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「奨学金破産の衝撃」 戦争の道に突き進むための貧困化 [現状把握]

昨晩のクローズアップ現代、「奨学金破産の衝撃Ⅱ ~“中退続出”の危機~」を見た。自分の学生時代、自分の子育てを思い出しながら。


私の学生時代は8.000円/月の奨学金(半分だけ返済)と週2回5,000円/月の家庭教師で十分だった。年3回、岡山→山形の旅費も貯金できた。学生寮に6〜7,000円払えば3食保証されていた。奨学金だけで生活する寮生もいた。学費は6,000円ずつ2期に分けて納入した。月にして1,000円。高校時代の納入金額1,890円と記憶するから、ほぼその半分だった。県立と国立のちがいか、と思っていた。学費だけは父に払ってもらった。親にも息子を大学に出すメンツがあった。大学紛争が始まってストライキになって、奨学金もストップした。アルバイトの時間は十分あった。いろいろ経緯があって2年留年した。高度成長下、家の商売も順調になっており、あとの2年は月8,000円〜10,000円仕送りしてもらった。「あとの2年」があったおかげで、大学に行ってよかったとつくづく思える。自分のやりたいように勉強できた2年だった。3日前の『文読む月日』、次の箇所に印をつけておいたところだった。 


《(五) ほんのわずかの努力でたちまち増大した知識などというものは、あまり実りあるものではない。学問も同様に、実を結ばないで、葉だけが繁るという場合がある。
 世間にはよく、実に皮相的な頭脳しか持たないくせに、驚くくらいいろんなことを知っている人がいる。しかしながら実は、自分自身で究めた知識のみが、彼の判断力に痕跡を残し、ほかの状況の場合にもそれに沿って行動することができるのである。(リフテンベルグ)
   ・・・・・
(八)知識は、その目的が外面的利益である場合、必ず誤った知識となってしまう。ただ内面的要求によって生じた知識のみが、自分にとっても隣人にとっても有益である。》
(トルストイ『文読む月日(中)』822日)

 

3人子どもがいるが、4年制大学にはだれも行かなかった。行かせようとも思わなかった。東京の大学に出している人の話を聞いて「すごいことだ」とただただ感心していたものだった。そして昨日のテレビだった。

 

番組の内容を、「スケッチ・ノーティング」という会議などの内容をリアルタイムで可視化する手法を活かしてグラフィックにしたものです。とのコメントで次の図表があった。(クリック拡大)

奨学金破産20160824gurarekoのコピー.jpg


実はこの記事を書くことになったのは、「人生は冥土までの暇潰し」で次の文章に出会って、どこにメモろうかと思ったからだった。

 

窮乏しきった農山漁村の匡救をバネとして、軍部は暴走をはじめた。
そして日本は、驀地に戦争にむけてつき進む。
もはや、いかなる力をもってしても、この勢いを押し止めることなんか、出来はしない。
天皇責任を問う者、すすんでは「あの戦争は防止されるべきであった」と唱える者。
彼らは、このことを、いったいぜんたい、どう考えるのだろう。
事後に賢者になるのは容易である、といわれている。
事後も事後、半世紀もの後世になって、戦争責任論者は昭和初期における農村困窮問題にどう答えるのだろう。
あの戦争は、するべきではなかった。
では、どの時点において。
昭和16年12月の時点か。支那事変か。
さかのぼって満州事変か。
究極にまで戦争の原因をたずぬれば、農村困窮にまでたどりつかざるを得ない。
農村の困窮を救わなくて、戦争へむけての巨大なエネルギーは発散させ得ないのである。
借問す。
あの戦争はなすべきではなかった、と論ずる者よ。昭和の初年において、農村の困窮は、いかに匡救されるべきであったのか、キミにその策ありや。もしなくんば、口を閉ざしたまえ。》
(小室直樹『昭和天皇の悲劇』p.7779)


そしてこの記事の最後にこうある。 


《【追補】 当時と現在

学資を稼ぐため身体を売る女学生、介護疲れによる老親殺し、生活苦による子殺し、正社員の激減とフリーターの急増等々、現代日本の暗い世相は、ある意味で昭和初期を彷彿させるものがある。昭和初期の場合、究極的に戦争の道に突き進み、誰もその流れを止めることかできなかった。》


ただし80年前と今には大きな違いがある。今は、戦争の道に突き進むための貧困化政策なのである。貧困を救う手立てはいくらでもあるのに、「経済第一」を掲げるが故の「格差拡大」「貧困化」、私にはそうしか思えない。安倍政権が根本においてダメな理由である。


【追記 28.9.2】

奨学金で釣れた新鮮な若者2331.jpg

アメリカへのおもてなし ~ 鬼気迫る風刺画です 

http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/217.html
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めい

《戦時の統制経済化に似てきたが、日本のマスコミは緘黙。》
《幸い71年間戦争をしないで済んだか、日本は豊かな技術の先進国でなくなり、雇用も地域も壊れ、格差の国になった。行ける所までおカネを刷ってもたせ、戦争ができる国に戻ったところで、未来に破滅が待っているだけだ。立ち止まって、なぜこんな国になったのか、考えることだ。》

   *   *   *   *   *

メディアも、経済も、戦時化してきたと金子勝
http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/734.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 8 月 26 日 00:01:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU    

メディアも、経済も、戦時化してきたと金子勝
http://79516147.at.webry.info/201608/article_180.html
2016/08/25 22:40 半歩前へⅡ

▼メディアも、経済も、戦時化してきたと金子勝
 政治ばかりか、メディアも、経済も、戦時化してきたと金子勝・慶大教授。私はそこに国民、大衆も加えたい。市民がモノを言わなくなった。ただじっと傍観するだけ。これがコワイ。

 金子先生の直言を読んで、考えてもらいたい。日本は「主権在民」。国民が主役なのだ。あなたが主人なのだ。政治家は私たちの僕なのだ。勘違いしてはならない。一番エライのは、アナタなのだ。黙っていてはいけない。

******************

▼【戦時経済化する日本3】2017年末には、ファナックや京セラ、テルモ、ダイキン工業、TDK、住友不動産、オリンパス、アドバンテスト、三越伊勢丹など55企業も日銀が筆頭株主に。戦時の統制経済化に似てきたが、日本のマスコミは緘黙。

▼本当に怖い世の中になってきた。アベノミクスが目標を達成できないのをメディアが放置する中で、マイナス金利で地銀を次々と合併に追い込み、国債買取で牛耳る。日銀が株式購入で上場企業の筆頭株主になり、武器・原発・リニアなど巨大国家事業で利益配分する。メディアも経済も戦時化してきた。

▼【崩壊前夜】お盆休み前に、日銀の国債購入は10日間で3兆円増えて約390兆円になり。株保有額も530億円、不動産保有も50億増加。株価も都心地価も実勢とかけ離れていく。麻薬中毒がますますひどくなり、アベノミクス破綻は時間の問題に。

▼幸い71年間戦争をしないで済んだか、日本は豊かな技術の先進国でなくなり、雇用も地域も壊れ、格差の国になった。行ける所までおカネを刷ってもたせ、戦争ができる国に戻ったところで、未来に破滅が待っているだけだ。立ち止まって、なぜこんな国になったのか、考えることだ。

▼【無責任体質の根源】首相が靖国神社に玉串料奉納。A級戦犯を合祀する靖国神社に参拝した閣僚は、高市総務相、丸川五輪担当相、萩生田官房副長官。山本農水相は広島に原爆が落とされた6日に参拝。この国は戦争から原発事故まで誰も責任をとらない。

▼SMAP解散はたしかに国民の関心事という意味で大きなニュースだが、新聞は一面、NHKニュースも大々的で紅白歌合戦まで続けるつもりかも。他方で、マイナス金利の異常さと行き詰まりも、小池都知事の政治金疑惑も極右体質も一切報道せず。メディアを見てると、本質がどんどん分からなくなる。

▼【戦時体制化する日本3】アベ内閣の閣僚を操る日本会議とは何か。この問題に切り込んだ新書が出た。青木理「日本会議の正体」(平凡社新書)で、少なくともその輪郭が分かる。ど真ん中にいる稲田朋美の防衛大臣就任がいかに恐ろしいことか知るべし。

▼【戦時体制化する日本2】英ガーディアン紙は「冷酷な独裁者だけが天皇陛下の生前退位を阻止しようとする」との記事を出したのは、日本会議に集結する極右勢力が政権を支配する様が海外では異常に見えるからだ。だが、日本のメディアは問題にしない。

▼【戦時体制化する日本】極右団体の「日本会議国会議員懇談会」に所属する閣僚は、安倍首相本人も含めると75%(15人)。前内閣の12人から3人増加。その「日本会議」副会長の小堀桂一郎氏や理事の百地章氏は天皇の生前退位にも反対する。

▼甘利明・元経済再生相(66)らの現金授受問題で、検察審査会が「不起訴不当」と議決した元秘書2人について、東京地検特捜部は16日、再び不起訴処分(嫌疑不十分)とし、発表した。審査会の議決が強制起訴につながる「起訴相当」ではなかったため、2度目の審査は行われず、これで2人の不起訴が確定した。甘利氏についても不起訴が確定しており、一連の捜査は終結する。
 
▼審査会は、元秘書2人が2013~15年にあっせん行為の報酬として、都市再生機構(UR)と補償交渉をしていた建設業者から計約1300万円を受け取ったとして、あっせん利得処罰法違反容疑での再捜査を求めていた。

▼【仮病の疑い】不潔なアベ内閣でも最もひどいのは甘利疑惑だ。大臣室で現金を受け取り辞任を表明した1月下旬の記者会見では「さらに調査を進める」などと述べたが、「睡眠障害」を理由に国会から逃げたのだから、病気が治ったら証人喚問すべきです。

▼検察審査会が「不起訴不当」と議決した甘利氏の元秘書2人も、東京地検特捜部は再び不起訴処分と発表した。では甘利氏側が受け取った1300万円は一体何だったのか。大臣室で50万円現金授受でもOK。権力には徹底的に甘く、一般人には厳罰主義。

by めい (2016-08-26 04:24) 

めい

《年金の損失・5兆円はまさに氷山の一角、この10年で500兆円奪われていると知れ!》
働けど働けど暮らしがさっぱり楽にならない「貧困化」の究極の原因です。

   *   *   *   *   *

新ベンチャー革命2016年8月27日 No.1470

タイトル:われらの虎の子・年金基金の5兆円損失は氷山の一角:この10年で500兆円ものわれらの国富が対外移転されて戻ってくる見込みはないと知れ!
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/36166179.html

1.われらの虎の子・年金基金が予定通り合法的に外資に移転されている

 われらの虎の子・年金基金はまたも大赤字を出しています、3か月で5兆円もの損失です(注1)。現在8%の消費税を10%に増税することができないほど、日本国民の消費が冷え込んでいますが、その陰に隠れて、日本政府・GPIFは予定通り年金基金をがっぽり外資に奪われています。この日本国民の国富の合法的奪取は今後も続くはずです。

 本ブログの見方では、年金を外資に奪われるのは、日本政府・GPIFの確信犯的国家犯罪と観ています(注2)。

 安倍自民も日本政府・GPIFも外資にわれら国民の年金基金を嬉々として奪わせているわけで、これによって、安倍自民も関係官僚もおのれの地位と権力を維持させていただいているのです。まさに日本の国富が外資に乗っ取られていることを意味します。

 さて、本ブログは米国戦争屋のウォッチをメインテーマとしていますが、彼らにとって、呉越同舟の仲間が欧米銀行屋と本ブログでは観ています。欧米銀行屋の外資は、欧州寡頭勢力系と米戦争屋系がありますが、金融利権に関しては、欧州寡頭勢力が優勢と観ています、そして彼らは米中央銀行FRBを牛耳っています。

 今回の年金損失は日本に参入している欧米銀行屋系と米戦争屋系の外資によって合法的に奪われた結果であると本ブログでは観ています。そして、年金基金を株投資すれば、外資のカモにされることを分かった上で、日本政府・GPIFは株投資をやっているのです。

 アベノミクスというのは、われらの年金基金を外資に合法的に奪わせるためのカムフラージュ(国民だまし)です。初めから、われらの国富を外資に奪われるとわかってやっていることです。その意味で、日本政府・GPIFの官僚連中は究極の売国奴以外の何者でもありません。

なお、上記、日本を乗っ取っている米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンまたは悪徳ヘキサゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。

2.年金の損失・5兆円はまさに氷山の一角、この10年で500兆円奪われていると知れ!

 ネットでは、GPIFが5兆円の損失を出したと大騒ぎしていますが、これは、もっと大きな国富奪取の事実を日本国民に気付かせないための目くらましです。

 本ブログによる財務省統計の分析結果では、この10年で、日本の国富が500兆円規模で対外移転されています(注3)。

 その大半は、米国に移転されていますが、米政府はそれを日本に返済する気は全くないので、事実上、奪われたに等しいのです。

 日本の景気がまったく好転しない根本原因、それは、われらの国富が知らぬ間に、対米移転されているからです。

 われら日本国民がしっかり認識すべきは、米国連邦政府の財政を支えているのは日本国民だということです。

 ほんとうは米国連邦政府財政はとっくに破綻しているのです。

 米戦争屋が執拗に、日本を乗っ取っているのは、日本が米財政を維持させられているからです。安倍自民は米戦争屋の傀儡として、われらの国富を米国に献上し続けているのです。

3.日本を乗っ取っている米国戦争屋は日本の国富がすべて、対米移転されるまで、日本を属国支配する

 日本を乗っ取っている米国戦争屋は、安倍自民の背中に短刀を突きつけて、脅すことによって、日本国民の資産を米国に献上させ続けているのです。

 もし、安倍自民が拒否したら、たちまち、安倍氏は首相の座を引き摺り降ろされます。

 さらに、下手すれば、第二の3.11事件を引き起こされてしまいます。

 ネットでは、われらの年金基金で大損失を出したGPIFを非難する人が多いのですが、GPIFの幹部は外資に合法的に年金を奪われるとわかって株投資をやらされているに過ぎません。

 それがわかっているからこそ、GPIFの理事長人事が迷走するのでしょう(注4)。良心的な人ほど、このポスト就任を固辞するのではないでしょうか、また、この人事には当然、欧米銀行屋の干渉があるでしょう。

 いずれにしても、われら国民は、GPIFの損失問題だけでなく、この10年で500兆円もの国富が対外移転されている事実にも気付くべきです。

注1:ライブドア・ニュース“GPIF、4─6月期の運用損5.2兆円 2期連続の赤字”2016年8月26日
http://news.livedoor.com/article/detail/11937386/

注2:本ブログNo.1397『アベノミクスと称して、われらの虎の子・年金積立金を勝手に株投資して40兆円もの損失を出したのは、まさに国民の資産を外資に合法移転する国家犯罪に等しい!』2016年6月2日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35957600.html

注3:本ブログNo.1233『この10年で500兆円もの国富の対外移転が行われている事実もTPPの恐ろしい正体もマスコミは全く報道しない:みんなマスコミに頼らず、ネットから情報を取って日本の悲惨な現実に気付け!』2015年10月13日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35341968.html

注4:日経新聞“GPIF次期理事長、農中出身の高橋氏で決着 迷走1年”2016年3月22日
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC22H0D_S6A320C1EE8000/

by めい (2016-08-28 05:47) 

めい

《高校に行くにも授業料を借金するなんてもう滅茶苦茶です。
なんだかんだ言っても国の将来は子供、青年が担う以外にないわけです。
その子供たちに教育を施さないと平然と言い放つ政府が日本に誕生したのです。》

   *   *   *   *   *

643:ままりん : 2016/08/31 (Wed) 11:44:08 host:*.enabler.ne.jp
紋様、快復、おめでとうございます。゚+.(*`・∀・´*)゚+.゚。

このところ、ある女子高生の貧困がNHK(最近、正気を取り戻してきたのか?)で放送され、キーボードやランチに焦点があてられネットが炎上してますが、全然違う。最も着目すべきは数百万かかる高等教育を受けることが不可能だという点。
炎上部員?の先導が功を奏し、相対貧困と絶対貧困が混同されて、日本人が本来享受できているはずの生活がなぜ不可能になっているのか、
問題の本質が覆い隠されています。

日本は諸外国に合計で何百兆円と確認しようもない支援を行ったり、年金を数十兆円株で摩ってるなどなど、でたらめし放題。問題はキーボードとかランチなんかじゃなく、日本はそんなお金があるなら、基本給や時給が上がる制度施すとか、税金を安くするとか、進学したい人に奨学金を支給(海外は返済不要多し)等、日本人のためにあるべき姿でお金使えという点。

片山さつきも、さりげなく抜け目なく『ご本人がツイッターで掲示なさったランチは一食千円以上。かなり大人的なオシャレなお店で普通の高校生のお弁当的な昼食とは全く違うので、これだけの注目となったのでしょうね。』とか、『拝見した限り自宅の暮らし向きはつましい御様子ではありましたが、チケットやグッズ、ランチ節約すれば中古のパソコンは十分買えるでしょうからあれっと思い方も当然いらっしゃるでしょう。』とか、
https://twitter.com/katayama_s/status/766895331401347072
https://twitter.com/katayama_s/status/766986221893541888

貧困の打ち消し活動に一役買ってごぐろうさんなごってす。女性、若者と子どもたちの、心からの侮蔑と蔑みがこのおばばへ届きますように~(▼皿▼)Ψ。

644:木枯し紋次郎 : 2016/08/31 (Wed) 12:37:35 host:*.ncv.ne.jp
>>643 ママリン様
昼時にこんなことを言うのは憚られますが、肛門から、死にかけた人の匂いが出ています。あの独特の便臭が自分でもはっきりわかります。

高等教育に多額の費用が掛かる問題
国家が自分の基盤を掘り崩しているようなもんです。
国公立大学の授業料をまた値上げする方針と聞いて呆れています。
飯山先生に中国での国公立大学の授業料をお聞きになれば驚きます。

高校に行くにも授業料を借金するなんてもう滅茶苦茶です。
なんだかんだ言っても国の将来は子供、青年が担う以外にないわけです。
その子供たちに教育を施さないと平然と言い放つ政府が日本に誕生したのです。

子弟の教育に時間とカネをかける教育熱心が東アジアの伝統なんですが
その伝統をかなぐり捨てるわけです。
行く末は見えてます。

では、大学なんざ高等教育を施す場所だから
①単位切り売り
②オープンコースウェアで試験を受けて合格したら単位を認める
③単位が満了したら卒業
と割り切れるかというとそうでもありません。

大学で教えることは芸術、体育などを別とすると全て言葉で伝えることが出来るモノばかりです。
「分かっているなら言葉でいえるだろう」という世界です。

ならばどうして小中の段階で自ら知識を獲得する技術を教えて後は本人任せと割り切れないのか
不思議です。
ネットの世界には膨大な知識が言葉となって溢れているのですよ。


by めい (2016-09-01 02:34) 

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