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mespesadoさんによる経済談義(108)【池戸万作シリーズ①〜⑥】緊縮vs反緊縮 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

mespesadoさんによるツイッターからの問答ピックアップ集です。転載させていただくことで、呑み込み悪い私の頭にも理解できるようになります。大筋は「緊縮vs反緊縮」の議論です。再読が楽になるように要所を太字にしています。

*   *   *   *   *

941:mespesado:2019/07/14 (Sun) 09:30:57
 弓月恵太さんが鋭いことを呟いています↓

弓月恵太@ssomurice_round
> 日本は、企業で出世した人が社長や取締役、つまり経営者になるスタイ
> ルが慣例化している。
> しかし、経営に必要なスキルは、営業等に代表される一般の仕事とかな
> り違う。
> 資本政策、M&A、IR、内部統制など重ならない分野が広範囲に存在する。
> 外資対策の観点から見た場合、これはリスクだ。

> 能力が高く情熱もあり、事業を急拡大してきたワンマン社長が、上場し
> た途端、失速したり社長の地位を失う。
> 日本では過去、そういうケースが頻繁に見られた。
> そういう企業の資本構成が今どうなっているか、よく見る必要がある。
> 経営は、10代で学んでも、なんら問題はないのだ。

 日本は米国のような大金持ちがいないので起業能力のポテンシャルがありながら財力や実績が無い若者の起業を資金面で援助する投資家がいないので起業が困難であること、企業の採用が新卒採用に極端に偏っていること。
 この二つの条件があるために、「経営に必要なスキル」を持つ人が会社に入ってこれない仕組みになっている。その結果、社内から業績を積んで出世してきた人が経営幹部になるので、次のような「ピーターの法則」により、「下っ端は優秀なのにトップがアホ」な会社が出来上がる↓

ピーターの法則(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

> 1.能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したが
> って、有能な平(ひら)構成員は、無能な中間管理職になる。
> 2.時が経つにつれて、人間はみな出世していく。無能な平構成員は、
> そのまま平構成員の地位に落ち着く。また、有能な平構成員は無能な中
> 間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は、無能な人間で埋め尽
> くされる。
> 3.その組織の仕事は、まだ出世の余地のある人間によって遂行される。

 ちょっと補足すると、普通の社員には最も真価が発揮できるポストというものがある。だから本当はどの人もその最適ポストに収まるように人事政策をできればベストなのだが、どうしても能力主義だと業績を上げた人が出世して一段上のポストに昇進することになる。すると何が起きるかというと、その人が最も真価を発揮できるポストに就いたとき、当然に優れた成果を残すので、能力主義の下ではこの人は出世して、最適ポストより上のポストに昇進するので、そこでは逆に真価が発揮できず、無能になってしまう。これがすべての社員に対して生じるから、会社は無能な人で覆いつくされることになる、という皮肉を述べたものです。
 ところが、この法則の2で「無能な中間管理職」というところを「無能な経営者」に置き換えても成り立ってしまうのが日本の「生え抜き制度」の弱点なんですよね。
 この法則は米国の研究者によって唱えられたものなので、米国の場合は経営者イコール有能な起業家とその後継者、という構図で一般労働者とは別の階級を構成しているので「無能な中間管理職」止まりなんだけれども、日本はそこにとどまらず、経営陣まで一本の出世ルートになっちゃってるから問題は大きいわけで。

942:mespesado:2019/07/14 (Sun) 09:49:27
>>941
 ところで世間では「年功序列」より「能力主義」の方が会社の経営を考えた場合には合理的だと当然のように思われていますが、このピーターの法則を考慮した場合は、あながちそうとも言い切れないんじゃないか、と思ってしまいます。
 というのは、本当は中間管理職になれば素晴らしい才能を発揮するのに下働きは苦手、という新米社員がいたら、能力主義の下では新米の下働きの段階では成果が上がらないから、この人はいつまで経っても出世できず、得意なはずの中間管理職に就くことなく退職してしまう。ところが年功序列だと、新米の間は無能でも、年功序列で出生していくので、やがて中間管理職まで出世した段階で真価を発揮し、会社に貢献することができます(ただし年功序列ですから、やがてこの人はここから昇進して無能になってしまうのは能力主義の場合と同じですが、一時でも会社に貢献できただけマシです)。


943:mespesado:2019/07/14 (Sun) 12:14:49
池戸万作シリーズ①

池戸万作@mansaku_ikedo
> 消費税を3%から5%に増税しなければ、日本はデフレになど陥ること
> なく、97年以降も普通に名目経済成長を続けていたことでしょう。そ
> うしたら、今頃は、少なくとも1人当たりの国民所得は800万円、多
> ければ1200万円にまで達していました。
https://pbs.twimg.com/media/D_S4Z9XVAAAY5mp.jpg

https://pbs.twimg.com/media/D_S4Z9XVAAAY5mp.jpg
 ↓ ↓ ↓
くまちゃん@VRC@SnowBeeeeX
> スウェーデンの消費税が25%なのに成長率は遥かに良いですが、その
> 理由は何故?
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 消費税25%と言っても、軽減税率が幅広くあるのが1点。もう1点は、
> 私の師匠である故・宍戸駿太郎先生の視点ですが、北欧は「外需国」で、
> 輸出が経済成長の要素として大きいからです。対して、日本は「内需国」
> で、輸出よりも国内需要の方が圧倒的に大きい国だから、消費税の打撃
> は大きくなります。

 最後の池戸さんの視点はちょっと甘いですね。スウェーデンは移民を受け入れて新たに彼らの需要が生じたために「高度成長」が再来しているということであり、「家計」が住宅バブルで債務超過(赤字)が増えた結果、「政府」が財政黒字になり、「財政の優等生」っぽく見えているだけです。それと池戸さんはなぜか答えていない「消費税が25%なのに」の部分ですが、今説明したような「高度成長」のおかげでスウェーデンの物価は「良性のインフレ」となっており、そのインフレ率より低い範囲内であれば、「課税標準」を下げることなく消費税率を徐々に上げながら、税込み価格を高度成長に見合ったインフレ率に収めることができます。つまり消費税の正体が実は輸出企業優遇の直接税であるというホンネが世間にバレずに済むわけです。
 ところが日本の場合、インフレ率がゼロなので、税込み価格をこのインフレ率に抑えたまま消費税率を上げようとすると、どうしても「課税標準」の方を引き下げていかざるを得なくなり、そんなことをすると、「課税標準」が世間で信じられているような「課税前価格」なんかではなく、実は消費税の実態が、輸出企業優遇制度付きの「法人税」+「給与税」(直接税)であるということがバレてしまい、消費税制度の根幹が批判されてしまうので、この本質がバレないように隠し通すために、逆に「課税標準」の方を下げずに据え置いて、結果として「税込み価格」を日本のインフレ率よりはるかに高く「引き上げ」てしまう「強制インフレ」によって日本をわざと「スタグフレーション」にしてしまう、というトンデモないことを実行しようとしているわけですね、日本に取りついているDS達は。

945:mespesado:2019/07/14 (Sun) 12:57:57
池戸万作シリーズ②

鮫島浩@SamejimaH
> 山本太郎や石垣のりこの消費税廃止論は「お金があるところからとる」。
> 庶民に一律に課す消費税が大企業金持ち減税の穴埋めに使われてきたと
> し、法人税や金融所得課税を増税すれば消費税はなくせると主張。野党
> の増税凍結と違って格差社会の「上下対決」を鮮明にしたものだ。
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
消費税廃止なんて国債発行をすれば良いだけです。日本は財政危機、国
> 債発行すると財政破綻論は、右上の勢力が構造改革を行うために、でっ
> ち上げたウソだと言えるでしょう。それに、左上の勢力までもが乗って
> しまっていたわけです。
 ↓ ↓ ↓
AyuMeijin2@AyuMeijin2
> 皮肉な事に、これまで国債の大量発行政策を行って来た財務省や日銀と同
> じ立場にある。国債の大量発行は国を債務国家に、国民を債務奴隷に陥れ
> るだけの事。
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 日本はそこまで大量に行っておりません。金額で言えば、アメリカの方
> が日本の倍ですし、中国はここ10年間で5倍にも国債発行額を増やし
> ています。
 ↓ ↓ ↓
AyuMeijin2@AyuMeijin2
> 金額?対GDP比で見るべきではないか。日本は唯一200%超えのダントツ一
> 位。1944年の敗戦直前当時を超え、欧米から「第二の敗戦」と言われる。安
> 倍政権発足後6年間で、新規と借換債の累計は300兆円を超える。事実に基
> づく議論をしよう。
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> はい、だから、GDPを増やすために、国債発行をしましょうと言っていま
> す。経済成長しているから国債発行しても問題がないのではありません。
国債発行しているから経済成長が起こるのです。因果関係が逆です。あ
> と、10年間の国債発行の増加率は、中国が5倍、アメリカが2.2倍で、日
> 本はわずか1.4倍です。
 ↓ ↓ ↓
AyuMeijin2@AyuMeijin2
> ここ30年間の推移を見ても急増した国債発行残高と停滞するGDP増加率=
> 経済成長率は真逆の関係にある。日本は「因果関係が逆」で中国、米国は
> 其の通り。2020年度米国連邦債務残高は約18.9兆ドル、対GDP比約81%。
> 事実に基づく議論。
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 日本の国債発行額は全く急増していません。国債発行が足らないくらい
> です。そして、政府総支出に関しては、ダントツの世界最下位です。
> 府総支出の伸び率が、名目値でも実質値でも経済成長率を決定付けます。
> これこそが事実に基づく議論。私は経済政策アナリストとして、責任も
> 取る覚悟です。
 ↓ ↓ ↓
AyuMeijin2@AyuMeijin2
> 新規債発行と返済の先延ばしをする借換債があり、償還との相殺関係も理
> 解されていない。2014年?2018年残高は約100兆円増というのは、新規と
> 借換債発行高は300兆円だが新規と償還額との差額は100兆円と言う事。急
> 増している事実。
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 急増なんてしてません。むしろ、安倍政権は国債発行額を抑制していま
> す。仮に急増していても、何か問題でも?自国通貨建て国債とは国の借
> 金ではありません。政府の貨幣ですから、インフレ率が高まるまで、増
> やし続けなければ、経済成長、国民の所得上昇は起こりません。
 ↓ ↓ ↓
AyuMeijin2AyuMeijin2
> 毎年一般会計予算の3分の1、30兆円余りを新規国債発行。借換債と合わせ
> ると莫大な額になる。「抑制」など安倍政権周辺すら口にしない。国債とは
> 国民経済主体の一つの一般政府部門の借金。自国通貨建て国債で債務超
> 過から財政破綻の例は多い。
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
借金ではなく、負債勘定と言った方が適切ですね。なお、日本銀行券も、
> 日本銀行の負債勘定になります。日本銀行券は借金なので、日本銀行に
> 返済すべきでしょうか。あと、自国通貨建て国債で、財政破綻した例は
> どこですか?ドイツですか?ベネズエラですか?ジンバブエですか?そ
> こは供給力の問題です。
 ↓ ↓ ↓
饅頭珈琲雷太@s44131
> 現状の国債発行額ですらデフレなのに
> 財政破綻を心配する事がおかしいですね
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 自国通貨建て国債である以上、新たに自国通貨を発行すれば、必ず返済
> されます。次に、それをするとハイパーインフレになると言われていま
> したが、それを450兆円も行ったところ、インフレ率は直近で0.5%程度
> に止まっています。残すは、供給能力を破壊するしかないので、戦争で
> 財政破綻させるしかない。
 ↓ ↓ ↓
あつし@ta11728697
> 歴史上、ハイパーインフレなんて戦争か、失政の連続で致命的に供給力
> が破壊されたときにしか起きない例外的な現象なのにデフレの日本でど
> うやったらハイパーインフレになるのでしょうか。
 ↓ ↓ ↓
WA0101@nw6161
> 生産力の高い日本でも国民一人当たり3億円、無条件で配ればさすがに
> ハイパーインフレになります。

> 3億円なら、ハイパーインフレになってもいい気がしますね。
  +
池戸万作@mansaku_ikedo
> 1つありました。国民1人当たり数億円、政府としては数京円にもなる給
> 付金を配れば、ハイパーインフレにはなりますね。

 以上のやり取りで、「AyuMeijin2AyuMeijin2」さんは根本的に「家計簿脳」による先入観があるので、いくら現代の不換貨幣のカラクリを池戸さんが説明しようとしても理解できない様子が大変イタイです。
 さて、こういう家計簿脳の人は取り合えず置いておくとして、最後の国民一人当たり億単位の給付金を配ればさすがにハイパーインフレになる、という(当の池戸さんも言っている)主張には異議アリです。
 そもそもハイパーであれマイルドであれ、インフレがどういう状況下で生じるのかと言えば、モノ不足で取り合いになるからセリの原理で値上がりするか、もしくは輸入品の高騰で原材料費の値上がりの連鎖でインフレになる。あとは「流通網の未発達と店舗規制があった昔」の話として高度成長の陰で販売数に限りがある事業者が収入を上げるために単価を意図的に値上げした例。歴史上、このいずれかの場合にしかインフレという現象は発生していません。流通網が発達し、規制も時代遅れとなった今日ではこの最後3番目の理由によるインフレは生じる道理がありません。となると、インフレが生じる可能性としては最初の2つだけ。しかし最初のモノ不足は今日の日本では生じる道理がない。
 すると残るは第2の輸入品の高騰のケースだけとなりますが、オカネを超大量に刷ってばら撒くと、おそらく輸入物価がどうのよりも前に、海外投資家の方が反応して円を投げ売りするでしょうから一旦は超円安になります。並の国であれば、ここでハイパーインフレになると思いますが、日本の場合だと、超円安で国内の輸出産業は大喜び。直ちに輸出が急激に伸び、その結果としてあっという間に円安は収まり、通常の為替に戻ります。つまり輸入物価の高騰によるインフレも生じそうにありません。
 では日本はハイパーインフレになる可能性は無いのか?
 いえ、あります。それも歴史上例のない仕方で。それは今のような緊縮財政を続けることにより、国内の供給能力が毀損されて今のような供給過多の体制が崩れた場合。つまり「国の借金を返すとハイパーインフレになる」。池戸さんたちもこっちの観点から反論すればもっとスジがいいと思うんですけどね。

946:mespesado:2019/07/14 (Sun) 16:09:29
池戸万作シリーズ③

twitthal@twitthal
> @mansaku_ikedo 池戸さんに質問です。「れいわ新選組」の経済ブレーン
> を務めていらっしゃると言うことですが、山本太郎氏が以前から主張し
> ている「輸出戻し税があるから政府、輸出大企業は消費税を推進してい
> るのだ」ということについて、池戸さんはどういう見解でしょうか?
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 輸出大企業の幹部ではないので、真実は分かりませんが、輸出戻し税は
> 一理あるとは思います。加えて、単に大企業幹部のマクロ経済に対する
> 「勉強不足」もあると思います。あと、今の大企業幹部は、企業の経営
> 合理化によって出世した来た方々なので、財務省の緊縮財政とは大変親
> 和性があるでしょうね。

 確かに国の財政運営を企業経営と同じに考えてしまって「家計簿脳」になっている、という可能性はありますわな。ワ〇ミの創業者で参院議員になった人なんか、その典型ですね。
 あと余計な心配かもしれませんが、池戸さんが「輸出戻し税」の正しい理解をしているかどうかが気になります。これは消費税のシリーズで指摘したように、中途半端な理解だと足元をすくわれますので。

947:mespesado:2019/07/14 (Sun) 20:58:10
池戸万作シリーズ④

池戸万作@mansaku_ikedo
消費税廃止なんて国債発行をすれば良いだけです。日本は財政危機、国
> 債発行すると財政破綻論は、右上の勢力が構造改革を行うために、でっ
> ち上げたウソだと言えるでしょう。それに、左上の勢力までもが乗って
> しまっていたわけです。
 ↓ ↓ ↓
そら@kaodekaneko
> 自分の商売のために嘘をばら撒くな。国債は一旦民間が買い取らねばな
> らない以上、その発行には現実経済の制限=限界がある。直接引き受け
> には世界中に悲惨な歴史がある。なんの力も無いのに魔法使いのような
> 言説を語り、人を惑わすな。
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> また、嘘の財政破綻論による国債発行の抑制こそが、世界中に悲惨な歴
> 史を現在進行形で、ばら撒いているのです。そういう悲惨な歴史、日本
> で言えばロスジェネの悲劇を、これからを生きる子供や若者たちに繰り
> 返さないためにも、国債発行による財政出動と減税を語っているのです。
 ↓ ↓ ↓
そら@kaodekaneko
> どこに嘘があるか教えてもらえますか?
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 私が小学生の頃から、25年間も財政破綻すると言い続けて来ましたが、
> 結局、平成の間は起きませんでした。もはや、嘘付きは時間切れです。
自国通貨建て国債に対しては、新たに自国通貨を発行すれば、必ず返済
> は行われます。
 ↓ ↓ ↓
sin@titan_sin
> 質問が3つあります
> 1 国債の安定消化が必ず継続的に実現できる保障は?
> 2 もし国債増発によって為替が変動して円が暴落した際の長期的な試算
>  や対策はありますか
> 3 MMTでは法人税は廃止すべきということですが、これについて、どう
> お考えですか?
 ↓ ↓ ↓
sin@titan_sin
> 特に1についてはマイナス金利によって三菱東京UFJ銀行が特別参加者の
> 資格を返上したことを踏まえて教えて欲しいと思います
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 詳しくは、三橋貴明さんと山本太郎候補の対談動画をご覧下さい。国債
> は一般銀行の日銀当座預金とやり取りがなされ、日銀当座預金の金額は、
> 最終的には元に戻ります。保障は100%じゃないですかね。継続されない
> 方法は思い付かないです。日本銀行が消滅するとかでしょうか。
 ↓ ↓ ↓
sin@titan_sin
> マイナス金利でも国債を銀行が引き受けている理由は日銀と財務省が銀
> 行に対して損をさせない、と意思表示しているからだと思いますが三菱
> は資格を返上しました。この点についてどう思いますか?
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 三菱東京UFJ銀行の関係者ではないので、そこの意図は分かりません。直
> 接問い合わせてみては如何でしょうか?それが一番早いと思います。
 ↓ ↓ ↓
sin@titan_sin
> 念の為にお聴きします
> 大量に国債を発行すると格付けが下がって銀行が国債を買ってくれなく
> なる、という懸念は棚上げでよろしいですか?
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 迷信です。そのような懸念を言う人は、国債発行とその一連の流れにつ
> いて、理解されていないのでしょう。
 ↓ ↓ ↓
sin@titan_sin
> 金融市場に詳しい人とやり取りをしたのですが、MMTは市場原理を無視し
> ている、という指摘を受けました。銀行は利益を追求しているわけです
> から、この先も国債を買い続ける保障がないという懸念を示していまし
> た。
> 素人としてはどう判断して良いのか分からず質問しました
> ありがとうございます

 このやりとりのキモは、これだけ超低金利の国債が市場で捌けているのは他にろくな運用先が無いからで、もし経済環境が変わり、もっと有利な運用先が出来たら国債が捌けなくなるのではないか、という懸念だと思います。
 でもよく考えればそんな心配は不要。なぜならもし国債の利率が魅力が無いからといって買う人が少なくなれば、そこで需給関係により国債の価格が下がります。ところがこれは国債の利回りが上昇することを意味するので、その利回りが魅力的な水準まで上昇したところで買い手が付いて価格の下落はストップします。
 つまり、発行する国債がきちんと捌けるか否かというのは、その利回りによって左右されるわけではなく、その債権が償還時にきちんと償還されるかどうか、という信用で決まるわけです。この意味では、日本国債は、世界的な格付け会社がいくら格付けを落としても、論より証拠で確実に償還されているし、日本の供給力のおかげで円の為替も暴落する可能性が皆無なのですから、信用は世界一で、日本国債が「売れ残る」という可能性はあり得ない、と判断できるわけです。
 池戸さんは、以上のような理路を真っ先に述べないで、制度上国債の債務不履行があり得ないことだけを力説していますが、これこそMMT論の弱点ですね。MMTはあくまで米国を中心に主張されているので、上述の理路の中の「日本の供給力のおかげで」の部分がドル債の場合は当てはまらなくて、「軍事力を背景にした売却の抑制」によって暴落を防いでいるというのが現実ですから、米国発のMMTでは私が上で述べたような理路を力説するわけにいかないわけです。そういう点で、池戸さんも「欧米思想の受け売り」の罠に陥っているのではないかな~と危惧しています。

949:mespesado:2019/07/14 (Sun) 22:26:51
池戸万作シリーズ⑤

想田和弘@KazuhiroSoda
> れいわ新選組に対する「熱狂」を警戒する人を見かけるんだけど、支持
> 者が何に熱狂しているのか、内容をよく見て欲しいと思う。貧困を無く
> そうとか、誰もが生きていたい世の中にしようとか、障害者を国会に送
> ろうとか、そういうメッセージに支持者は感動して熱くなってるんです
> よ。それの何が悪いの?
 ↓ ↓ ↓
想田和弘@KazuhiroSoda
> れいわ新選組の「熱狂」は、差別主義者や排外主義者、軍国主義者の熱
> 狂とは、方向性が真逆なんですよ。熱狂が悪いことなら、香港の大規模
> デモも悪いことですか? そうではないでしょう。熱狂という外形だけを
> 見て批判するのは表層的だと思います。
   +
室伏謙一@keipierremulot
れいわへの熱狂は、れいわが声なき声やこれまで表舞台に出ることが出
> 来なかった意見を掘り起こし、代弁しているから。小池ファーストのポ
> ピュラリズムの類とは全く別物。あれは古いか新しいかに物事を単純化
> し選択を迫る極めて危険なもので、旋風の名にふさわしく瞬間風速的に
> 有権者を煙に巻きました。
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 小池百合子は、小泉純一郎の手法をマネた、いわゆる「劇場型選挙」と
> いう平成の古い手法のポピュリズムです。国民はテレビの前で、座って
> 見ているだけ。対して、れいわ新選組「体感型(ライブ型)」選挙
> 名付けたいです。国民は現地やボランティアとして赴き、自らが情報を
> 発信する側に立つのです。

 想田和弘氏、室伏謙一氏、そして池戸万作氏、いずれもが山本太郎率いるれいわ新選組を肯定的に評価しています。しかしその内容を見ると、室伏氏はさすが自民党の安藤裕議員の開催する勉強会にゲストで招かれるだけのことはあり、池戸氏と共に本質がよく見えている人だと感心します。
 ところがこれに対して想田氏は「障害者を国会に送ろうとか、そういうメッセージに支持者は感動して熱くなってる」とか、もろにポリコレに毒されているし、「差別主義者や排外主義者、軍国主義者の熱狂とは、方向性が真逆」という言い回しには、自民党の普通の支持者が、さも「差別主義者」だったり「排外主義者」だったり「軍国主義者」だったりするかのような先入観を持っているのがバレバレだし、「。熱狂が悪いことなら、香港の大規模デモも悪いことですか?そうではないでしょう。」などと、香港のデモが偽旗作戦である可能性を少しも考えないなど、あまりにも典型的な「パヨク」のクセ丸出しで、素直に賛同できないんですよね。

951:mespesado:2019/07/14 (Sun) 23:02:43
池戸万作シリーズ⑥

もーちゃん(目前に迫る参院選は全1人区一本化で安倍政権倒閣へ大きく前進)@shalomochanism
> 日刊スポーツで森永卓郎さんが、れいわ新選組の経済政策を95点と高評
> 価?
> 自民・公明は10点!
> さぁ、ネットを見ない層の皆さんにも広がれ?
https://pbs.twimg.com/media/D_LObNvVAAA3Vwf.jpg:large

https://pbs.twimg.com/media/D_LObNvVAAA3Vwf.jpg:large
 ↓ ↓ ↓
大阪大好き@Osaka_Daisukiya
> 実現性のない公約を言うのは簡単なこと。いい事を並べればいいだね。
> 消費税廃止
> 奨学金チャラ
> 最低賃金政府保証
> 公務員増やす
> 農家への補填
> 公共投資
> お金配る
> →財源は新規国債の発行。って また未来の子供達に借金するの?
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 未来の子供たちも、借金を返す必要は一切ありません。未来の子供たち
> も、そのまま増やし続ければ良いのです。現に、世界中の国々で行われ
> ていることです。政府債務を長期的に減らしている国は存在しません。
 ↓ ↓ ↓
大阪太郎@SaveOurOsaka
> 政府債務は返済の必要がないことを理解していない人がまだまだたくさ
> んいますね。れいわ新選組の政策の正しさを理解できるために必要な知
> 識です。
> この知識がないと、維新の「身を切る改革」なんてものに騙されます。
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 国債なんて、返済期限が来たら、ずっと借り換えを行えば良いだけです
> からね。「そんなの自転車操業だ!」と批判するのでしょうが、国家と
> は永続するものですから、自転車操業が正しい国家運営となるのです。
> 民間の債務とは、全く性質の異なるものなのです。国債とは、むしろ
> 「お札」に近い存在です。
 ↓ ↓ ↓
沙織(父)@saorititi
> 自転車操業は良いのですが国債額は年々増えていきますよね?永遠に増
> えても永遠に自転車操業すれば良いのでしょうが、何か心が落ち着きま
> せん。借金が気になる貧乏人のさがとでも言うのでしょうか。
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 世界中の国々で、国債発行額は年々増えて行っているので、何の問題も
> ありません。これが国債の本質です。
https://pbs.twimg.com/media/D_WRnZyU8AAI8nQ.jpg

https://pbs.twimg.com/media/D_WRnZyU8AAI8nQ.jpg

 このやりとりに途中から割り込んだ「ネコⅡ世」という「家計簿脳」の人と、それに応対する「ふじもん」さんのやり取り↓

ネコⅡ世@H6dpWNGmK67dbiZ
> もう、言ってることが無茶苦茶ですね。じゃあ、なぜカナダはプライマ
> リーバランスを黒字化させたんでしょうか?
 ↓ ↓ ↓
ふじもん@fuzisan0613
> 現在トルドー首相は財政赤字拡大を経済政策の根幹に据えてますよ。
 ↓ ↓ ↓
ネコⅡ世@H6dpWNGmK67dbiZ
> カナダは、過去の財政悪化に伴う自国通貨安に苦しんだトラウマから厳
> 格な支出見直しを継続的に行っています。カナダの首相の発言は定かで
> はありませんが、財政赤字政策に転換しても余裕があるんじゃないでし
> ょうか?日本は借金の額の次元が違います。
 ↓ ↓ ↓
ふじもん@fuzisan0613
> グラフ見てもわかる通りトルドー 首相就任時と同時に赤字拡大してます
> でしょう?
> これは政府赤字=民間経済の黒字という原則を彼が理解してるからです。
> 日本の借金は円建てなので額の大きさは何の問題にもなりません。
 ↓ ↓ ↓
ネコⅡ世@H6dpWNGmK67dbiZ
> 失礼しました。額の大きさではなく、対GDP政府債務比率です。劣等生が
> 優等生のマネはしないほうがよいと思いますよ。劣等生はさらに信用を
> 失うことになります。
 ↓ ↓ ↓
ふじもん@fuzisan0613
> 額の大きさも、対GDP比率もただの数字で本質的な問題ではありませんよ。
> 問題は低迷する経済成長と我々の所得の低下です。
> それを改善するには政府が赤字を恐れずに大規模な財政出動を行う必要が
> あります。
自国通貨建て債務によって借金難に陥る事は有り得ないのです。
 ↓ ↓ ↓
ネコⅡ世@H6dpWNGmK67dbiZ
> 借金を返せなくなることは確かにありませんが、国債の金利は上昇し、日
> 本の信用が低下、自国通貨安となります。そうなると、日本の叩き売りが
> 始まります。そもそも、返さなくていい借金などありません。いい加減、
> 夢から醒めてはどうですか?
 ↓ ↓ ↓
ふじもん@fuzisan0613
> 信用がなくなる、日本の叩き売りが始まる等の夢を見続けて早30年です。
> その間政府債務残高は増えて続けていますが日本の信用が無くなってます
> か?叩き売りが始まってますか?そもそも信用とはなんですか?
“政府の借金”とは、個人の借金とは異なり只の通貨発行です。
「負債は資産」簿記の大原則です。
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ネコⅡ世@H6dpWNGmK67dbiZ
> それは日銀が頑張って国債を買い続けているからです。日銀が限界を超え
> て市中銀行に国債が流れた場合、国債金利は上昇し、国債価格は下落、外
> 国からの投資資金は流出、自国通貨安となります。あと、負債は資産では
> なく、資産から負債を引いた純資産がいわゆる資産です。
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ふじもん@fuzisan0613
> 金融緩和前から金利は1%を切る世界最低水準でした。日銀当預を発行する
> 日銀が限界を迎えるとはどうゆう状況でしょうか?あと国債は本来市中銀
> 行が持つものですよ。
> 金利はインフレ率に依拠するのであって国債残高とはなんの関係も無いで
> す。
> 純資産は純資産で、負債の反対側に必ず資産が計上されます。
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ネコⅡ世@H6dpWNGmK67dbiZ
> 国債を発行し続けても、インフレにならない限りは金利は上昇しない。な
> ので、インフレになるまでは国債は発行し続けても構わないということで
> すか?では、インフレになった時には、大量の国債と金利上昇で日本は終
> わりますね。
> それはBSの借方と貸方の話です。世の中でいう資産とは純資産のことです。
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ふじもん@fuzisan0613
> 実際、国債残高の増加に反比例するように金利は下がっていっています。
> 大量の国債と金利でどうやって日本が終わるのか具体的お答え頂けますか?
> 住宅ローン3000万借りた人は3000万の住宅を持ってますよね?それはその
> 人の“資産”と呼びます。
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ネコⅡ世@H6dpWNGmK67dbiZ
> 国債金利は上昇し、国債価格は下落、外国からの投資資金は流出、自国通
> 貨安となり、日本の叩き売が始まります。大量の国債の利払いで国家予算
> はふっとびます。MMTを信奉される方はインフレになれば、国債は発行しな
> いんでしたよね?じゃあ、財源はどうするんですか?
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ふじもん@fuzisan0613
> 国債金利は上昇し...ってだから金利は上昇してないでしょう?
> 海外の国債保有割合なんてたかだか知れてますし元本保証の日本国債を投
> げ売りする意味が分かりません。もし売られれば日銀が買えば終わりです
> し。
> 円を発行できる政府がどうして利払い分しか予算をつけられないんですか?
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ネコⅡ世@H6dpWNGmK67dbiZ
> 今の話ではありません。MMT信奉者はインフレになれば国債の発行をやめ
> ると言っています。インフレになると国債金利は上昇しますよね。じゃ
> あ、大量に発行されて金利も膨らんだ国債を返すお金はどこにあるんで
> すか?
> 国債の発行はできませんよ。あなたの理論だとローンを返済すると資産
> がなくなります。
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ふじもん@fuzisan0613
> どこの信奉者とお話しされたのか知りませんが、インフレになれば止め
> るなんてのはデマですね。そのインフレ率を保つ為に支出を横ばいにす
> れば良いだけです。
> そして国債利払いに関してはインフレ率に影響ありませんよ。
> ローンを完済して初めて純資産になります。

 なかなか「家計簿脳」の人を納得させるのは難しいようで…。「ふじもん」さんも苦労しているようです。最後の「ネコⅡ世」さんの「じゃあ、大量に発行されて金利も膨らんだ国債を返すお金はどこにあるんですか?国債の発行はできませんよ。」って…。国債の発行はできるでしょ?金利が膨らむとか言っても「供給力に裏打ちされた」日本国債に対する需要が無くなることは無いのですからいくらでも国債は発行できます。金利はあくまで国債に対する需要/供給の関係で決まるだけの話です。



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