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岡山行(1)超サプライズ [メモがわり]

二泊三日、いい旅をしてきた。どうしようかとグズグズして締切間近かに申込んだ「飯山一郎氏を送る会」が主目的だが、三重にいる娘夫婦にも、気になる東京と茨木の二人の叔母にも会いたかった。そして大阪まで行くのなら岡山までと決断して、「元気なうちにも一度会おう」と事ある毎に言ってくれていたNにも連絡した。岡山は8年間過した土地、限りなく思い出が詰まっている。9年前に心筋梗塞やって「長旅はムリ」と宣告されていたが、そのうち加減がわかってきて、この程度なら大丈夫の自信がついている。行って何があったとしても、行かずに後悔したくはない、もう一度岡山の空気を吸ってみたい。Nの声を聞いていよいよ岡山への思いは募っていた。肝心の「飯山一郎氏を送る会」のことはあらためて書くことにして、とりあえず岡山での一泊ニ日を記録しておきます。

「口をとじ 目をみはれ」表紙.jpg「口をとじ 目をみはれ].jpgふりかえってみると岡山での滞在時間は25日の午後6時から翌日の午後1時、20時間に満たないのに、根っから気心のわかるNのおかげで実に密度の濃い時 間を過すことになった。出し抜けに超サプライズが待っていた。岡山駅西口でNと8年ぶりの対面、近くの料理屋でという誘いで行ったのが「RYOUTEI 」という店。Nの名前の履物箱にすでに何足かあるので、Nの家族も来てるのだろうかと思いつつ通された部屋に入ってほんとうにびっくりした。大学3回生の後期も残すところ後僅かの1月のこと、学生が受講ボイコットのストライキを始めて大学機能が停止、岡山では学内に出動した機動隊員に死者が出るという大学紛争下、6年かかった大学を卒業したものの行く宛もなかったところへたまたま声がかかったすぐ近くの小学校、臨時教員の口。5月からの転校生のために年度途中の学級増設、そこで担任したのが2年C組31名、それから3月までの11ヶ月間、71年生きた中でもっとも濃密な時間を過ごすことになったのだが、なんとそのうち3名の女の子(もう53〜54歳)が待っていてくれたのだ。小学教師のMさんは、ご主人とともに昨年山形まで来てくれたが、SさんとTさんからは便りはもらっていても顔を合わせるのは実に45年ぶり。それでもすぐ名前は言えた。Nが私の息子と連絡取り合ってこっそり計らったサプライズだった。6年前息子が半年ほど旅に出て、その時N宅にしばらくお世話になり、もう岡山には行けないと思っていた私の名代であちこち回ってもらったのだが、息子はその3人とその時会っている。それにしても3人それぞれ小学2年の時のこと、ほんとうによく覚えていてくれて、こっちはテンション上がりっ放し、サプライズの余韻もあってほとんど夢の中だった。二宮宅DSC_0610.jpg岡山の東、四御神 (しのごぜ)のN宅、奥さんも交えて、テンション上がったまま昔話。悔いを遺さぬ様12時すぎまで腹蔵無く語り合いました。(つづく)

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