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祭り納め(宮内熊野の夏祭り) [熊野大社]

獅子冠事務所の慰労会で祭り納めです。2時過ぎに家に戻りました。仕事も大分たまっています。しかし今日はバタンキューでした。


26日、毎年朝6時からの獅子冠事務所片付けに始まります。事務所に向った6時前、公民館の前を通りかかったら館長から「鳥居の場に朝清掃の人たちが集まってるから挨拶して来てくれ。」各地区の衛生組合長さんや子どもみこし等の若い人が集まっていました。こういう蔭の支えもあってのお祭りです。以前掃除に参加した頃に比べゴミの数も少なくなっているように思えました。


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精進明けの朝の食事。10年位前から餅が恒例になっています。ゆで卵にネギ納豆。お雑煮には鴨肉が入るのも恒例です。今日も朝から酒付です。取材陣にも餅を食べていただきました。


9時からの総社祭に氏子総代として参列せねばなりません。遠くからは見ていましたが参加は初めてです。拝殿での祭始めの神事の後、石段を下りて水神社からひとつひとつのお社毎に宮司による祝詞奏上、総代による玉串拝礼があります。順に数えてみます。水神様、道祖神様、土社神社、古峯神社、山神社、青麻(あおそ)神社、大宮子易神社、幸神社、大社神社、湯殿山神社、月山神社、八幡神社、愛宕神社、保呂羽神社、羽黒神社、菅原神社、融通神社、稲荷神社、千手観音、雷神様、三宮神社、二宮神社、皇大神社、厳島神社、白山神社、義家神社、景政神社、和光神社、そして最後が招魂社。29社あります。以前招魂社は入っていなかったそうですが、先々代の猛宮司が「いつかだれも参拝する人がなくなる時が来る。年に一度はお参りするように」と総社祭に含めるようになったのだそうです。全部回ってまた拝殿に登って奉告の神事で終ります。たっぷり1時間半はかかったでしょうか。そのあと證誠殿で、朝の餅がまだ消化し切れていない状態での直会です。さらにその後事務所の慰労会。半日で3日分の宴会でした。

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いいお祭りだったと思います。昨年は頭取の大病(大動脈解離)で頭取抜きのお祭りでした。一時は獅子冠事務所返上の話も出たほどでした。ダイドードリンコ「日本の祭り」取材がなかったら、ほんとうに事務所は解散していたかもしれません。とにかく今年一年はがんばろうということで迎えた今年の祭りでした。頭取も完全復活でだれの手も借りずにひとりで何度も石段を上り下りできました。今朝6時過ぎから雨が落ち出しました。オミサカアライ(御坂洗い)です。雨の中の総社祭を覚悟して、古い装束を身につけた宮司でしたが、いつのまにかすっかり雨はあがっていました。あらためて神様の御臨在を思わされました。24日と25日、出動前の参加者に2回、実行委員長として挨拶の機会が与えられましたが、「神輿には神様が入られてのお下りであり、お獅子は熊野の神様そのものであることをありがたく思いながら参加されるように」とお願いしたつもりです。十分わかっていただいた気がします。いいお祭りでした。

 

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「日本の祭り」取材のため、エジプト考古学の吉村作治先生(東日本大学々長)がおいでになり、例大祭に参列、そのあと御神庫から御隠居のお獅子様をお出ししてご覧いただきました。直会の席でご感想を述べていただきましたが最高の賛辞でした。Youtubeにアップしましたのでご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=C1mzbulBanY

例大祭で奉納された豊栄舞もアップしました。

https://www.youtube.com/watch?v=4tsJp6ARhZ4


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