mespesadoさんによる経済談義(111)【池戸万作シリーズ⑪】 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]
《今の日本の大学進学は、明治維新の頃のような「富国強兵」のために国家が国民にお願いして学問をして国家の学問的レベルを引き上げるための大学進学ではなくなってしまい、単に大学に進学する人個人のキャリア形成のためでしかない、と皆が思っている》
mespesadoさん、以前こうも言っておられました。
《日本では、教育と言うのが「学問をしたいという人の希望を叶えてあげる」という文脈で語られることはほとんど無く、「高等教育は自分の学歴を高めて就職に有利にして高額所得者になるための単なる道具」という意識の人が大半だから、「自分の子供の生活が裕福になるための教育なんだから、そんな個人の都合のための教育の費用は親が持って当然」ていう考え方になる。》https://oshosina.blog.so-net.ne.jp/2018-05-05-1
今の日本の教育の根本問題は、行き着くところ、要するに「ここ↑」なのです。
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わかりやすいmespesadoさんの話(4)二種類の「価格低下」 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]
130:mespesado:2019/08/11 (Sun) 12:16:39
□□ 「価格低下」は善か、悪か? □□
「価格低下」と言っても2種類ある。
① 技術が進歩して安くできるようになったことによる価格低下
② 消費者が金が無いから売れる価格に下げるための経費切詰めによるもの
□□ 「価格低下」は善か、悪か? □□
「価格低下」と言っても2種類ある。
① 技術が進歩して安くできるようになったことによる価格低下
② 消費者が金が無いから売れる価格に下げるための経費切詰めによるもの