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幼稚園辞令交付式 [幼稚園]

今日はM幼稚園での辞令交付式。30分ほど時間をいただいて教職員の方々の前で話してきました。以下、用意していったレジュメです。

○ 一本筋の通った卒園式という評価
・ 園長先生の意志の表れ。
・ そしてそれは、それを裏付ける園長先生のパッションがあってはじめて可能なことであった。
・ 今後具体的にどういう方向に向くことになるか、先生ご自身の中で模索が始まっている。
・ M幼稚園の保育の原点への回帰

本園の教育目標
1. 神を敬い、友だちを愛して生きる子ども
2. 健康で明るく元気な子ども
3. きまりを守って遊べる子ども
4. 美しさを求めて創り出す子ども

○ 私自身の「M幼稚園体験」から言えること
・ 卒園式、そのあとの茶話会でいちばん多く使われた言葉は「心」という言葉ではなかったか。
・ 小中高、他の卒業式では考えられないM幼稚園らしいところ。
・ 心とは何か。
・ この問題に本気で踏み込むと大変なことになりそうなので、心を問題にすることで私なりに浮かび上がってきたこと。
1. デリカシー
    繊細さ―あいまいさを理解できるということ
    デジタル社会は1か0かで割り切ろうとする社会
    マニュアルではとらえきれない心の動き。
    心を通わせる能力を育てることのたいせつさ。
2. 内省力
   どういう行動をしたかではなく、どういう気持ちで行動したかが問題になる。
3. 一貫性
   「本人の前で言えない悪口は陰では言わないようにしよう」
   「その人の悪口は本人の前で言うようにしよう」
・ ややもすると、今の世の中で生きてゆくには上の3つはかえってじゃまになるということにもなりかねない。
・ M幼稚園の良さも悪さもこの辺にあるのではないか。
・ それでも円滑な社会形成、安心してすごせる世の中にするためには、やっぱりたいせつなこと。

○ 「経営が大変」の日常化からの脱出
・ 今年の期末手当はなんとか2.5ヶ月を確保したい。
・ 保育料、給食費等の値上げ検討。
    幼児教育のたいせつさのPR  
    「食育」のたいせつさへの着目
・ 寄付行為で成立っているのが学校法人。M幼稚園のかけがえのなさをわかっていただくことを通してM幼稚園の支援体制をつくってゆく。
・ 公私格差の是正を訴えつつ私学助成の上積みを図る。


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