公民館駐車場クリーン作戦、ボランティア精神健在! [地区長]
経費削減でこの四月から宮内公民館の管理人制度がなくなったことに伴い、公民館の駐車場の除草を利用者全員で年三回行うことになって昨日(6月5日)が第一回。主催する公民館運営委員会の委員長は地区長会長の宛職です。前日館長「どのぐらい来てけっぺね。60人ぐらい来てけだら最高だげど。」
そしてその日、上々のお天気、さあ家を出ようとするちょうどそのときケータイに電話。館長からです。「もう50人も来てまってるは、早ぐ来て。」集合時間まであと10分、5時50分でした。
ゆうに100名を超えています。「早朝からこれだけ集まっていただけるとは思っていませんでした。ボランティア精神の旺盛さに胸を熱くしています。」と挨拶。
作業開始してすぐ、公民館スタッフが深刻な顔で「相談です。」何事かと聞くと、「実は飲み物を配ろうと用意したのですが60数本しかありません。予算もないし・・・」24本×2箱72本用意して、早朝から草刈機を動かしては近所迷惑だろうから前日にと、前もって大きな草を刈ってくれた「双松公園の緑を守る会」のメンバーに配ったので、残るのが60数本。「しょうがない、飲み物をあてにして来てる人もいないだろうから配るのはやめよう」の判断。
さて作業も終盤にさしかかった頃、館長と話している所を通りかかったSさん(65歳)、「こげ一生懸命かしぇいでもらって飲み物でもくばんなんねでねえな。」思わず館長と顔を見合わせました。どちらからともなく「なんとがすっか。」まだ6時半、無理がきくM商店へ連絡。「至急2箱頼む!」、うまく伝わってまもなく届きました。
みんなそろった所で事情をばらし「公民館を中心にした活発な活動を通してさらに宮内をいいまちに。予算がない中飲み物を用意しましたのでおとりください。」と締めることができました
ところが、110本あれば十分とふんでいたのにもらえない人がざっと20人。M商店は連絡つかずこんどはWK商店へ。ところがなかなか届きません。「別にもらわなくても」という人には、「ゼニカネでなくて心ですから」と必死で引き止めたのですが、待ちきれなくて帰ってしまわれた方、ほんとうに申し訳ありませんでした。
配った飲み物数から判断して最大予想の倍以上、130名は超えていました。数だけでなく、その作業の熱心さからも、予想を超えるボランティア精神の健在をあらためて認識させられた昨日の朝でした。
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