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mespesadoさんによる経済談義(139)資本主義の根本エートス [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

《資本主義の強烈な支持者は、その手に入れたい希少価値のモノが「お金」なのだ。つまり、逆に言うと、「お金というものは、希少価値で無ければならない。」だから、お金というものが「いくらでも刷って増やせるもの」であっては困る》

なぜMMTの主張が広がりにくいのか。その根本は、「資本主義の根本エートスと相容れないから」との指摘です。「何のためのオカネか、考えてみよう」というmespesado理論出発点の再確認に思えて、以下を発掘しました。→mespesadoさんによる1億人のための経済講座〈Ⅱ〉(番外編2) mespesadoさんの思考の原点

そもそも日本には、世界一(農業も工業も)の品質の製品が、国民全員に行き渡って余りあるほど溢れているというのに、何で景気が悪くて手に入らないで不満足な消費しかできない人がいるのか、ということが不思議で仕方がありませんでした。/その原因を一言で言えば「貧富の差」なわけですが、「貧富」とは何を比較して言っているのかというと、持っている「オカネ」の量の差に他なりません。/そこで考えたのが、それじゃあ、経済活動からこの「オカネ」を消去して眺めてみたら?というアイデアでした。》http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16340424/301/

埼玉知事選のN国党立花氏、当初の目論見通りには行ってないようで、時代は「資本主義的エートスからの解放」という、もひとつ先に進んでいるのだと思います。「反緊縮」も、力まずに、正面突破とは別の方向から考えると案外展望が開けてくるのかもしれません。

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