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新時代「令和」を迎えて~明るく生きて行くために~(南陽市倫理法人会) [メモがわり]

昨朝、南陽市倫理法人会で講話の機会が与えられて語ってきた。mespesadoさん講演会の後まもなくの依頼だったので、mespeasadoさんの語られたところを伝えたいという思いから、講演会テーマと同じ題目にすることにした。mespesadoさんの「放知技」上での議論は、講演会後もさらに精力的に続き、日々深化(進化)している。それも踏まえて、今自分なりに消化しているところを整理してみる機会になった。
午後、宮内小学校の評議員会だった。何事にも先進的な淀野校長はICT教育にも熱心で、NEC事業支援部マネージャーの長谷部直樹氏が評議員メンバー。教育におけるAIへの取組みは西高東低、西日本の方が東日本に比べずっと積極的とのこと。今こそ他に先駆けた思い切った投資が必要な時期であることを力説された。朝語ったばかりの結論「未来構想力」と噛み合ったので、講話の概要を語った。長谷部氏曰く「首長次第」。長井高校で白岩南陽市長と同期という長谷部氏、淀野校長とも連れ立って市長に会いに行きませんか。
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新時代「令和」を迎えて~明るく生きて行くために~
 
◆mespesadoさん講演会までの経緯

◎2018.7.20 飯山一郎さん急逝。享年72歳。
・一日30万アクセスのブログ「てげてげ」を主宰。現在は、中国在住の野崎晃市氏によって継続。
・発酵技術応用による業績
 ①自ら開発した「グルンバ・エンジン」(乳酸菌の大量培養機)により↓実践。主に中国で。
  ・汚泥処理
  ・腐敗した農地を乳酸発酵させる農地改良。有機肥料としての効果も
  ・生ゴミ処理場の除臭
 ②2011.3.11後の放射能汚染対策として、放射線障害を予防する免疫細胞(マクロファージ、NK細胞)
  の増殖を促す『乳酸菌』摂取を提唱。米のとぎ汁でつくる「豆乳ヨーグルト」の普及に努める。
  実践者は200万人とも。
・北朝鮮の金正恩をいち早く評価。著書『横田めぐみさんと金正恩』(三五館、2012.1)で「金正恩の母親は横田めぐみさん」と主張。
飯山史観 「島国根性を脱し、日本人の歴史を環太平洋ネットワークの中で考える」「1万2千年前、世界中に文明が発生し ていなかった頃、日本列島には縄文文化が誕生していた。縄文文化こそは世界最古の土器文明なのであり、当時の世界の先進文明だった」
・人気掲示板「放知技」開設。立場に捉われない自由闊達な議論の場として、多くの論客登場。飯山氏亡き後も活発な情報交換、議論が重ねられている。(講演会資料37p~47p/47pに北野宮司も登場)
◎2018.11.25「故飯山一郎氏を送る会」参加
◎「東北一郎会」の呼びかけに賛意→「南陽でやってほしい」→この機会、mespesadoさんに来て欲しい
◎「mespesadoさん講演会」へ
 
◆mespesadoさんのこと

◎2017.4.22「放知技」板に登場。《ほとんどのネット世論がウヨク的かサヨク的のどちらかに偏っていることに不満だった私も、偏りのない『放知枝』に意を決して昨年の春にデビユーさせていただいた。政治関係の掲示板に連続して書き込むのはこの『放知枝』が初めてであり、今のところ唯一の場である。それは、ここの常連ともいうべき人たちが、あらゆるネット世論の中で一番ものごとの本質が見えていると思うからだ。》(『飯山一郎最終講義 金正恩が統一朝鮮王になる!!』 2018.11 銀河書籍)
◎2017.8.14「移ろうままに」の「財務省による国民洗脳研修会 in 南陽」記事の評価(講演会資料32p)
https://oshosina.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_e75/oshosina/E8B2A1E58B99E8A18CE694BFE68787E8A9B1E4BC9AEFBC88E5B1B1E5BDA2E696B0E8819EEFBC89-f9284.jpg
 ①家計や企業会計と国家財政は違う。「日本の財政の場合は、税収が足りないから必要
  な金を国債発行でまかなう、その国債は日銀がどんどん買い取ってくれる、日銀も国の
  一部と考えれば、バランスシート上、国の借金は日銀の資産になっている。それは相殺
  できる」(ノーベル賞経済学者スティグリッツ)
 ②あり余る生産力によってむしろ供給過剰の日本においてハイパーインフレの心配はない。
◎2017.11.6 ブログ「移ろうままに」で「mespesadoさんによる1億人のための経済講座」開始。今日(2019.7.16)までで194回を重ねる。
 
◆mespesado理論

◎なんでもオカネに換算して考えるのでなく、モノやサービスのレベルに立ち戻って考えて見えてくる世の中
「格差社会」
オカネのレベルで見れば格差は大きいが、モノやサービスのレベルでは、昔の暮らしに比べ、みんなそれなりに足りているので、昔のようにガツガツしなくなっている。
「デフレ社会」
モノやサービスが有り余っているからというのが根本の理由。
「貨幣レス社会」
IT技術によるソフト製品は、出来上がってしまえばタダ同然で出回る。AIの進歩とともに、なんでもタダで手に入る世の中になってゆく。「限界費用ゼロ社会」→「貨幣レス社会」。

◎「そもそもオカネとは何か」から考えて見えてくる世の中
①金(Gold)によって裏付けられていた金本位制時代の兌換紙幣に対し、現代の不換紙幣は「国家の供給力」本位制。すなわち、その国家がモノやサービスをどれだけ提供できるかということに裏打ちされていることで、紙切れが価値を持つ。
②提供できるモノやサービスが足りなければインフレ、あり余ればデフレ。
③オカネとは現金だけではない。銀行預金もオカネである。(マネーストック)
④銀行から借金して通帳に記帳してもらった金額はそのままオカネ。借金することでオカネは増える。(預金貨幣は「銀行が保有する現金」本位制によって裏付けられている)
国も借金することでオカネが増える。(国債発行)
⑥民間の銀行からの借金は「稼ぎ」で返済しなければならないが、国の借金はオカネを刷って返せばいい。それに日銀が国に対して「借金返せ」とは絶対言わない
国家財政はまず支出ありき「税金が国の財源」とは考えないほうがいい。管理通貨制度下では、オカネが出回り過ぎるのをコントロールするのが税金の基本的な役割。税金によって国民の暮らしの平準化も図られる。財務省的感覚による洗脳に乗せられてはならない。
⑧今の日本、党派を超えて「反緊縮vs緊縮」こそが根本的争点。安倍「10年は消費税増税の必要なし」vs 石破「プライマリーバランス(財政均衡/PB)のために国民負担やむなし」。自民党内にも大きな対立。
https://pbs.twimg.com/media/D-zo9aYU4AA7QEI.jpg
⑨今日本にとっていちばん怖いのは、今のような緊縮財政を続けることで、日本の供給能力が損なわれてしまうこと。
⑩今日本に必要なのは、未来構想能力。ケチケチせず、思いっきり夢を語り合うことこそが必要!
https://oshosina.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_e75/oshosina/AIE381A8E6ACB2E69C9BE382AFE38299E383A9E38395.jpg

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