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mespesadoさんの経済談義(8)今後の世界わ <日本の常識わ 世界の常識> !! [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

虻農〇さんは先に目を見張るばかりの金正恩の一連の動きを「自然の摂理」と喝破しました。こんどは「米帝からすれば・・・・・北朝鮮以上に未だ日本わ不可解な国」と結論付けています。そこにいたる逆説的論理が冴えています。虻農〇さん、アブノーマル、ただ者ではありません。そしてmesさんとのやりとりを経ての結論、
>もう経済のイデオロギーをアメリカに依存するのはやめて、日本独自の価
>値基準を堂々と前面に出してもいい時期に来たように思います。

ほんの一昔前 <日本の常識わ 世界の非常識> と喧伝されましたが
今後の世界わ <日本の常識わ 世界の常識> となるのでわと夢想しております.
拍手喝采。その気持ち、よくわかります。その道筋、見えてきます。
*   *   *   *   *
472:虻農〇 : 2018/05/27 (Sun) 09:47:50 host:*.enabler.ne.jp
米帝からすれば・・・・・未だ日本わ不可解な国であり
彼等の視点からすれば・・・・・(個人的主観を含む)

先ずトランプは選挙を勝ちたいという動機から
またアメリカの軍事負担を減らしたいという動機から
またアメリカ・ファーストという観点から
38度線は諦め 日本海に線を引き直し

日本わ韓国の代わりに軍事費と戦士を差し出し
今現在でも国連会議の場でアメリカには逆らわず

諸外国からすれば かつて13歳の子供のような態度で
国際連盟を脱退した国がいまも未成熟なままの
主権を投げ捨てたかのような不可解な国であり

日本わ <アニメ> <クールジャパン> <観光立国>と
凡そ対外的な交渉カードになりえないものによりすがり
現状において電子機器や自動車等で日本に若干の優位性はあるが
有事となった際に他国は我慢できるものばかりとも言えるわけで
対外的にさしたる交渉カードも持たない国になりつつあり

漸く日本が軍国法制や情報統制の準備を終えたことも

・・・・・南北朝鮮の融和が進行する背景としてあり

また宗教的な側面において日本はアジア侵略と太平洋戦争にわたり
国家神道を軸としたが現在も国家神道は経済的にも精神的にも
生き残り成長して軸となり現実的な原動力となっているのに対し

韓国はキリスト教国であるとの認識により親和感があり
日本=神道 韓国=キリスト教と卓上に並べてみると
より進化した形態 より米帝に近い形態を成しているのわ韓国であり
また民主主義の成熟度においても韓国わ日本より進化した形態であり

未だ・・・・・日本わ 夜明け前の感があり

要するに米帝わ自国の命令を聞く日本人の一部が
一般の日本人を奴隷化して統治する社会を構築したかったので
東アジアは日本だけ子分にしておけば良いという気分であるが

何故これほど日本だけ手なずけられたのかわ 総括できておらず

米帝からすれば・・・・・北朝鮮以上に未だ日本わ不可解な国
であるのでわないかと・・・・これまで本スレから得た視認でありまする(笑

 -以上-

479:mespesado : 2018/05/27 (Sun) 11:35:13 host:*.itscom.jp
>>472 虻農〇さま。独り言スレでは生獣がお世話になっておりますw
 さて…
 米国にとって、日本より韓国の方が理解しやすい。で、日本と北朝鮮の考えていることは理解できない…。
 これって、韓国がキリスト教国になっちゃったことを見てもわかるように、西洋式のポリコレを受け入れてしまっているから「同じ価値観を共有してる、ものわかりのいいヤツだ」ということになってるんでしょう。というよりか、米国にとっては西洋式のポリコレは「価値観の一つ」だという客観視さえできておらず、彼らにとっては「絶対的な」真理であり「絶対的な」道徳なわけですね。
 これに対して西洋式ポリコレに根本的なところで染まっていない日本(と北朝鮮)に対して、欧米は「真の理解」ができる日は永遠に来ないでしょう
482:mespesado : 2018/05/27 (Sun) 12:54:03 host:*.itscom.jp
>>478
 ついでですが、保守論壇が何で判で押したように皆が皆、中国と北朝鮮を敵視するのか不思議に思っていたのですが、これって根っこは「共産主義嫌い」から来るものだったんですね。共産主義 vs 自由主義の対立なんて、ベルリンの壁崩壊で「終わった話」だと勝手に思い込んでいたのですが、よくよく考えてみると、別にこの東西対立が終わった時点で「共産主義 vs 自由主義の対立」それ自体が終わったわけじゃない。ただ、ソ連と衛星国である東欧諸国が共産主義を「やめた」から対立がなくなっただけであって、自由主義国家にとって「共産主義が敵である」こと自体はまだ続いてるんですね。だから日本でも保守論壇では相変わらず中国と北朝鮮を敵視したままである。
 当たり前のことで、みなさんとっくに気づいておられるかもしれないけれど、私は根本のところで思い違いをしていたことを認識しました。
483:mespesado : 2018/05/27 (Sun) 13:08:32 host:*.itscom.jp
>>482
 ところで、ベルリンの壁崩壊前って「資本主義陣営 vs 共産主義陣営」の対立だった、と信じられていますが、実はそれって表層的なものにすぎず、本当は違ったのではないか。
 なぜなら、もし「資本主義陣営 vs 共産主義陣営」が対立軸の本質だったとしたら、ベルリンの壁崩壊後は「中国+北朝鮮」vs 「欧米諸国+日本」の間で「冷戦」になっていなければおかしいですが、だれもがベルリンの壁崩壊で「冷戦は終わった」と認識しているし、他方で自由主義に鞍替えしたはずのロシアをアメリカは相変わらず敵視している。
 つまり、欧米人にとっての対立の本質は、その根底に民族的な対立を背景に持つ「アメリカ vs ロシア」の対立であって、「資本主義陣営 vs 共産主義陣営」の対立などというのは、一般民衆をわかりやすく洗脳するための見せかけのプロパガンダだったわけですね。で、その対立の維持を利用したがっていた勢力こそが世界の軍需産業である、と。
 一方の日本の保守層には、欧米以上に共産主義アレルギーがあり、日本ではベルリンの壁以前も以後も、「資本主義陣営 vs 共産主義陣営」の対立が本質であり、これに中国の経済成長で日本が脅かされるという脅威論が組み合わさって、今日の反中意識がある。だから中国のチベット苛めとか、北朝鮮の拉致問題などは批判のための表向きの口実であって、本質じゃない。
 今日の対立の根底にあるものって、こんなところでしょうか。
484:虻農〇 : 2018/05/27 (Sun) 14:12:49 host:*.enabler.ne.jp
確かに日本の保守層にわ 欧米以上に共産主義アレルギーがあると思われるが
多かれ少なかれ 日本の企業にわ「社会主義」が内包しており
共産主義 × 社会主義 〇 という暗黙のシステム
今後も永続的に存続するかわ・・・・・・・・・神の味噌汁ですかね(笑
                                       ・
489:mespesado : 2018/05/27 (Sun) 16:34:37 host:*.itscom.jp
>>484
> 日本の企業にわ「社会主義」が内包しており
> 共産主義 × 社会主義 〇

 をを!確かに。
 ところでいわゆる西側諸国の共通のイデオロギーは「自由主義」で、日本も西欧もそうだと思うんですが、一人米国だけが「自由主義」ではなく「資本主義」をイデオロギーにしているように見える。だから、米国は「資本主義」の対立概念である「社会主義」すらも拒否する傾向が強いですね。サンダース大統領候補が出てきたときは、あ、これで米国も変わるかな、と思ったけど早々とポシャっちゃった。
 一方日本は、もともと「資本主義」の対立概念である「社会主義」を国是としていたから、「オレたちゃ資本主義だ」などと自称していたにもかかわらず、「資本主義」のシンボルである「株」に対して自由化されなくて、企業同士で株の持ち合いやら先進国と比べて低い配当率とか、「どこが資本主義なの」という有様だった。
 ところが高度成長の終焉とともに「新自由主義」の風が吹き荒れ、「資本主義」を国是とするアメリカに引きずられる形で日本も「資本主義」が強化され、その結果「社会主義」度が減少してしまった。その結果、「社民党」が風前の灯火になっちまったり、福祉を削るのはアタリマエ、貧しいのは自己責任だぁの声が高まり、いつの間にか世知辛い世の中になっちまった。
 もう経済のイデオロギーをアメリカに依存するのはやめて、日本独自の価値基準を堂々と前面に出してもいい時期に来たように思います。
490:mespesado : 2018/05/27 (Sun) 16:48:11 host:*.itscom.jp
>>489
 昔の私の発言をご存じない人のために、私自身による「資本主義」「自由主義」「社会主義」「共産主義」の再定義を再掲しておきます:

資本主義:消費者、生産者、資本(=投資のためのオカネ)の中で、資本が一番エライ(=最優先する)とする主義
自由主義:起業や財産形成は自由であるとする主義
社会主義:消費者、生産者、資本(=投資のためのオカネ)の中で、生産者(と生活者)が一番エライ(=最優先する)とする主義
共産主義:起業は国がすべて仕切るので、勝手な起業や財産形成は禁止するとする主義

 ですから、「自由主義」と「共産主義」が対立概念であり、「資本主義」と「社会主義」が対立概念です。ただし、「自由主義」を放任しておくと自動的に「資本主義」になってしまうので、「社会主義」を実現しようと思ったら何らかの「強制力」が必要となるので、その手段として「共産主義」が採用されることが多い、という傾向があります。
491:mespesado : 2018/05/27 (Sun) 17:01:28 host:*.itscom.jp
>>490
 さらに補足です。
 「資本主義」という言葉は違った意味に使われることがあるので注意しておきます。
 産業革命以前の、手工業の時代は、生産はすべて人手によるものでした。この時代は貨幣経済があまり重要でなく、日本の江戸時代を思い起こせばわかるように、米のような農産物が経済の基軸として使われていたので、この時代を産業革命以降と区別する意味で「農本主義」ということがあります。
 これに対して産業革命以降は動力機械の発明による大量生産が可能となり、貨幣経済が飛躍的に発展しました。その肝となるのは「設備投資」です。すなわち生産するには機械の入手という「設備投資」が必要で、売り上げもないのに設備投資でカネが要るので、資本家から「出世払い」の約束でオカネを供出してもらう必要があります。
 このような設備投資とそのために必要なオカネを「資本」と呼んで、「農本主義」の対立概念として「資本主義」という語を使うことがあります。三橋さんなんかは、この言葉づかいで解説をしていますね。
492:虻農〇 : 2018/05/27 (Sun) 17:17:46 host:*.enabler.ne.jp
mespesado殿 下記に激しく同意(ワンダフル

>もう経済のイデオロギーをアメリカに依存するのはやめて、日本独自の価
>値基準を堂々と前面に出してもいい時期に来たように思います。

ほんの一昔前 <日本の常識わ 世界の非常識> と喧伝されましたが
今後の世界わ <日本の常識わ 世界の常識> となるのでわと夢想しております.

そして現時点で憂慮すべきわ「リテラシー」なる言葉の氾濫であります.
「コミュニケーションリテラシー」「メディアリテラシー」「情報リテラシー」etc

つまりわ・・・・・・・リテラシーの行くつく先わ 「沈黙」なのでわないかと.
*   *   *   *   *
《リテラシーの行くつく先わ 「沈黙」》??? 私には「(禅の)公案」のようなもの。しばらく頭の中でころがしてみます。

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