blog-entry-288.html

   *   *   *   *   *

小沢一郎の疑獄事件には、この国の利権構造が集約されている。壮絶なパッシングのモチベーションは小沢が掲げていた政策をみればあきらかなのであり、政界、財界、官僚、米国、報道これら全ての既得権益の解体を目指したことに他ならない。

マニフェストの骨子とは①特別会計の廃止、②独立行政法人など外郭団体の統廃合、③天下りによる官僚OBの不労所得の禁止、④米国による内政干渉の排除、⑤クロスオーナシップ(新聞社によるテレビ局経営)の禁止と電波オークション制度の導入、⑥企業団体献金の廃止(「政党評価表」による外資支配の排除)、⑦消費税引上げ禁止、⑧最低賃金法の導入と非正規労働の規制強化であり、つまり政策本質とは支配体制の破壊そのものであったわけだ。

あらためて説明するが、①‘特別会計’とはこの国の実効予算であり国家会計の本質だ。新規国債や年金、郵貯資金からの調達分(財政投融資)を合算し総額は400兆円規模、一般会計との重複を差し引き実効額は270兆円と推定されるが、国会の承認を得る必要がないことから、使途は実質の官庁裁量となる。つまり官吏によって私物化されているわけだ。

既述のとおり単式簿記という前近代的な会計方式により使途の遡及は極めて困難であり、財政のブラックボックス化がGDPの3倍超となる破滅的な国家債務をもたらしたと言えるだろう。

つぎに②‘独立行政法人’だが、繰り返し論述したとおり旧特殊法人である100余の外郭団体群が、財政投融資を通じ500兆円ちかい債務を累積してきたわけだ。大半の法人は一般事業と重複し民業を圧迫するか、もしくは何らの生産活動も行っていない。

つまり③‘天下りによる官吏OBの不労所得’の最大が目的化されているのであり、官僚利権の本質と言えるだろう。年間の補助金だけで消費税額とほぼ拮抗する12.7兆円に達し、天文学的な財政投融資も国債に置換され、国民からの租税によって償還されているのが実情だ。

「年次改革要望書」を通じ、政策は米国の意向に基づいて起草されていたのだが、小沢・鳩山政権は発足直後にこれを破棄に持ち込んでいる。④‘米国による内政干渉の排除’を実践し、つまり宗主国に対し反旗を翻したのだから、実働部隊である東京検察庁が国策捜査を発動し、反逆者を粛清するのも当然と言えるだろう。「年次改革要望書」は、その後に発足した管政権下において「日米経済調和対話」として刷新され、復活したことは周知のとおりだ。

この国の報道は主権侵害の排除という英雄的行為を評価するのではなく、むしろ愛国者を背徳者として葬ろうとしているのだが、執拗な攻撃は社会正義ではなく、私欲によるものであることは語るまでもない。テレビ各局が支払う電波利用料が総売り上げの0.2%に満たないことは公然であり、メディアが総務省の所轄事業として便宜供与を受け、報道と行政が癒着し共謀関係にあることは明らかだろう。

小沢一郎は国庫財源として電波の適正使用料を設定し、EUに倣い電波入札制度を導入、そのうえ資本による情報寡占を抑制するため⑤‘クロスオーナー・シップ(新聞社によるテレビ局経営)’の解体を目指していたのだから、メディアがパッシングに狂奔するのも当然だ。

この国の政治とは、日本経団連が策定する「政党評価表」に示された政策の達成度によって献金が増減されるというふざけたシステムなのだけれど、つまり小沢一郎は⑥‘企業団体献金の廃止’によって、資本が国政に関与する構造を解体しようとしたわけだ。経団連の過半数株式は外国人投資家によって制圧されているのだから、この構造において国政は民意ではなくJPモルガンチェースやゴールドマンサックスなどファンドによって運営されている。

何度でも繰り返すが、過去10年間に導入された会計制度、資本規制撤廃、規制緩和、あるいは外貨準備金の毀損によって、毎年国税収入を超える金が国外流出しているのだから反駁の余地は無い。キャッシュフローが明示していることは、この国が実質のプランテーションであるという現実に他ならない。

フラット税制(一律課税)と労働者の非正規化は多国籍企業の常套手段であり、いずれの進出地においても貧困の蔓延と労働者の没落をもたらしている。周知のとおり消費税率引上げによる13兆円の約50%は輸出還付金として経団連(多国籍企業)グループに付与されるのであり、2003年の派遣労働法改正によって労働者の38%が非正規就労となり、年間30兆円の給与所得が不当に搾取されていることは繰り返し叙述したとおりだ。

つまり小沢一郎が掲げた⑦‘消費税引上げ禁止’、⑧‘最低賃金法の導入と非正規労働の規制強化’とは、グローバリズムの対立概念(アンチテーゼ)なのであり、2009年の衆院選において国民が望んだ修正資本主義への転換政策に他ならない。

錯乱するメディアは事件本質を収賄事件に矮小化しようと必死なのだけれども、小沢に関わる一連の擾乱は資本帝国と国民国家の相克であり、支配者と被支配者の闘争が構造化する歴史本質の顕現なのだろう。

民主的な政権が成立しても、新興勢力が台頭しても、あるいは旧勢力が復権しても市場原理主義が亢進されるのだから、我々が帰属する体系はゲーム理論のとおり、いずれのオプション(選択肢)においても不利益がもたらされる、「ナッシュ均衡」に陥っているのかもしれない。
by めい (2012-11-18 09:22) 

めい

2012年11月20日
本澤二郎の「日本の風景」(1202)
http://www.asyura2.com/12/senkyo139/msg/577.html

<小沢一郎の復権>
 小沢一郎を苦しめてきた陸山会事件に決着(11月19日)がついた。司法の全てを駆使して小沢有罪を勝ち取ろうとしてきたのだが、それを果たすことは出来なかった。司法の完敗である。背後の黒幕・CIAワシントンの陰謀から、小沢は見事に生還した。3年余の苦闘から解放された小沢の、永田町最後の戦いが、これから開始される。小沢新党「生活」に弾みがつく。この行方に注目が集まっている。最後の戦いは、CIA・財閥・官閥に操作されているメディア・マスコミである。


 それにしても「敵ながらあっぱれ」という言葉が聞かれそうである。彼は心臓の手術をしている。そうした中での人格破壊のマスコミ攻撃が、3年も続いたのである。これに耐えられる人間など、この世にいないだろう。
 あることないこと負の活字と映像が飛び交う中で、沈黙することはただ事ではない。大阪の橋下に至っては、週刊誌の1回目の連載で事実上、白旗を挙げてしまっていることからすると、小沢はやはり大した人物だ。正直、見直してしまった。
 自殺した中川一郎のことを思い出した。彼も随分マスコミに叩かれた。筆者もまともに批判記事を書いた政治記者だった。彼が台湾の蒋介石の手先になって、日中関係を壊そうとしたことについて批判した。
 自殺する直前だったと記憶している。事務所に行くと、憔悴していた中川は、一人でいた。そのときに彼は「マスコミ批判」についてさんざんにこぼした。彼は正直な人間だった。慰めるしかなかったので、筆者は「新聞に叩かれると、反対に同情する人も出てくる。そう心配しないで」と声をかけた。
 同じように今の小沢にも、相当の支持者がいる。かつて小沢批判本を書いた筆者でも、彼の「生活」が一番、まともな公約を掲げている。小沢が主導権を握れば、日本再生も夢でなくなるとの期待もあるからだ。
<小平になれるか>
 中国の今日を構築した人物は小平である。彼は1度ならず、2度3度と失脚したが、屈することはなかった。見事に復権して中国再生の基礎を作り上げた。
 江沢民・胡錦濤は小平人事だ。彼の教えから胡錦濤は、後継者を習近平に指名した。中国の政府・党の最大の課題は、腐敗である。これを前任者が厳命して、その地位を去った。新任の党主席は、これに勝利しない限り、党も政府も潰れると信じて、既に戦いを開始した。
 彼を天皇に引き合わせた人物は小沢である。日中関係の正常化は、小沢の手に握られている。財界は小沢を無視できない。日中関係をぶち壊した石原と野田の天敵は、小沢なのだ。
 小沢がボケ老人と野田ドジョウを退治すれば、日本の小平になれるのである。ワシントンの罠から生還した小沢が、このまま屈することはない。
<角栄の教訓を学んだ一郎>
 それにしても検察・マスコミ・CIAの悪しき野望を、いかにして逃げのびたのか?多少の推論になるが、彼は恩師・田中角栄のロッキード事件を熟知していた。
 報道によれば、小沢はロッキード裁判を傍聴していた。検察・裁判官の手口をじっくりと勉強していた。なにゆえ角栄は潰されてゆくのか、をじっくりと。
 彼の父親は苦学して弁護士になり、政界に出てきた。学生時代は自らも司法試験に挑戦している。刑事訴訟法を学んでいる。彼の周囲には、警察官僚の後藤田正晴や秦野章がいた。
 ロッキード裁判は、それこそワシントンから飛んできた事件である。角栄失脚を狙ったもので、司法手続きには問題が山積していた。免責を取引にして、検察にとって有利な材料を証拠とした悪辣なものである。
 当時、警視総監・法務大臣を歴任していた秦野からも、それらを聞いて知っているが、新聞テレビは報道しない。だから国民はわからない。
<酒におぼれなかった>
 角栄は心の底から、この野望に怒り狂ってしまった。盟友の大平正芳は、議員辞職で清算させようとしたが、ロ事件は中曽根康弘事件そのものと信じていたものだから、聞く耳を持たなかった。
 悪い奴が逃げのびて、無関係な総理経験者の俺をなぜ捕まえるのか、それこそ気が狂いそうだったろう。そうした事情をチャンスと見て、側近の竹下登と金丸信がクーデターを起こした。信長と光秀を連想させる。背後で中曽根も応援した。田中家と中曽根家は、今でも犬猿の仲のはずである。思えば、中曽根内閣は、中曽根が角栄秘書の早坂茂三に土下座をするところから始まった。
 筆者も1度、中曽根の「日本列島は不沈空母」とレーガン米大統領の前で発言したことに衝撃を受けて、直接角栄に「いつまで中曽根を支持し続ける気なのか」と問い質したことがある。そこに早坂も同席していた。意外や、田中が中曽根をかばったのに驚いたものである。
 ロ事件に続く竹下クーデターで、角栄の精神はボロボロになってゆく。酒におぼれる毎日だ。遂に脳梗塞で倒れてしまった。
 小沢も、そのことをよく知っている。彼は酒に逃げなかった。それが彼を小平に近付けたのである。角栄の教訓を私生活でも学んでいた。
<検察は証拠ねつ造機>
 裁判でも彼は、検察の手口を知っていた。警察官僚OBの亀井静香は「警察・検察は、男を女、女を男にする以外は何でもできる」と自らの経験則から指摘している。
 要するに、どんな人間でも有罪にできる、のである。法と証拠がその鍵だ。証拠をねつ造すればいい。有罪にできる証拠を作り出すのだ。これが検察の武器だし、しかし、露見すれば最大の弱点だ。その弱点を握ればいいのである。
<秘書の隠しマイクで逆転>
 秘書の取り調べに隠しマイクを仕掛けた。これによって検察の供述証拠は、実は誘導尋問でねつ造された、改ざんされたものであることが判明した。
 確か石川秘書と言った、彼が進んで仕掛けたのかどうか。弁護士の指示か、それとも小沢の意向だったのか。陸山会事件は、検察の裏をかいたことで、小沢は裁判に勝利した。
 ロッキード事件は、司法の独立が問われる裁判の典型となったが、小沢事件は司法そのものの犯罪が暴露される画期的な事件だった。
 検察は、こうした犯罪捜査から足を洗う必要がある。検察・警察改革は、この1点に尽きる。証拠はねつ造・改ざんはしない。不利な証拠も提出する義務がある。これを実行しないと、日本の司法は根底から崩壊するのである。
 小沢事件は司法の危機を露呈させたことになる。
<早坂茂三の予言>
 早坂茂三は東京タイムズ政治部の先輩である。ロ事件では角栄広報官として有名になった。その早坂が、小沢の将来にかけていたのである。
 今から20数年前にさかのぼる。北京で友人の中国人記者が元中国外交部OBで、中日友好協会副会長の肖向前を紹介してくれた。彼は、小沢のことを聞きだそうと執拗に、筆者に質問してきた。
 肖向前は中国知日派の第一人者で、日本の政界事情にもっとも詳しい人物だった。後に、筆者の中国における恩師となったすばらしい方である。日本の恩師は宇都宮徳馬だ。
 「どうして小沢に興味があるのか」と反論すると、彼は「先日、早坂が北京にきた。これからの日本は小沢の時代だと。それで小沢の人物像を知りたいのだ」と答えた。
 早坂は角栄から最初、苦労人の山下元利の面倒を見るように言われた。その次が小沢だった。小沢は細川護煕内閣を誕生させたが、その後は失敗の連続だった。ようやく天下取り、その段階で「第2の角栄人生」が襲いかかった。果たして20年遅れの早坂の予言は的中するか?
2012年11月20日10時10分記

by めい (2012-11-24 17:29) 

めい

福井孝典ホームページ「常住不断」
http://plaza.rakuten.co.jp/fukuitakanori/diary/?ctgy=1

「日本の憲政史上このようなことはかつて無かった」今、日本は真っ当な答えを出すことができるかどうかが問われる選挙です。

   *   *   *   *   *

2012年12月04日
「日本未来の党」を応援する

 嘉田由紀子滋賀県知事を党代表にして衆院選に参戦した「日本未来の党」、脱(卒)原発・反TPP・反消費税に加え子育て・女性支援の色を濃くした政党が誕生した。日本の右傾化が騒がれだしている今日、何よりも国民の生活を大切に考えようとする人々にとって、やっと投票すべき選択肢が登場した
 しかしマスコミや既存政党の一部は、この政党の裏に小沢氏がいると、何か悪いことの如くのネガティブキャンペーンを張りだした。「オリーブの木」を提唱していた小沢氏の構想が良い形で実りつつあるのは確かであるが、その何処が悪いのか。今やマスコミは相変わらずの悪宣伝をしている場合では無く、他にやるべきことがある。それはこれまで成してきた小沢氏に対する人身攻撃の謝罪である。政権交代前夜から民主党代表にかけられてきた権益集団のあくどい攻撃。それはキリスト教会の魔女裁判、スターリンのモスクワ裁判をも想起させる出来事だった。小沢氏はそれに対して毅然とした態度を崩さす、完全無罪を勝ち取ったのである。その反省もせずに、相変わらずの醜い態度を続けているのは噴飯物である。
 「日本未来の党」は自覚した個人の自由な支援に基づく党であると考えられる。自覚した個人であるからには、それぞれ色々な立場の者がいるはずである。
 私の場合、現役時代は常に労働組合に所属し、働く者の立場から行動し投票もしてきた。小沢氏が民主党に合流するまでは、彼との接点は全くなかった。小沢氏が党代表に就任した時、彼は自分が変わると宣言した。その言葉に嘘は無かった。
 社会主義体制が崩壊し冷戦構造が無くなり、その背景でもある権力のパワーシフトが進む中で既存の政党はそれぞれにその姿を変えた。何事も無かったのように従来のままを保持したところも、又弱肉強食資本主義を全面展開させる新自由主義も登場した。しかし小沢氏は、それらの動きを見据えつつ、「国民の生活が第一」という立場を打ち立て、世界でも希有の先進的政治家としての政策を出し続けてきた。「連合」傘下の多くの組合も情勢の展開についてこれず、既成権力であるダラ幹の利益を第一に追求する組織と化した。国土を破壊し国民を流浪させている原発を容認したり、日本をアメリカ資本の餌食とするTPP、この不況下に増税する大間違いを進める民主党を支援している姿は、労組運動としての「連合」の終わりを示している。
 シフトしたパワーの源である自覚した個人は、ネット等を通じ、小沢氏の冤罪事件に対し反撃し、小沢支援のデモや集会を繰り返してきた。日本の憲政史上このようなことはかつて無かったことである。この動きが脱原発の運動にも連動している。
 小沢氏はこうした動きを裏切ること無く、ブレずに自らの姿勢を堅持してきた。そうしたこの間の行動を断固支持し、私は「日本未来の党」を応援する。

by めい (2012-12-06 06:33) 

めい

私もそう思いたい。

   *   *   *   *   *


新ベンチャー革命2012年12月20日 No.695

タイトル:12.16総選挙にて敗北した小沢氏:おのれを裏切れなかった政治家として歴史に残ることを祈りたい

1.90年代初頭の小沢氏には米国と約束したウラ・ミッションがあった?

 小沢氏が利権にまみれる自民党から袂を分かって、新生党を起ち上げたのは1993年でした。翌年、今の民主党の元となった新進党を起ち上げています。筆者の記憶では、最初、虎の門に新進党本部(新生党だったかも)があったと思います、筆者は当時SRIインターナショナルに勤務、日本事務所が新進党本部のそばの新日鉱ビルにありました。その後、紆余曲折があって、小沢氏が現在の民主党に合流したのは2003年です(注1)。そして、小沢氏が民主党代表に選ばれたのが2006年です。

 そのとき、本ブログにて、小沢氏のウラ・ミッションについて分析しています(注2)。本ブログでは、2006年当時から、小沢氏には米国寡頭勢力のジャパンハンドラーと約束したウラ・ミッションが潜んでいると睨んでいました。

そこで、2006年当時の本ブログで推測した小沢氏のウラ・ミッションは下記の通りです。

“彼(小沢氏)は2006年9月までの短い任期中に、表向き、小泉批判を繰り広げるでしょうが、一方、ヤミでは民主党を解党させるための仕掛け人となるのではないでしょうか。まさにジキルとハイドです。小沢氏は、意図的に、民主党内の左翼派閥と握手するポーズをとったり、小泉刺客によって、自民党を追い出された反小泉一派(亀井氏や綿貫氏のグループ)と連携するポーズをとることによって、民主党内親米派である前原一派が嫌気を刺し、容易に離党できるよう仕向けるはずです。もうひとつ、小沢氏の隠されたミッションとは、アジア外交建て直しの口実で世論を惹きつけて、民主党を現在よりも反小泉化すること、すなわち非親米化することでしょう。そこに、旧自民党の反小泉派の弱小政党を合流させる。最終的に、旧自民党内、旧民主党内に紛れ込んでいた非親米派の政治家を、前原一派の抜けた新民主党に押し込めることが、隠れ親米政治家、小沢氏の隠されたミッションではないでしょうか。”

 以上のように、当時の筆者は小沢氏を全面的に信用していなかったのです。その根拠は、小沢氏が民主党内に潜り込んだトロイアの木馬であると知っていながら、野田・岡田・前原・枝野氏など親米の悪徳ペンタゴン連中を多数、温存してきた事実にあります。

2.12.16総選挙にて親米の大政翼賛会国家・日本が誕生:20年ぶりに小沢氏ウラ・ミッションが実現したのか?

 上記、本ブログの2006年時点での予測はほぼ的中し、このたび、親米の大政翼賛会国家・日本が遂に誕生しました。

 なお、今回、20年ぶりに現実に起きたことが、2006年時点での本ブログの予想と違った点、それは、前原氏など親米派が民主党本体を乗っ取り、民主内の非親米派が民主を出て、今の日本未来の党(元・国民の生活が第一)を結成した点です。

 このような民主党内の分裂劇によって、日本国民は民主主義政治の選択肢を奪われ、どの党に投票しても、日本の隷米化が維持され、日本はまさに半永久に対米従属国家であり続けることになります。

 ところで、90年代米国寡頭勢力のジャパンハンドラーたちにとって、邪魔者で不都合だったのは自民党内の非親米派(経世会・田中角栄派)と社会党(反米野党第一党だった)だったのです。

 そこで、95年、阪神淡路大地震やオウム真理教テロで、村山社会党政権を攻撃して、社会党の無力化に成功しました。次に、小泉隷米政権時代の2005年の9.11郵政民営化選挙にて、自民党内の非親米派を一掃しています。

 ところが、2009年1月、アンチ米戦争屋のオバマ米政権が誕生、米戦争屋が米国政権から下野したスキを突いて、2009年9月、小沢・鳩山コンビによる対米自立志向政権の誕生を許してしまったのです。

 そこで、今度は小沢・鳩山コンビを悪徳ペンタゴンの検察やマスコミに攻撃させて辞任に追い込み、2011年の3.11事件(大津波攻撃)を起こして、民主党政権の弱体化を狙いました。

 そして、2012年12月、遂に、念願の日本の親米大政翼賛会国家化に成功したのです。

 今日の日本は、米国寡頭勢力のジャパンハンドラーが90年代初頭に、小沢氏に課したウラ・ミッションそのものだったわけで、この体制の実現に至るのに、20年あまりの年月を要したということです。

3.米国戦争屋をつけあがらせたのは小沢氏だったのは確か

 90年代初頭の湾岸戦争時、日本政府は多国籍軍(事実上の米軍)に130億ドル(1兆数千億円)を拠出しています(注3)。ただし、その代り、自衛隊が米軍の傭兵化することは回避されています。

 このとき、日米交渉の主役だったのが小沢氏でした。そのことは後に、自民党を95年のオウム真理教テロ事件直後に突如辞任した石原氏が証言しています(注4)。

 90年代初頭、米国寡頭勢力内の主導権を握っていた米戦争屋は、日本を脅せばカネを出すことを知ったのです。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.687の注記をご覧ください。

 これ以来、米戦争屋は日本からカネを脅し取って戦争するようになりました。まさに“ヒトのフンドシで相撲を取る”行為そのものです。それに味を占めた米戦争屋は、その後、あの手この手で日本の政権を従米化しようと企み、2001年、小泉隷米政権の誕生に成功しています、そして30~40兆円の米国債を買わせて、イラク戦争の戦費(100兆円)を日本に一部負担させることに成功しました。

 そして、今回、再び、安倍好戦派政権を誕生させて、イラン戦争の戦費を日本から拠出させるか、もしくは日中戦争を勃発させて、米国製兵器を日本に高く売りつけようと企んでいます。

 その意味で、われら日本国民は今回、戦後最悪の好戦派政権を誕生させてしまったのです、一部のネット国民が選挙不正を疑うのは無理もありません。今後、日本政府は何でもやりたい放題です、ヤレヤレ・・・。

4.小沢氏は2009年のアンチ米国戦争屋のオバマ政権誕生で君子豹変したのではないか

 本ブログでは、小沢氏は君子豹変したと思います、そのタイミングは、2008年11月の米大統領選挙にて、アンチ米戦争屋のオバマ米政権が誕生した時点でしょう。

 この小沢氏豹変をいち早く察知したのは、日本国民ではなく、それまで、日本を属国支配してきた米戦争屋ボス・デビッドRFでした。彼は日本の悪徳ペンタゴン勢力に指示して、裏切者・小沢氏の無力化工作に全力を挙げたのです。

 2009年政権交代前までの小沢氏は、既出の石原氏が指摘するように(注4)、確かに悪徳ペンタゴン自民党政治家のひとりだったのでしょう。

 しかしながら、現在の小沢氏は、本心から“国民の生活が第一”という思想をもっていると信じます。さもなければ、官憲・マスコミによるあれだけの執拗な人格破壊攻撃に耐えられなかったはずです。

 今の小沢氏は、悪徳ペンタゴン・マスコミからどれほどバッシングされようと、そして、マスコミにだまされた国民からどれほど嫌われようと、それはどうでもよいことであるという心境なのではないでしょうか。

70歳に達した小沢氏は今、個人的におのれの歴史的評価を重視していると思います。今の小沢氏は米戦争屋を裏切っても、おのれを裏切れなかったのではないでしょうか、このことは、今の国民には理解されなくても、いずれ歴史が証明してくれるでしょう。

 12.16総選挙にて、小沢氏は米戦争屋および悪徳ペンタゴン日本人勢力に敗北したわけですが、おそらく悔いはないでしょう。なぜなら、おのれを裏切らなかったからです。

 いずれ歴史がそれを証明してくれると信じたいところです。

注1:小沢一郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E4%B8%80%E9%83%8E

注2:ベンチャー革命No.190『小沢民主党新代表のミッションとは』2006年4月11日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr190.htm

注3:湾岸戦争
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%BE%E5%B2%B8%E6%88%A6%E4%BA%89

注4:YouTube“石原慎太郎「小沢一郎の正体」を暴く”2010年6月17日投稿
http://www.youtube.com/watch?v=MERTrcik8CU

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html


by めい (2012-12-20 14:42) 

めい

山形県における現況報告がありました。
https://twitter.com/magosaki_ukeru


   *   *   *   *   *

孫崎 享 @magosaki_ukeru · 4 時間
小沢一郎:今日山形で講演。「小沢一郎支持しますか」に全く挙手なし。「次期政権で首相になる可能性の人を検察が起訴と新聞大合唱・起訴なし。完全に人物破壊。”民主主義で許される行動か”と問う人は日本にほとんどいない」とNYT東京支局長が発言してましたと説明しましたが納得全くなし。浸透。
by めい (2014-09-10 04:17) 

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