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mespesadoさんによる経済談義(107)通貨発行をめぐる「タブー」 [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

「フリーメーソン」という言葉とともに、いわゆる「ユダヤ陰謀論」について意識するようになったのは昭和60年代はじめだった。神道天行居修斎会での熊野秀彦先生講話によってだった。先輩から『神々の陰謀―闇の結社・フリーメーソンの世界支配戦略』(赤間剛)を見せてもらったが、それには反フリーメーソン団体の代表的存在として、神道天行居があげられていた。戦前から戦後、東北大学文学部が天行居の一大拠点だった。「猶太と世界戦争」(昭和18年)の愛宕北山は、奥津彦重東北大教授(独文学/1895-1988)のペンネーム。奥津先生は参玄社版「友清歓真全集 第二巻 天行林」(昭和48年)の帯に「日本民族の魂の原点に迫り 古神道霊学体系の太陽を明らかにした待望の名著!」としてこう記しておられる。

《若き日に、何ものかに促される思いがして端座し、或ることを体験して以来、世の常の霊覚者ないし霊術者の前に出て、彼等の所業を直視すると、多くの場合、その真似ーあえてその堂奥までもとは言わぬがーをすることができた。しかし、これによって大きな禍誤を犯さず、魔境ないし地獄にさらわれることのなかったかに見えるのは、幸運というほかはない。今にして思えば危険極まりない道を歩いたのである。その後幸いにして友清先生の御著書に接し、救われたの感がまことに深い。とは言え、ついに肉体的には、先生の前に正坐して、高教を承る機会を失したが、その理由は、今なおこの侏儒の身には不明である。おそらくは、生得の不精のためか、或いは身の卑小の故に、へだたりが余りに大きかったからであろうと察せられる。しかし、今、先生の御全集を前にして机辺に坐するとき、身をもって果たしえなかったことが、ここに実現されたとの感の切なるものがある。/平伏して、御全集全巻完了の日を待望し奉る。》

この全集には詳細な注解がつくが、その中心となったのが奥津先生の後進小野浩明治大学教授(1907-1997)。小野先生は一時期、天行居宗主の座にあった。また奥津先生は、『ユダヤは日本に何をしたか -我が愛する子や孫へ語り継ぎたい-』(原題『攘夷の流れ』)の著者渡部悌治先生(1912-?)の岳父。太田龍氏によって『攘夷の流れ』を知り、隠棲されていた酒田のお宅を訪ねたことがある。「新しい歴史教科書」運動の中で、鶴岡の荘内神社で2度講話いただいた・・・mespesadoさんの「ウラ事情」への言及でいろいろ思い出した。ちなみに「フリーメーソン→イルミナティ→国際金融資本」という理解の流れがあった。馬野周二氏、副島隆彦氏が関わる。亀さんによって「みち」が太田龍氏の流れを汲んでいることを知ったが、「みち」の同人安西正鷹氏の『お金の秘密』からも多く学んだ・・・とはいえ、私にしても、mespesadoさん言われる《この問題について、確かに何らかのタブーはあるのでしょうが、「どんなレベルの危険を伴った」タブーなのか、よくわからないというのが私の正直な感想です。》の通りです。渡部悌治先生に「危険を感じたことはありませんでしたか?」とお尋ねした時の答えは、「地を這う思いで生きてゆくこと。そうすれば健康で過ごせるものです」でした。

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928:mespesado:2019/07/12 (Fri) 08:35:03

 先日、放知技読者の方から私信で次のような質問を受けました↓
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【前略】

貴方の記事には以下のことがたびたび出てきます。

「通貨発行権を持つ国はいくらでもオカネを発行できるから財政破綻しない」
というものです。

私としては、おおむね理解しているつもりですが、疑問が残ります。
アメリカのドルは基軸通貨としての地位から、好きなだけ紙幣を発行できる
ことはもっともと思います。

【中略】

日本でも政府の麻生大臣が、5年後には、日本の現在発効している紙幣
はすべて新しく更新発行するなんていってましたね。
これって、メスペさんが言っておられる、金融緩和=景気対策の一環では?
とも思われます。それとも、たんす預金の洗い出し政策かな?

しかし、日本銀行の株式の49%は個人かどこかの法人で、しかもその持ち
主には、陰謀論的には、ハザールマフィアの人たちの息のかかった勢力がス
イスにある「BIS」とかいう組織を経由して、日本独自の紙幣発行は許され
ないかも。という意見も耳にします。

日本は、生産と消費のバランスの取れた、世界でもまれな国とは聞きますが、
こと「オカネ=紙幣発行」ということになると、政府と財務省の独自の判断
で、紙幣の印刷を増減できないのではないか? 日本銀行のウラ支配勢力
差配(外圧)を受けるのでは? と危惧しています。

このことについて、メスペさんの意見をいただきたいのですが、よろしくお
願いします

【後略】
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 政府紙幣と言えば、すぐ陰謀論と結び付けられるので、私も正しい情報だと心底思っている事実を多くは知りません。ただ、一昨年に書かれた記事に次のようなものがあります↓

【緊急インタビュー】ついに山本太郎の元秘書が恐ろしすぎるタブーを完全告白「世界経済はロスチャイルド家に支配されている」「反ロスチャイルドは妨害される」
https://www.excite.co.jp/news/article/Tocana_201710_post_14824/

 まあ、表題を見れば、内容やら信頼性やらは概ね予想が付くと思うのですが、私がちょっと気になったのは次の部分です↓

>  今世紀初頭、中央銀行がロスチャイルド家の支配下にない国は、全世
> 界でアフガニスタン、イラク、イラン、北朝鮮、スーダン、キューバ、
> リビアの7カ国のみだったと考えられているが、アメリカがアフガニスタ
> ンとイラクに侵攻したことにより、現在ではわずか5カ国を残すのみとな
> っている。

 これとリビアもアメリカにやられましたよね。そしてこれらの国の中にイランと北朝鮮が入っていますね。何やらいろいろ想像を掻き立てるところがあります。それから次の記事があります↓

経済学の真実に気づいてしまった経済学者
https://fmvenus.muragon.com/entry/73.html

 ここに次のような記事があります↓

> 中央銀行と民間銀行(都市銀行)は2重の銀行が無からお金を作って、
> それを経済に投入して経済を運営している、というシステムであること
> がわかりました。
> もちろんこのシステムがうまく機能していれば問題ないですが、こうい
> う無からお金を作り出す制度がバブルを生みだす、バブルが弾けて不況
> を作り出すという原因であることがわかったのです。
> 実際1929年の大恐慌ではこういう風にして民間銀行、中央銀行がバ
> ブルを作ってそれが崩壊して大恐慌を迎えた、そういう事に気づいた経
> 済学者が(当時)いたのです。
> シカゴ大学の経済学者ですが、彼らが提案したのはシカゴプランと言わ
> れます。
> 内容は何かというと銀行がそういう無からお金を作り出してバブルを作
> ったりそれゆえに不況になったり、経済を混乱させる、「こういうシス
> テムは止めましょう」とシカゴプランを作りました。
> ところがこの考え方は銀行システムから利益を得ている銀行家の虎のし
> っぽを踏んでしまいました。
> その後このシカゴプランはタブー視されてきたのです。

 また、先ほど世界で中央銀行がロスチャイルド家の支配下にない国として該当する国が列挙されていましたが、逆に中央銀行制度から脱却した国について書かれているのが次のサイトです↓

中央銀行制度から脱したハンガリー、アイスランド
https://blog.goo.ne.jp/xenaj/e/6974680d70622027c2ae62ef84647c74

 この中では次のように解説されています↓

> 2次大戦後最大とでも言える事案は、ハンガリー、アイスランドが通貨
> 発行権に対し反旗を立てたことでしょう、日本では絶対にマスコミは報
> 道しませんでした、何故・・・
 【中略】
> 今必死になってシリア、イラン、北朝鮮を落そうとしている最も大きな
> 目標?は中央銀行を設立して、中央銀行制度で永遠に国を支配・・・次
> はイラン、シリア、北朝鮮・・・

> 世界がこのシステムに覆い尽くされようと言うこのご時世において、果
> 敢にも反旗を翻した国ハンガリー、アイスランド等がありました!本当
> に勇気ある国です。

> この後にも、ギリシャ政府が通貨発行権を取り戻すように求めていると
> 言われていますが・・・おそらく潰されるでしょう、もし取り戻したら
> ギリシャ財政危機なんか何の問題も無く解決するでしょう。

> 今後、ハンガリー、アイスランド政府が通貨を適切に管理発行できるシ
> ステムを構築したら、国民の多くは実りある人生を送るでしょう、おそ
> らく世界のマスコミは今後、これらの国々に対し底的にネガティブな面
> だけしか報道しないでしょう、過去のリビア同様・・・特にハンガリー
> に対しては!

> 過去リビアは、通貨を発行する中央銀行の会社が無く、自国政府が発行
> 量をコントロールしながら通貨を発行していました。リビアはカダフィ
> 氏暗殺以前は本当に豊かな国で欧州の豊かな国と比較しても抜きん出て
> いました、マスコミはリビアのネガティブな面ばかりを徹底した報道を
> 続けましたので、リビア国民の豊かな生活は世界の人達に知れることは
> 有りませんでした。我々日本人には信じられないでしょう・・・知って
> のごとく、リビアのカダフィ氏も殺害されました。

 まあ、米国も同じで、何人かの大統領が政府紙幣を発行しようとして暗殺されたという話は有名ですね↓

お金に関するタブーを紐解く
https://singoutunilife.info/blog/?p=93


アンドリュー・ジャクソン(暗殺未遂)
> 1836年、中央銀行を潰し銀行を国有化。その後アメリカ経済は急激に拡
> 大。彼は誇らしげにこう言った、「I killed the bank」私は銀行を殺し
> たと・・。


> 第16代大統領リンカーンは、南北戦争を操作しアメリカを分断して弱体
> 化させ、再び中央銀行設立を企むロスチャイルド一族の存在に気づき、
> 彼らのような銀行家に頼らないグリーンパックという「政府紙幣」を発
> 行した。しかしその後に暗殺される。

> 第20代大統領ガーフィールドは、就任してまもなく中央銀行であるFRBへ
> の不快感を表明した。

> 「誰であろうと通貨をコントロールする者が、すべてを支配しているの
> は分かりきったことだ。ごく一部の権力者がすべてのシステムを操作し
> ているのであれば、インフレと不況がどうやって起こされるのか、人に
> 聞かなくてもわかるはずだ。」 そして彼は、この2週間後に暗殺され、
> リンカーンに続いて在任中に暗殺された2人目の大統領となった。

JFK(暗殺)
> 1914年に再び設立された中央銀行(FRB)を潰すために、暗殺される前年
> に政府紙幣の大統領行政命令を発令した。

 そして…

ドナルド・トランプは中央銀行を潰したアンドリュージャクソンの肖像
> 画を大統領オフィスに掲げる。銀行家による血族支配への対抗馬だと目
> される。

 う~む。今のトランプ政権が北朝鮮と和解を狙ってるのとか、イランと敵対を始めてるのが当初の北朝鮮とのチキンレースと似ているとか、何かありそう…。

 それでは、肝心の我が日本はどうなんでしょう?日本で政府紙幣を発行していない理由について、「議員立法支援研究センター」というところのhttps://rippou.jimdo.com/http/rippou-jimdo-com/
の右側にある「政府紙幣に関する法律」というところをクリックすると、

> 政府紙幣の発行は無利子永久国債の日本銀行引受けとほとんど同じ効果
> を持っているので、国債の日銀引き受けを原則として禁止した財政法第
> 5条に抵触する恐れがあると解釈されている。そこで、この第5条を改
> 正して(あるいは解釈を変更して)政府紙幣を発行できるようにすれば、
> 日銀のバランスシートのうえで、国債保有高が減り、その分電子的現金
> がふえるが、同現金は市中に出回らないから、貨幣の総供給量は直ちに
> 増大することはなく悪性インフレが生じることもない。政府にとっては、
> 形式的にも国債を償却でき国債金利の支払いが減り、日銀にとっては、
> さらに多くの民間保有国債を買い取る余裕が生じることになる。

とあります。要は日銀紙幣を廃止せずに政府紙幣を追加で発行するということは、無期限無利息の国債を発行するのと同じことだから、これを日銀券と直接両替するということは「国債の日銀直接引受」と同じで財政法第5条に抵触する、ということらしいです。
 まあ、それは法制上の問題であって、ウラの事情はどうなっているか分かったものではありませんね。
 そういうわけで、この問題について、確かに何らかのタブーはあるのでしょうが、「どんなレベルの危険を伴った」タブーなのか、よくわからないというのが私の正直な感想です。

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