N国党登場によって何が見えるか [現状把握]
参院選の政見放送でなんとも新鮮に感じたN国党。案の定の議席獲得。れいわ新選組とともに大きな時代の変化を感じさせてくれました。そのN国党をめぐるmesさんと堺のおっさんの議論から、これからの日本を考える上で超重要なテーマが二つ浮かび上がっています。
①NHK批判から官僚批判へ
官僚批判はさらに教育批判につながります。→「公務員が、日本を滅ぼす!!」http://grnba.bbs.fc2.com/reply/13353074/471/《国家の事より金銭豊かな自分の人生の追及・・・ただそれだけでしよう。後の世の事など関係ねぇ・・・こんな私に誰がした。 根本的に教育でしょうねぇ。》
②地方債の国債化(地方債を日銀に買ってもらう)!
③さらにもうひとつ加えて、堺のおっさんによる「ポリス・ジョンソン登場の意味」も超重要です。《世界覇権を取った国家が世界を動かすという時代は終わりつつある》のです。
* * * * *
39:mespesado:2019/07/25 (Thu) 07:31:01
N国党「民意の一つ」=「日曜討論」出演可否は「編集権」-NHK放送総局長
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072401053&g=eco
> NHKの木田幸紀放送総局長は24日の定例会見で、参院選で「NH
> Kから国民を守る党」が1議席を得たことについて「選挙によって示さ
> れた民意のうちの一つ」との考えを示した。
> NHK、テレビ離れに対応=ネット受信料、今後の課題に
>
> 同党は政党要件も満たしたが、「日曜討論」などへの出演については
> 「選挙結果や国政への参加の状況などを踏まえ、報道機関としての自主
> 的な編集権に基づき決めていく」と説明し、招請しない可能性に含みを
> 残した。
> 同党はNHK放送のスクランブル化を主張している。同総局長は「受
> 信料制度や受信料の公平負担に誤った理解を広めるような行為や言動に
> 対しては、きちんと対応していく。法に照らして明らかな違法行為は放
> 置することなく、厳しく対処していきたい」と語った。
これに対するコメント↓
no nameID: 448a7dN
> 国党の主張を国民投票すれば、N国党に入れます。
no nameID: 9c776b
> 公正公平な報道が出来ていない時点で違法行為だろ
> 厳しく対処する気などないくせに言葉だけはご立派
> 爆弾発言されたくなくて出さないと言えばそれで済む話
no nameID: ae3ad7
> 通報受益者負担の原則でスクランブルかければいいだけ。誰もがそう思
> っているのに実現しない理由は明白。どう考えてもNHKに非がある。
ちゃんとしてよNHK ID: 1345d2
> 「自主的な編集権に基づき決めていく?」これって、「臭いものには蓋
> をします」っていてるような気がするんだけど、公共放送がこんなこと
> やっていいの?
かつて日本ではマスコミは世の中の出来事を伝える中立透明な存在だと思われていて、今でも高齢者や主婦層(いわゆるB層)にとってはそうかもしれないが、だんだん彼らの化けの皮がはがれてきて、ついに今回の参院選では国会にそのマスコミの一角であるNHKを批判するだけの勢力が政党要件を満たすまでに至った。
マスコミといえば、NHK以外はすべて純粋な私営企業であり、NHKは国営ではないが、公営というタテマエで始まり、今ではその立ち位置が曖昧になっている。
国民主権であるはずの民主国家でマスコミが実質的な主権を握っているのはいずこの国でも同じだが、まず米国で大統領がツイッターで直接的にマスコミを敵だと宣言したのには驚いたが、日本でも違った形でマスコミを敵視する動きが出てきたのは実に面白い。
NHK以外のマスコミは建前上も営利事業だから、その経営方針を「正式に」批判するのは資本主義の建付けから考えて無理筋かもしれない。だから今まで散々朝日新聞は批判されてきたけれど、そのほとんどは揶揄や風刺でしかなかった。しかしNHKは、タテマエが公共放送なので、そこは「正式に」「堂々と」批判の対象となりうるわけである。そういうわけで、今回の国会でのNHK批判を目的とする政党の成立は実に大きな一里塚である。
しかも具体的な批判として「スクランブル放送」を取り上げる、というのも実にスジがいい。なぜなら、NHKにとってスクランブル放送を受け入れられない本当の理由は、そんなことをすると「そこまでしてNHKを見たいと思う国民は実際は少ない」ことをNHK自身がわかっているがゆえに、もしスクランブル放送にしてしまったら収入が激減し、職員の今の待遇が維持できないことがわかりきっていて、それだけはどうしても譲れない、ということだからだ。でもそれはタテマエの世界としては口が裂けても言えないw
だから、批判する側は、どうどうと正論でスクランブル放送の正当性を主張すればよいからだ。この点、天下り先の確保が頭にある総務省もNHKと同じ穴のムジナだから、NHK批判と同時に総務省批判(=官僚批判)にもなるわけだ。実に面白い流れになってきた。
それを考えると、日本にNHKという「純粋な営利事業でない公営というタテマエの放送局」が存在したのは、この問題に対する突破口が作れたという意味で、実に僥倖であった、というほかない。
40:堺のおっさん:2019/07/25 (Thu) 08:54:11
N国の立花氏は堺市の出身だ。
その縁で、直前の統一地方選で東京の葛飾区議に当選していたが
それをなげうって堺市長選に参戦してきた。
ズバリ、目的は関西でもN国の知名度を上げたいから…と。
正直というか、面白いというか。
選挙費用は、ネットの活動が中心なのでほとんどかからない。
ドンドン立候補するが供託金はほとんど没収されたことがない。
気づけば国政政党にまで成長。関東では地方議員は結構多い。
維新よりも集票力がある。(と少し馬鹿にしていた)
堺市長選挙で維新、反維新、N国の3名が立候補し、
かなり維新よりの青年会議所主催の候補者討論会が開かれた。
この中で、財政出動を主張したのはN国の立花氏だけ。
世の中暗い。打ち破るにはドンドンお金をばらまけと。
ただ、その中身はインフラとなっているスマホの購入半額補助と
高齢化の中で、自転車の町堺らしく、電動自転車購入補助というものであった。
地方ではこんなものか…。
その後、地方債を日銀が買い取るという事実上の国債化案が当スレで議論された。
そんなわけで、私はN国を反緊縮派であると認識するに至っている。
人を食った話しぶりも異色。NHK元職員という高収入を捨てて告発も異色。
今後、政界のジョーカーとなっていくこと間違いなし。
立花氏自身も、それを目指しているように見える。
国債=借金=悪、と言う刷り込みと
マスコミ=中立(不偏・不党)=正しいという刷り込み。
この2大悪常識をドンドンぶち壊していってもらいたい。
れいわ新選組と共に悪常識破壊に集中してもらいたい。
日本をまかせるには、どちらも、かなり足りませんが。
N国党「民意の一つ」=「日曜討論」出演可否は「編集権」-NHK放送総局長
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072401053&g=eco
> NHKの木田幸紀放送総局長は24日の定例会見で、参院選で「NH
> Kから国民を守る党」が1議席を得たことについて「選挙によって示さ
> れた民意のうちの一つ」との考えを示した。
> NHK、テレビ離れに対応=ネット受信料、今後の課題に
>
> 同党は政党要件も満たしたが、「日曜討論」などへの出演については
> 「選挙結果や国政への参加の状況などを踏まえ、報道機関としての自主
> 的な編集権に基づき決めていく」と説明し、招請しない可能性に含みを
> 残した。
> 同党はNHK放送のスクランブル化を主張している。同総局長は「受
> 信料制度や受信料の公平負担に誤った理解を広めるような行為や言動に
> 対しては、きちんと対応していく。法に照らして明らかな違法行為は放
> 置することなく、厳しく対処していきたい」と語った。
これに対するコメント↓
no nameID: 448a7dN
> 国党の主張を国民投票すれば、N国党に入れます。
no nameID: 9c776b
> 公正公平な報道が出来ていない時点で違法行為だろ
> 厳しく対処する気などないくせに言葉だけはご立派
> 爆弾発言されたくなくて出さないと言えばそれで済む話
no nameID: ae3ad7
> 通報受益者負担の原則でスクランブルかければいいだけ。誰もがそう思
> っているのに実現しない理由は明白。どう考えてもNHKに非がある。
ちゃんとしてよNHK ID: 1345d2
> 「自主的な編集権に基づき決めていく?」これって、「臭いものには蓋
> をします」っていてるような気がするんだけど、公共放送がこんなこと
> やっていいの?
かつて日本ではマスコミは世の中の出来事を伝える中立透明な存在だと思われていて、今でも高齢者や主婦層(いわゆるB層)にとってはそうかもしれないが、だんだん彼らの化けの皮がはがれてきて、ついに今回の参院選では国会にそのマスコミの一角であるNHKを批判するだけの勢力が政党要件を満たすまでに至った。
マスコミといえば、NHK以外はすべて純粋な私営企業であり、NHKは国営ではないが、公営というタテマエで始まり、今ではその立ち位置が曖昧になっている。
国民主権であるはずの民主国家でマスコミが実質的な主権を握っているのはいずこの国でも同じだが、まず米国で大統領がツイッターで直接的にマスコミを敵だと宣言したのには驚いたが、日本でも違った形でマスコミを敵視する動きが出てきたのは実に面白い。
NHK以外のマスコミは建前上も営利事業だから、その経営方針を「正式に」批判するのは資本主義の建付けから考えて無理筋かもしれない。だから今まで散々朝日新聞は批判されてきたけれど、そのほとんどは揶揄や風刺でしかなかった。しかしNHKは、タテマエが公共放送なので、そこは「正式に」「堂々と」批判の対象となりうるわけである。そういうわけで、今回の国会でのNHK批判を目的とする政党の成立は実に大きな一里塚である。
しかも具体的な批判として「スクランブル放送」を取り上げる、というのも実にスジがいい。なぜなら、NHKにとってスクランブル放送を受け入れられない本当の理由は、そんなことをすると「そこまでしてNHKを見たいと思う国民は実際は少ない」ことをNHK自身がわかっているがゆえに、もしスクランブル放送にしてしまったら収入が激減し、職員の今の待遇が維持できないことがわかりきっていて、それだけはどうしても譲れない、ということだからだ。でもそれはタテマエの世界としては口が裂けても言えないw
だから、批判する側は、どうどうと正論でスクランブル放送の正当性を主張すればよいからだ。この点、天下り先の確保が頭にある総務省もNHKと同じ穴のムジナだから、NHK批判と同時に総務省批判(=官僚批判)にもなるわけだ。実に面白い流れになってきた。
それを考えると、日本にNHKという「純粋な営利事業でない公営というタテマエの放送局」が存在したのは、この問題に対する突破口が作れたという意味で、実に僥倖であった、というほかない。
40:堺のおっさん:2019/07/25 (Thu) 08:54:11
N国の立花氏は堺市の出身だ。
その縁で、直前の統一地方選で東京の葛飾区議に当選していたが
それをなげうって堺市長選に参戦してきた。
ズバリ、目的は関西でもN国の知名度を上げたいから…と。
正直というか、面白いというか。
選挙費用は、ネットの活動が中心なのでほとんどかからない。
ドンドン立候補するが供託金はほとんど没収されたことがない。
気づけば国政政党にまで成長。関東では地方議員は結構多い。
維新よりも集票力がある。(と少し馬鹿にしていた)
堺市長選挙で維新、反維新、N国の3名が立候補し、
かなり維新よりの青年会議所主催の候補者討論会が開かれた。
この中で、財政出動を主張したのはN国の立花氏だけ。
世の中暗い。打ち破るにはドンドンお金をばらまけと。
ただ、その中身はインフラとなっているスマホの購入半額補助と
高齢化の中で、自転車の町堺らしく、電動自転車購入補助というものであった。
地方ではこんなものか…。
その後、地方債を日銀が買い取るという事実上の国債化案が当スレで議論された。
そんなわけで、私はN国を反緊縮派であると認識するに至っている。
人を食った話しぶりも異色。NHK元職員という高収入を捨てて告発も異色。
今後、政界のジョーカーとなっていくこと間違いなし。
立花氏自身も、それを目指しているように見える。
国債=借金=悪、と言う刷り込みと
マスコミ=中立(不偏・不党)=正しいという刷り込み。
この2大悪常識をドンドンぶち壊していってもらいたい。
れいわ新選組と共に悪常識破壊に集中してもらいたい。
日本をまかせるには、どちらも、かなり足りませんが。
42:堺のおっさん:2019/07/25 (Thu) 09:49:09
ボリス・ジョンソンが表に出てきた。
一度、中庸派のメイに任せて行き詰まるのを見越していたかのように登場。
EU死守のメルケルが衰えていく中では、時が来たということだろう。
私はこれからの世界が国民国家の競合していく時代になるという大局観で
あらゆる事象を見ている。その世界こそ国民を豊かにする世界だ。
多くの人はいまだに、アメリカと中国の世界覇権争いが世界の流れであると。
これも刷り込みの一種で、トランプ評価にも色眼鏡を持ち込むこととなる。
世界覇権を取った国家が世界を動かすという時代は終わりつつある。
つまり、「覇権指向国家」対「覇権否定国家」の戦いへと対立軸が
明確に変わっていることに、これまでの刷り込みからか、頭が切り替わらない。
いまだにトランプがアメリカの世界覇権を維持しようと頑張っている
という前提でトランプを理解している人が多い。
一体どこ見てんねん…
トランプは一貫して「アメリカ・ファースト」しか言ってないし、
実行していない。それはアメリカの覇権維持がアメリカの宿痾であると。
今、世界覇権を公然と宣言している国家は中国のみ。一帯一路。
この時代遅れの戦略は必ず破綻する。
もしくは皆さんがDSといってる勢力に見事に利用される。
覇権争いを軸に世界を見ていく視点こそ、DSの視点。
朝鮮の統一に自主独立が求められるのも反覇権の流れから。
もちろん、アメリカも中国も朝鮮の膨大な地下資源を欲しいだろうし
自国の利権化したいと動いている。
それを見越しての金正恩の動きは、属国化を許さない戦略。
覇権争いの世界では、戦争・紛争・貧困化は解決できない。
ボリス・ジョンソンが表に出てきた。
一度、中庸派のメイに任せて行き詰まるのを見越していたかのように登場。
EU死守のメルケルが衰えていく中では、時が来たということだろう。
私はこれからの世界が国民国家の競合していく時代になるという大局観で
あらゆる事象を見ている。その世界こそ国民を豊かにする世界だ。
多くの人はいまだに、アメリカと中国の世界覇権争いが世界の流れであると。
これも刷り込みの一種で、トランプ評価にも色眼鏡を持ち込むこととなる。
世界覇権を取った国家が世界を動かすという時代は終わりつつある。
つまり、「覇権指向国家」対「覇権否定国家」の戦いへと対立軸が
明確に変わっていることに、これまでの刷り込みからか、頭が切り替わらない。
いまだにトランプがアメリカの世界覇権を維持しようと頑張っている
という前提でトランプを理解している人が多い。
一体どこ見てんねん…
トランプは一貫して「アメリカ・ファースト」しか言ってないし、
実行していない。それはアメリカの覇権維持がアメリカの宿痾であると。
今、世界覇権を公然と宣言している国家は中国のみ。一帯一路。
この時代遅れの戦略は必ず破綻する。
もしくは皆さんがDSといってる勢力に見事に利用される。
覇権争いを軸に世界を見ていく視点こそ、DSの視点。
朝鮮の統一に自主独立が求められるのも反覇権の流れから。
もちろん、アメリカも中国も朝鮮の膨大な地下資源を欲しいだろうし
自国の利権化したいと動いている。
それを見越しての金正恩の動きは、属国化を許さない戦略。
覇権争いの世界では、戦争・紛争・貧困化は解決できない。
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