SSブログ

mespesadoさんによる経済談義(125)「反緊縮」の空気醸成のために [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

《一見常識に反することの方が正しい」話はなかなか浸透しない》先ずは、気づいた人が深く納得することです。

*   *   *   *   *

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

mespesadoさんによる経済談義(124)小泉進次郎氏の話術 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

《進次郎氏の間合いの取り方とか、いかにも情緒に訴えるような話術というのは決してバカにできないものがあります。これ、マスコミや電通が最も得意とする視聴者への刷り込み方法と何か共通するものを感じます。》

*   *   *   *   *

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

mespesadoさんによる経済談義(123)小泉郵政改革は誰のために為されたか [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

小泉郵政改革が誰のために為されたものか》について、mespesadoさんの視点から解明されます。

稲村公望さん(元日本郵便副会長)講演会「あの民営化から12年―郵政民営化の真実」が議論のきっかけです。《「民営化反対の立場になるきっかけは?」との質問に稲村さんは、「一つは郵便の国際会議で民営化推進の説得工作を行なう専従者を知ったからです」と回答。さらに、「日本の郵便事業は明治初めの1871年に前島密(当時の民部省・大蔵省官僚)が米国・西欧列強から日本の利益を守るために篤志家と協力して創設しました。『郵』は『辺地』の意味。4年後に『郵便貯金』、1916年に『簡易保険』が生まれました。この世界最大規模の国民資産を当時の小泉政権は『官から民へ』の題目で有効に使おうとしましたが、これは資産を外国へ投機的に持ち出し、利益を海外移転させる目論見だと私は思ったからです」》《民営化前は約370兆円あった郵貯マネーは今や「毎月1兆円ずつ米国債に消える」との噂もささやかれる。その「被害者」の多くは2005年総選挙で小泉純一郎首相率いる自民党に投票したと思われる。地に墜ちた感の郵便局への信頼を取り戻すにはすべてを白日のもとにさらすしかない。》

mespesadoさんは「民営化」の是非から説き起こします。稲村さんは講演で、「民営化賛成。税金を投じる郵便事業は廃止しヤマト運輸などの民間業者に任せるべきでは」との質問に対し「郵便事業は郵便貯金・簡易保険で補填し、税金は1円も投下していません。民間会社は離島など配達できない地域がある。全国一律料金で郵便を届けるユニバーサル・サービスが他にあるというのか」と答えています。《他の国の例を見るとネパールでは1週間かけてでも、旧ユーゴでは内戦下でも配達する》、「国営事業」だからこそできるサービスです。mesさんは《ちょっと前までは国営事業は殿様商売だからダメとか言われていたけど、本質はそこじゃないような気がする。いかにすればイノベーションが推進出来てサービス内容が進化するのか?個々の企業の一時的な利害衝突とかに影響されずに「収益第一」じゃない方がいい面もあるかもしれない》と言います。

そこから議論は、日本の生命保険業界は「株式会社」以外に「相互会社」があることに及びます。保険業界に身を置くmespesadoさんならではの議論です。「郵政民営化」に際しても、本来「相互会社」化の道も検討されるべきだったのに、その形跡が全くなかったことから小泉郵政改革が誰のために為されたものか、明らか》なわけです。稲村さんが「郵政民営化」のいかがわしさを嗅ぎ取ったのは、国際会議における民営化推進の説得工作を行なう専従者》の存在でした。その手に絡め取られていたのが小泉純一郎という存在だったのです。

*   *   *   *   *

続きを読む


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。