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青木理『日本会議の正体』を読んで [政治]

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product rating stars以前青木氏の『トラオ』に五つ星をつけたことがあり、こんどは『日本会議の研究』の後塵を拝しつつどこまで踏み込んでいるか期待して手に取ったが、二匹目のドジョウ狙いの域を出てはいない。しかも、著者の「宗教性」「政教分離(⇔祭政一致)」についての理解が通念的であるためか表面をなぞるだけの記述になり、読んでいてさっぱり心が動かない。日本会議についての一般的知識を得るためならそれなりに読む価値があるかもしれないが。ただ、安倍総理に自ら育てた信念というほどのものはなくて「子犬(安倍)が狼の子(日本会議)と群れているうち、ああなってしまった」はきっとその通り。しかしその結果として国民(くにたみ)が「戦争のできる国」につき合わされるとしたら、そこで果しつつある日本会議の罪の深さ。日本会議を担う方々の善意を知るだけにつらい。そこに至らねばならぬ背景、構造を探ってほしかったというのはないものねだりか。国際的視野からの解明が俟たれる。

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めい

《日本会議研究が盛んだが、ただの米国会議で、創価が日蓮宗を騙って米国への利益誘導に協力しているのと同じで、大した思想などないのである。》!
こう言ってはミもフタもなくなってしまうけれども、大事な視点です。この自覚のないのが「善意」のゆえんです。「そこに至らねばならぬ背景、構造を探」ることが切に求められるのす。

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日本会議の小池だけを批判しない上杉は不自然である、公明の小池応援も変である、増田小池上杉はユニットである。
http://www.asyura2.com/16/cult16/msg/440.html
投稿者 ポスト米英時代 日時 2016 年 7 月 17 日 13:24:55: /puxjEq49qRk6 g3yDWINnlcSJcI6ekeM
   
増田は当て馬で、日本会議の小池を浮上させて野党統一候補に勝つという電通あたりの脚本である。 
従って、上杉の国政とは違うという詭弁を論破し、小池別動隊であることをはっきりさせることが大事である。
また、日本会議研究が盛んだが、ただの米国会議で、創価が日蓮宗を騙って米国への利益誘導に協力しているのと同じで、大した思想などないのである。
これはアルカイダやイスラム国も同じで、要は米国の下請け組織で、主張などないのである。
そして、それが故に、勝つ為ならどんなに下らぬこともやる訳で、増田も上杉も処遇が用意された上で、ビエロを演じているということである。  
by めい (2016-07-18 05:59) 

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