SSブログ

「強い国家指導者の時代」(続) 安倍・小沢連携の可能性? [現状把握]

昨日、南陽の芳賀道也選挙事務所で頑張ってるOさんから電話があり、しばらく話した。やすえちゃんの選挙の時はいろんな場で顔を合わせたのに、今回は全然会ってないことを心配しての電話だった。「今の争点についてゆけない」から始まって、噛み合わぬまま電話を切ることになったのだが、芳賀候補の「なんとかさんなね」は、まともな国会議論ができなくなっている野党にこそ向けられるべきなのではないのか。その意味で、先日の芳賀氏の「やすえちゃんを総理大臣に!」発言はいい。やすえちゃんも総理大臣を意識することで、今日本に必要な本筋の議論は何かがきっちり見えるようになるに違いない。今やすえちゃんが無所属であり続ける意義を思う。

そんな折、小沢一郎氏の動きが伝わってきた。ふと安倍・小沢連携の可能性だってありうる鴨、と思ってついワクワク。さらに妄想(期待)は広がり、mespesadoさん言うところの《一部野党は確かに経済についてはものすごく真っ当なことを主張していますが、反面、敵対者を説得したりねじ伏せたりする「政治力」は全く心もとない。》この現状に小沢さんが大ナタを振るい、与野党ごっちゃ混ぜでの「緊縮」対「反緊縮」の大政局へ。確実に日本は変わります。そうして初めて「戦後日本」の清算です。すなわち、不毛なユダヤ的対立思考の軛から脱け出て、日本本来の「麗しきハーモニー(令和)の時代」の始まりです・・・!

*   *   *   *   *

888:mespesado:2019/07/06 (Sat) 11:24:00

>>878

>  それはともかく、この「強い国家指導者」の時代になった大もとの背
> 景は、経済が「技術が進歩したために逆に資本主義が行き詰った」結果
> だと思われるわけで、今リフレ政策だ、消費税増税反対だ、反緊縮だ、
> MMTだと騒いでいる経済クラスタこそ、この一番根っこの「原因」の
> 部分に詳しいはずなんだから、政治もよく見えているハズなんですが、
> 政治の世界ではどうも近視眼的になってしまって安倍政権批判(かなり
> の確率でトランプ批判も併せ持っていることが多い)のところで止まっ
> てしまっているのは実に残念です。

 私は最近はほとんど経済クラスタ―の人の twitter ばかり追っ駆けてい
るのですが、


まずは「liberalist@liberalist_shun」さん:
https://twitter.com/liberalist_shun
> 日本の国の借金1085兆円で過去最高!と、異常事態と言わんばかりにう
> るさいので、以下の文章も付け加えましょう。

> アメリカの国の借金は19.94兆ドルで過去最高!
> 中国の国の借金は33.05兆元で過去最高!
> イギリスの国の借金は1.73兆ポンドで過去最高!
> フランスの国の借金は2.14兆ユーロで過去最高!

 いいこと呟いてます。それだけでなく、経済に関するほとんどの発言がいい!しかし、こと政治に関する呟きになると…

> 国民民主党→家計第一
> 安倍政権→加計第一

 思わず椅子から転げ落ちます。要は、加計問題に関するファクトを追うことをしていないのでしょう。多分政治のウラではものすごい足の引っ張り合いや駆け引きみたいな世界があることを知らないのでしょう。

 次は「門前小僧@monzenkozo100」さん:
> 我が国に借金問題がないのは財務省も認めています。
> 国民生活を優先した財政政策を政府に求めましょう。

 もちろんこれ以外の経済関係ツイートも極めて真っ当。ところが政治になると…

> 私利私欲のために官僚人事権を行使するが、緊縮財政路線で国民を苦し
> める財務官僚には行使していない。
> 要するに緊縮財政政策は安倍政権の意志。

 「私利私欲のため」と断言しているところでアウトですが、次の「緊縮財政は安倍政権の意思」というのも国会や党内の政治力学のことが見えていない証拠。緊縮財政が与野党問わず国会議員の大多数を占める意思だからこそ、それに逆らうことはできないわけで。それにもかかわらず反緊縮の立場で官僚人事権など行使しようものなら、それこそ「立法」と「行政」の独立性を脅かすことになり、議会制民主主義に反する「独裁」になってしまいます。

 次は「国にお金が無いなら刷れば良いと思う人@XOPieFszaUHXlgN」さん:
https://twitter.com/liberalist_shun/status/962769988653260800?s=19

> 自分のツイートではないが、
> この人の書いている事の全くこの通りである。

> 経済成長し続けなければならない国は、常に国債を増やさねばならないのだ。

 そのとおり!なんですが、こと政治の話になると…

> トランプにベラベラ喋らせて、
> トランプの軽薄さと、安倍政権の外交無能を洗いざらいさらけ出しても
> らった方がよっぽど国民の為になる。

> また、長い目で見れば安倍政権自身の為ではないか。

> そんな日本を小バカにするような無礼な大統領には従わないという大義
> 名分が得られるのだから。

 この人は安倍総理だけでなくトランプ大統領も「軽蔑」していますね。また安倍政権の外交を「無能」と断じていますが、これも表面的な成果だけを見て論評する人にありがちな浅はかさで、外交で一番大切なのは、もとから仲の良い国との関係だけじゃなくて、利害が対立する国との外交こそが大切。その場合、相手国も自国の国民の利害を最大限守らなければならないのだから、真剣に対談すればするほど、簡単に自国だけのメリットとなる成果が得られるはずがない。まずはその前段として、トップ同士の人間的信頼関係を築くことが第一ステップ。信頼関係が構築されればされるほど、次のステップに移行すると両国の利害対立がますます両国民に明るみに出ますから、見かけ上何も進展していないように見える。むしろ現政権のときのように北方領土問題や北朝鮮拉致問題が喧しく騒がれていることこそが、外交が具体的レベルで進行していることの証拠なのに、そのことが表面的にしか観察していない人には見えてこないのでしょう。


 次は「真場貴雄=リナードル(反緊縮・積極財政・消費税減税且つ廃止・反グローバル)@rinard18」さん:
> 正に財務省は海外に置いては格付会社に対して日本の財政は健全と言い、
> 自国民に対しては国の借金=国民の借金と、欺いて居る。
> こんな財務省出身の官僚や識者の言う日本財政破綻論を日本の国民はま
> だ信じるのか?。騙されない様に『お金とは何か?』をはっきりと学ぶ
> べきだ。

 おっしゃるとおり!ところが、今回の参院選に対する意見は…

> 繰り返し挙げて居る様に、自分は最初に消費税増税(5%)の時に自民党
> を見限ったが、最初の消費税導入も、2回の増税も、結局決めたのはどの
> 政党なのか?。
> 『自民党・財務省・経団連・パソナ・外資による人民奴隷化国家日本に
> なる事を防ぐには、自民党若しくは所属する議員に票を入れない』は必
> 須。

 今回の参院選で「どうせ政権政党選択の選挙じゃないんだから国民の反緊縮反対の意思を示すために与野党問わず反緊縮の候補に投票すべし」と主張しているなら別ですが(私も、今回は明確な反緊縮でない与党候補には投票しないつもりです)、自民党が「最初の消費税導入も、2回の増税も、結局決めたのは」政党だから投票するな、というのは理由が浅はかでしょう。
 最初の導入は「財務省に騙された」面も大きいですが、その後安倍総理は経済を分かっている(と言ってもリフレ派なので完全ではないですが)側近の意見を聞いて、2度も「合法的に」消費税増税を延期しています。そして今回の消費税増税は既に法定マターだから、実行しなければならない。よく「法律は廃止法を新たに成立させれば廃止できる。それができるのが国会議員だろう?」と主張する人がいますが、それは浅はかというものです。もちろん議員立法でも何でも「消費税(増税)廃止法」を政権が提出することはできます。しかし多くの議員が無知から来る緊縮派なうえ、消費税に賛成する「経団連」関連票を人質に取られ、財務省の「見えない報復」に怯えている現状では、たとえそんな議員立法を出したって、まずマスコミが総攻撃するし、絶対に国会の多数決で成立なんかするはずがありません。
 それに、一部野党は確かに経済についてはものすごく真っ当なことを主張していますが、反面、敵対者を説得したりねじ伏せたりする「政治力」は全く心もとない。というよりプロレスラーと赤子くらいの差があります。これと「本当は反緊縮が正当だと思っていて、勝てる状況になったら反対派をねじ伏せる実行力を持つけれども、今は機が熟していないと高度に政治的な判断で結果的に消費税増税を認めてしまった」今の政権与党のどちらを国会に送り込むべきか、と考えたら、とてもじゃないが、「自民党若しくは所属する議員に票を入れない」が「必須」とは言えないはずです。

 次は「makuma_x@XMakuma」さん:
> まったく馬鹿な話で、国債なんて一度発行したら永久に「借金返しのた
> めの借金」を繰り返していけばまったく問題ないのよ。そして別に利払
> いも国債の発行で行えばいい。国債の発行で必要な支出が圧迫されると
> か言ってるのは無知蒙昧。税を「税を借金返し」に使うのは税を捨てる
> のと同じ

 はい。「事実」は大変よくわかってらっしゃる。ところが、参院選挙のこととなると…

> 朝日でも日経でも産経でも自公で過半数の見込みかよ。アホらしい。

 この人も同じで、政治については、もちろん正しい考えを持っていることは必要条件ですが、政治は結果がすべて。たとえ消費の増加を含む景気向上という理想とは程遠くても、敵対勢力を何とか手懐けながら、一応は雇用を劇的に改善した「政治力」を評価できず、そうした政治力を評価している有権者をバカにしてしまっているところがイタいです。
 …というわけで、他にも反緊縮の、考え方としては全く真っ当なツイッターは数多くありますが、まるで判で押したように、すべての論者が「政治力」というものを理解していないのはガッカリします。

889:mespesado:2019/07/06 (Sat) 12:24:14

>>888

 ところで「政治力」についてよくわかっているツイッターというのがあまりありません。まずリベラル・左翼系は全滅だしw、保守・右翼系も、安倍政権が中韓に対して強硬な態度に出ているときだけ政権支持なので、やはり政治力のことがわかっているのかどうか疑問です。
 そんな中で珍しく、DSのこともよくわかっているのが、私がしばしば参照する「弓月恵太」さんです。
 ところが、今度はその「弓月恵太」さんも、経済(特に貨幣の本質)に関してははなはだ心もとない。
 例として、前発言で登場した「門前小僧」さんの発言に始まる次のツイートを巡るやり取りを見てみましょう:

門前小僧@monzenkozo100
> 投資家にとって、政府の公共投資ってのは邪魔者以外の何者でもない。
> 通貨発行権というチートスキル持ってる政府は、いわば最強の投資家。
> 政府が仕事を出し続ける以上、企業は自前で稼ぐことが出来るから、民
> 間投資家の顔色窺って配当金増やす必要がなくなるからね。
 ↓ ↓ ↓
弓月恵太@ssomurice_round
> 通貨発行権を持っているのは、政府でなく中央銀行です。
 ↓ ↓ ↓
門前小僧@monzenkozo100
> 紙幣=通貨ではありませんよ。
> 念のため。
 ↓ ↓ ↓
弓月恵太@ssomurice_round
> そんな話はしていない。
> 通貨発行権を持っているのは、中央銀行。政府ではない。
 ↓ ↓ ↓
門前小僧@monzenkozo100
> 法的な根拠は示せますか?
 ↓ ↓ ↓
弓月恵太@ssomurice_round
> 法的な根拠以前に、米ドルはFRB、ユーロはECB、人民元は中国人民中央
> 銀行が発行している。
れは、明確な事実だ。
> 私は貴方の誤情報を指摘し、訂正しただけ。
 ↓ ↓ ↓
門前小僧@monzenkozo100
> いや、法的な根拠は示せますか?
 ↓ ↓ ↓
弓月恵太@ssomurice_round
> 意味がわからない。
> 物事は目の前に起こっている事実に基づき考察しなければ意味がない。
> 仮に履行されていない法律があったとしても、それを語る意味はない。
> 通貨発行権は中央銀行が所有し、中央銀行が発行している。
> これは、明確な目の前の事実。
 ↓ ↓ ↓
門前小僧@monzenkozo100
> つまり、法的な根拠は無いということですね。
> 事実でというお話なら、日銀が増やせるのは日銀当座預金という預金通
> 貨と、紙幣だけですよ。
> 実際の通貨は、市中銀行が企業などへの融資という形で発行します。
> 政府も、政府小切手を発行して、実際の通貨発行は市中銀行にやらせて
> いますよ。
 ↓ ↓ ↓
メバル@ynawa4569
> 市中銀行が企業などへ融資する信用創造のことを、通貨”発行”と呼ぶ
> から、紛らわしい。
 ↓ ↓ ↓
門前小僧@monzenkozo100
> まぁ要するに、そういうことなんですけどね。
> 事実だから仕方がない、というところです。

 「門前小僧」さんは、盛んに「法的根拠は?」と叫んでいますが、そういうツッコミ方はちょっとスジ悪だと思う。そうではなく、実はこれは「通貨発行権」というときの「通貨」の定義と、「発行する」という言葉の定義の問題なんですね、実は。
 当たり前に「通貨」と言っても、それが何を指すのかについては主として3とおりの違った意味があります。つまり、「現金(もっと厳密に言えば、マネタリーベース(MB)」のことを指すのか、「マネーストック(MS)」のことを指すのか、あるいは以前「ダメモト太郎」の「架空演説」で解説したような「現金+国債」のことを指すのか、という問題。
 それから「発行する」の意味として「物理的に製造権限がある」という意味なのか、「総量を自分の意思で増加させる権限がある」という意意味なのか。これらの意味のうち、どの意味で考えているのかで「政府」、「日銀」、「市中銀行」のいずれが「通貨発行権」を持っている、あるいは持っていないか、が変わってきます。
 まず「政府」の場合、「通貨」の意味を「MB」とした場合、「発行」の意味がいずれであっても「通貨発行権」はありません。当たり前です。紙幣は「日本銀行券」なんですから、当然発行権限は「日銀」にあるのであって、政府にはありません。これが「弓月恵太」さんが主張している意味でしょう。
 ところが「通貨」の意味を「MS」あるいは「現金+国債」の意味に取った場合は、「発行」の意味をどちらに取った場合でも「通貨発行権」があります。なぜなら、まず「通貨」の意味を「MS」の意味に取った場合、国債を発行して市中銀行がこれを買えば、市中銀行の中にあった「現金」(これはMSの計算に含まれない)が銀行の外に出ますから、その分だけ「MS」が増えるからです。また「通貨」の意味を「現金+国債」の意味だとしたら、国債を発行した時点で「国債」という「貨幣」が増えることになります。
 次に「市中銀行」の場合を考えます。「通貨」の意味を「MB」に取ると、これは政府の場合と同様で、「発行」をどちらの意味にとっても「通貨発行権」はもちろんありません。ところが「通貨」の意味を「MS」の意味に取った場合、誰かに貸し付ければ信用創造で「預金通貨」という「MS」が増えますから、「発行」の意味をどちらに取っても「通貨発行権」があることになります。ただし注意しなければならないのは、借り手

がいない場合は貸したくても貸せないので「MS」を「増加」させることはできなくなります。それから「通貨」の意味を「現金+国債」の意味に取った場合は、「発行」の意味をどちらに取った場合でも「通貨発行権」は無いことになります。
 最後は「日銀」です。まず「通貨」の意味を「MB」に取った場合は、今度は「発行」の意味によって異なります。確かに「日本銀行券」ですから日銀に「物理的に製造権限がある」ことは確かですが、日銀は株式会社という一私企業であり、「紙幣の発行」は「負債」扱いですから、何らかの「有価証券」を受け取る引き換えとしてしか「紙幣」を「発行」することはできません。そういう意味で、自分の意思で自由に「紙幣を発行する」ことはできないわけです。つまり「弓月恵太」さんが「通貨発行権は日銀にある」と言うとき、「通貨」とは日銀券のことで、「発行」を「物理的に印刷できる」という意味に取った場合に限って正しいわけです。
 そして「通貨」を「MS」の意味に取った場合は、日銀が増やせるのは紙幣しか無く、それも国債を購入するという方法でしか発行できませんから、国債を持っているのがほとんど市中銀行なので、市中銀行の持つ国債を紙幣と交換しても、「MS」に含まれない銀行内部の紙幣が増えるだけですから、結局「MS」を増やすことはできないことがわかります。なお、「紙幣+国債」を「貨幣」の意味に取るなら、「国債」はどのみち発行できませんが、「紙幣」については「MB」の場合と同じです。
 さて、初めに戻って、最初の「門前小僧」さんの発言における「通貨発行権」というのはどの意味でしょうか?
 「公共投資」に関する主張なのですから、実物経済活動における「貨幣」すなわち「MS」の意味です。そして「投資」と言っているのですから、通貨の「発行」とは物理的に可能であるだけでなく「量を増やせる」ことを意味しているのは明らかです。
 ということは、上記の議論で明らかにしたように、この意味で「通貨発行権」を持つのは「政府」と「市中銀行」であって、「日銀」には無い、ということになります。
 門前小僧さんも「法的には」などと見当違いの方向に話をもっていかないで、上記のような理路を説明すれば弓月さんだって納得できたでしょうけどね。ただ字数制限のあるツイッターでこれを説明するのは大変かもしれませんが。

890:mespesado:2019/07/06 (Sat) 12:48:34

>>889

 ひとつ言い忘れました。よく「政府」と「日銀」を一緒にしたものを「統合政府」と呼んで、「政府」は「通貨発行権」を持たないが、「統合政府」は「通貨発行権」を持つ、などと説明されることがありますが、これは「通貨」を「MB」というよりも「紙幣」の意味にとって、「発行」を「総量を自分の意思で増加させる権限がある」の意味に取った場合の話です。通貨の定義を目に見える「現金」とすることで、一般人には見た目がわかりやすいからでしょう。しかし「実態」の話をするときは、通貨を「MS」に取ることが本質で、そうなれば、「政府」は堂々と「通貨発行権」を持つと言えるのですから、敢えて「統合政府」のことを考える必要はありません。
 実は「財政法」の第4条と第5条の役割分担もこの話に関連していて、日銀による国債の直接引き受けを禁じる第5条は「通貨」を「紙幣」の意味に取った場合の「政府」の「通貨発行権」を制限するものであり、建設国債以外の国債発行を禁じる第4条は、まさに「通貨」を「MS」の意味に取った場合の「政府」の「通貨発行権」を制限するものと言えます。
 昔の人は、かくもインフレの恐怖に怯えて雁字搦めに政府の通貨発行権を制限していたわけですね。緊縮財政の根は相当に深いです。

nice!(0)  コメント(1) 

nice! 0

コメント 1

めい

盛り上がらない参院選。

   * * * * *

904:mespesado:2019/07/09 (Tue) 07:21:26

 今回の参院選挙は全く盛り上がらないw
 これが衆院選だったとしても盛り上がらないだろうw
 なぜなら今やどの政党の政策が一番良いか、ということではなく、緊縮対反緊縮の戦いで、この両者は与党野党ともに両方が居て、しかもどの党も緊縮派が大多数を占めていて、自民党でもそうで、わずかに自民党の中の現政権の他には安藤裕議員のような限られた議員しか真の反緊縮派はいなくて、どの政党が勝ったって、反緊縮の流れになるようには思えないからだ(れいわ新選組も全国の知名度は限りなくゼロの泡沫だし)。
 しかも、今回は政権選択の選挙じゃないし、仮に衆院選挙だったとしても野党が酷すぎて政権奪回などあり得ないし、また自民党が選挙で議席を減らすという意味で「負け」て、安倍政権が引責でやめたとしても、これ幸いと菅さんにピンチヒッターに立ってもらえばよいわけで、緊縮バリバリの石破氏や岸田氏が総理になるという筋書きは無いだろうし(でも緊縮派の暗躍する黒幕は狙ってるだろうな)、何がどうなっても「選挙結果による」変化は起きないわけで、これじゃ盛り上がらないのも当然だわな。
 せめて、この選挙期間に便乗して本当の貨幣の意味をどこまで巷間に浸透させることができるか、くらいか。でもなかなか難しいだろうね。

by めい (2019-07-10 04:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。