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発見!「宮内よもやま歴史絵巻」書評 [宮内よもやま歴史絵巻]

「宮内よもやま歴史絵巻」誕生の経緯からよく知っておられる成澤社長が、適切な書評を書いていてくれたのを今見つけました。9月23日開催の「東京南陽会」のお土産品に採用していただくことになり、まもなく300冊出荷です。

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永次が浅野総一郎から学んだこと [吉野石膏]

後藤新平と五人の実業家Scan 20.jpg『後藤新平と五人の実業家』(後藤新平研究会 藤原書店 2019.7)が届いた。渋沢栄一(1840-1931 埼玉)、益田孝(1848-1938 新潟)、安田善次郎(1838-1921 富山)、大倉喜八郎(1837-1928 新潟)、浅野総一郎(1848-1930 富山)五人の有力実業家と後藤新平(1857-1929 岩手)との関わりが取り上げられている。

須藤永次(1884-1964)が東京磐城炭鉱株式会社浅野総一郎の代理人の訪問を受けたのは大正初期、30歳前後のことだった。永次は宮内周辺製糸業界の燃料を薪から石炭に替える役割を担うことになる。須藤永次飛躍の第一歩となった。須藤永次商店広告Scan 13.jpg大正8年の須藤永次商店の広告には、福島出張所、山形支店の記載もある。『須藤永次翁伝』に《石炭で浅野総一郎翁に目をかけられ、かわいがられたことは終生忘れ得ないことであった。翁は再度にわたって永次の家を訪れ「かせぐに追いつく貧乏なし忍耐」と揮毫して若い永次の人生訓として与えたのであった。》とある。浅野との出会いによって、永次はそれまでの田舎商売から脱却する。目は世界に開かれる。

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