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はじめて知った!日米講和のウラ [Conganasさん]

Conganasさんがはじめて「放知技板」に登場したとき、亡くなった飯山師が遣わされたかと思ったものでした。ちょっとした行き違いから、3月4日を最後に姿を隠されたのでがっかりしていたら、思いっきり日本近現代史の核心を衝く議論をひっさげての再登場。まさに《骨の髄までしゃぶられてきた日本の近現代史》がクローズアップされます。

《金を先んじ諍い世の常と成し人の命軽んじて顧みぬ穢き企み世にはびこることなく諍ひの源祓ひ清め世の萬の皆々心ゆるやかに和み合ひ神の心の人の心なる世に移り行かしめ給へと畏み畏みも乞祈み奉らくと白す》(「神道天行居御分霊月例祭祝詞」)

*   *   *   *   *

227:Conganas :
2019/03/20 (Wed) 17:25:01

朝鮮戦争勃発後、1951年9月8日にサンフランシスコ講和条約で日米平和条約、日米安保条約に署名、52年2月28日に日米行政協定(日米地位協定)が結ばれ52年4月28日から効力発生した。
講和の舞台裏で米国は非公表裡に日本の戦後復興資金30億ドル(現在価値でおよそ30兆円)を長期融資することを決定した。
日本政府は復興融資の担保に国防権、電波権、航空管制権を米国に差し出すという枠組みである。
この資金を実際に融資した金主は英サッスーン(HSBC)基金で、米国はこの長期融資を裏書き(政府保証)しただけだ。
国民にはとても発表できないような内容の公国間の約束を密約という。
日米安保・地位協定はこの密約の氷山の一角だ。
いずれにしても米国は巧妙な方法で日本から独立国家に必須の三権を取り上げたわけだ。
戦後復興融資は60年ローンだった。日本政府は約束通りこれを2012年4月に完済した。
金主のサッスーンは大儲けしたのかどうかは不明だ。なぜなら利息は当然複利だろうがインフレで相殺されるから。
いずれにしても日本は2012年に米国から融資の担保として押さえられていた国防権、電波権、航空管制権を実質的に取り戻していたのだ。
とうぜん密約上は日米安保条約、日米地位協定は融資完済後に失効させる約束であろう。
すなわち2012年以降は安保条約、地位協定は弾力的に(失効までてごころを加えて)運用する過渡期に入っているのだ。
12年5月から東京スカイツリーが営業を開始した。電波権の実質的回復の段階を得ているということだろう。
羽田の発着枠もそれまでの年6万回から13年に年9万回に拡大した。航空管制権も暫時回復の途上なのだろう。
国防権についてもトランプ政権の誕生で在日米軍撤退も米国政府の政治目標となっているし、安倍さんは新防衛計画大綱を打ち出した。
野田政権の面妖な自滅解散選挙で第2次安倍政権が成立したのはまさに2012年末。
安倍内閣はただちに4月28日を日本国主権回復の日と定め13年から施行した。
政治書籍ではベストセラーとなった孫崎享の「戦後史の正体」が12年8月、前泊博盛・矢部宏治「本当は憲法より大切な日米地位協定入門」 が13年3月の発行である。
読んだ当時は非常に勉強になった本だが。
しかし2012年4月という密約の自己完結的幕引きのタイミング後に、密約の表面だけに相当する「安保・地位協定の正体」本が出てベストセラーになりマスコミで議論解禁になったんだからね。
意識高い系の床屋談義のための必読書という位置づけだろうナ。

228:堺のおっさん:
2019/03/20 (Wed) 18:42:51

>>227 Conganasさん
この論評は、鋭い!
久しぶりに、唸りましたわ。

229:mespesado:
2019/03/20 (Wed) 20:47:07

>>227

> この資金を実際に融資した金主は英サッスーン(HSBC)基金で、

 このサッスーン財閥って、大東亜戦争前夜から反日工作でも中心的な役割を果たしてきたユダヤ系財閥なんですね↓
https://blog.goo.ne.jp/kohay/e/766c8691b081ea376063753132efbcff

 それが戦後の、それも21世紀に食い込んでまで日本の独立にかかわる根幹に大影響を及ぼしていたとは…。スゴい話です!

232:Conganas :
2019/03/21 (Thu) 01:44:46

日露戦争の戦費調達で日銀副総裁の高橋是清は英国で戦時国債の公募をするが見向きもされなかったために国債金利は非常に高く設定せざるを得なかった。
米国におけるロスチャイルドの代理人である米クーン・ローブ商業銀行の頭取ジェイコブ・シフ(全米ユダヤ人協会会長)が高金利の超長期の条件で5000万ドルの外債引受を取りまとめた。
世上シフが戦時国債をひとりで引き受けたように伝えられるが実際はシフを窓口にリーマン・ブラザーズやハリマンなど米有力ユダヤ系銀行がシンジケートを組成して引き受けたのだ。
シフが亡くなり高橋是清が2・26で暗殺された後は、日米ユの調整キーパーソンが不在となり、クーン・ローブやモルガン、ハリマン銀行など米国ユダヤ銀行家勢は満州権益で日本と激突することになる。
米ユ銀への負債によって日露戦に勝利した日本。その後40年も米ユダヤ銀行家の影響下にあったのに日本は2.26を起こし中国に進出し米ユダヤ銀行資本を 排除して満州国を建国したという歴史である。この日本敗戦に向かうクラウチングアウトのシナリオライティングはユダヤ勢が描いたものだったように思える。
敗戦後、サンフランシスコ講和条約の裏密約の日本復興資金もロスチャイルドのアジアでの代理人サッスーンが取りまとめて英米の銀行家がシンジケートを組成したのだろう。
日露戦争当時の日本経済はGNP30億円、国の一般会計予算3億円、日銀券発行残高3億円、全国預金残高7億6000万円という規模。日本は当時のGNPの2.5倍、国家予算の60年分の対米ユ銀負債を背負って日露戦争に挑んだ。
そして驚くべきことに日露戦費の国債償還は高利の82年後に償還される超長期債だった。日露戦後の政府予算は長く3割以上の米ユ銀に対する国債の利払費に 割かれることになった。日本政府が米ユ銀行に対して国債の償還を終えたのはなんとプラザ合意の翌年の1986年だったのだ。
日露戦費国債の利払いから開放された日本には過剰流動性バブル経済が用意され、大阪証券取引所に日経平均株式指数先物取引市場が準備された。そして 1990年の株価大暴落を先導したのは、日経平均先物市場で売り総攻撃をかけた米ソロモン、モルガンなどユダヤ系の投資銀行だったのだ。
骨の髄までしゃぶられてきた日本の近現代史だ。


【追記 3.21 7:17】

《彼らの「闇の力」は我々の想定外》! 本来日本人の感覚を超えています。しかし、それに狃らされつつあった戦後日本、それを思いとどまらせてくれたのが3.11、そんな気がします。(神様のお計らいか、あるいは、カネ万能感覚の「闇の力」の思惑ちがいかは別にして。)

*   *   *   *   *

234 名前: mespesado
2019/03/21 (Thu) 07:11:07

>>232

> この日本敗戦に向かうクラウチングアウトのシナリオライティングはユ
> ダヤ勢が描いたものだったように思える。

 戦前のいくつかの事件が彼らのシナリオどおりに引き起こされたという部分は、既に歴史の闇に沈んで検証も難しいかもしれませんが、平成に入ってからの事件である以下の部分↓

> 日露戦費国債の利払いから開放された日本には過剰流動性バブル経済が
> 用意され、大阪証券取引所に日経平均株式指数先物取引市場が準備され
> た。そして1990年の株価大暴落を先導したのは、日経平均先物市場で売
> り総攻撃をかけた米ソロモン、モルガンなどユダヤ系の投資銀行だった
> のだ。

を読んで、なるほど!と唸らざるを得ません。
 なぜなら、まず「バブルが生じた」のは「生活必需家電が全家庭に行き渡り、売り上げが頭打ちになったから企業は設備投資が要らなくなった。よって有り余ったマネーの投資先は設備投資から資源が有限な不動産に必然的に向かったから生じた」ことは歴史の必然であるし、また「バブルが崩壊した」のも、これまた「現価主義の下で資産評価額に使われる不動産取引額には無限に高額な取引が続くわけもなく、ネズミ講と同じでバブルはいつかは崩壊する」ので、これまた歴史の必然です。
 つまり、これらの事件は、みな、いかにも「経済の必然から起きた自然現象」のように見えるので、誰にもその背後に黒幕がいたようには見えない。ところがユダヤ系の投資銀行は、上記のような「必然のカラクリ」をすべて予め読んでいて、その「自然現象」を自分たちの都合の良い時期に都合の良い規模で実際に発生させたわけですから、彼らの「闇の力」は我々の想定外の所にあるわけですね。何かすごいものを見せられたようで言葉もありません。

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めい

mespesadoさんのコメント、追記しました。
http://grnba.bbs.fc2.com/reply/16675542/234/

by めい (2019-03-21 07:42) 

めい

10:ぎのご怪獣 :
2019/03/20 (Wed) 20:12:08 host:*.eonet.ne.jp
http://grnba.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16699469

ユダヤの内ゲバ
http://kinokokumi.blog13.fc2.com/blog-entry-11559.html

ユダヤ教を利用しようとした「白人ハザール偽ユダヤ人」が
ユダヤ教徒の邪魔な奴らをまとめて殺害して、完全乗っ取りを計った。
それを「ヒットラー」という抽象組織の仕業だと見せかけた。

ユダヤ教徒と偽ユダヤの内ゲバを
「ユダヤ弾圧」と話しを捻じ曲げ続け
偽ユダヤ人の正当性をはかろうとした。

それを暴こうとしたユダヤ教徒は
「ユダヤ弾圧」の犠牲者として始末してまわられる。

内ゲバロンダリングは続くよどこまでも。

これが真相だと思っている。

by めい (2019-03-25 04:51) 

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