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「宮内から市民の新しい拠点をつくろう会」第一回会議メモ [宮内ビジョン]

拠点.jpg公民館改築問題に関わる「宮内から市民の新しい拠点をつくろう会」の呼びかけに応えて集まった約30名の第一回会議が6月3日、宮内公民館で開催された。だいぶ経ってしまったけど、メモを見ながらその日の状況を思い起こし、私なりの感想をまとめておきます。

何と言っても、若い層からのエネルギーを感じ取れたことが良かった。さらにあのエネルギーを掘り起こし、そのエネルギーの「ぶっつけ合い」を通して、そこから「新しい何か」を産み出して行くというのが基本です。私がこれまで言ってきたような「あらかじめの構想」は叩き台でしかない。「自由に叩き合う場」ができたというのが画期的意義と思えます。それを活かすにはあらゆる「決めつけ」を排することが前提です。何ものにも囚われずに自由な発想からの「新しい何か」が生まれることに期待したい。

メモを見て、二つのキーワードが浮かび上がりました。
一つは「ボランティア」です。「ボランティア」とは、ゼニカネに関係なくやる人の役に立つ行い(仕事)、ただしそれは、誰かから強いられたからではなく、あくまで自分がやりたいからやることが前提です。もうひとつは、「気軽に集える空間」です。そこに行けば「いい時間」が過ごせる、そういう場であって欲しいということです。二つはつながっているような気がします。そこから基本イメージが湧いてきそうな気がします。

図書館(室)要望が大きかったのが意外でもあり、なるほどでもありました。これからの時代、本当に求められる図書施設はどんなものなのか、具体的にそれを考えることが、既成概念に囚われずにどんな構想を打ち出せるかの試金石になるように思えます。そこから、蔵楽や小学校の空き教室利用等も含め、公民館問題を超えて宮内全体を面的にどう構想していくかという問題にもつなげていってほしいと思います。今の段階では、何の制約も考えずにできるだけ大きい構想をぶち上げる事です。夢の大きさがエネルギーになります。参加したい人も増えてきます。

6月6日、宮内出身の首都圏在住者の南陽宮内会に『宮内よもやま歴史絵巻』について語ってくれと言われて行ってきました。40名弱の参加者でしたが、宮内への思いの熱さを感じてきました。東京南陽会の山口孝太郎事務局長も参加されており、東京南陽会で募集し、7月24日の熊野大社のお祭りに団体でおいでいただけるとのことでした。ジャックス会長の板垣康義くん(昭和29年生、宮町板垣商店の次男。全国信販協会の会長)からも、宮内へのただならぬ思いを感じ取ってきました。話の中ではとりわけ、吉野石膏の須藤永次氏について多く語ってきました。参加者の平均年齢は70歳を超えていたと思いますが、それぞれ功成り名を遂げた方々であり、今後その関心は多くふるさと宮内に向けられるに違いないと確信できた集いでした。9月開催の「東京南陽会」参加者へのお土産として、『宮内よもやま歴史絵巻」300冊の注文をいただいてきました。宮内出身者が足を向けてみたくなる公民館、という視点も重要と思えました。そうあって初めて、いろんな協力も得られるはずです。

自ずと今後はコミュニティセンター志向へと移って行くと思います。そこで問われるのが地域の主体性です。今後この会の活性化を通して、地域の主体性が育って行くに違いない、そう期待したいと思います。


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