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長白山行(9)白頭山天池⑦ 鎮斎の神璽について [神道天行居]

駐御大神璽DSC_1907.jpg

(前列左から2番目は牛島貞雄師団長。師団挙げての一大神事であった)

最初に、白頭山天池に鎮斎の神様についてかねてからの疑問。《神儀は第一殿と第二殿とから出来て居り、第二殿は御主神天照大御神を始め奉り皇典に明記してある文武の大神十幾柱の神々が斎き奉ってある。然るに第一殿は豊受姫神一柱が斎き奉ってあるのである。》(『古道神髄」) 一方、白頭山天池遥拝詞には《掛巻くも畏き白頭山天地に斎い奉る豊岡姫大神をはじめ・・・》とある。豊岡姫大神と豊受姫大神とは同神である。ここでなぜ「豊岡姫」なのだろうか。ちなみに天行居には「十種神宝(とくさのかんだから)」という日本古来の秘伝が伝わるが、その伝法名が「豊岡姫魂振伝(たまふりのつたへ)」。「豊岡姫」という神名は「陸奥国風土記」の逸文に「白川郡飯豐山此山者豐岡姫命之忌庭(ゆにわ)也」とあるという。(白川郡飯豊山とは福島県白河市と思われる。)なぜ「豊岡姫」なのかずっと気になってきたが、この疑問は疑問として、天行居にとって豊岡姫大神(豊受姫大神)とはどういう神様なのかを確認しておきたい。原典ともいうべき書簡がある。

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