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「ケネディ発言 史実を探る」 [上杉鷹山]

先に

ケネディ大統領は上杉鷹山公を知っていたか

ケネディ大統領が上杉鷹山公について言及したことについての検証

を書いておきましたが、齊藤喜一会長(白鷹山に『伝国の辞』碑をつくる会)の頭の下がる探求が続いています。その一々は書ききれませんが、このほど「情報お願い」のよびかけが山形新聞投書欄に掲載されました。
齊藤投書260313.jpg

問題になっているのは、
の記事です。

あらためてよく読むと、鷹山公とケネディ大統領の関連について問題を提起されたp.51とp.52のフロアの方は同一人で佐藤さんですが、「テレビを見た」と話されたp.53のフロアの方もその佐藤さんなのかどうかの確認が必要です。この方の発言は一回限りのようにも読めます。投書では「佐藤さん探して下さい」ですが、「テレビ見た」さんは佐藤さんではないように私には読めました。しかしともかく、p.53から54にわたるこの発言がいちばん重要です。そのあとのフロアの方がまた佐藤さんでややこしくなってしまいますが最初の佐藤さんとは別人のはずです。この時は「テレビ見た」発言の重要性が認識されないまま話がどっかに飛んでしまいます。今思えば残念至極なわけですが、齊藤会長が追求するのは、p.53から54の「テレビ見た」方の以下の発言です。

「私、はっきり印象ないんですけど、その場面をテレビで見たんですけど、そういう方他にもおられませんか?なんかね、橋本さんと机を並べて話しておられた時、大変日本の通でいらっしゃるケネディさんに、どなたかご存知の方とかお聞きになったらね、上杉鷹山っていうことおっしゃったんですよ、ケネディさんが。私米沢出身なものですからその話聞いて嬉しくなって、夢ではなかったら、この中にもテレビをご覧になった方あるんでないでしょうか。私、人様がテレビを見ていない時間も見ているものですから。」

齊藤会長は「橋本さん」は「橋本登美三郎」であろうことまで突き止めています。
ただし、山形放送を通して調べてもらったところ日本テレビ系にこうした放送があった記録は残ってはいないとのことです。
このシンポジウムに米沢市の郷土史家青木昭博氏が参加しておられたとの情報から、齊藤会長が青木氏と会って、この発言されたのは女性の年配の方であったように思うということを聞き出されています。

齊藤会長のフットワークの良さには私などはとてもついてゆけませんが、いつのまにかここまでたどりついていました。こうしたがんばりがあっての、キャロライン・ケネディ大使からのメッセージとつくづく思います。なんといっても、娘さんから”President John F. Kennedy, An admirer of Uesugi Youzan(J.F.ケネディ大統領ー上杉鷹山の称賛者)”の言葉をいただいた意義は大きいです。なんとか確証が得られることを願ってやみません。




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