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感動のチェロコンサート [こども園]

1-DSCF7887-001.JPG2日の晩、こども園のホールでチェロのコンサートがありました。今年度新たに牧師・園長に就任された林原先生による企画です。教会100周年記念イベントとして発案され、こども園65周年もあわせて銘打つことになりました。この土地にまだ慣れない中でのご苦労を、終わってみてあらためて思わされているところです。

チェロ走者は川上徹さん、ピアノ伴奏が町田育哉さん。二人は桐朋高校から桐朋学園の同級生、息がぴったり合って、チェロとピアノだけでこんな迫力のある音楽ができものかと感動しました。昨日、夫婦で聴かれたピアノの先生から「感動した!」の電話をもらって話したのですが、「同じ床の上で本格的なチェロ演奏が聴けるなんて!」と言われてなるほどと思いました。演奏合間の川上さんのお話で「チェロを床に付けた時と付けない時の音を床に手を当てて聞き分けてみて下さい」と言われて実際に体験していたのですが、舞台と観客席が分かれているのが普通なわけで、今回は同一平面、ほんとうに贅沢な体験だったわけです。

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こども園での夜の演奏会、当然小さな子ども連れのお母さんもいるわけで、演奏がはじまるというのにひっきりなしに子どもの声が聞こえ、ほんとうに心配でした。ところが演奏が始まるや子どもの賑やかさは次第に鎮まり、いつのまにかすっかり演奏に集中して耳を傾けられる状態になったのも感動でした。終わってお二人にこのことを話したら「全然心配ない」とのこと。「小学生がいちばん素直に聴いてくれるので聴かせやすい」ということです。「音(楽)の力」をあらためて思いました。(町田さんはお祖父さんの代からの幼稚園の理事長さん、そして今は長野県上田女子短期大学幼児教育学科の学科長さんでもあります。)
「あのピアノであれだけの音を聴かせていただいて感動でした」と言ったら、「あの時代のピアノは今よりずっといい。」今はワシントン条約で象牙も使えなくなっているとのこと。足立園長の時代、だいぶがんばって買いもとめたグランドピアノのようです。松倉とし子さんのコンサートの時は調律していなくて申し訳なかったのですが、昨日電話で話したピアノの先生には「よく調律されていた」と言っていただきました。
私自身涙が出るほどの感動だったし「感動した」の声何人から聞いたことか。まだまだ声掛けすればよかったと悔やまれます。「また来ていただけますか」と言ったら「いいですとも」。今回は教会と園が出し合って無料でした。「あんなにいいコンサート無料なんて」の声も聞きました。どんな形での開催が可能か、いろいろありそうです。「シェルターなんよう」と同じシェルターさんによる木造ホール、響きがよすぎてマイクの声が聞き取りにくくちょっと困っていたのですが、チェロの演奏には最高の会場だったようです。
林原先生の今回のがんばりに「詩人の会」や今につづく「菊の音楽祭」「いのちの電話」などに取組まれた足立先生を思い起こしました。「世界に開いた窓」としての教会の役割に期待したいです。林原先生の前任地の信濃町教会から何人か(7人?)駆けつけていただいたこともありがたいことでした。
聴いた人がほんとうに得した値打ちのあるコンサートでした。
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