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宥明上人のこと(3) [宥明上人]

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一昨日置賜タイムスの加藤社長から電話があって、「不思議なことがあった。留守中に『神通力の発現―宥明上人と長南年恵の神変の数々』の著者の山本貴美子さん一行が会社に来られた。お会いしたいという。一緒に会ってくれないか。」ということで、昨日朝、山本先生と同行の男性3人が再度置賜タイムス社を来訪されお会いすることになった。

加藤社長にとっては、宥明上人について記事にしたことを山本先生に連絡した覚えもないことから「不思議なこと」だったわけだが、私はひょっとしてこのブログを読まれたのではと思ってお会いしたところ、話しているうちに男性のお一人が私に「ブログに書かれた方ですか」と尋ねられ「やっぱり」。インターネットの威力にあらためて思いを致させられたところでした。

今回山本先生ご一行山形来訪の目的は、宥明上人と長南年恵についてさらに広く世に紹介するための再度の取材と、すでに地元できちんとお祀りされてある長南さんに比して、現在墓碑があるだけの宥明上人について、地元が中心になって広く顕彰の方向を考えて欲しいということをわれわれに訴えられることのようだった。

加藤社長が九千円で、齊藤喜一さんが五千円で買った『神通力の発現―宥明上人と長南年恵の神変の数々』が絶版になったのち、宥明上人と長南年恵について章をもうけて紹介された本『科学革命 意識の本体』(福来出版 発売元星雲社 平成四年)をいただいた。

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宮内熊野大社にご案内した。折りよく北野宮司の都合がついて説明をいただいた。ご一行にはたいへん喜んでいただいた。普段何気なく聞いている鐘の音を「はらわたに染みとおるようないい音ですね。」と言われたのがうれしかった。たまたま赤湯駅長とともに神社においでの置賜総合支庁の観光担当鈴木課長がおられたので紹介した。さすが課長は宥明上人についての知識をもっておられた。

そのあと一行は上山市山元の郷土史研究会をたずねたいが手がかりがないという。上山市の横戸市長が山元の人なので自宅に電話して奥さんから川合勝太郎さんという方がおられることをお聞きした。鈴木課長によると、山本先生が住んでおられる飛騨高山と上山市とは姉妹都市とのこと。そういえば、「新しい歴史教科書をつくる会」の評議員としてご一緒したことのある上杉千年先生も飛騨高山で山本先生とはごく親しい間柄という話もお聞きしたばかりだった。また一行は、宥明上人の地元吉野出身で郷土史の大長老加藤次郎右衛門先生にも会っていかれたはずである。いろんな縁のつながりが見えてきた数時間だった。 

さらに言えば、つい数日前に太田龍氏が「時事寸評」で山本健造・貴美子夫妻について取り上げておられた。

   *   *   *   *   *

●山本健造先生の最後の著作。
これは、デーヴィッド・アイクのより深い理解のための必読書の一つであること。  
平成十九年(二〇〇七年)十月一日(月)
(第二千百九十四回)

○山本健造先生が、八月逝去されたことを、九月に成って知り、

○九月二十八日、奥様の山本貴美子さん(財団法人飛騨福来心理学
 研究所理事長)にお電話したところ、

○山本健造、山本貴美子共著
 「革命脳科学―物から心は永久に生まれない」(平成十九年五月
 二十一日発行、福来出版刊)が出て居ることを知り、

○この本を送って頂いた。

○定価二〇〇〇円+税。

○この本は、山本健造先生の最後の著作である。

○十年近く前、山本健造先生が、山本貴美子さんに、大学に入学
 して勉強するように言はれ、

○通信教育で、ずっと大学で学ばれて居たことは知っていた。

○この本を読むと、

○山本貴美子さんは、十年近く、大学、大学院で西洋式現代脳科学、
 心理学を勉強して居られた。

○そして福来友吉博士の学統に立って、西洋唯物主義科学、
 とりわけ脳科学、心理学の根本的根底的批判を、

○本書で展開されたのである。

○本書の原稿を書き終える頃、

○山本健造先生は急に体調を崩されたので、

○急拠、五月に発行した、とのことである。

○世界中の学者が、
 こころは、神経細胞と、その分子の集合体の働きの結果である、
 とのドグマを信じていると。

○しかし既に百年前、福来友吉博士は、念写実験によって、

○こころは、物質から派生したものではない、

○ことを実証した。

○そして東大当局は、迷信、反科学的として福来博士を東大から
 追放した。

○山本健造先生は、郷土の先覚者福来博士の学統を継承する志を
 立て、

○そして、山本健造先生亡きあと、今、山本貴美子さんが、

○本書によって、新しい境地へと飛躍されたわけである。

○本書は、

○「志向クォーク」と「生命リング」の仮説を提唱する。

○脳内で構成された志向クォークが、念写の実体である。

○こころは志向クォークの構成である、と。(十六、七頁)

○昭和六年、昭和八年に行われた三田光一の月の裏面の
 念写図が、

○一九六九年、一九七二年、米国宇宙衛星による月の裏面の写真と、

○殆んど一致した!!

○これは、確立された事実であるが、

○唯物主義的サタニスト的科学者は、これを黙殺し続けている
 (二十四頁以降、二百八頁)と。

 (了)

【注】

○本書は、日本義塾出版部でも取り扱い中である。

○直接、福来出版へ注文する場合の住所は以下の通り、

  509-4102
  岐阜県高山市国府町八日町702
  福来出版
  財団法人飛騨福来心理学研究所
  デンワ:0577(72)2486
  FAX:0577(72)3008
  E-mail:info@fukurai,net

○本書は、デーヴィッド・アイクをより深く理解するための
 必読参考文献の一冊であろう。

   *   *   *   *   *

と思ったら、昨日の時事寸評も山本先生についてだった。

   *   *   *   *   *
十一月十六日(金)の日本義塾公開講座の演題は追悼山本健造先生、「革命脳科学―物から心は永久に生まれない」についての解説と批評。  


更新 平成19年10月07日21時16分

平成十九年(二〇〇七年)十月七日(日)
(第二千百二百回)

○山本健造、山本貴美子共著
 
  「革命脳科学―物から心は永久に生まれない」
  福来出版刊
  平成十九年五月 二十一日発行

○この本については、当「時事寸評」(19.10.1)
 で紹介した。

○日本義塾十一月十六日(金曜)の公開講座は、

○追悼 山本健造先生。
  
  「革命脳科学―物から心は永久に生まれない」に
  ついての解説と批評

○について講義する。

○山本健造(大正元年=一九一二年~平成十九年=二〇〇七年)
 先生については、筆者はこれまで色々な機会に何十回となく
 紹介し、批評して来た。

○とりわけ、
 「地球の支配者は爬虫類人的異星人である」(成甲書房)の
 はじめの約四分の一は、主として山本健造説をもとにして居る。

○十一月十六日の公開講座は、山本健造先生を追悼すると共に、

○山本健造先生最後の著作(山本貴美子さんとの共著)
 「革命脳科学」を取り上げる。

○しばらく前、米国在住の、利根川進と言う学者が、
 医学、生理学部門ノーベル賞を受賞した。

○そのあと、このひとが、これからは脳研究の時代だ。

○と強調して居たことを記憶して居る。

○ここでの「脳研究」とは何のことか。

○それは、分子生物学的手法によって、

○脳を、唯物主義的方法で、完全に解明する、ことを意味する。

○十年近く前、筆者は山本貴美子さんが、

○おとうさん(山本健造先生のこと)にすすめられて、これから
 大学(通信教育)に入って勉強することにしました。

○と聞かされた。

○そのときは、今更、西洋式大学教育を受けて、どうするのだろう、
 ちょっとどうかな、あんまり賛成できないなあ、

○と、正直のところ、感じた。

○しかし、これは筆者の読みが浅かったことに、今、気が付いた。

○今度の本も、共著と成って居るけれども実質的には、
 山本貴美子さんの著作であろう。

○この「革命脳科学」を読み、

○一九九〇年以降の西洋アカデミズム(心理学、生理学、脳科学)
 の、脳についての研究は長足の「進歩」を遂げた、と言う。

○山本貴美子さんは、大学、大学院(心理学)で、この過程を
 学ばれた。

○そしてこの西洋人のやることが、ますます人類を迷路と泥沼に
 引きずり込み、自滅にすすむだけであることをさとられた。

○そして、改めて郷土(飛騨)の先覚者、福来友吉博士の研究を
 現代的に継承発展させるべき課題を自覚された。

○と言うわけで、山本健造先生が、奥様の貴美子さんに、
 大学に入って勉強するようにすすめられた、

○それは全く当って居たことに、筆者は気付いたのである。

○山本貴美子さんは、山本健造先生とは、三十六才も若い。
 (昭和二十三年生れ)

○本書は、山本貴美子さんが、山本健造先生亡きあと、

○「飛騨福来心理学研究所」を、より高いレベルに発展させ
 るべき方向性と可能性を示したものであるだろう。

○十一月十六日の日本義塾公開講座では、この本について
 立ち入って解説、検証、批評して行く。

 (了)

●[注]

◎福来出版(財団法人 飛騨福来心理学研究所)

 〒509-4102 岐阜県高山市国府町八日町702  
 電話:0577-72-2486
 FAX:0577-72-3008

 e-mail:info@fukurai.net

◎本書「革命脳科学」(二千円プラス税)は、上記に
 申し込んで下さい。

◎本書は、日本義塾出版部でも取り扱っています。

◎日本義塾十一月十六日公開講座の予約申し込みは、
 日本義塾出版部へ、eメール、はがきで申し込んで
 下さい。
 
   *   *   *   *   *

これらの縁がこれからどんな広がりを形づくっていくのか。今はまだわからない。


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横浜から来たという若い(30代)男

不思議なご縁ですが、
太田龍氏の本を手がけた編集者と
一緒にお仕事をして本を出版しました。

その方のご縁で、副島氏、太田氏ともっとも親しい
編集者をご紹介いただきました。

いよいよ、上人や舟形屋敷事件などをまとめる時期が来たのだと思います。
by 横浜から来たという若い(30代)男 (2008-06-28 23:01) 

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