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コンピューター機能が停止したら・・・ [現状把握]

ミサイルよりも電磁波パルス攻撃が現実味がある。コンピューター機能が停止したら今のくらしはどうなるか。プレ・シンギュラリティ 人工知能とスパコンによる社会的特異点が迫る』を読んで、「だが、しかし・・・」と題してアマゾンにレビューしたのは4ヶ月前だった「板子一枚下は地獄」、コンピューター頼みの世界のあっけなさ、それに人間の実存感覚を対比させたつもりだった。「参考になった」という人、今のところ6人中3人。

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《数十年前であれば、個人が一生をかけて調査をしたり、研究をしなくては得られなかった貴重な情報が、瞬時にして誰にでも手に入ってしまう現代という時代は、知的好奇心を満たすのには、奇跡的で夢のような時代であるだろう。》(211p)
 調べものをしていてこのことはよくわかる。「かつてこれだけ書くのにどれだけの手間と時間を要したことか」と。
 《言ってみれば、我々は知識と情報の大海を、有り得ないほどに高速で移動できる船に乗って、自由に冒険しているようなものである。様々な分野や領域にまたがる、無数の知識と情報が、その大海原には無限に横たわっており、そのすべてを我々は訪れて見て回ることができるのである。》(212p)
 コンピューターの性能は誕生からの50年間で100億倍になった。今後その数字はさらに等比級数的に倍してゆく。いずれ一つのコンピューターが人間の全知性を凌駕する時が来る。その経歴において知と技術の最先端に在る著者にして描き得る夢の世界・・・

 そんな折、しばらくぶりに親しい友人と車で外に出て、小雨に煙る若葉の景色の中でふと感じた、懐かしい遠い記憶が甦るような充たされた既視感。
 私が感じた実存の感覚と著者の描く夢の世界とのこの隔たりは何なのだろうか。人類が積み重ねてきた太古からの体験の重みが持つ、コンピューターが実現するヴァーチャル世界との対極性なのかもしれない。
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「『電磁パルス攻撃』の恐怖」の記事(SAPIO 8月号)、転載しておきます。
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インフラ破壊し1年後に9割死亡 「電磁パルス攻撃」の恐怖
2017.07.11 07:00

https://www.news-postseven.com/archives/20170711_573812.html?PAGE=1

 核攻撃と聞けば、多くの日本人は広島、長崎の原爆投下のような被害を想定する。だが、それとはまったく異なる脅威が存在する。核を高高度の上空で爆発させる「電磁パルス攻撃」だ。元陸上自衛隊化学学校長の鬼塚隆志氏が電磁パルス攻撃への対策を講ずるよう訴える。

 * * *
 ある日の夕方、原因不明の停電が首都圏を襲う。交通機関はすべてストップし、信号や街灯が消えた道路を帰宅難民となった何万人もの人々が埋め尽くす。何が起きたか理解できず、ニュースを見ようにもテレビやラジオの電源が入らない。携帯やスマホも動かない。家族の様子が気になったあなたは、連絡手段が何もないことに茫然とする。
 近い将来起こりうる、この未曽有の惨状が「核攻撃」によるものだと知れば、誰もが驚くのではないだろうか。
 核攻撃といえば、広島、長崎のように建物が粉々に破壊されて大勢の人が死にいたるイメージがある。だが北朝鮮の核攻撃による新しい脅威は、冒頭の惨状をもたらす「電磁パルス攻撃」といってもよい。
 核兵器が地上30~400kmの「高高度(高層大気圏内)」で爆発すると、放出されたガンマ線が大気中の分子と衝突して、強力な電磁波である「電磁パルス」を発生させる。
 電磁パルスは地上の半径数百~数千km内に存在する電子機器や送電線に落雷よりもはるかに大きいといわれる負荷をかけて破壊する。
 核爆発の高度が高ければ高いほど被害を受ける地域の半径は拡大する。2004年に米議会に提出された専門家委員会の報告書「電磁パルス攻撃の合衆国への脅威評価」で示された被害推計を日本に当てはめると、東京上空高度30kmで爆発した場合、中国地方を除く本州が被害地域に収まり、高度100kmでは北海道から本州、四国、九州一帯まで覆われる。

◆警察も消防も動けない
 高高度の核爆発で生じる爆風や熱風、放射線は地表に届かないので、爆発の時点で人は死なないが、あらゆる電子機器や社会インフラが機能不全に陥る被害は甚大だ。前述の報告書では、電磁パルスで米国全土の社会インフラが崩壊し復旧が遅延すると食料や燃料などの不足と衛生面の悪化により深刻な疾病及び飢餓が発生して、「1年後には米国人の9割が死ぬ」と報告している。
 現代は電気・電子機器が生活の隅々に行き渡っているゆえ、電磁パルス攻撃の被害は底知れない。最も懸念されるのは国民生活に不可欠な社会的インフラへの影響だ。
 発電・送電システムがダウンするとブラックアウト(大規模停電)が発生して、鉄道、航空、船舶などは軒並みストップする。東日本大震災の時の首都圏のように、交通機関のダウンで大量の帰宅難民が発生する。
物流も滞り、食料や医薬品をはじめとする様々な必需品が不足する。核爆発の高度が低ければ被害範囲は狭くなるため、電磁パルス攻撃を免れた地域から物資を輸送できるが、連絡手段や交通インフラが麻痺した大混乱の中で、迅速かつ正確な輸送は困難となる。
 金融機関への影響も深刻だ。災害時に欠かせない現金を引き出そうにもATMが作動しない。銀行のデータセンターでは預金などの顧客データが使用できなくなる可能性がある。電子取引の停止で証券市場は大混乱に陥るだろう。
 身近な例では高層マンションのエレベーターが停まり、閉じ込められる住人が出る。助けを呼ぼうにも連絡手段がない。警察も消防も職員の招集すらままならず、警察車輌も救急車も電気系統が破壊され動かない。
 水道、ガスの供給も止まるだろう。都市部では災害時用の井戸に長蛇の列ができる。
 3・11の悪夢がよみがえるのが原子力発電所だ。送電線からの外部電源を利用する原発が非常用電源や自家発電で停電に対処できない場合、冷却ができなくなり、福島原発事故のようなメルトダウンが現実味を帯びてくる。
 爆風や放射能の影響で人が死ぬことはないが、直ちに人命に関わるケースも発生する。医療分野では生命維持装置や心臓ペースメーカーが停止する恐れもある。航行中の飛行機が制御機能を失って墜落したり、運転中の自動車の電気系統が破壊されて交通事故が多発したりすることも考えられる。
 この攻撃が厄介なのは、復旧までに多大な時間を要することだ。きわめて広範囲に被害が及ぶため復旧要員や修理装備・備品が圧倒的に不足し、被害の長期化は避けられない。前述の米国の報告書では、復旧まで数週間から数年かかるとされる。
◆実際にハワイで大停電
 電磁パルス攻撃は決して荒唐無稽なものでない。東西冷戦下で米国とソ連は1963年に部分的核実験禁止条約を締結するまで、大気圏内の核実験を繰り返した。実際、1962年に米国が太平洋上空400kmで核実験を行った際は、実験場から1300kmも離れたハワイ・オアフ島にある無線・電話局の電子機器が破壊されて停電が発生した。
 北朝鮮はすでにミサイルを保有しており、核弾頭の小型化ができればいつでも搭載して電磁パルス攻撃が可能となる。ミサイルに搭載せずとも、核を隠し持った船舶が日本近海に接近して、気球を用いて上空に核を打ち上げ爆発させるという方法も想定される。
 すでに米国はこの攻撃への防護体制を築きつつある。米国は電磁パルスに対峙するため、北米航空宇宙防衛司令部(通称ノーラッド)を冷戦時代に使用したコロラド州・ロッキー山脈の地下にあるシャイアン・マウンテン基地に復帰させつつある。さらにペンタゴンは7億ドルを投じて基地内の電子機器を改良する契約を交わしている。
 日本がまず行うべきは、社会的インフラにおける脆弱性の把握だ。日本企業の技術屋は各々が受け持つシステムの弱点を知っているが、企業が被る不利益を考えて公言しないだろう。そこで政治がリーダーシップを発揮して民間企業から情報を集め、迅速な復旧のための予備部品をストックし、重要なインフラには電磁波遮蔽(シールド)機能を施すなど、平時から対策を講じる必要がある。
 諸外国との連携も不可欠だ。核兵器の全廃と核拡散の防止を実現するための国際協力体制をサポートしつつ、電磁パルス攻撃に関する情報を共有し、攻撃された際の相互支援体制を確立しておくべきだ。

【PROFILE】おにづか・たかし/1949年生まれ。防衛大学校卒業後、自衛隊入隊。陸上自衛隊富士学校特科部長などを経て、2004年、陸上自衛隊化学学校長兼大宮駐屯地司令。2005年退官。

※SAPIO2017年8月号

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めい

NYダウ -234.25、トランプ軟禁。最悪の事態へ?

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22:堺のおっさん : 2017/09/06 (Wed) 06:42:54 host:*.ocn.ne.jp
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709060000/
櫻井ジャーナルによると、トランプが自宅に軟禁されているという。

安倍総理とも電話会談させないとなると、答えは出た。

by めい (2017-09-06 06:48) 

めい

もう↓こんな不吉な話まで出回ってる。覚悟が必要です。

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23:飯山一郎 : 2017/09/06 (Wed) 08:04:14 host:*.dion.ne.jp
>>22
堺のおっさん
今回のNYダウの暴落は,米国に何か異変が起こる? 起こっている?という不吉な暴落です.
アメリカのサイトには…,
NYダウの終値の21753ドルが,2+1+7+5+3=18=666
こんな↑↑悪魔の数式の話題が散見されます.

「234.2ドル安」の日本語の語呂合わせは,「兄さん死に」=「兄貴が死んだ」.
これは↑↑バカバカしすぎますが,「兄貴が死ぬ」といった事態は,アリエール鴨.

by めい (2017-09-06 08:54) 

めい

中杉弘《北朝鮮情報は要注意》!

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アメリカのトランプの決意は固まった!
2017-09-07 00:00:00NEW !
https://ameblo.jp/nakasugi-hiroshi/entry-12308280936.html
 アメリカ情報に詳しい青山繁晴参議院議員の情報によると、「アメリカは北朝鮮を攻撃する!」と言っています。
 彼は元共同通信の記者であるから、様々なコネを使って、米軍の参謀総長やハワイの司令官に直接会っているから情報量がすごいのです。いろんな情報を聞いています。最終的なトップの情報は聞いていませんが、探るのです。相手は本音を言いません。言わないけれど、ある程度の情報は流すのです。それを総合して「こうだ」という考え方をするので、僕の考え方に似ています。
 米軍は本当のことは言いません。それによると、どうもやるらしいのです。安倍さんはトランプ大統領との電話会談は「口が裂けても言えない」と言ったのです。何が言えないのでしょう。ここに一つの鍵があるのです。その情報は言えません。
 青山繁晴参議院議員は米軍の司令官に会って様々な情報を聞き出そうとしたのですが、黙っています。そこから探り出して、「アメリカのXデーは今日かもしれない」と言っています。アメリカの作戦は徹底的にやるのです。部分攻撃ではありません。一斉に同時にやるのです。しかも、ある朝、気が付くと攻撃機が空の上を飛んでいます。
 僕は「9月9日に巡航ミサイルを千発くらい飛ばすだろう」と予言しました。それに応じて北朝鮮は「やりやがったな!」と怒って核攻撃をしてくるのではないかと思います。核が飛んで来るのは厚木です。厚木を目指して撃ち込んでくるでしょう。それを受けてアメリカは水爆を使って北朝鮮を壊滅するのです。このような作戦だと思ったのですが、そうでもないらしいです。いきなりやるらしいのです。
 その日にちについては極秘事項です。同時にやるのです。先制攻撃もしないし、宣戦布告もしません。ともかくある朝気が付くと、爆撃機が上空にいて「ドッカーン」とやってしまうということです。
 それをやると敵もさるものですから、核の1発や2発は飛んでくるでしょう。アメリカ本土には飛んできません。一番攻撃しやすい所は何処かというと、在日米軍です。「やりやがったな!」と在日米軍を目指して飛ばすしかありません。
 或はグアムに飛ばすかもしれません。それか厚木です。日本を攻撃するのではなく、在日米軍を攻撃するのです。青山繁晴参議院議員はもっと違うことを言っていて、「虎ノ門辺りが危ない」と言うのです。
 虎ノ門には皇居があり、国会議事堂があります。様々な機能が一極に集中しています。「そこを目指して飛んでくるだろう」と言っていますが、それはあんまり意味がありません。やはり北朝鮮が撃ってくるとしたら、僕は厚木だと思います。米軍の基地を叩くのです。
 米軍の司令部を叩くと読んでいます。それをやらせないように米軍は一挙に攻撃するのです。万が一、漏れる場合もあります。その場合は安倍さんとトランプが話あった内容です。「覚悟してください。アメリカは攻撃するけれども、1発核攻撃を逃してしまう場合もあるから、その場合は日本も覚悟してもらいたい」という密約です。
 それは、安倍さんも口が裂けても言えません。「日本を犠牲にするのか?」と国民に言われてしまいます。どんなことがあっても、日本に飛んでこないようにするのが首相の役割です。アメリカに「覚悟してくれ」と言われて、何百万人という国民が犠牲になるのです。それは口が裂けても言えません。
 安倍さんが「口が裂けても言えない」と言ったことと、青山繁晴参議院議員が「米軍は一斉攻撃はやる!」と言っている情報を総合すると、今すぐかもしれません。明日かもしれません。
 やはり9月9日、或は12日の可能性が高いのです。12日は9.11の翌日です。まず、第一段階ではアメリカは通常兵器で北朝鮮に撃ちだしたら、それは呼び水です。「おい、来いよ!」という呼び水だから、総攻撃ではありません。
 それがあったら厚木周辺を中心にして逃げることです。イルミナティカードが出ていますが、これから起きることがカードで予言されています。それには、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルと赤レンガ倉庫があって、原爆が落ちて破壊された絵が描かれています。イルミナティカードの予言はだいたい当たっています。
 巡航ミサイルが北朝鮮に行ったら、厚木周辺から逃げることです。100キロ圏内までは逃げたほうがよいでしょう。僕たちは逃げる所をちゃんと用意してありますが、東名高速も混んで通れなくなります。
 「北朝鮮に米軍の爆撃機が行った!」とニュースで聞いたらすぐです。すぐに用意して車でパッと出なければいけません。東京はダメです。僕たちは非難します。これが大事です。
 アメリカは1発も逃さず、北朝鮮をやっつけたいのです。息の根を止めるのです。そのような猛烈な勢いをもっています。トランプが「今にわかる」と言っています。北朝鮮は恐ろしいことになるかもしれません。
 謎の兵器、TR-3B、多分、使われるでしょう。TR-3Bは音もしないし、レーダーにも引っかかりません。しかもTR-3Bは特別な兵器を持っています。それをトランプは「見たこともない火の海を見るであろう」と言っているのです。
 TR-3Bが10機くらいでいけば、北朝鮮は壊滅です。北朝鮮はアメリカをナメすぎです。やられてしまいます。その場合は、日本も覚悟しなければ仕方ありません。愚連隊国家が地上にのさばっていたら未来はありません。
 原爆を造って脅かしているような奴はさすがに今まではいなかったのです。そのようなことを平気で言っているのです。しかも、金正恩は薬物中毒らしいのです。どんどん気が狂ってくるから、妄想にかられて「やれー!」などと言ったら、世界中に核が飛んでいきます。
 その前にやらなければダメでしょう。これはトランプも決意を固めているでしょう。問題は日にちです。もうすぐです。青山繁晴参議院議員は、「今すぐあってもおかしくない」と言っています。「今日でも、今からでも攻撃していいのだよ」と言っています。1日でも遅れれば、北朝鮮でロケットが1個できてしまうのです。やはりそれをふせぐためには早くやらないといけません。
 ニクソンのときに部分攻撃を考えたのですが、今回は部分攻撃ではなく、全面攻撃です。北朝鮮という国家がなくなるまでやるのです。
 文在寅は変なことを言っています。「朝鮮戦争が始まったら韓国軍は日本軍に向けて宣戦布告する」と言っているのです。何を馬鹿なことを言っているのでしょう。そんなことを言っているのです。
 「日本と米軍と仲良くして北朝鮮をやっつけましょう」と言っているのではなく、「海兵隊に日本軍を攻撃することを許す」と言っているのです。文在寅は北朝鮮のスパイでしょうか?
 このように時代は一瞬の油断も許しません。明日の朝、爆撃機が北朝鮮に行っているかもしれません。これは秘密事項ですから、「何日にやります」という宣戦布告はありません。いきなりドッカーンと豚を丸焼きにしてしまうのです。
 見たこともない火とはTR-3Bだと思います。TR-3Bが始めて実戦配備です。これは仕方ありません。爆撃機など使ったら第二次世界大戦の続きになってしまい、もう古いのです。
 ロケットも古いのです。ドイツのナチはバンバンイギリスに向けてロケットを飛ばしました。アメリカの第三次世界大戦は旧兵器ではありません。ロケットもダメ、爆撃機もダメ、ミサイルもダメ、TR-3Bです。極秘にしていますから、写真に撮られても米軍は何も言いません。黙秘です。
 初めてこれを使って、「TR-3Bだ!」とわかるのです。アメリカは恐ろしい兵器を持っています。トランプが「今まで見たことのない火が降る」と言っています。
 もうそのような時代にきてしまったのです。人工衛星からは、「神の手」が降ってくるのです。シュッと降ってくるのです。もう撃ちあげる必要はありません。神の手が狙っているのです。スイッチを押すとシュッと落ちてくるのです。使っている原料はタングステンです。
 北朝鮮に毒ガス、細菌兵器を使う余裕も与えません。瞬時にして皆殺しにする計画です。マティス国防長官は「皆殺し」という言葉を使っています。兵隊だけはありません。そこにいる北朝鮮の朝鮮人も皆殺しにしなければ、この戦争は終わりません。
 皆殺し作戦です。斬首作戦はもう古いのです。日本でも犠牲が出るのです。場合によってはアメリカもグアムがやられるかもしれません。従って朝鮮半島を地上から抹殺するのです。
 これを見たら中国もロシアもビビッてしまいます。原爆の数ではロシアは7千発、アメリカ7千発ですから、同じ数です。一時はお互いに、3万発もっていたのです。「数を減らしましょう」と協定を結んで今は7千発まで減ったのです。
 そのようなことが迫っているかもしれないので、北朝鮮情報は要注意です。その日は明日かもしれません。

by めい (2017-09-07 05:03) 

めい

《北朝鮮危機はまさに、覇権移行期の顔をしている。トランプのアメリカは、「ウィン=ウィン」ならぬ「ルーズ=ルーズ」の危機に直面している。それらは、アメリカ衰退の現実と北東アジアで戦略を形作る上での限界を見せつけている。》

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北朝鮮問題、アメリカに勝ち目はない
http://top.tsite.jp/news/news/o/36975442/
2017年9月6日 (水) 17:00 配信 ニューズウィーク日本版

<北朝鮮は核兵器保有国の一歩手前まで来ており、トランプ米政権は何をやっても勝ち目はない。北東アジアの盟主はアメリカから中国へ、われわれは覇権の移行期を目の当たりにしている>
北朝鮮が9月3日に実施した6回目の核実験は、米本土に届くICBM(大陸間弾道ミサイル)に搭載可能な核弾頭が完成間近だということを証明した。核実験にともなう地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.3で、前回2016年9月の核実験と比べて約10倍以上のエネルギーがあった。
今回の核実験で、アメリカの力は相対的に弱まりこそすれ強まることはないだろう。だからこそ、ドナルド・トランプ米政権の対応がますます重要になる。
考えられる今後のシナリオを見てみよう。

■戦争
もしアメリカが北朝鮮との戦争に踏み切れば、周辺地域で数百万人の死者が出る恐れがある。
ジェームズ・マティス米国防長官は3日、アメリカは「大規模な軍事行動で対処する」と語り、北朝鮮を牽制した。このようなトランプ政権の勇まし過ぎる発言は、北東アジア地域でのアメリカの地位を逆に低下させている。

【参考記事】マティスの「大規模軍事攻撃」発言で信憑性増した対北軍事作戦

ソウルで1000万人が犠牲に
当然ながら、北朝鮮に対するあらゆる軍事行動は高いリスクを伴う。北朝鮮を軍事力で抑え込むための良い選択肢など1つもない。8月にホワイトハウスを去る前に、スティーブ・バノン元大統領首席戦略官は北朝鮮問題についてこう言っていた。
「(北朝鮮の核開発による威嚇について)軍事的な解決はない、忘れるべきだ。(軍事作戦開始後)最初の30分間で韓国の首都ソウルの市民1000万人が通常兵器による攻撃で犠牲にならない方法がない限り、軍事的解決策はない。してやられたのだ」
米軍と韓国軍の兵力を合わせれば戦争では北朝鮮に勝つだろうが、いかなるシナリオでも失うものが大きいのはアメリカだ。

■目算違い 
トランプ政権が北朝鮮に対して軍事行動を取るぞと威嚇を繰り返すだけで、それらを実行する気がなければ、アメリカの同盟国を危険にさらし、中国に北東アジアの秩序を作る中心的な役割を渡すことになる。

【参考記事】中国が切った「中朝軍事同盟カード」を読み切れなかった日米の失敗

北東アジアにおけるアメリカの同盟諸国、とくに韓国との関係は、トランプが次にどんな手を打とうとも、緊張を強いられることになるだろう。
北朝鮮が核弾頭搭載可能なICBMを完成させれば、万一戦争が起きた時に、韓国や日本を防衛するアメリカのリスクが増える。アメリカの安全保障に依存してきた日韓両政府からアメリカに対する信頼も揺らぐ。
アメリカの軍事行動が戦争にエスカレートすれば、ソウルは北朝鮮の迫撃砲による集中攻撃を受け、韓国の他の場所や日本、さらに遠く離れた地域もミサイル攻撃の標的になりうる。

【参考記事】日本、北朝鮮に打つ手なし?

もし北朝鮮が窮地に追い込まれ、金正恩体制の存続が直接的な脅威にさらされれば、北朝鮮は核兵器を使用する可能性が高い。もし日本や韓国が核攻撃を受ければ、アメリカとの同盟は本来の役割が果たせなかったことになり、日韓とアメリカの関係はさらに大きな圧力にさらされる。

■制裁
もし今後も制裁の効果が上がらなければ、北朝鮮は核兵器保有という目標を遂に達成するだろう。
そうなれば、NTP(核拡散防止条約)体制は崩壊の危機に瀕する。北朝鮮が核兵器の開発に成功すれば、核開発を目指す他の国々にとって、効果のない経済制裁を科せられる以外に何ら罰を受けることなく核開発が行えるという悪しき前例になり、結果的にNPT体制は形骸化する。
またアメリカの核抑止力も著しく衰える。北朝鮮のように核兵器保有に執念を燃やす国を止められないことがはっきりするからだ。

「核独占」の終わり
核兵器を保有できる国を米ロ英仏中の5カ国に限定するNPTの「核独占」という考え方は、アメリカの覇権を支える柱の1つだ。だがNPTに加盟していない核兵器保有国は、「核の影」をちらつかせることで、アメリカと取引でき、力の行使の選択肢も狭めることができる。

■米中貿易戦争
もしアメリカが、北朝鮮の核・ミサイル開発の資金源を断つために中国に圧力をかければ、アメリカには勝ち目のない米中貿易戦争に発展する恐れがある。
トランプは3日にツイッターで、アメリカは「北朝鮮とビジネスをするすべての国と貿易を停止することも検討中だ」と述べた。これが北朝鮮の最大の貿易相手国である中国に対する圧力であることは明らかだ。
トランプの主張よりもさらに踏み込んだのは、スティーブン・ムニューシン米財務長官だ。彼は、財務省は北朝鮮との「すべての貿易やビジネス」を停止させる新たな経済制裁を策定中だと明らかにした。
北朝鮮が中国に頼っている石油の禁輸を求める声も上がっている。
だが、2016年にアメリカの中国からの輸入は4630億ドル。バラク・オバマ前米政権下で国務長官を務めていたときのヒラリー・クリントンが指摘したように、アメリカ最大の輸入相手国である中国は、アメリカに多大な影響力を持っている。
愚かな保護主義から米中貿易戦争に発展し、怒った中国が保有する莫大なドル建て債権を売り払う「ドル爆弾」を投下させればドルは暴落し、世界は大不況になる。北朝鮮問題で中国の助けを求めたいなら、あり得ない戦略だ。

■核開発の凍結
可能性は低いが、もしアメリカが北朝鮮に核開発の凍結を求めるなら、問題を先延ばしにするだけだ。

北朝鮮が挑発行為に出るたびに関係国がお決まりの声明を出し、「融和」外交を繰り返すぐらいなら、北朝鮮との対話は問題解決に向けた悪い選択肢の中では最もまし、という程度に過ぎない。
金政権は核兵器の開発と製造の凍結に合意するかもしれないし、核開発に費やす時間稼ぎのために、ミサイル発射実験の一時停止を受け入れるかもしれない。

和平でアメリカは用済みに

だが金が国家戦略に掲げる「並進路線」(核開発と経済開発を同時に進める)では、核兵器が重要な位置を占めている。しかも北朝鮮は長年にわたり巧みに危機を作り出し、核開発を一時縮小する見返りにアメリカなどの交渉相手から譲歩を引き出す駆け引きを行ってきた。そう考えれば、核開発の凍結は、北朝鮮が核保有国になる日を先延ばしにできても、止めることは不可能だ。
北朝鮮との対話の問題点は、そもそも対話をする双方に同じ出発点がないことだ。金政権が核開発に巨額の資金を注ぎ込むのは、国家安全保障や経済開発、国内の政治的正当性を保つ基盤と核開発を位置付けているからだ。そんな金政権が、進んで核開発を止めるはずはない。

■和平協定

もしアメリカが和平協定を結ぶために北朝鮮と同じテーブルに着けば、北東アジア地域におけるアメリカの威信は地に落ち、永遠に回復できないだろう。韓国の米軍基地の存在意義も消失する。
今一度交渉の可能性が出てくるのは、北朝鮮が核弾頭の小型化とミサイルへの装着技術を完成させたときだ。
この時点で、北朝鮮はアメリカに体制保障と朝鮮戦争の正式な終わりについて交渉を呼びかけるかもしれない(朝鮮戦争は1953年以降停戦状態で、両国はまだ戦争状態にある)
北朝鮮がなぜそんな交渉をしたがるか? それは核兵器の裏付けがあれば、強気で交渉を進められるからだ。
和平協定はトランプ政権がもつ選択肢のなかで最も憂いの少ないものだ。他の選択肢はもっと受け入れがたい。最後は北東アジア地域の各国が自ら核武装した北朝鮮を抑止する方法を見つけることになるだろう。

■ヘゲモニーが移行する
トランプ政権にとって、最終的にその限界をさらしてしまわずに強さと決意を表す手段はない。
現在の朝鮮半島情勢はアメリカにとっての「スエズ危機」なのだろうか。エジプトがスエズ運河を国有化したのに対抗し、イギリスなどが軍事侵攻したが失敗。大英帝国の衰えと第二次大戦後の国家間の力関係の変化をさらしてしまった。
北朝鮮危機はまさに、覇権移行期の顔をしている。トランプのアメリカは、「ウィン=ウィン」ならぬ「ルーズ=ルーズ」の危機に直面している。それらは、アメリカ衰退の現実と北東アジアで戦略を形作る上での限界を見せつけている。
Benjamin Habib, Lecturer, School of Social Sciences, La Trobe University
This article was originally published on The Conversation. Read the original article.

ベンジャミン・ハビブ(豪ラ・トローブ大学講師、http://top.tsite.jp/news/news/o/36975442/は国際政治)
by めい (2017-09-07 10:21) 

めい

日本政府 北朝鮮の電磁パルス攻撃対策を検討【動画】
https://jp.sputniknews.com/japan/201709114076396/

11日、菅官房長官は、北朝鮮が検討しているとされるEMP(電磁パルス)攻撃について、政府が8日に対策会議を行ったことを明らかにした。
スプートニク日本

菅官房長官は、「政府としては、このEMP(電磁パルス)攻撃が行われるといった、万が一の事態に備えて、国民生活への影響を最小限にするため、政府全体で必要な対策について検討をしてまいるということを、私、申し上げました」と述べた。日本のマスコミが報じた。

政府は今後も、関係省庁と検討を進める方針だという。

by めい (2017-09-12 04:21) 

めい

堺のおっさんによる「電磁パルス攻撃」論

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390 名前:堺のおっさん 2017/11/08 (Wed) 08:55:53 host:*.ocn.ne.jp
>>375 つづき
まず、>>387 メッさん、ご回答ありがとう。

さて、軍事は単に兵器の優劣だけで決まるものではない。
その使い方で戦術に大幅な変化が現れる。
核開発の副産物として「電磁パルス」攻撃という
核による直接的な破壊攻撃よりも有効な戦術がある。
上空100kmほどで核を爆発させると、
最大半径1100kmものの範囲であらゆる電子機器が
一瞬に送電線が5万ボルトの電流で破壊され、
コンピューターをはじめ、自動車まで使えなくなるというもの。
兵器類も大半が使用不能に。

9月3日の核実験でICBM用の小型水爆実験が完全に成功。
同時に、電磁パルス攻撃にも言及。アメリカは相当慌てふためいた。
アメリカ上空で爆発させれば、東海岸一帯を機能マヒに追い込むこともできる。

この使い方で、すざましい戦術がある。
アメリカがトマホークを打った瞬間、韓国上空30kmで核爆発を起こし、
半径600kmの範囲を機能不全に追い込む。トマホークはすべて墜落。
もちろん北の機能もマヒするが、重要な施設のみ電磁パルスの防護対策をし、
浮かんでいるだけの空母をはじめ米軍基地や重要設備を、
防護したミサイル群で撃破する。
復旧には数週間から数か月かかるため、その間の戦闘はまさに人海戦術。
銃や大砲が主力の戦闘となる。
韓国は瞬く間に制圧されるだろう。

こうした兵器は他国に使用するというのが常識だろうが、
自国も巻き込んでの使用、それも敵ミサイルに対する防衛という
大義名分での使用となれば、避難される筋合いはない。
近代兵器の大半が使えなくなった中での100年前の戦闘。
近代兵器を使う前提での米韓国軍は赤子の手をひねるようなものだろう。

シねば生きられる。究極の捨て身戦法。
金正恩ほどの軍略家ならばやりかねない。
少なくとも、オプションには入っているだろう。

by めい (2017-11-08 13:35) 

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