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mespesadoさんによる経済談義(141)「精神の自立」で自殺から救う [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

ついつい頭の先っちょの議論になりがちなところを、mespesadoさんは見事に真っ当な議論へと展開させてくれています。

突然襲いかかられる避けがたい災難も切実ですが、「自殺」は避ければ避けることができたはずだっただけに、さらに切実です。どうやって自殺から救うか。mesさんの答えは「精神の自立」。結局はそこにゆく、納得です。その意味するところは人それぞれ、様々でしょうが。

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共通テーマ:日記・雑感

mespesadoさんによる経済談義(140)超重要な議論です! [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

《税金は単なる貨幣の回収に過ぎない” と、理解できるようになりたい》という「この世は焼肉定食」さんの切実な問いに対するmespesadoさんの答え。身体で理解(身につける)しておかねばならない超重要な議論です。

家計・企業会計(ミクロ)では、「収入が増える」は「オカネが増える」ですが、国の会計(マクロ)の「収入が増える」ことは「(流通する)オカネが減る」ことです。「税収」が増えると、それだけ市中から貨幣が政府によって回収されてしまうため、市中に流通している貨幣はミクロの場合とは逆に「減少」してしまいます。一方、「政府支出」が増えると、その分だけ政府から公共事業への支払額として市中に貨幣が供給されますから、これまたミクロの場合とは逆に市中の貨幣は「増加」します。》

国の会計(マクロ)では、オカネが増えすぎることでの過度なインフレを心配しなければなりませんが、日本の場合はその心配は要りません。日本のようにモノやサービスの供給力が限りなく沢山ある場合は、オカネが増えた分だけ買いたい量も増えますが、それに応じて生産量を増やすことが可能なので、実際に生産を増やせて、しかもそれがちゃんと売れるので、売る方も儲かるので、みんなハッピーになります。》

それなのに、そうしないで、増税によって国民の使えるオカネを減らそうという。どんどんオカネをつぎ込むべき災害時も相変わらずの「緊縮脳」でオカネはなかなか出回らない。家計・企業会計と国の会計とでは違うんだよ!ということが呑み込めなくなってしまっている日本人。個人原理の民主主義が、「国」を見誤らせている、ということのように思います。そもそも、オカネを集めてクニをつくったんじゃあない、はずです。

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