SSブログ

徳洲会の選挙違反、いまさら、なぜ? [徳田虎雄]

朝から徳洲会の選挙違反問題で大騒ぎだ。

NHKのニュースで、選挙活動に批判的な職員が「医療に専念できる体制を」ともっともらしく語っていたが、徳田理事長にとって、徳洲会にとって、選挙活動は理念の実現と表裏一体だった。選挙でひたすら頭を下げることを通して、人間としての謙虚さが身につく。これまでいかに上から目線で人に接していたか。実際に体験して初めてわかることだ。さらに、結果が数字で表れる目的の為に全国から一堂に集うことの意義は、徳洲会の理念を職員に浸透させる上でいかに大きかったか。だから徳洲会は、当然のこととしてずっと以前からそうやってきた。文句があるんならどうしてこれまで言わなかったのか。いまさら、なぜ?

みのもんた氏に突然の逆風、いったいなぜ?
どうもこのことと軌を一にしているような気がしてならない。

昨日、コメント欄にこう書いたばかりだった。

みのもんた氏への思いがけない逆風。その背景には、汚染水問題に関連させて歯に衣を着せぬオリンピック批判をしていたことがあったようです。
http://www.youtube.com/watch?v=06A31QILeBM&feature=youtu.be&desktop_uri=%2Fwatch%3Fv%3D06A31QILeBM%26feature%3Dyoutu.be&app=desktop
一連の流れに、恐ろしい時代の一面が見えてきます。》

たけし議員は、自民党の中にあって、本気で反TPPだった。
今年4/13のブログではっきりこう言っている。

誤解なき様に申し上げますが、私はTPP参加には反対です。未だにTPPを農業問題のように捉えておられる政治家もおりますが、金融・保険・投資・流通・知的財産権・政府調達・労働など24分野において共通のルールを設ける極めてハイレベルな協定であり、我が国の経済構造のみならず社会構造までも大きく変えてしまう可能性があります。
皆様におきましても、個人主義的な発想で考えるのではなく、国家全体の利益を大局的に考えた上でTPP参加の是非を考えていただきたいと思います。」

山形では、反TPPのゆえに自民党から離反して舟山やすえ候補を応援した農協に対して容赦ない報復が行なわれた。
恐ろしいほどの力の政治がまかり通る世の中になっているのではないか。

ただ、しかし、
以下の記事に一筋の光明を見る。

   *   *   *   *   *

東京五輪の7年後は「大きな問題がありすぎて予測つかない。非常に不安定な時代に入っていると思う。」小沢一郎@「激論!コロシアム」
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-2142.html

09/16 18:37 日々坦々

愛知県のローカル番組「テレビ愛知」の討​論番組「激論!コロシアム」に小沢一郎「生活の党」代表が久しぶりに元気な姿を見せえた。

「討論番組」だが、ほとんど小沢さんを中心として進行し、内容的にも面白かったので小沢さんの発言を中心に、いつものメモ&要約でまとめてみた。

メインの​司会には石原良純氏(俳優・気象予報士)が担当しているが、元NHKアナ​ウンサーの堀潤氏が中心の番組企画のようで、それに政治家オ​タクの春香クリスティーンが加わって三人が番組進行していた。

レギュラー&ゲストとしては、小沢さん以外は次のような方々だった。

北野誠(タレント)
ジェームズ・シムズ(米国人ジャーナリスト)
周来友(中国人ジャーナリスト)
金慶珠(東海大学准教授)
上杉隆(政治アナリスト)
やくみつる(漫画家)

番組終了後に堀氏が次のようにツイートしていた。

堀 潤 JUN HORI @8bit_HORIJUN
検察審査会の話等も含めもっと小沢氏に聞きたい事あったので続きはユーストかニコ生で!という気分に。検察の関係者も含めインタビューを申し込もう。次回はtwitter連動で、リアルタイムで皆さんの質問や反応ぶつけたいとテレビ愛知の皆さんにリクエストしておきました。#gekicolo
2013年9月14日 9:00 PM

堀氏も「脱原発」ではいいかもしれないが、小沢一郎となると、国民を洗脳してきた側の当事者でもあり、未だに「小沢一郎=悪」の論理に自身も染まっているのがわかった。まあ、脱原や反TPPの方々にも多いスタンスだということだ。未だに4億円に拘り、歪んだ視点でこの事件を捉えていることを番組中で漏らし、それを上杉隆氏がフォローしていた。

ということもあり、今日は、番組の中での小沢さんの発言とともに、本ブログでも久々の登場となる上杉隆氏の発言を中心に追うことにした。

番組冒頭、2020年の東京五輪に引っかけて、「7年後の日本はどうなっている?」との質問に小沢さんは次のように答えた。

大きな問題がありすぎて予測つかない。非常に不安定な時代に入っていると思う。

テレビで喋ることについてはどうか?と聞かれ、

ありのままに報道していただけるんならいいが、特定の意図をもって番組を作られて、その中で出ろっていうのはどうも…

やわらかい番組はどうか?とも聞かれ、

そういうの出た事ありますよ、クイズ番組で賞品を貰ったこともありますよ。

お茶目な部分も垣間見せた。

(以下、メモ&要約&一部、書き起こし&感想)

■西松事件、陸山会事件について

これは私自身の勿論、問題であるんですが、本質的には私個人のことではないわけで、こういうやり方は後進国の独裁国家ならば、敵を倒すために手段を選ばずこっけ権力を使って相手を潰すということはあると思うが、民主主義国家ではありえないことだったと思う。

検察の、とにかくやれば何かでるに違いない、あいつを潰すんだという、いわば官僚というか旧体制というか、国家権力を乱用して私の捜査を始めたと。

しかも総選挙の半年前ですよ。そして政権がもしかして交代すると言われた時期に検察が国家権力をもって
野党の代表党首を捜査の対象にして、潰しにかかるということは、日本の国として、日本の社会として、あり方として深刻な事。

僕自身のことばかりいうと矮小化されるので、ボクは個人的には言わないが、日本は民主主義国家なのかと非常に思っている。

■日本社会もメディア自体も官僚に支配されているニッポン

結局、日本は依然として官僚支配の国であり社会なんです。メディアも検察のいうとおりになっている。たとえば、もし独自取材で違う事実を報道すると、今後、一切情報を与えない、いわゆる取材拒否みたいな外される。検察では特に出入り禁止となり厳しいと言われている。
他の官庁もそうなっている。

以前は多少、裏をとるというか取材するが、最近の記者の諸君の行動みると、それはほとんどない。各社で相談して同じような記事をワンパターンで書いている。自分自身で真実を確かめる努力をしないと報道機関としての責任を果たせないと思う。

西松事件は訴因を変更して何もなかったわけで正当な普通の献金だった。検察は次に虚偽記載に目をつけた。何かを隠すために嘘の報告したならわかるが、何もなかった。

事実関係の解釈で、報告の時期がずれただけで、従来から修正でよしとしていた程度の問題。

今のような官僚万能の社会、全ての事を官僚が握っている社会、というのはよろしくないと、変えたい、というのが僕の主張なので、彼らにとっては既得権を失うことになるので、「このやろう」となる。

官僚の誰か特定の人というのではなく、官僚機構であり官僚組織が日本社会を支配している、あらゆる分野で官僚が支配している。

■検察リークについて

取り調べ中の事なんかはわかるわけがない。いつもの事だが今度の事件については徹底してやった。情報がどんどん出るのは検察がリークしていた。

上杉
3月4日に民放の番組で、「検察もきちんと説明しろ」と、リークではなくて検察も記者会見をやって、どういう事案なのかを正々堂々と説明しろということを言ったら、その直後から私は「小沢の犬」と言われた。
結局、検察からの明確な説明も会見もなかった。そこがアンフェアだというのが海外のジャーナリズムの見方でもあった。

記者クラブというシステムが官僚機構と合致している。

■陸山会事件は国策捜査だった!さらにメディアが加担した!

小沢
自民党政権が、やれといったかどうかわからないが、政権がそれを黙認したかやれと言ったかどうか、田中(角栄)先生の時には、三木内閣が潰しにかかった。三木さんというのは自民党の中でも、ちょっと権力主義的なものを実は持っている人でしたね。一番権力を知ってたんでしょうね、ですから、田中先生の捜査をやれと言ってアメリカにもあれしましたけどね。

メディアは官僚機構を敵にして存在できないですから、その情報通りに報道する。ぼくはメディアに嫌われていたのが背景にある。
役所の言う通りにしないと、メディアだけではなく、大企業も中小企業も官僚に反して、戦前以上に、官僚機構が全国的に影響力を持ってきている。

・・・

(小沢氏は1991年から大手メディアだけが参加を認められた記者会見を、大手以外のフリー記者にも解放した)

上杉氏
メディアの中でも小沢さんを知らない人は怖い。その恐怖が、怖いから攻撃性に代わる。

■第一次安倍内閣での首相の辞任理由

堀氏が自信満々に、(第一次安倍内閣で)安倍さんがなんで辞任したかというと、求めていた党首会談が小沢小沢さんと実現できなかった。自分より他の方がいい」と言って辞めていかれた、あのシーンが非常に印象的だと言ってた。

それに対して、小沢さんがきっぱりと、

それは嘘ですよ、それは事実じゃない、嘘ですって、何で僕の所為で辞めるんですか。そんなことありません。党首会談を申し込まれたわけでもありません。安倍さんがご自身で辞める時の言い訳にしちゃったということ。


会談できなかったからというのは、どのメディアも報じていた。…それをメディアが象徴的に報じて…

小沢
だからメディアは、ちゃんと裏とって確認してください、ということ。

ああ、スッキリしたーっと。

■第二次安倍政権がメディアを巧み使っている事をどう見るか?

小沢
それは小泉さんの秘書官が、今、官邸に入っておられるし、民主党政権が国民の期待が大きかっただけに、それが期待外れだったという反動がある。

上杉隆
飯島秘書官は、小泉政権当時、半年で30ポイント支持率が下がり、その時に飯島さんがやったのは「脅し」世論操作、これを海外では「スピンドクター」というが、それを意図的にやった。
ようするに一週間に一個くらい、マスコミに餌を上げる。
それも政権にダメージではなくてプラスになること。
それは記者クラブではなく、そこに入れないスポーツ新聞と雑誌記者を集めてやった。

■ネットメディアに頻繁に出るのはなぜ?

小沢
最大の理由は言ったことをそのまま全部伝えてくれる事。もう一つはネットの場合は、すぐに返ってくるのがいい。
(ネットの限界で、特定の人だけが繰り返し見るということ)それは強く感じました。

■原発事故の初期対応について

小沢
ぼくは、別に責任逃れを言うわけではないけども、政府の事には携わるなと、政権スタートした時に言われました。私は学者、原子力マフィアでない専門の知り合いがいて聞いていたのは、最初から、あれはメルトダウンしていると、そしてメルトスルーすると言っていた。
ぼくもそうだという感じを持っていて、いろいろ機会あるごとに発言していたが…。
政府は事実はわかっていたと思う。東電はもっとわかっていたでしょうが、政府関係の人たちも分かっていたはすだと思う。

上杉
立法府では国会事故調が疑惑の部分を追及して報告書を出しているが、メディアはしっかり報じていない。
事故直後、日本のメディアは控えめ過ぎた。震災翌日の3月12日の2時に、ツイッターとラジオで「メルトダウンの可能性がある」と言ったら、そこからどうなったかというと、ずうっと今に至るまで「デマ野郎」「うそつき」と、汚染水も3月に言ってるんですよ。

・・・

■ニッポンのメディアはどうあるべきか

小沢
「自らの取材、自らの責任」
ぼくがこう書いたのは、ようするにメディアだけじゃなくて、国民全体、社会全般に言える事ですけど、自分自身で考えて、自分自身でしっかり確認したうえで、自分の責任で結論をだせと、情報を受け取る国民にも責任があると…。

メディアはオピニオンリーダー的な役割もあるので、メディアにより一層求められるということ。

・・・

小沢
ぼくは、官僚不要論をいっているわけでないんです。
今の日本の社会の仕組みが明治以来ですけど、中央集権、中央で何でも決めちゃうと、その中核にあるのが官僚機構なんです。それが、日本の場合には、あまりにも強すぎると。だから、もう少しそれぞれの地域の事情やら、特色を生かして、少なくとも身近な地方行政ですね、身近なものについてはそっちにまかせろと…。中央の役人も、政治家、国会議員も、もっと国レベルの仕事に集中すべきだというのが私の主張ですが、それはお役人の人も沢山わかってくれている人がいると思いますけども、既得権として補助金を出したり、いろいろな法律によって規制をかけたりしている立場ですから、それが無くなるのが嫌なんです。

■春香クリスティーン:先回の対談の最後に言った「三年後がラストチャレンジ」とは?

小沢
3年後にたぶん総選挙がありますと。
ここで、もう一度政権交代を僕は実現したい。
総選挙でもう一度政権交代をと…。
私にとっては、年齢的にも最後の戦い、勝負になる、という意味です。

(以上、メモ&要約&一部書き起こし)







nice!(0)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 10

めい

東京地検が出てきた「徳洲会」公選法違反捜査はどう展開するか
アゴラ編集部
http://agora-web.jp/archives/1558966.html

連休明けの今日9月17日、東京地検特捜部は、医療法人「徳洲会」の東京本部などを公職選挙法違反の疑いで強制捜査に入ったそうです。今回の容疑は、2012年12月の衆院選において「徳洲会」創業者の次男、徳田毅衆議院議員が立候補した鹿児島2区の選挙区へ「徳洲会」グループの社員や職員など多数を欠勤扱いにした上で選挙運動に派遣し、その後、欠勤分の給与を賞与という形の報酬で支払っていた、というもの。公職選挙法は金権選挙を防ぐ目的で、選挙運動のために使用する事務員、車上等運動員(いわゆるウグイス嬢)、手話通訳者以外の運動員へ報酬を支払うことを禁じています。また、一日の支給上限を超えたり、供応接待すると「報酬の支給違反」や「買収及び利益誘導罪」に問われます。

一方、企業のトップなどが選挙へ立候補すれば、社員が総出で選挙運動をするようなことが行われています。これらの行為は、あくまで「無償」の手弁当の手伝いであり、何らかの報酬などがあれば、公職選挙法に違反する。しかし、社員や信徒らを動員できる大企業や宗教法人などから関係者が立候補すれば、その組織から「お願い」された「無償の手伝い」を断るのはなかなか難しい。今年の参院選でも、従業員に選挙支援を「強要」した飲食チェーンの上司がいた、というウワサもあります。

「徳洲会」グループと言えば、全国各地に介護施設などを含めた医療施設を運営する巨大医療法人です。2010年に鳩山由紀夫元首相が、沖縄の普天間基地移転問題で「徳洲会」を築き上げた徳田虎雄氏に基地受け入れを要請し、それを徳田氏がはねつけた、ということもありました。虎雄氏は毅氏の父親で、元衆議院議員です。徳之島出身であり、鳩山元首相が足を運んだように今でも徳之島では大きな影響力を持っている。

虎雄氏と言えば、1990年代初めから十数年、活動を続けた保守系無所属の政治集団「自由連合」です。日本医師会との反目も有名。しかし、次男の毅氏は自由連合から自民党へ入党。その後、自由連合は解散。解散時に同連合が「徳洲会」から借りた金が約77億円も残っている、と報じられたことがあり、沖縄知事選で父と息子が分裂選挙をしたものの、毅氏の自民党入りはこの借入金問題がらみだったのではないか、と見る人もいます。虎雄氏は病気療養中ながら現在も「徳洲会」の経営の全権を握っている、とされ、焦げ付いた自由連合の借入金問題は宙に浮いたまま。また、今回の捜査について、この「スロウ忍ブログ」は、TPP反対派議員への懲罰的な強制捜査、という見立てを披露しています。

衆議院議員である毅氏は、2013年2月には女性問題の責任を取って国土交通省政務官を辞任しています。今回の公職選挙法違反容疑のほか、政治資金規正法違反の疑いも浮上したりと、どうも腰が据わった人物とは言えない。表題ブログでは、組織ぐるみ、会社ぐるみの選挙への批判の高まりから、最近パッとしない東京地検が直々にお出ましになった、と書いています。これは単なるガス抜き、トカゲの尻尾切りなのか、それとも「ぐるみ選挙」の悪行がこれを突破口にして今後も出てくるのか。ちょっと要注視、といった捜査です。

弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
[刑事事件]徳洲会東京本部など捜索 公選法違反容疑で東京地検
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20130917#1379402374
by めい (2013-09-24 05:54) 

めい

◉TPP反対だからってホント? 東京地検特捜部が徳州会を狙う理由
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1309/24/news027.html

医療法人「徳州会」グループの公職選挙法違反容疑で、東京地検特捜部が徳田毅衆議院議員の事務所を捜索した。マスコミは「過去に例のない組織的な選挙違反の疑いがある」としているが、そもそもなぜこのタイミングなのか。それは……。
[窪田順生,Business Media 誠]

医療法人「徳州会」グループの公職選挙法違反容疑で、東京地検特捜部が徳田毅衆議院議員の事務所を捜索した。

 マスコミは、「理事長一族の強制的な動員など、過去に例のない組織的な選挙違反の疑いがある」なんて鼻息が荒いのだが、個人的には、そんなに大騒ぎするようなことかしらと思う。

 もう10年ぐらい前になるが、鹿児島県徳之島に「選挙賭博」の取材に行ったことがある。

 奄美群島では過去、市長選やらの選挙賭博でよく逮捕者が出た。やり方は簡単で、自分が推す候補者に賭ける。“勝ち馬”にのれば大もうけできるだけではなく、公共事業の口利きという甘い汁も吸える。だから死にものぐるいで応援をする。知人や親戚を投票させるぐらいならかわいいもんで、時には現金も飛び交う。さらに、負け戦をひっくりかえすため投票箱が捨てられたこともあった。実際に賭博に関わった方たちにその実態をうかがって、まるでフィリピンとか南米の選挙のようだと驚いたのを覚えている。

 そんな「選挙賭博」が激しくなったきっかけが、「徳州会」だ。1983年、「徳州会」理事の徳田虎雄が初出馬して、当時絶大な勢力を誇った自民党の保岡興治と激しく対決。選挙違反の逮捕者が続出し、その激しい誹謗中傷合戦や運動員の買収などから「保徳戦争」といわれるほどだった。そういうラテン系選挙の地盤を譲り受けたのが、虎雄の息子である毅だ。

◎なぜこのタイミング?

 あの“戦争”を思い返せば、「過去に例がない」と大袈裟に驚くような話でもない。そんなことより個人的に気になるのはなぜこのタイミングかということだ。

 一般の方にはあまりなじみがないが、公職選挙法違反というのは選挙前からだいだい目星をつけてある。身近に、選挙に初めて出る人がいればよく観察してみるといい。明らかに目つきの悪い男たちが、候補者や運動員を尾行し、遠目にビデオを撮影したりしているはずだ。

 かつて公職選挙法違反で逮捕された国会議員も言う。

 「公職選挙法で捕まるのは、白バイのネズミ取りやオービスの場所をしらない若葉マークのドライバーなんですよ」

 1950年(昭和25年)にできてからろくに改正されていない公職選挙法にはバカみたいなルールが山ほどある。例えば、運動員にお茶を出してもOKだが、ジュースはアウトとか。つまり、四六時中見張っていれば、素人は必ずミスを犯す。当選後に「維新」の新人候補がバタバタ捕まったのは、これが理由だ。

 そんなネズミ取りスタイルの摘発がお約束なのに、昨年12月の選挙で、しかも特捜部マター。普通はありえない。

 だから、怪情報も飛ぶ。徳田毅と「徳州会」を刺した特捜部のバックには、米国がいるのでは――。なぜかというと、徳田毅は自身のブログで痛烈な米国批判をしているほどの「TPP反対派」だからだ。

 これまでの日米経済交渉では、オレンジ、米、自動車、半導体などひとつひとつで厳しい交渉をしてきた日本が、貿易、金融、保険、知的財産、政府調達、医療、教育など全ての分野において、米国が定める経済ルールを全て押し付けられ、我が国は主権国家であるにもかかわらず、何一つ決めることが出来なくなり、果として次世代の子供たちは日本の国創りが出来なくなるということが本当にわかっておられるのでしょうか。(徳田毅オフィシャルブログ2012年11月12日より)

◎事実は小説よりもつまらない

 特捜部といえば今や「国策捜査」という言葉が代名詞になっているほど、政治に左右される。

 日本の国民皆保険制度をぶっこわしたい米国様にとって、「徳州会」は目の上のタンコブ……ストーリーとしては悪くない。

 が、真相はもっと単純な話なのではという気もする。

 徳田毅が米国批判のブログを書いた時期、「徳州会」から長く徳田虎雄の側近をつとめていた男がさまざまな不正や背任行為をしたとして「徳州会」の専務理事・事務総長というポストを奪われた。だが、この「元側近」も負けていない。後ろ暗いことをしているのは“徳田ファミリー”の方でしょ、とぶちまけたのだ。

 「すべてを知る男」が徳田ファミリーに反旗を翻してほどなく、週刊誌に毅の女性スキャンダルがスッパ抜かれ、毅は大臣政務官をクビになる。安倍政権が走り出した直後だったことから、こちらも「中国からのハニートラップでは」なんて怪情報が飛んだ。

 確かに、タイミングは不可解だった。

 徳田毅から「無理やり酒を飲まされ、 性的関係を強要された」と訴えた未成年女性がいたという話だが、事件自体が起きたのは2004年2月。おまけに2007年2月、損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こして1000万円を支払うことなどで示談も成立している。いわば、内々に処理した案件が蒸し返された格好だ。

 徳田ファミリーをめぐるゴタゴタを思えば、裏でなにが起きたのかはだいたい想像がつく。

 米国につっつかれて特捜部が動いた。安倍政権にダメージを与えるための中国からのハニートラップ……。

 事実は小説より奇なり、というのもこの世界では少なくない。しかし、それと同じくらい「事実は小説よりもつまらない」ということも多い。

by めい (2013-09-29 23:59) 

めい

日本は今、言論封圧の時代に入っている。知らぬふりをしていいのか  孫崎 享
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/64201982.html

★孫崎享氏の視点ー<2013/10/05>★
2013/10/5(土) 午前 7:11孫崎享氏政党、団体

日本は今、言論封圧の時代にある。その事態を正視すべきだ。
原発、TPP,アベノミクス、小沢問題などで発言したものが、
テレビ、大手マスコミから次々消えていく。

 こうした中、茶弁劇があった。

 小泉首相の脱原発発言である。

「経済界では大方が原発ゼロは無責任だと言うが、核のゴミの処分場の
あてもないのに原発を進める方がよほど無責任だ。
原発の必要論者は『将来はゼロにする方がいいが、今はダメだ』と言う。
しかし、早く方針を出した方が企業も国民も原発ゼロに向かって準備も
できる、努力もできる、研究もできる。

今こそ原発をゼロにするという方針を政府・自民党が出せば一気に
雰囲気は盛り上がる。そうすると、官民共同で世界に例のない、
原発に依存しない、自然を資源にした循環型社会をつくる夢に向かって、
この国は結束できる。

(朝日新聞デジタル「小泉元首相『原発進める方が無責任』名古屋で講演」、

 これに対する官房長官の発言が面白い。

「元首相の「脱原発」発言は「言論の自由」−−。小泉純一郎元首相が
「日本は原発ゼロでも十分やっていける」などと政府に「原発ゼロ」の
決断を求めた発言について、菅義偉官房長官は2日の記者会見で
「わが国は言論の自由(のある国)だから、いろいろな議論があっていい」
と述べ、問題視しない考えを示した。」(毎日新聞10月02日)

 今安倍政権になって、明らかに言論の封圧が起こっている。
政権の中核にいるのが、菅義偉官房長官だ。

 私は次のツイッターをした。

「2日毎日「菅官房長官:”小泉元首相の脱原発発言は言論の自由”」
へー、菅官房長官って異なる見解は言論弾圧してきた実績があるが、
言論の自由を認める人なのか。もっとも正解は
「自分より力の強い人だけに認める言論の自由」なんですけどね。」

 本当は皮肉を言っている場合でない。

過去、脱原発発言をした人への圧力にはけたたましいものがあった。

 今、原発の再稼働反対で、最前線で発言しているのは新潟県泉田知事
である。

 最近、泉田知事が岩上安身氏と対談した。その発言を「晴耕雨読」から
引用したい。

「泉田知事、インタビューの後、“ここまで言ったら危ないかも”
と呟いた。

“消されたり、自殺したり。でも、僕は自殺しませんから。
遺書が残っていても、自殺ではない。もし僕が自殺なんてことになったら、
絶対に違うので調べてください”と言われた。」

泉田知事は生命への脅しさへ、現在受けているのであろう。

この中気になる記事があった。

9月28日日刊ゲンダイは次の記事を書いた。

「柏崎刈羽原発一転して再稼働申請承認」「泉田知事に何があったのか」

「新潟県の泉田裕彦知事はきのう(26日)、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機
(新潟県)の再稼働に向けた安全審査の申請を条件付きで認めると発表した。
これを受け、東電はきょう午前、原子力規制委員会に申請書類を提出した。

これまで泉田知事は、「東電は経営再建のため安全対策よりも再稼働を
優先している」と、東電の安全審査の申請を認めない姿勢だったが、
ここにきて一転、態度を軟化させた。いったい何があったのか。

地元の柏崎市長と刈羽村長が8月に申請を了承したほか、
甘利明経済再生担当相が申請の了承を促すなど、知事への圧力が強まって
いたことは確かだが、一部では「政府が知事のスキャンダルを探している」
「特捜検察が泉田知事を徹底的に洗い始めている」といった怪情報が
飛び交っていた。

まさか国家権力の圧力に屈したのか……。」

日本を注意深く見回すとあちらこちらで、言論封圧が起こっている。

映画「少年H」の宣伝文句に次があった。

「やがて戦争がはじまり、軍事統制が始まり、おかしいことをおかしいと
自由に発言しづらくなっていく中、盛夫は周囲に翻弄されることなく、
「おかしい」「なんで?」と聞くHにしっかりと現実を見ることを
教え育てる」

今、大手新聞社や、大手TVで働いている人で、
「わが社は、おかしいことをおかしいと言える、書ける」と言える人が
いたら手をあげてもらいたい。誰もいないのだ。

 日本の代表的メディアが「おかしいことをおかしいと言えない、
書けない」

状況になっているのに何故人々は問題にしないのか。

 安倍政権になって事態は一段と悪化している。

 7月4日産経新聞は次を報じた。

「自民党はTBSの報道内容が公平さを欠くと、党幹部に対する取材や
幹部の番組出演を当面、拒否すると発表した。参院選の選挙期間中に
報道機関の取材を拒否するのは異例だ」。

 ドイツプロテスタント教会のナチ化に反対し、強制収容所に収容された
ニューメラーの発言に次のものがある。

「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった。
私は共産主義者でなかったから。社会民主主義者が牢獄に入れられた
とき、私は声をあげなかった。私は社会民主主義ではなかったから。
(労働組合員、ユダヤ人弾圧の時も黙した)そして、彼らが私を攻撃した
とき私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった」。

 黙せば日本社会はこの運命だ。

by めい (2013-10-06 06:30) 

めい

【TPP交渉】 『知的財産権』合意文書への「ネット規制」盛り込みが判明 ~加速するネット言論弾圧~
2013年10月06日
暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/330d4aee97b90e0c103adbcb77b33f9d

すべての交渉内容に守秘義務があるとして、その内容が一切公表されないTPPの合意内容の中に、「ネット規制」につながる内容が盛り込まれていることが明らかとなった。

「TPP参加」については、以前のエントリーにて何度もコメントしてきたとおり、その”黒幕”は多国籍企業である。

国内のマスコミ報道では、アメリカ政府がTPPの鍵を握っているかのように論じられているが、その実態は、米議会の議員はおろか、大統領のオバマでさえ、その詳細内容にアクセスできないという”代物”である。

ゆえに、現在、米政府機能が停止しているがためにTPP交渉に多大な影響があるかいうと、オバマにすら実質的に何の権限もないため、影響などほとんどないに等しく、多国籍企業と参加各国のマヌケな高官の間で、「多国籍企業によるあらゆる産業分野での経済占領」を実現するためのプランが粛々と進められていることであろう。

ここで以下のゲンダイ記事に注目いただきたい。

以前よりTPPに警鐘を鳴らしてきた山田正彦元農相が入手した内部文書のうち、「『知的財産権』に関する合意文書」(第21条)にて、「ネット規制」につながる内容が盛り込まれているという、極めて重大な内容が確認されたのである。

具体には同記事にて指摘されているように、TPP関連法が成立すると、一般市民がネット上の文章を引用した場合、著作権違反で逮捕されることが国際条約上にて規定されるという内容である。

国内の現行法でも既に新聞記事等の転載は禁じられているが、問題は「各締約国が著作権侵害を減らすため、効果的な執行、手続きを定める」「ある個人が著作権の所有者に対し、実質的に有害な影響を及ぼすような侵害を故意に行った場合、刑事訴訟手続き、刑罰を定める」との内容を、各国の法規よりも上位に位置づけられる「条約」にて、事実上の”国際公約”とされている点であろう。

この問題点をもっと端的に言えば、どこまでが著作権侵害であるのかが曖昧である中、国家権力がいかようにも著作権法違反と解釈し、恣意的に特定の人物を検挙・逮捕可能な法整備とその実行が、TPP参加各国間の約束事にされたという点である。

即ち、国家権力が”同解釈の曖昧性”を逆手にとって、体制批判を繰り返す”反乱分子”を如何様にも逮捕できるということである。

具体的には、各紙の記事を転載(引用)し、体制批判を繰り返している「阿修羅掲示板」や植草さんなど著名人のブログなどは「一発でアウト」だということである。

大切なことなので繰り返しコメントするが、これまでは各国の判断に委ねられてきた『知的財産権』(著作権)に抵触した者への罰則について、TPP参加各国はこれを侵害する者に対し、厳正に対処しなければならないということである。

そうなれば、TPP参加各国において、TPPに不満を口にする一般市民が、『知的財産権』保護関連法の恣意的運用にて根絶やしにされることは明らかであろう。

インターネット上における言論(「ネット言論」)については、大手メディアによる”国民洗脳工作”を打破する上で、これまで非常に有意義に機能・貢献してきていることは疑いの余地の無い事実であろう。

しかし、その反面、国家権力がプロバイダに圧力を掛ければ、”反乱分子”の発信源たる人物は勿論、これに賛同する”反乱分子”をも芋づる式に一斉に検挙することが可能であるという側面も持ち合わせていることを忘れてはならないであろう。

そのように考えると、何故、元々は軍用技術として開発されたインターネットが一般市民に開放されたかの”真意”が垣間見えるであろう。

即ち、「ネット言論」などは所詮、国家権力が敢えて”反乱分子”を躍らせてその”炙り出し”をおこない、いつでも”反乱分子”を捕捉可能な状態にしておける代物だということである。


ところで、以下ゲンダイ記事では「アメリカでは外交交渉の権限は大統領ではなく議会にあり、その議会がTPPに異論を唱え始めたため、TPPが暗礁に乗り上げた」という、山田正彦元農相の楽観的な見解を肯定する結びとしているが、果たして本当にそうであろうか?

先程もコメントしたようにTPPの”黒幕”は多国籍企業であり、米議会はTPP交渉の内容へのアクセス権も有しておらず、かつ多くの議員がこれら多国籍企業の”傀儡”であろうという現実を考えると、残念ながら誰ももはや「TPP」の流れを止められないであろうというのが個人的見解である。

そのTPP交渉の中で、あらゆる産業分野における「経済植民地化政策」が盛り込まれるであろうことは勿論、それに加え、「ネット言論の弾圧」までもが盛り込まれたとなるとこれは一大事である。

日本国内でも既に「インターネット監視法案」「ACTA」「秘密保全法」「改正版児童ポルノ禁止法」といった「ネット言論」を弾圧し、国家権力の思惑ひとつで恣意的に誰でも犯罪者にすることが可能な法整備が着々と進められてきており、TPP交渉が終了し、これが発動されると同時にネットにおける言論統制がはじまることであろう。

皆さんが普段よくみられているであろう著名なネット言論人のブログが、国家権力によって閉鎖に追い込まれるのももはや時間の問題であろう。
(一小市民のブログたる本ブログでさえアウトとなる可能性大であろう)

我々国民は、いよいよ「監視社会実行プログラム」が発動されようとしており、戦時下さながらの言論統制がなされる世の中が目の前に迫っていることをよくよく理解することが肝要であろう。


(転載開始)

◆内部資料入手! TPP合意文書に盛り込まれたネット規制の危険度
 2013年10月5日 ゲンダイネット

山田元農相が緊急警告/(C)日刊ゲンダイ

TPP交渉の年内妥結はもう無理じゃないか。政府機能の一時停止でオバマ米大統領が首脳会合に出られなくなったが、それ以外にも問題が山積なのである。

「実はさまざまなルートから交渉の内部情報が漏れてきました。こんな合意をしていいのか。そういう声が各国内で強まり、それがリークにつながっているのだと思います」

こう言うのはTPP反対を貫いている山田正彦・元農相。実際、山田氏の元には膨大な内部資料が届いている。見せてくれた内部資料は衝撃だった。

「TPPは28章(分野)のうち14章がほぼ決まっていますが、その中身は秘密交渉で分からなかった。私が入手したのは『知的財産権』の合意文書です。その21条には、インターネット規制につながる内容が盛り込まれているのです」

この章には知的財産の所有権の重要性がうたわれ、知的所有権の保護が確実に行われるようにさまざまな取り決めが書かれている。インターネット上の著作権についても言及があり、21条には「各締約国は著作権侵害を減らすため、効果的な執行、手続きを定めるものとする」「ある個人が著作権の所有者に対し、実質的に有害な影響を及ぼすような侵害を故意に行った場合」「刑事訴訟手続き、刑罰を定めるものとする」とある。山田氏が問題視しているのがここだ。

「TPPが締結されて関連する法律が成立すると、ネット上の著作権違反で逮捕される恐れが出てくるのです。我々がネット上の文章を引用してフェイスブックなどで紹介した際、どこまでが著作権侵害であるのかは曖昧です。時の権力はいかようにも著作権法違反と解釈できる。さらに続く22条には『合法的なコンピューターのソフトウエアのみを使用し続けることを規定する適正な法律、規則または政策を維持することを承認』とも書かれていた。TPPの合意によって、ネットの自由が奪われる可能性があるのです」

実は、こうした危険性を指摘する声は米国内でも上がっている。

「アメリカでは連邦議会のメンバーによって特定の章の検証作業が開始されているそうです。その結果、民主党にも共和党にも、急速に警戒心が広がっているそうです。特に問題視されているのが医薬品の特許と知的財産権の保護で、特許期間が長くなり、ジェネリック薬品が使いにくくなれば、医療費が高騰してしまう。知的財産権の保護により、インターネットの自由が規制される可能性もある。懸念が広がっているのです」

TPPはにわかに暗雲が立ち込めてきたわけで、そこに、司会役だったオバマ大統領の会合欠席が重なったのである。

「アメリカでは外交交渉の権限は大統領ではなく、議会にあります。そのため、TPPの批准の前提として、通商権限を大統領に与えるTPA法案を可決しなければならない。ところが、この法律は2007年に失効していて、新たに法案を通すとしても共和党も民主党も反対の姿勢を強めている。米国内でもTPPは暗礁に乗り上げたと思います」(山田正彦氏)

そもそも、自由貿易のためのTPPがなぜ、インターネット規制のようなことをするのか。これぞ、TPPの本質で、米国が有利になるからだが、そのお膝元でも「おかしい」との声が出始めているのが皮肉だ。TPPのデタラメと危険性がよく分かる。

(転載終了)

by めい (2013-10-06 09:24) 

めい

なぜ、徳田議員が公職選挙法違反容疑事件で追及されているのか?
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201309/article_91.html
by めい (2013-10-07 05:06) 

めい

徳洲会公選法違反:公立病院指定に波紋 大阪・和泉、奈良・生駒市議会で議論 捜査で経営影響懸念
毎日新聞 2013年09月28日 大阪夕刊

徳洲会による指定管理を巡って議論が起きている和泉市立病院=大阪府和泉市府中町4で大阪府和泉市で2013年9月26日午後1時47分、向畑泰司撮影
 昨年の衆院選を巡って公職選挙法違反容疑で東京地検特捜部に捜査されている医療法人「徳洲会」グループに、公立病院の指定管理を予定している自治体の間で懸念が広がっている。
公的医療機関の管理を任せることの是非や、捜査によるグループの経営への悪影響などをただすため、大阪府和泉市議会は緊急の全員協議会を開いて市長に説明を求めた。
奈良県生駒市でも臨時の市議会特別委員会で対応を議論する。【向畑泰司】
 和泉市立病院(307床)は医師不足のため2006年に救急医療を停止後、経営が急速に悪化した。運営改善のため、市は今年6月、指定管理者を公募。
応募は徳洲会だけだったが事業計画が基準を満たしたため、来年4月の指定管理開始を目指し、議会に承認を求めている。
 市議会特別委は17日、徳洲会を指定管理者とする議案を採択したが、この日のうちに東京地検が徳洲会東京本部などの家宅捜索を始め、事態が急変した。
徳洲会グループの中には、高い公益性を認められて税制上の優遇措置を受けている法人もあるが、捜査の進展次第では見直し論議が起きる可能性もあると懸念されている。
 市関係者によると来春から病院職員は公務員ではなくなるため、看護師が他の公立病院に転職するなど人材流出も予想されている。
新採用で補充する想定だが、徳洲会のイメージ低下が人材確保に悪影響を与える可能性があるとみられている。
 市議会は27日、全員協議会を急きょ開催。
「公的医療機関を運営する組織が罰せられた場合はどうするのか」「職員を本当に集められるのか」などと、市議から不安視する質問が相次いだ。
これに対し、辻宏康(ひろみち)市長は「医療そのものに問題が生じているわけではなく、適格性に影響はない。医師確保と救急再開には指定管理が不可欠で、手続きを進めたい」と強調した。
 現状での病院運営維持は難しいとされ、議案は30日に可決される見通しだが、市議の一人は「市民の間にも不安が広がっており、捜査の進展をみながら対応を考えなければならない」と話す。
 一方、生駒市は既に10年に徳洲会を指定管理者に決めている。
今年8月に新病院の建設にも着工したが、事件を受けて市議会は来月2日に特別委を開く。市病院建設課は「議会にきちんと説明した上で、粛々と計画を進めたい」と話す。

   *   *   *   *   *

「医療そのものに問題が生じているわけではなく、適格性に影響はない。」(市長)
「粛々と計画を進めたい」(建設課)

市民及び議会も、冷静でありますように。
by めい (2013-10-10 01:30) 

めい

「徳州会? ただの選挙違反をオレたちがやるはずないでしょ? あいつ・・元首相ですよ、ターゲットは」 東京地検独走部
http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-653.html

近寄らないほうが・・身のため・・です。
君子危うきに・・
近寄らなきゃいいのに・・
近づき過ぎて、
身の危険を感じていらっしゃるのが・・
このオトコ。

正確に言えば・・
このオトコの・・次男ですが、この次男。
現在は、自民党の衆議院議員です。

しかし皆さん?
少しヘンだと・・思いませんか?
選挙違反ってのは・・
通常、警察の・・捜査2課の管轄です。

それがなんで?
東京地検独走部が?
あまりにもヒマなんで、捜査2課のお手伝いしてる?
そんなワケ・・ありません。 (笑)
気弱な地上げ屋のマブダチ・・(笑)
警察庁に放つ! 草のモノが・・怪説します。

「なんで? 捜査2課がやるような選挙違反事件を? 独走部が捜査してるかって? いま理事長が・・いや、元理事長か? 彼が療養してる・・湘南鎌倉総合病院。 全国どの医師会行ったって嫌われモンの徳州会病院が・・なんであんな大規模に建設することが出来たか? コイツだよ、コイツ・・

建設計画が持ち上がり・・徳州会が鎌倉市に病院開設の届出をしようと申請したんだが・・地元医師会の猛反対があって・・市としては、審査どころか、受理すらしなかった。 申請期限が迫った頃・・もう誰も頼る人がいないって状況のなか・・虎雄さんが頼ったのが、このオトコ。 議員会館でハナシを聞き・・直ぐその場で厚生省幹部へ電話・・翌日、受理されたそうだ。 当時、病院のオープンセレモニーで専務理事がスピーチしてるのだから・・間違いないだろ。 いまなら・・鉄板で、斡旋収賄で挙げられる事案。 ただ・・20年以上前のハナシ、当時の受託収賄では・・チョット厳しい。 じゃあ的は誰か? 独走部も名誉挽回とバカりに・・躍起だよ。 多分・・早ければ月内にも・・民主党の元衆議院議員が逮捕される。 誰かって? まあヤツからカネ貰った議員にとっちゃ・・高見の見物ってワケにはいかんだろうな。 容疑? 直接の容疑は、背任横領だけど・・これは別件。 本筋は・・政界ルート。 独走部にとって徳州会は、宝の山。 この前のガサ・・あれ何時間やったか知ってる? 10時間だよ、10時間! 押収資料はトラック2台分。 いま必死になって読み込みしてるけど・・的は、虎雄さんの次男なんて小物じゃない。 徳州会が千葉や静岡で病院建設する際・・なかなか下りない建設許可を下ろすため・・国会で質問ぶつけたり・・厚生労働省に圧力かけたりした議員がいるんだよ。 斡旋収賄だから・・与党だろうが、野党だろうが関係ない。 アイツがターゲットだよ。 誰かって? オマエが一番嫌いな議員だよ。 オレのクチからハッキリ言うのは、チョット・・

こうすりゃ、誰だか・・判んないよな? まあ、コイツの1歩手前までは・・ほぼ確実にたどり着く。 鍵握るのは・・もう直ぐガラ取られる・・民主党の元衆議院議員だよ。 コイツが洗いざらい唄ってくれりゃ・・ひょっとしたら・・ひょっとする・・。 この1ヶ月・・。 徳州会からは・・目を離せないぞ!」

by めい (2013-11-06 22:05) 

めい

徳田議員がTPPは米国の差し金だと一番困ることを明言したので、
<< 作成日時 : 2013/11/12 12:42 >>
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201311/article_69.html

徳田議員がTPPは米国の差し金だと一番困ることを明言したので、

マイケル・グリーンに命令された創価警視庁とユダ金直営東京痴検特捜部が徳田議員の親族を逮捕しました。

ユダヤ金融悪魔様に楯突いた輩への見せしめだそうです。

以上、業務連絡、終わりっ。

徳田議員の親族ら逮捕…徳洲会公選法違反事件
読売新聞 11月12日(火)12時17分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131112-00000499-yom-soci

昨年12月の衆院選を巡る医療グループ「徳洲会」の公職選挙法違反事件で、東京地検特捜部と警視庁は12日、グループ創業者の徳田虎雄・元衆院議員(75)の長女(50)と次女(46)、グループ幹部4人を公職選挙法違反(運動員買収)の疑いで逮捕した。特捜部は同日午前、グループ東京本部の捜索を始めた。

以下、RKの過去の文書です。

国土交通省政務官を辞任した徳田議員のTPP観、素晴らしいですが、どんな素性の方でしょうか?
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201302/article_44.html

なぜ、徳田議員が公職選挙法違反容疑事件で追及されているのか?
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201309/article_91.html

by めい (2013-11-13 13:55) 

めい

徳田虎雄追落としの一方でこういう話が進んでいた!
飯山一郎さんです。
http://grnba.com/iiyama/

   *   *   *   *   *

◆2014/05/21(水)  日中戦争は不可避?!
日中戦争の最前線は 奄美大島

奄美諸島で自衛隊が離島防衛・奪還訓練
 訓練は5月10日から瀬戸内町の島を使って行われ、陸・海・空の隊員約1300人が参加する。今回の訓練には、離島の奪還作戦を担う、“自衛隊版海兵隊”となる、陸上自衛隊・西方普通科連隊が参加し、海上自衛隊の艦船などを使って、島への着・上陸訓練を行う。
 自衛隊ではこれまでも中国をにらんだ離島防衛強化のための訓練を行っているが、実際の島を使った上陸訓練はアメリカで行われることが多く、国内で行われるのは異例だという。
昨日(20日)の南日本新聞の一面トップの大見出しは、
『 奄美大島に陸自部隊 』
かねてから鷲が予測していたように、いよいよ奄美大島が「日中戦争」の前線基地になる。
くどいようだが、沖縄ではなく、奄美大島である。
沖縄は米軍の基地であり、奄美大島は日本軍(陸海空自衛隊)の前線基地になる。
ということは、「日中戦争」を戦うのは日本軍である。

いまのアメリカは、政府も軍も、中国と闘う気はサラサラない。アメリカの戦争屋(軍産体制)も米軍に戦争をさせる気もなければ影響力もない。

オバマは習近平やプーチンと「仲良し」だし、米軍のトップであるデンプシー統合参謀本部議長も中国と戦う意志は微塵もない。

くどいようだが、「日中戦争」を戦うのは日本軍である。その方向で米国の戦争屋(軍産体制)も日本政府と自衛隊を炊きつけている。

米国の戦争屋の意向を受けて、日本のマスコミは、中国を憎み敵視する方向に日本国民を洗脳する作戦をすすめてきた。

日本国民も隣国(中国と韓国)を憎悪していれば、国内の矛盾や生活の不安や政治への不満を忘れられるので…、最後には「戦争賛成!」の方向に雪崩(なだれ)を打つだろう。

そうして、東アジアの国際政治状況は緊張が極限まで高まり…、危機一髪! 間一髪!というところで、オバマとプーチンが火を消すために安倍晋三と習近平に冷水をブッかけるだろう。

ところが、冷水をブッかけられても…、
奄美大島だけは、自衛隊バンザイ! \(^o^)/ と、軍国主義一色に染まっているはずだ。

なぜなら、奄美大島の大島海峡と瀬戸内町には、日本軍と米軍が共同で使用する大軍港(原潜と原子力空母と日本軍のヘリ空母の母港)の建設で沸き返っているはずだからだ。

奄美大軍港の建設・築造費は総額20兆円! そのように日本の軍産体制は目論んでいる…。

20兆円!
奄美(とくに瀬戸内町)が自衛隊配備を熱望しているのも当然だ罠~ww

本日(21日)、奄美に派遣された武田良太防衛副大臣と、奄美の各界のボスたちとの意見交換会と夜の交歓会(宴会)は、ものすごく盛り上がっていたそーだ。

今ごろ(PM10:00)、奄美では泡盛の古酒(クース)の飲み過ぎでベロベロになっている政治家や財界人の胸の内だが…、それは軍国主義ではない。
そんなコトではなく、利権とカネ! これだけざんしょ?

by めい (2014-05-22 07:32) 

めい

これも徳田毅が消された理由の一つか。

◉《櫻井ジャーナル》の記事で知りました。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201603060000/

◉阿修羅版に元記事がありました。
「病院へ逃れてきた十数人の人が10万cpmを超えガイガーカウンターが振り切れていた」(徳田毅)(Merx)
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/155.html
投稿者 こーるてん 日時 2013 年 2 月 05 日 15:35:00:

   *   *   *   *   *

 東電福島第一原発の場合、放出された放射性物質の相当量は太平洋側へ流れたとされているが、それでも日本列島の汚染は深刻。原発の周辺の状況を徳田虎雄の息子で衆議院議員だった徳田毅は2011年4月17日、「オフィシャルブログ」(現在は削除されている)で次のように書いている:

 「3月12日の1度目の水素爆発の際、2km離れた双葉町まで破片や小石が飛んできたという。そしてその爆発直後、原発の周辺から病院へ逃れてきた人々の放射線量を調べたところ、十数人の人が10万cpmを超えガイガーカウンターが振り切れていたという。それは衣服や乗用車に付着した放射性物質により二次被曝するほどの高い数値だ。」

by めい (2016-03-08 05:50) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。